ティータイム

ポケモンGOが変えた世界…『自分の足で歩く』

2016-12-28 NEW!

 

深夜の放送でしたが、12月19日(月)24時45分からフジテレビで放送された「ポケモン

GOが変えた世界」ご覧になられましたでしょうか。

 

世界中で6億人以上が外に出てスマホを片手にゲームを楽しんだという「ポケモンGO」。

今年の殆どのニュース上位に入っていましたが、この番組では、今年世界的大ヒットと

なったゲーム「ポケモンGO」が引き起こした世界の熱狂を紹介するだけでなく、ただの

ゲームとしてではない人間と最新テクノロジーの新たな関わり方を産み出した製作者たち

の思いを教えてくれました。

 

きっかけは、日本人のGoogleスタッフが2日間限りのエイプリルフールイベントで

「ポケモンがGoogleマップ上に出て来たら」という単発の思いから産まれたものでした。

 

世界中で大ヒットしたのはナイアンテック代表ジョン・ハンケ氏がそれに注目し、

『自分の足で冒険に出る』というテーマと一体化させて、2日間限りのイベントを、

より価値あるものに作り上げ、発信できたこと。

 

この事によって、病のために自宅で引きこもりがちだったアメリカ・ノースキャロ

ライナ州の少年が、携帯端末技術をきっかけとして家族との絆を深め外に出られるよう

になったこと。ナイアンテックが、初めて宮城県の要請に応えて行った公認イベント

では、東日本大震災の被災地でゲームを通じて被災地に観光客が戻り地域経済を

潤おわせることに一役買いました。

 

このゲームによってコミュニケーション障害をもつ引きこもりがちな少年が外出して

自分から話しかけ友達を作り、老人ホームの高齢者が笑顔を取り戻して生き生きと

スマホを手にして散歩を楽しんでいたのです。

 

「人々が外に出かけるきっかけを作りたい」「世界を変えるために」そんな熱い想いが

『ポケモンGO』制作の裏側にあったとは思いもしませんでした。課金システムに関し

ても、お金の有る無しでゲームが楽しめないのは良くないという気持ちがあった事も、

知る事が出来て大満足の1時間特番でした。

 

今日で弊社は仕事納め。明日から年末年始のお休みに入り、年明け1月5日からの

営業となります。来年は、また、どんな1年になりますでしょうか。自然災害やテロ

国民不在でやりたい放題の政治…嫌な事も沢山頭に浮かんでしまいますが、良くしたい

良くなりたい、変わりたい、変えたい…そんな思いを大切に来年も過ごしていきたいで

すね。

 

年内のブログは今日が最終の予定です。今年1年有り難うございました。

 


 

 

 

 

 

 

 

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パン職人…その2『自分のパンを広げる』

2016-12-22 NEW!

 

昨日の『僕だけのパン』に続いては、自分のパンを世界に広げようとするパン職人の

ご紹介。12月15日放送のカンブリア宮殿『無添加の焼き立てパン屋が全国で急増中!

異色の「5日で開業できる」手法の秘密』ご覧になりましたか?

 

パン消費量が増え続ける一方で、いわゆる「町のパン屋」の廃業が相次いでいるとの事。

昨日の話ではないけれど長時間労働が当たり前とされる厳しいパン職人の世界を若者が

敬遠し、後継者が育たないためだというのです。そうした中、注目を集めているパン屋、

それが今回の主役です。

 

無添加パンを、焼き立てで提供し、岡山では最も高い売り上げを誇る人気店の『おかやま

工房』ですが、注目される理由はそこではありません。なんとこのお店、たった5日間で、

パン作りのノウハウを身につけられる(リエゾンプロジェクト)研修講座を開き、その

卒業生が全国各地で次々と開業、その多くが人気店に育っているというのです。

 

愛媛県伊予市の山間の町に、無添加の手作りパンを売りにしたパン屋が去年9月、開業し

ました。この町は、人口5,000人ほどの過疎地域で、以前あったパン屋は廃業してなく

なっていたため、地域住民たちは大喜び。さらに、味もいいと評判になり、昼にはパンが

売り切れてしまうほどの人気となっていました。

 

