ティータイム

スーパードライ生ジョッキ缶 アサヒビールの熱い志

2021-5-3
カテゴリ:テレビ番組から

 4月29日放送のカンブリア宮殿【新時代の幕開け!アサヒビールの戦略に迫る】の回、ご覧になられましたか?

 

アサヒビールが常識をひっくり返す新商品を発売しました。おなじみスーパードライの「生ジョッキ缶」タイプです。ビール好きの方で、まだ知らないという方は居ないと思いますが、缶のフタが全開すると泡が自然に出てきて、居酒屋やレストランで出てくる生ジョッキのような味わいが家庭で楽しめるというものです。泡も非常に細かく、今までの様にコップに注いで飲むと、かえって泡が荒くなるので、そのまま飲んで欲しいという、洗い物も増えずに手間いらずの優れもの。コロナ禍の今、居酒屋に行けずに生ビールの禁断症状が出かけている人には、家呑みに是非欲しい一品。

 

1987年の発売以来、アサヒビールの屋台骨となったスーパードライですが、近年は若者のビール離れ、コロナによる外食不況などにより苦戦を強いられています。その反撃ののろしがスーパードライ生ジョッキ缶。「こんな商品、今までに無かった」とすでに大きな話題になっています。お試し販売としてローソンで扱われるや否や、大騒ぎとなって、店頭販売が始まると大騒ぎになって、あっという間に完売。生産が追い付かなくなって、一時休止状態に追い込まれる次第です。

 

コロナ禍・・・お酒を扱うお店は目の敵にされ、売上も大きく落ち込んでいます。そんな中にあって、レストランと共存共栄を目指すアサヒビール。素敵な事にコロナと闘う飲食店を陰ながらバックアップしていました。飲食店に新人が入ると聞くと、営業担当がさっそく出向き、ビールサーバーの使い方・洗浄方法からグラスの拭き方まで、ビールを美味しく飲むノウハウをレクチャー。さらに、支援給付金など支援制度の活用方法からテイクアウトを始める店の容器の相談まで、ビールだけにとどまらない様々な相談に応じているのです。

 

新型コロナも第4波を迎えていますが、ワクチン接種率が経済協力開発機構(OECD)加盟37カ国中、何故か最下位という恥ずかしいレベルの日本。何度か緊急事態宣言を行ってきましたが、この1年以上もの間、場当たり的な…表面的な対応に終始追われていたかのような政府や知事さんたちの、あまりの対応の不十分さに、ほとほと嫌気がさしていますが、こうした民間の動きには、本当に心動かされるものがあります。自粛しろ、動くな、休業しろ・・・と命令に近いお願ばかりで、具体的で充分な支援のない事を思えば、どれだけ財源のない民間の方が心強い事か・・・

 

社長の塩澤賢一さんの座右の銘…「降り止まない雨はない」。今だからこそ、心の中にしっかり置いて、この苦境を乗り越えていきたいものです。

 

ついでになりますが、先日【2030年 未来への分岐点】というNHKの特番を見ました。『第1回 暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦』『第2回 飽食の悪夢〜水・食料クライシス〜」と、未来の為に、今すぐ行動を改めなければ…と思わせてくれる良い番組を見させて頂きました。今、自分の立つ場所・環境をしっかり理解して、未来に活かせる生き方がしたいものです。

 

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