ティータイム

15人の素人集団による「アレ」の誕生秘話

2023-6-20 NEW!

 Mr.サンデーの特集コーナーに取り上げられたお話・・・
日本の社会を変えた15人の素人集団 誰もが知っている「アレ」の誕生秘話

それは今や47都道府県、全てに存在し、誰もが利用したことがあると言っても過言ではない。 そんな我々の生活に欠かせないものを誕生させたのは、全く異なる畑出身の素人集団。立ちはだかるいくつもの壁、それを乗り越えるために考えられた秘策の数々。 そして彼らは、戦後最大とも言われる大偉業を成し遂げていきます。 これは今では当たり前にあるものを、当たり前の存在にするために素人集団が繰り広げた挑戦の物語です。

今から52年前の東京で始まった。 鈴木敏文、清水秀雄の2人は、当時業界では17位という、とある中堅企業に勤めていました。2人は海外研修に参加し、アメリカを訪れた時に偶然知った「あるもの」」の存在が妙に気になり、記録を詳しく調べてみることに。 すると、2人が見つけた「あるもの」は、アメリカで徐々に増え続け、この時 実に4000も存在していました。日本に持ち込めば、新しいビジネスモデルになるのでは。 そう思った鈴木と清水は、アメリカで見つけた「あるもの」を日本に持ち込めないかと、上層部に掛け合います。すると…猛反発を受けたのだ!いくらアメリカに4000もあるとはいえ、日本とは文化も社会背景も全く異なる国でのこと。 同じものを持ち込んでも、日本人に受け入れられると思う者は1人もいませんでした。

どうしても諦めきれなかった鈴木と清水は、上司をなんとか説得し、アメリカで「あるもの」を展開している会社、サウスランド社に直談判に出向きます。 そして…8年で1200件展開することを条件にOKをもらい、売り上げのうち0.6%をロイヤリティーとして支払う契約を結んんでいきます。上司も渋々了承したものの、2人が勤める会社にとってもこれまで手がけたことがないプロジェクト。 そのため、子会社を設立し、新たな事業として始めることになりました。

 

資本金は親会社が出資してくれたものの、到底足りず、残りは2人が銀行からの借入や貯金を崩すなどして賄います。しかも、親会社の幹部たちは成功する見込みのない事業に人は出せないと、人材の提供までも渋りました。こうした事情もあり、親会社から鈴木たちの新会社に異動してきたのは…当時、労働組合の仕事に専念していた岩國修一、たまたま中途採用で入社したばかりの鎌田誠皓、この2人だけ。実は鈴木たちが始めようとしている事業には販売経験が必須。 そこで新聞の求人広告で人材を募集し、なんとか11人が集まったのですが、誰も販売経験がありませんでした。 実は、鈴木と清水も販売経験がなく、こうして、素人集団によって新事業はスタートすることになっていきます。

アメリカ・サウスランド社から27冊にも及ぶマニュアルが送られてきたが…そこに書かれていたのは、レジの打ち方や、釣り銭の渡し方など、販売に携わる初心者向けの手引きのようなものばかり。 アメリカで大成功を収めた秘訣のようなことは全く書かれていませんでした。つまり15人の素人集団は自分たちでマニュアル作りから始める事になってしまったのです。

 

そんな矢先でした。山本茂商店という酒店を経営していた23歳の山本さんから手紙が届きます。鈴木と清水が山本を訪ねると「そちらが始めようとしているお店のフランチャイズ店にしていただきたいんです」という申し出でした。山本は数年前に亡くなった父親の酒店を継ぐことになったのですが…その時は、まだ大学生。妹はまだ高校2年生、弟が中学2年生という状況で、酒を中心としてしか商品を扱えないことに、店の将来性がないかもしれないと感じたのです。そんな時、フランチャイズという形で同じ商売をしてくれる仲間を募っていた鈴木たちの新聞の募集欄を見たのです。