そんな人気店のオーナー伊藤洋一さん(44歳)は、4人の子供と妻の6人家族。「自然の

中で子育てしたい」と2014年にカメラメーカーを辞め、東京から移住してきたというの

です。実は、伊藤さん、パン作りは全くの素人でしたが、5日間の研修講座に参加し、

ノウハウを身につけました。今、この講座は大人気で、実は東京など都心部でも卒業生

たちが次々と開業、その数は全国120店舗以上になっています。

 

無添加、焼き立てを売りにした岡山市で人気ナンバー1のパン屋さん。それでも、オー

ナーの河上さんは、「今はパン作りを人に教え、開業を手伝う方が面白い」と話しま

した。そんな河上さんの活動は、国内だけでなく海外にも広がり、海外店舗も既に11

店舗、今年はロサンゼルスにも研修センターを開いたそうです。

 

いつもの村上龍さんの編集後記から

『苦労して名を成した職人は、「簡単に真髄がわかってたまるか」そう思いがちだ。

河上さんは違う。休日なし、睡眠時間3時間、恐ろしく過酷な環境で修行したのに、

執着も郷愁もなく、「5日間でパン職人に」というアカデミーを創設した。「時代も

違うし、機械・器材も進歩してますから」あっさりと言う。きっと「苦労」はして

いないのだろう。大変だったに違いないが、ワクワクすることも多く、たぶん「苦」

ではなかった。そのクールで民主的な姿勢が、「毎日食べても飽きないパン」を支えて

いる。』

 

社長の金言は・・・

「町のパン屋」が生き残るには楽しく働ける仕組みが必要

 

ついでに座右の銘・・・

新しい挑戦が新しい世界を創る

 

昨日のパン職人は、自分のパンをトコトン追求する事に精一杯で、またその中に喜びを

見出していました。今日のパン職人は、そんなパン職人を増やす為に、売れ筋の基本と

なるパンの製法を教え、パン職人を増やす事に喜びを見出していました…

 

  全く違うけれど、お2人とも、とっても魅力的な人でした。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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パン職人…その1『僕だけのパン』

2016-12-21 NEW!

 

今日、明日と2日間にわたってパン職人を特集した番組からお伝えしたいと思います。

まずは、少し前になりますが、NHK10月24日放送のプロフェッショナル仕事の流儀

『僕のパンは、まだおいしくなる』から。

 

食べてみたいパン屋さんとして、1位になった伝説のパン屋さん…主役の竹内さんの

パンがなぜそこまで多くの人を魅了するのか…。その秘密は、完全オリジナルの製法で

作られる“どこにもない味”にあるとの事。

 

たとえば、定番の食パンは、通常の倍にあたる水分を加えて生地を仕込んでいきます。

極度に生地が柔らかいため、扱うだけでも相当な技術を要する上、機械での成形が

出来ないので、大量生産も不可能。手間はかかりますが、その分、もっちりとした

食べ応えとのどごしの良さにあふれています。

 

人気のメロンパンは、通常1時間程度、高温で生地を発酵させるところを、自家製の

天然酵母で、15時間も発酵させていきます。伝統の技法もセオリーも無視し、時に

邪道とまでいわれる竹内さんのパン作り。それでも、追求するのはあくまでも美味しいか

どうかだと、言い切るのです。

 

竹内さんは、自らが生み出す全てのパンに対して、この様に話されていました。

「まだ、おいしくなるんですよ。絶対。最後は本当に感動してもらえるもんが

できるんちゃうかなっていうね。絶対なるんすよね。そうなるまでがんばるから。

パンなんてどこでも売ってるわけじゃないですか。これで完成やと思ったら、もう

それで終わりじゃないですか。」

 

パンは、いつでも誰でもどこででも手に入る。その中で、自らのパンを欲してくれる

という客に、想像以上のパンを食べてもらえなければ意味が無いというのが竹内さんの

考え。そのために日々、“どこにもないパン”だけを追い求めて作り続けているのです。

 

