昨日、最初のグランドスラムである全豪オープンテニスが終わりましたが、ご覧に
なられましたか? 先週のブログでも触れた夢の対決が実現し、思った通りの、非常に
レベルの高い決勝戦が行われ、どちらにも勝ってほしい気持ちで釘付けになって見せさて
頂きました。
決勝に進んだとき、ナダルが語ったこんな話・・・
「フェデラーが昨年、僕のテニスアカデミーの催しに来てくれたとき僕らはふたりとも
故障していて、子供たちとエキシビションマッチをプレーしたんだ。ここの決勝で会える
なんて想像もしていなかった。だからこれは僕らふたりにとって、本当に特別なことなん
だよ」
2人がお互いを尊敬しつつ、ライバルとして常に意識し、昨年はお互いにケガからの
休養期間に入るなど、復帰戦となった全豪オープンはどちらにとっても深い想いのある
グランドスラムでした。結果は、交互に1セットずつとって最終セットにもつれこみ
最後はフェデラーが取ることになりましたが…本当に歴史に残る名勝負でした。
そう言えば、女子シングルスの決勝も、まさかのウィリアムズ姉妹の対決となって
これまた懐かしい展開になっていましたが、試合後、負けた姉の観衆に向かって語られた
話…「セリーナの勝利は常に私の勝利でもあった」。ウィリアムズ姉は4大大会が
オープン化されて以降、全豪オープンの女子シングルス決勝に進出する最年長者の
選手でしたが、素晴らしい一言でした。
更におまけになってしまいますが、車いすテニスの部では女子シングルス決勝があり、
第2シードの上地結衣さんが第1シードのイエスカ・グリフィユン(オランダ)を
2-1で破り、初優勝を飾りましたね。錦織や大坂選手が負けていただけに、これも
良いニュースでした。
今年1年、男子テニスはデミトロフも加わって、まさに戦国時代に突入しそうな予感です!!