当時アメリカでは、フランチャイズ店は基本的に夫婦で経営することが望ましく、さらにどちらかが30歳以上の方がより社会的信頼をおけると考えられていました。でも、鈴木と清水は、新しい道に進みたいと考えている山本と自分たちの思いは同じだと感じ、契約を結ぶことを決意。こうして、第1号店は山本の店に決定したのです。オープン時が近づくにつれ、メンバーたちはさらに活気づき、みんなで1号店オープンを知らせるチラシを作り、近所に配って回りました。

今から49年前、1974年5月。 鈴木や清水ら、15人の素人集団から始まり、今や我々の生活に欠かせないほど日常に根付いた店、それこそが…日本初の本格的なコンビニ、セブン-イレブンでした。 そして、セブン-イレブン日本第1号店のオーナーこそが、この山本さんだったのです。

こうして、東京都江東区に完成した日本初のセブン-イレブン。記念すべきお買い上げ商品第1号は、サングラスであった。1号店の周辺に集中して店舗を増やすことで小単位の発注を実現。そして店舗数の増加がより一層の相乗効果を生んでいきます。さらに店舗を集中させる方式を用いることで、日本各地で徐々に店舗を増やすことに成功。日本のファストフードとなるパリパリした海苔が巻けるというおにぎりの考案。おにぎりのみならず、バリエーション豊かなお弁当や、冬の定番・おでん、本格的な味が楽しめるとセブンプレミアムの商品も当初は大反対されたものです。やがて、コンビニのおにぎりやお弁当の登場は、毎日食事の準備をする主婦たちを助け、女性が社会進出するきっかけのひとつにもなっていきます。

 

更に24時間、365日営業など、今のコンビニの常識を次々生み出していったことで、さらに多くの人が利用。その後も鈴木たちは多くの試行錯誤を繰り返しながら、独自に生み出した経営ノウハウをマニュアルとして蓄積。 セブン-イレブンは着実に店舗数を増やしていきました。ついにサウスランド社と契約する際の条件、8年で1200店舗出店という課題も1年遅れはしたものの、無時クリアすることができたのです。

 

当初、コンビニエンスストアを始めることに反対していた親会社もこの事実には驚きを隠せなかったという。親会社は、事業が進むうち、鈴木や清水たちを理解してくれるようになっていきました。その親会社こそ、御存知イトーヨーカ堂。 こうして鈴木たちの存在がコンビニの存在を当たり前のものに変えていったのです。

 

そして、彼らはもう一つ、素敵なことを成し遂げています。
1990年、アメリカでセブン-イレブンを経営していたあのサウスランド社が経営難に陥りました。 原因は同業他社との安売り競争など、複合的なものでした。その中でも大きかったのが、各店舗の売れ筋商品とは関係なく、本社の都合で商品を発送していたこと。その結果、在庫が山積みになる問題が発生していたのです。

 

そんな中、サウスランド社に鈴木と清水が訪れ、日本で培ったノウハウで会社を無償で救ってみせると言いました。鈴木たちは店舗の従業員が自分たちの意思で品薄になった売れ筋の商品を発注、配送してもらうという日本独自のノウハウで、アメリカのセブン-イレブンの既成概念を壊していきます。怒涛の如く常識を打ち破る鈴木についた異名は、ハリケーン・スズキ。そして、鈴木たちが介入してわずか3年で、サウスランド社は、およそ36億円の利益を上げるまでに復活。これは、アメリカ戦後最大の再建劇として語り継がれています。

 

1号店の時は2000だった商品数も、現在では3000品目も扱う様になりました。
2001年に始めたコンビニのATM。これにより24時間、いつでもお金を下ろせるように。 この他にも、電気・ガス代などの支払いがコンビニでできる収納代行サービス。また、小売店舗の少ない地域のために、移動販売サービス『セブンあんしんお届け便』も開始。実はこのサービス、2011年3月に起きた東日本大震災時に力を発揮したものです。

 

今年で50周年を迎えたセブン-イレブン。先日、記念すべき節目を祝す式典が行われました。 その中で、この式典に合わせて撮影した鈴木のインタビュー映像が流れ、創業当時について語られていました。
「たまたま運が良くてタイミングが合った。みんなの協力を得たこと、すぐに共鳴してくれたこと。そういう人がいないと広がらない。私は(セブン-イレブンが成功した)大きな要素だと思う。常に新しい事に挑戦する。それにはなんといっても質。質というのはいくら挑戦してもこれでいいってことはない。逆にゴールがないから挑戦できる。」

 

前から御存知だった方も多いかも知れませんが、素敵なお話ですよね。

 

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【"関西の老舗"破綻からの復活劇】

2023-5-21 NEW!