何の取り柄もない、勉強もスポーツも出来なくて不登校になり、そこから、『ああ、

日本の社長』という番組を見るようになって、社長になるという夢 金持ちになる

という夢を持って、パン職人の道を走り、1日に千人もの客を呼び込んで1日百万円もの

売上をたたき出していきました。

 

いつしか、24時間体制でただパンを作り続けるようになると自分が崩壊してしまいます。

そうして人気の絶頂期にあった『ブランジュリ タケウチ』を閉店。本当に自分のやりたい

事に気づいた竹内さんはちゃんと納得出来るパンを提供するために完全予約販売だけの

『生瀬ヒュッテ』を3年後にオープンしていくのてす。

 

パンは僕のすべてと話す竹内さんは、良い言葉をいくつも話しておられました。

1番印象に残ったのがこの言葉。

 

『今日の限界は明日の限界ではない』

 

プロフェッショナルとはと尋ねられると、恥ずかしいそうにこう言い切られました。

『どこにもない自分にしか出来ないものを産み出し続け、

   それをさらに進化させ続けられる人』

        たゆまぬ努力がそこにはありました。 

 

 今日ご紹介したのは『僕だけのパン』でしたが、明日は、対照的な『みんなのパン』に

ついて、同じようにテレビ番組から御紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

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長野にあるヨーロッパの田舎町

2016-12-16 NEW!

 

11月3日放送のカンブリア宮殿『農村を磨いて本物を生む! 主婦が殺到する人気ブランド店

の秘密!!』ご覧になられましたか?「ヨーロッパの食卓」をブランドコンセプトにした

"こだわりの商品"を全国46店舗で販売している「サンクゼール」が今回の主役。

 

この店の目玉商品が...添加物を使わないジャム。中でも特に人気が高いのが、「オール

フルーツジャム」。ジャム作りに必要な砂糖を使わず、果物の甘さだけで作り上げられて

いるのです。我が家でも愛用しておりますが、質の悪い砂糖や体に良くない人工甘味料を

使っていないので、安心して、自然の甘みを堪能できます。

 

見た目は外国産のようなパッケージのジャムでなかなかオシャレです。そんな「オシャレ」

で「安心・安全」なオリジナル商品を目当てに、店には連日多くの女性が詰めかけている

そうです。都会的で魅力的な商品を展開しています。

 

全国展開するサンクゼールの本店は、長野県・飯綱町にあります。人口わずか1万人の

小さな町の丘の上に建つ本店は、普通の店ではありませんでした。およそ3000坪の

敷地内には、食事やワインが楽しめるガーデンテラスやレストラン、本格的なチャペルも

並び、年間12万人が訪れる人気の観光スポットとなっていて、最寄りに行けば是非立ち

寄りたい所となっています。ちなみにサンクゼールの丘はこんな感じのところです。

 

良いでしょう、この感じ。また、8haある自社農園ではワイン用のぶどうを栽培し、

ワイナリーでオリジナルのワインを製造。その他にも敷地内にはジャムやパスタソース

の工場もあり、自家製造のこだわり商品を全国の店舗に配送しています。

 

実はここ、社長の久世さんが30年前にフランスで出会った世界観を再現しているそうです。

「田舎にこそ大きな可能性がある。ヨーロッパの田舎の世界観は、日本でも通用する」

フランスで見た農業、自分で作って収穫して、加工して販売まで行う6次産業を実現したい。

そう信じて田舎の良さを武器に成長してきたのです。

 

夫婦2人で始めたジャムメーカーが、年商64億円のブランドショップになり、今では

ショッピングモールでよく見かける久世福商店を知っている人も少なくないでしょう。

久世福商店も、良く覘かせて頂いておりますが、今度は番組でも紹介されていた

「万能だし」を見てみたいと思いました。

 

いつもの村上龍さんの編集後記では、以下のように書かれていました。

 

『日本も本当の豊かさに気づきつつある、久世さんと話していて、そう思った。貧しい国は、

衣食住など、切実に優先すべきことがあり、田舎にこそ美しい風景があるというような

実感を持つのがむずかしい。「外部の視線を持ったよそ者だったから信州の風景の良さを

発見できた」久世さんはそう言う。ただ、よそ者として存在するのは簡単ではない。

往々にして孤立する。だが、孤立から目をそむけず、現実に立ち向かうとき、必ず同志が

現れる。つまり、孤立を恐れない永遠のよそ者だけが、同志を得て、新たなる地平を

拓くのである。』

 

また社長の金言はシンプルでした。

 

  『夢があるからこそ、やる気が出る』

 

 全くその通りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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世界!! ニッポン行きたい人応援団

2016-12-15 NEW!

