NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」が始まりましたが、放送直前に、「直虎は
男だった?」なんて話が持ち上がって可笑しな話になってきているのを御存知でしょうか。
12月14日、井伊家の史料を収集する井伊美術館が発表した話ですが、直虎は女性では
なく、今川家の家臣の男性であった可能性を示す文書を見つけたとか。文書には今川家の
家臣の息子が「井伊次郎」という名を使っていたことが記されており、美術館は「もしか
したら男だったかもしれない」とコメントしているそうです。ただ、ここには「井伊次郎
(直虎)」が井伊家の当主だったかどうかなどは触れられていなかったとか…。
これまで直虎については、江戸時代中期に龍潭寺(浜松市)の和尚が記した『井伊家
伝記』で、度重なる当主の戦死などで幼い男子しか残らず、その後見人として井伊直盛の
一人娘の「次郎法師」が「井伊直虎」と名乗って井伊家を救ったとの内容が、残されて
いるとのこと。
どうなんですかねぇ…とは言うものの、詳しい資料はあまりなく、男か女かはハッキリ
分からない…とか…。それなら、そんな話を気にしながら娯楽大作を見ても仕方がない
ので、あくまでもドラマとして楽しませて頂こうかと思っている私です。
問題はそんな資料の少ない話をどれだけ間延びさせずに1年余りの放送をしていくのか
という所。正直、NHKの大河ドラマを1年通して最後までしっかり見られたことが
殆どなく、途中で飽きてしまう私ですので、今年こそはと期待している部分もあったり
して…。話的には、直虎が女性であった方が圧倒的に面白いとは思うのですがねぇ…