 会社が駄目なのは社長が駄目だからだという話で気付かされた

 

今年の4月20日に放送されたカンブリア宮殿【"関西の老舗"破綻からの復活劇】の回、ご覧になられましたか?噂で聞いたことがある…もしくは既に食べているであろうあの見た目も味も「ほぼカニ」の大ヒット商品【ほぼカニ】を世に送り出したカネテツデリカフーズさんが今回の主役。

 

1975年をピークに市場は右肩下がり、今や半分の規模にまで縮小しているという水産練り製品市場ですが、苦境の業界にあって、見た目も味も本物のカニそっくりというカニカマ「ほぼカニ」で新たな市場を創ったのが、兵庫県の水産練り物メーカー・カネテツデリカフーズさん。さらに「ほぼホタテ」や「ほぼうなぎ」「ほぼカキフライ」など、本物そっくりの"フェイクかまぼこ"を次々発売し、売り上げを伸ばしています。カネテツをけん引するのが会長の村上健。創業家の娘婿として3代目社長となるも、リスク管理の甘さから1998年に経営破綻しましたが、見事に復活。地獄を見た3代目の奇跡の復活劇が今回のメインです。

 

カネテツが2014年に発売した「ほぼカニ」。タラのすり身を使いながら、カニのアミノ酸分析を行って100回近くの試作を重ね、本物のカニに近い味を再現。繊維の向きやほぐれ感なども徹底的に研究して、食感も本物のカニに近づけていきました。昨年、「日本ネーミング大賞2022」の最優秀賞を受賞しています。名付け親は開発当時に社長だった現会長。試食した時に「これ、ほぼカニやん」と言った言葉をそのまま商品名にしたといいます。「ふざけすぎ」と反対する社員もいたそうですが、誤解がないようパッケージに記載した「※カニではありません」がSNSで話題となるなど、若者を中心に大ヒット。長年右肩下がりだった練り物業界で売り上げは発売当初の5倍と急増しています。その後もカネテツは本物そっくりのフェイクかまぼこを次々発売。「ほぼシリーズ」として人気を集め、シリーズ累計6700万パックを売り上げているのです。

 

1926年に創業したカネテツ。イメージキャラクターである鉢巻姿の男の子「てっちゃん」は関西で絶大な知名度を誇っています。現会長は1989年、創業家の娘婿として36歳で3代目社長に就任しましたが、仕入れの7割を任せていた卸業者の社長が突然行方不明になり、手形取引で先払いしていたカネテツは資金繰りが悪化。負債総額170億円を抱え、神戸地裁に和議(現在の民事再生)を申請して、経営破綻してしまいます。

 

責任をとって専務に降格した現会長は再建途上の2002年に社長に復帰しましたが、再び窮地に陥ってしまいます。ある社員が冷凍食品の賞味期限を書き換えて出荷したことが報道され、取引先の信用を失ったのです。どん底に落ちた現会長を救ったのが、稲盛和夫氏の講話。「今、あなたの身の周りに起きていることは、すべてあなたの心に原因がある」。それまで不運が重なったと嘆いていた現会長でしたが、経営者として未熟な自分に全ての原因があると悟っていくのです。社員と共に工場で働くなど一からやり直した結果、2004年には一般債権者に全額繰上げ返済を完了。廃業寸前だった会社を、次々とヒットを生み出す会社へと蘇らせたのです。

 