 

12月8日放送のテレビ東京『世界!ニッポン行きたい人応援団』ご覧になられましたか?

 

私の大好きな番組の1つで、同じテレビ東京の『YOUは何しに日本へ?』と同様に、

外国人が主役の番組としてありながら、日本の良さを再確認できる番組として、

素晴らしい番組だと思っています。

 

毎週水曜日の夜放送されていますが、今更先週の番組を見て、ブログに書きたくなって

書いています。

 

番組ホームページには以下のように書かれています。

 

『私たちは、どこかの国で待っているであろうニッポンのことが大好きな外国人の方の

熱い思いをご紹介したいと世界の国々で大捜索!その中からニッポンで夢を叶えたい方の

お手伝いするため、ニッポンにご招待致します。

ご招待した際、ニッポンでできるだけ夢を叶えて頂こうとお手伝いをしているのです…

…中略…日本全国の皆さんとの‘ステキな出会い’や‘温かいおもてなし’を…』

 

今回は甲冑創りにハマっている人と文楽にハマっている人が登場していましたが、

毎回、日本人でも知らないような事まで勉強している人が多く、また、迎え入れる

日本人の方々も素晴らしい人ばかりで、つい貰い泣きしてしまう事もしばしば。

 

今回はサンマリノのルイジさんの涙に貰い泣きしてしまったのであります。日常では

ストレスになる様々なことがありますが、この様な番組を見ているとそんなストレスも

きれいに洗い流される気がします。

 

人の熱い想い…それに応える素敵な人たち…良いですねぇ…

そう言えば、今日15日は水曜日なので、ご存じない方は見られてみてはいかがですか??

 

 

 

 

 

 

 

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マニュアルではない個々の『おもてなし』

2016-12-14 NEW!

 

12月1日放送のカンブリア宮殿、『リゾート再生の達人がさらなる進化!「日本旅館を

世界へ」』ご覧になられましたか?

 

日本の観光業は、今、変革期を迎えているとか。2010年に861万人だった訪日外国客数は、

今や2000万人に激増し、政府は、2020年の訪日外国人目標を4000万人に倍増させようと

しています。

 

東京には、世界の有名ホテルが立ち並ぶ一方、全国的に日本旅館は苦戦を強いられて

いますが、そんな中で、成長を続けているのが星野リゾート。我が家でも『一度は泊まって

みたい星野リゾート』として、憧れの宿となっています。勿論、まだ未体験ですが…

 

去年秋に開業したばかりの日本旅館「星野リゾート 界・鬼怒川」。鬼怒川と言われると、

関東人にとっては、お馴染みすぎて足が向かなくなっているかと思いきや、星野リゾート

のおかげで変わりそうな気配も…。客室は、畳に低めのベッドとソファ。現代人に合わせた、

温泉旅館。調度品や食事に栃木の地域性を活かし「鬼怒川」の魅力をまるごと楽しめる

ようになっていました。

 

運営している星野リゾートでは、日本旅館の伝統である〝女将制度〟を廃止。スタッフ

一人一人が女将となって、自主的に細やかな“おもてなし”をして行くので、本当に心に

染みるおもてなしが、管内の様々なシーンで見られるようになっています。

 

そんな星野リゾートも、世界を見据えた動きが、東京で始まっていましたた。2016年7月、

東京のビジネス街・大手町に「星のや東京」をオープン。1泊1室72000円~(食事別) 

これまで、地方リゾートを得意としてきた星野が、初めて都市型の旅館に挑んだのです。

 

ヨーロッパにはない日本のスタイルだと海外メディアからも注目され、ホテル投資カン

ファレンス(HICAP)において最優秀賞「Reggie Shiu Development of the Year」を受賞

しました。

 

