先日1月29日に放送された未来アイズ『株式会社ブイシンク』の回はご覧になられましたか?
自動販売機を進化させ、画期的なサービスを生み出した、株式会社ブイシンク 井部さんが
今回の主役でした。
開発したタッチパネル式の自動販売機「スマートベンダー」は、急増する訪日外国人に
向けた多言語対応や観光情報、ARによるエンタメ機能など新しいサービスを搭載、更には
地震震度や避難場所、犯罪者などの検知通報が可能とのことです。
随分前になりますが、自動販売機の前に立つと顔認証を行って、年齢や性別を予測し
お薦めの飲料を表示するといったデジタルサイネージが登場しいていましたが、それを
もっと進化させた形でのスマートベンダーと言ったところでしょうか。
3年後に迫っている東京オリンピックをはじめ、増え続ける外国人観光客に対応できるよう
「スマートベンダー」は各台が位置情報を把握しており、周辺のグルメや観光名所、交通
手段を表示可能にしています。地震発生時には、最も近い避難場所も教えてくれるそうです。
「スマートベンダー」自体が日本の『おもてなし』の機能を備えていて、内蔵された
カメラを使って、武士や着物姿の姿をはめこめる合成写真まで作成でき、撮影した画像は
QRコードを通じて保存も出来るとのこと。自販機の前で外国人の親子がはしゃいでいるのは
何とも不思議な光景でした。
さらに、内蔵カメラは犯罪者を検知する機能も有しいて、治安維持にも貢献。自販機を
通じて、安心・安全なおもてなしを実現するべく挑戦を続けるているとのこと。すごい
スピードで進化している事を実感させられました。飲料を買うだけの自動販売機から
考えていくと、置くだけの機械が無限の可能性を生み出しているのですから、これからも
楽しみです。