今年の2月23日にNHKで放送された【雪印 2つの事件】でも企業の破綻と復活に関する話が取り上げられていましたが、こちらはご覧になられましたか?「失敗」への道のりを丹念にたどることで、「失敗から学ぶ」特集番組の第2弾でしたが、かつての乳製品のトップメーカー・雪印が取り上げられれていました。2000年と2002年、わずか2年足らずのうちに立て続けに起きた2つの不祥事で事実上の解体に追い込まれた雪印グループ。なぜ事件は起きてしまったのか? 企業にとって、組織にとって、大切なこととは何か? 2つの事件、そして信頼回復と再生にかけた20年の取り組みを追った番組です。

 

コロナ禍で苦境に立たされた中小企業は数多いと思います。支援金が得られ無利息の借入金が手に入れられたりと、何とかどん底をしのいできた企業も多いのではないかと思います。今、コロナも普通の扱いにレベルダウンし、日常を取り戻しつつありますが、借入金の返済が始まるのはこれからの話です。大変な企業も沢山あると思いますが、社員一丸となって何とか乗り越えて日本の底力を見せて欲しいものです。

 

村上龍の編集後記で、今回のカネテツさんについてこんな風に書かれていました・・・
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1998年、経営破綻した。2002年、賞味期限の改ざんが発覚。弁済まであと少しという事件に社内は揺れた。「倒産でもへこたれなかった社員がだめになっていった」稲盛氏の講話を読んだ。決して不運が続いたのではなく、経営者として未熟な自分自身が危機を招いたのだとわかった。1からやり直そうと、社員と働き、昼休みは社長室の床に寝た。被害者意識を改めたことで、事態が好転しはじめた。「ほぼカニ」は、奇抜なネーミングで瞬く間に人気商品に。村上(現会長)さんの明るさが、すべてを救ったような気がする。
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そんな村上(現会長)さんの金言は、こうでした・・・

『何のために 経営するのか』

 

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NHKスペシャル「未解決事件 松本清張と帝銀事件」

2023-1-21 NEW!

 先日、NHKスペシャルで「未解決事件 松本清張と帝銀事件」を見ました。日本人が戦時中に行っていた闇の部分を改めて認識させてもらい、戦争というものの恐ろしい陰を見る事が出来たようです。帝銀事件とは・・・いつものWikipediaから抜粋すると下記のような事件になります。

 

1948年1月26日午後3時過ぎ、閉店直後の帝国銀行椎名町支店に東京都防疫班の白腕章を着用した中年男性が、厚生省技官の名刺を差し出して、「近くの家で集団赤痢が発生した。GHQが行内を消毒する前に予防薬を飲んでもらいたい」、「感染者の1人がこの銀行に来ている」と偽り、行員と用務員一家の合計16人(8歳から49歳)に青酸化合物(青酸ニトリル説が濃厚)を飲ませました。その結果11人が直後に死亡、さらに搬送先の病院で1人が死亡し、計12人が殺害されたのです。

 

犯人は現金約16万4410円と、安田銀行(後の富士銀行。現在のみずほ銀行)板橋支店の金額1万7450円の小切手を奪って逃走しましたが、現場の状況が集団中毒の様相を呈していたため混乱が生じて初動捜査が遅れ、身柄は確保できないばかりか、現場保存も出来なかったそうです。帝銀事件は、容疑者の自白を「証拠の女王」とした旧刑事訴訟法のもとで捜査が行われた最後の事件の一つです。

 

犯人は、帝国銀行椎名町支店の支店長代理Yに名刺を渡し、Yはそれを机の中に入れましたが、事件後、その名刺は消えてしまいます。Yの記憶と2件の類似事件の遺留品である名刺、生存者たち全員の証言から作成された犯人の似顔絵、事件翌日に現金に替えられた小切手を手がかりに捜査は進められました。遺体から青酸化合物が検出されたことから、その扱いに熟知した陸軍中野学校の関係者や旧陸軍731部隊関係者を中心に捜査が行われていきました。

 