軽井沢の老舗温泉旅館4代目の後継ぎとして育てられた星野社長。アメリカ留学を経て、

実家の旅館改革に取り組みますが、父親の反発を招き対立し、とうとう株主総会で父親

から31歳の若さでで社長の席を奪ってしまいます。

 

星野社長のやり方に反発した社員たちは、次々に辞めてしまい、人材難に陥った社長は、

社員のやる気を引き出すために、現地スタッフが自ら発案する地域らしいサービスを

心がけるようになって、今の星野リゾートの基盤ができていきました。

 

世界有数のリゾート地、バリ島。この地でも、もう一つの新たな挑戦が始まっていました。

来年1月20日にオープンする予定の「星のや バリ」。「星のや」ブランド初の海外進出

です。勿論、ここでも、星野リゾート流の細やかなおもてなしを実現できるサービス

スタッフ教育を行っています。

 

日本流を押し付けるのではなくて、バリ人のスタッフが考えるバリならではの・・・

『おもてなし』を創り出そうとしているのです。その地に根ざそうとする日本流の

『おもてなし』これからも楽しみです。いつか泊まってみたいです・・・。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ナゾ解き古事記~神と人の1300年」

2016-12-13 NEW!

 

12月6日に放送された「ナゾ解き古事記~神と人の1300年」、ご覧になられましたか?

 初めてご紹介させて頂くこの番組は、火曜日の夜11時からBS朝日で放送されている

「火曜ナイト」という番組になります。番組自身の紹介では、概要を、『オトナの

知的好奇心を刺激するバリエーションに富んだ番組を週替わりでお届け!』としており、

私も今回初めて見させて頂きました。

 

古事記と日本書紀の違い、ご存知でしたか? 名前こそ有名ですが、中身については殆ど

知らないというか、興味すら持っていなかった、私ですが、なかなか面白く、分かり

やすく解説して頂きました。

 

そもそも、2つとも国の成り立ちを綴った歴史書として作られたとの事でしたが、同じ

話でもこんなに違うのかと、改めて違いを見せられた2つの歴史書。

 

出雲、奈良を巡って探る、古事記誕生の謎。日本書紀との記述の違いから読み解く、

古事記の立ち位置。出雲神話、ヤマトタケル、知られざる皇子の悲劇。

 

古事記は歴史の出来事をドラマティックにリアルに書き記し、日本書紀は、国の歴史書

としての構成を重視して、都合の悪いところを改ざんしている様に感じられました。

ある意味、今の政治を思わせる様な国の立場からの歴史書が日本書紀。

 

一方、物語に踏み込んで書かれた古事記は、娯楽性あふれる歴史書として1,300年

以上経った今でも、楽しめる書物として『あり』だなと感じさせられました。読み

やすく書かれたものなら読んで見たいとも思わせるほどでした…。

 

そんな『火曜ナイト』今日13日放送予定の「満州崩壊はここから始まった~モンゴルに

眠るソ連秘密基地の謎~」も、なかなか面白そうですよ! リアルタイムで番組を見る

ことは、なかなか難しいですが、録画して都合の良い時に見るなら結構裏番組まで見ら

れます。録画がたまってしまうと、2倍速にして見ることもあって家内には不評ですが…
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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お米を食べて、これから始まる花粉症を撲滅?

2016-12-9 NEW!

 

11月20日放送の未来アイズ『国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構』

ご覧になられましたか?国の政策で広がってしまったスギ花粉症。医療関連費他、

スギ花粉症による損出は2,860億円と言われ、現在、日本人の約15%にあたる1,700

万人もの人が花粉症にかかり、その数は年々増加しているそうです。こんなのに

かかる訳がないと思っていた私も、突然発症してから既に20年になろうとしています。

 

花粉症予備軍と考えられる花粉に対する抗体を持っている人の率は、スギ花粉だけを

取ってみても、60%近くになっていて、特に若い人に多いと言われているようです。

そんなスギ花粉症が、特別な「米」を食べ続けることで治るかもしれないというのが

今回のテーマでした。

 