“9研”こと陸軍第9研究所(登戸研究所)に所属していた伴繁雄らから有力情報(毒物は遅効性の青酸ニトリル、遺体吐瀉物は青い液体になる。全員が一気に乾杯のように内服する方法は731部隊が集団殺戮する方法で採用していたもの)を入手して、事件発生から半年後の1948年(昭和23年)6月25日、刑事部長から捜査方針の一部を軍関係者に移すという指示が出ました。

 

陸軍関係の特殊任務関与者に的を絞るも、関係者の口は硬く、この線での捜査は行き詰まっていきましたが、静岡軍医病院にいた元731部隊軍医中佐 諏訪敬三郎(元大陸陸軍病院から発足した国立国府台病院初代医院長)が重要参考人として浮上しますが、突如、捜査中止が命じられてしまいます。GHQから旧陸軍関係へ指示があったという話がありますが真相は不明。

 

2夜連続で放送されたスペシャルは、1日目の第1部がドラマ仕立てで、翌日の第2部は「74年目の“真相”」と題するドキュメンタリーで構成されていました。松本清張と言えば「点と線」や「砂の器」などの社会派ミステリーの巨匠ですが、昨年は没後30年ということで特集も多く組まれていましたね。清張は小説のほかにも古代史のナゾの探求をしたり、現代史の暗についても強い感心を持っており、「日本の黒い霧」や「昭和史発掘」などのノンフィクション作品も残しています。

 

そんな松本清張は帝銀事件についても、当時、日本を支配していたGHQ(連合国最高司令官総司令部)による謀略を疑い、1959年に「小説帝銀事件」を発表。その小説執筆に至る経緯が松本清張を大沢たかおが扮するドラマとして描かれているのが第1部。事件発生直後から、警察が追っていたのは旧陸軍の秘密部隊であった細菌部隊(731部隊)の関係者でしたが、なぜか突如、捜査方針を転換し、物的証拠は薄弱なまま平沢を逮捕。取り調べ中の「自供」が決め手となって起訴され、有罪となって死刑が確定してしまいます。

 

清張は、731部隊が追及を逃れたのはGHQの関与があったからとにらんで調査を進めますが、その確証は得られず、「小説帝銀事件」は自分の無力さをつぶやいて終わっていきます。清張が追いかけたものの、力及ばず挫折してしまった「真相」に迫ったのが第2部のドキュメンタリー。

 

清張の「小説帝銀事件」から60年あまりがたち、当時は不可能だった技術的解明や、そのころは固く口を閉ざしていた関係者の証言などから、浮かび上がってきたのは、やはり731部隊の関係者の存在。そして、膨大な警察資料の分析からは、捜査員たちが追跡していた「別の犯人像」が浮かび上がってきます。

 

それは、731部隊に所属していた「憲兵A」なる人物でしたが、「憲兵A」はすでに死亡していて、それ以上、真相を究明することは不可能になっていました。731部隊に捜査が及ばないように横やりを入れ、報道機関を巧みに操っていたGHQの影も見逃せません。なぜGHQは731部隊をかばったのか。

 

アメリカを中心とする西側と当時のソ連を中心とする東側との東西冷戦は、すでに第2次世界大戦末期から始まっていた。広島・長崎への原爆投下は、核軍備の拡張競争にもとづく冷戦の始まりともいわれています。番組でも触れられていますが、一説によれば、GHQというよりアメリカの諜報機関は、ソ連に先駆けて731部隊の研究成果を入手したかったので、その見返りとして731部隊を指揮した石井中将らを免責する一種の司法取引をしたといわれています。

 

ひょっとしたら帝銀事件の真犯人も、アメリカの謀略機関の庇護のもとにおかれた可能性があるのです。731部隊には「毒殺班」というものがあり、人を殺す研究が行われていたという恐ろしい事実。ナチスのアウシュビッツが頭に浮かんできて、平和主義と言われる日本人にも、そんな一面もあるのかとショックは隠しきれません。

 

「戦争は人間が人間でなくなる行為だ。その人間性を奪った者は、誰なのか」

 

そんな言葉がドラマの中でつぶやかれますが、ウクライナの戦禍で行われている悲惨な行為も、人間の愚かで残酷な一面が垣間見れて哀しくなるばかりですね・・・

 

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ウクライナ出身の超絶ギタリスト(吟遊詩人)を御存知でしょうか?

2022-7-20 NEW!

その素晴らしいギタリストはEstas Tonne (エスタス・トンネ?) という1975年 旧ソ連 ウクライナ生まれの47歳…なかなかルックスもクリントイーストウッドというかモーゼの様に格好良い男性ギタリストです。ご存知でない方は、まずという是非、聞いて頂ければと・・・

 

まずはドラマティックで圧巻のストリートライブから
The Song of the Golden Dragon
https://youtu.be/7gphiFVVtUI

 

続いては、美しい調べで感動のIntrospection
https://youtu.be/5OXcXv0rUNI

 

そして、吟遊詩人らしく最後に語りの入るRevival
https://youtu.be/No5OiS2XtV8

 

世界中を旅し、ストリートで、小さな酒場や教会や各地のフェスティバル等…独立してライブを行い、現代のトルバドゥール(吟遊詩人)と称され、自由な音楽活動を行なっています。2011年YouTubeに投稿されたドイツでのFestival Stadtspektakel Landshutでのパフォーマンスは、2016年までに2400万回を超えています。

 

エスタス・トンネは既存のシステムに依存しないという哲学をもっているようです。それは、彼自身の経験だけではなく、彼の中に流れる血の記憶が彼に教える哲学なのでしょう。ウェブサイトから彼のアルバムを買うことができますが、アルバムの値段は、「name your price あなたの値段で」と・・・、つまり、ウェブ上でも、ストリートミュージシャンの魂を大切にし、値段の決まっていない祝儀制なのです。

 

Estas Tonneの本名は、Stanislav Tonne ですが、とても幼い頃、祖父から、先祖はエストニアから来たという話を聞いたと言います。Stanislav スタニスラフではなく、名乗っているEstas エスタス という名は、Estonia エストニア に由来するのかもしれません。

 

彼が生まれ、少年時代を過ごしたウクライナは、旧ソ連下で、本当に酷い目に合って来ました。というか、今も正にロシアに酷い目に遭い続けている状態です。スターリン時代は、計画的なウクライナ人の殲滅のために、軍と秘密警察がウクライナの穀物蔵の農産物を差し押さえ、人工的に起こされて飢饉で、ほんの2.3年の間に1,000万人ものウクライナ人が飢餓によって虐殺されました

 

第二次世界大戦では、ウクライナは激戦地となり、ウクライナ人はドイツをソ連からの解放者として支援して戦いましたが、ドイツは彼らを利用した挙句、彼らを劣等人種として支配し、ドイツが敗走した後は、ソ連がウクライナ人を大量殺戮して退却していったのです。そして、ウクライナは、あのチェルノブイリ原発事故を経験します。

 

彼は、ウクライナで子供時代にクラッシックギターを6年間習い、ソ連崩壊目前の1990年 15歳で家族と共にウクライナを離れ、イスラエルへ移住。以来、11年間ギターを手にすることなく、スラエルやヨーロッパなどを転々とし、ドラッグに染まり、ギャングなどと共に暮らしていたそうです。

 

しかし、2001年9.11の悲劇の直後にニューヨークに渡り、自分の道に覚醒し、ドラッグを断ち切っていきます。ニューヨークの地下鉄でストリートミュージシャンをしていたモスクワ出身のヴァイオリニストのマイケル・シャルマンと組み、2002年9月11日にニューヨークのユニオンスクエアで再び、6弦のアコースティックギターを手にし、9.11一周年ライブを行いました。

 

その後、アメリカ、メキシコ、インド、イスラエル、ヨーロッパ全土、世界中を旅し、世界中の人々の魂を揺さぶり、彼の灯火の火は人から人へ譲り渡されていきます。今年に入ってウクライナではご存知の様にロシアからの非道な侵犯が行われ、ウクライナ人の老若男女ばかりか、他国の支援者、何も知らずに罪を犯すロシア人など…多くの命が失われ続けています。