遺伝子組み換え技術を駆使した「スギ花粉米」を研究・開発しているのは、国立研究

開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 スギ花粉米研究チーム元ユニット長の高岩

文雄先生で、先生は『自分がひどい花粉症だったから挑めた』と話されていました。

 

現在あるのは対処療法が殆どで、根本的な治療には、アレルゲンそのものを注射などで

少しずつ投与し、アレルゲンを体が異物と認識しなくなるようにするという方法があり

ますが、この治療は3~5年と長期にわたって、治癒率も6~7割と低いと言われます。

 

高岩先生は、この方法を毎日の食事に取り入れてはどうかと考え、選んだのは日本人の

主食であり、先生自身とゆかりの深い「お米」でした。アレルゲンの構造を変えて

安全性を高めた抗原を「米」に蓄積する遺伝子をつくって稲に導入したのです。

 

「スギ花粉米」は通常の「米」と外見はなんら変わらなず、コシヒカリでもササ

ニシキでも、種類を問わないそうですし、室温の障害を受けても成分が変わらない

から、長期保存も可能との事。

 

高岩先生の遺伝子組み換え技術を使えば、各種アレルギーの治療はもちろん、血中

コレステロールや中性脂肪、血圧が調整できる治療米も開発できるかもしれない・・・

そんな夢のような話へと広がって、このスギ花粉米の臨床試験も始まっているとの事。

 

まだ実際に治療法として実現させるまでには10年ほどかかるという話でしたが、

早く実現すると良いですね。私なんぞは対処療法でステロイド薬に手を出して

しまったもので、ステロイドを絶ってから何年も経つというのに悲惨な状態が

続いているもので・・・切実です・・・
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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憤りを覚えた身勝手な農協・・・

2016-12-7 NEW!

 

11月22日のガイアの夜明け『巨大規制に挑む』ご覧になられましたか?独占企業では

ないけれど、農協の傲慢な一面が見られて例えようのない怒りすら覚えた1時間でした。

 

スーパー特売の常連商品として牛乳がある一方で、生乳から作るバターはここ数年、

なぜか品不足が続き、価格は10年間でおよそ40%アップ。「今年のバター不足は去年

より深刻だ」と、パン屋さんはバター確保に躍起です。いったいなぜ「バター不足」が

起きているのか。たどり着いたのは国が作り上げた、本来農家の生活を守るために

作られたはずの農協の存在でした・・・。近年、毎年のようにニュースで取り上げら

れる「バター不足」。実は消費者だけでなく、パン屋さんをはじめ様々な業者にも

影響が広がっているのです。

 

今回の主役は、群馬県伊勢崎市の「MMJ」という会社。いま、全国の酪農家から注目され

ている企業です。社長の茂木修一さんは酪農家から直接生乳を買い付け、牛乳をつくる

中小の乳業メーカーに販売しています。そんな茂木さんは、仕入れた生乳でバターを

作ってもらおうと加工会社を訪ね歩くのですが、返ってくるのは「担当者が不在」という

返事。 実は農協の言うことを聞かずに協力した工場が農協から吊るし上げにあい、

危うく倒産に追い込まれそうになったケースがあったのです。腹立たしい話です。

 

生乳取引は、国などから指定を受けた「指定団体」と呼ばれる組織が国内の生乳流通の

95%を取り仕切っているそうです。全国で10ヶ所の指定団体は、すべて農協の組織。

一方、「MMJ」は指定団体から独立して生乳を流通。つまり加工会社は、MMJと取引

すると「指定団体」から睨まれ、生乳を融通してもらえなくなることを恐れていたのです。

 

茂木さんが「指定団体」に立ち向かって生乳を流通させるのには理由がありました。

「指定団体」に出荷すると、酪農家が生産量や価格を自由に設定することが難しいのです。

美味しい生乳を作るために色々な工夫をしている農家も、そうでない農家も同じ値段で

売られてしまうため、努力や工夫に見合う対価を得ることができていないのです。

 

一方、酪農家の間にも、茂木さんと取引して自由な酪農運営を目指そうという人が現れる

ようになっていました。北海道のとある地方の酪農家の男性も、その一人。MMJに生乳を

出荷するためには、これまで取引してきた地元の農協との契約を解除する必要があります。

しかしそこには、農協の“壁”が…。

 

買っても売っても手数料がかかってしまうと嘆く酪農家が農協に支払う手数料は、毎月

20万円近いお金…。かと言って農協から抜けるなら、エサ代上げると脅されて…。

 

ひどい話です。番組の中では、『少し不足しているくらいの方が、購買意欲がわくし、

高くても買うんだから』と、堂々と意図的にバター不足にさせていると話す人物まで

登場し、腹立たしさも極致。久々に『ふざけんな!』と怒鳴りたくなる話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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子供の笑顔が見られる魚屋さん

2016-12-1 NEW!

 

11月15日放送のガイアの夜明け『知られざるうまい魚を届ける』ご覧になられましたか?

 

日本の魚食文化が危機に瀕している・・・今年の2月に話題になった、三陸沖や北海道東の

排他的経済水域境界線付近で操業する中国の新型巻き網網漁船団が急増の話。中国の

新型巻き網漁船によるサバ・アジの乱獲が問題となって、日本の漁業資源に大きな影響を

与える恐れもあり、水産庁が監視を強化しているとの話でしたが、その後の動きに変化は

なく、中国で中心になる漁港では鯖御殿なる物が建ち始めて、酷くなる一方。

 

水産庁によると同海域で操業する中国漁船は、2014年には殆どなかったのに、1年間で

確認した中国漁船は194隻に上り1000トン級、1500トン級の大型漁船も少なくないとのこと。

こうした中国漁船は、500キロワット近い強力な集魚灯で魚群を集め、先端が袋状になった

虎網など、長さ1キロ近い長大な網で根こそぎ取り尽くす荒っぽい漁法を繰り返している。

この漁法は日本では既に規制が入っている方法。サバやイワシ、イカなどを稚魚も含めて

大量に漁獲しているとみられ、国内漁業者の漁獲減少や日本近海の水産資源は危機に瀕して

という話でした。

 

そんな中国のみならず、日本食ブームもあってか、今や世界的な争奪戦で輸入魚の価格も

高騰。国内の漁業は、後継者不足や食文化の変化によって縮小の一途を辿っています。

そんな中、これまでの常識を打ち破る手法で各地の漁師と手を結び、今まで知られて

来なかったうまい魚を消費者のもとへ届けようという企業・・・それが今回の主役でした。

 

新しいタイプの「魚屋」として注目されているのが「sakana bacca(サカナバッカ)」。

明るい外観は、まるでオシャレなブティックのようです。現在都内に5店舗を展開。

大きなガラスケースに並ぶのは、全国各地から届いた珍しい魚。仕掛けたのは「フーディ

ソン」というベンチャー企業です。

 

代表の山本さんは、地方で漁師と知り合い、流通の過程で多くの中間マージンをとられて

いること、さらに大手スーパーなどは、定番・定量・定時・定価という「四定」を実現

できる魚しか買わないことを知りました。そこで「魚ポチ」(ウオポチ)というECサイトを

立ち上げ、朝3時までに飲食店が注文すると、1匹からでも当日の午後までに納品する

というシステムを作りました。

 

現在では5000店の飲食店が“買い手”として登録。フーディソンには全国から「販路を

広げるためのアドバイスを」との問い合わせが相次ぐそうです。

 

新潟・村上市・岩船港。漁師たちは高齢化が進み、「儲からない」と嘆くばかり。この

現状を打開すべく、フーディソンは地元でしか流通していない、魚に賭けることに。

稼げない漁師の生活を支える取り組み、素敵でした。漁協の数は減る一方だという

グラフは、日本人としてショックでしたが、サカナバッカを訪れて、店員さんと

楽しそうに話す子供の姿、サカナバッカに通ううちに、魚好きになった子供の前面に

出る姿がよく見られる魚屋さんなんて・・・初めて見た気がします。

 

魚屋の在り方を、改めて考えさせられたお話でした。これまでの日本の販売システム・・・

中国は、漁法まで、爆漁…道徳観までは、簡単には変えられませんからねぇ・・・
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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