 

Estas Tonneの言葉より・・・
「私の名前は、エスタス・トンネ。束の間、音楽を奏で、この惑星を旅しています。私はストリートて育ち、自分の道を見出せず、学校や社会のシステムに組み込まれることに馴染まず、自分を反逆者だと感じていました。私は、イスラエルで育ちました。私の家族が旧ソ連のウクライナから移住したからです。私は、沢山のドラッグや喧嘩など、ストリートの人生を経験してきました。
私はアメリカに行きました。私には全てを断ち切る切っ掛けが必要でした。だから、アメリカに行ったのです。随分と長い間ギターに触れずにいましたが、再び演奏を始めるようになりました。私には孤独や絶望を感じる瞬間があります。そんな時、私にできることは空虚さを埋めることで、私のイスラエルのバックグラウンドなどを知っている麻薬ディラーの元に行くこともありました。
彼は、チュニジアから来たアラブ人でした。いつだったか、彼は、ドアの階段のところで私を見て、いくつかの事を告げたのです。要するに彼は、私に麻薬を売ることは止めた、と言うのです。彼が言ったことはただ一つ、
"私はTonneがヴェニスビーチで毎日演奏するのを見てきた"と。"君は演奏を続けなければいけない"と感じたと。だから、"もう君には一切麻薬は売らない"と・・・。
ストレートに告げられたのは、自分の頭が10億の欠片になって爆発するのを感じた瞬間でした。
この生のためのより大きな絵があります。なぜなら、善悪を超えて、それぞれの魂は、それ自身の目的をもってここにいるからです。ただ、私は、真実の私自身の深い内面を知ることができるだけ。だから、私は、今日、勇気が湧くのです。なぜなら、外からどんな波が来ようとも、私は続けて行くことを選ぶからです。私は、それらを通り抜けて泳がねばならないのです。」

 

戦争のない平和な世の中が一日も早く訪れる事を願っています。

 

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子どもの声が犯罪(グリコ・森永事件)に使われた映画『罪の声』

2022-2-26 NEW!

 

 『罪の声』は、塩田武士さんの2016年発表サスペンス小説(講談社刊)。グリコ・森永事件をモチーフとしており、2016年度週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位、第7回山田風太郎賞を受賞しています。2020年に土井裕泰監督、小栗旬さんや星野源さんのダブル主演で映画化され数多くの賞を獲得し、話題になりましたよね。映画公式サイトは、こちら。

 

https://tsuminokoe.jp/index.html

 

執筆の経緯もお伝えしておくべきと思いますので、書かせて頂きますが、塩田さんは大学時代にグリコ・森永事件の関係書籍を読み、脅迫電話に子どもの声が使われた事実を知り、自らと同年代でもあるその子どもの人生に関心を抱いたそうです。将来的にはこれを題材とした小説を執筆したいと考えていましたが、塩田さんは新聞社に就職、記者となりました。

 

その後、塩田は2010年に小説家としてデビューし、担当編集者に相談をもちかけたものの、筆力の低さを理由に断られてしまったため、さらに5年を待って執筆を開始。執筆に際して、1984年から1985年にかけての新聞にはすべて目を通しているそうです。作中の犯人はフィクションですが(実際のグリコ・森永事件でも、犯人検挙には至らず未解決事件となっています)、各事件の発生日時、犯人による脅迫状・挑戦状、事件報道は「極力史実通りに再現しました」としています。気になる「あらすじ」はこんな感じ・・・

 

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京都市内で紳士服のテーラーを営む曽根俊也(星野源)は2015年夏のある日、父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには大量の英文のほか、「ギンガ」と「萬堂」の文字が書かれていた。さらにテープを再生すると、何かを語る子供の声が聞こえてきた。

 

それは31年前、大手製菓メーカーのギンガと萬堂をはじめ食品会社数社が脅迫・恐喝され、既に時効となったものの、現在も未解決のままの“ギンガ萬堂事件”(ギン萬事件)の脅迫犯の音声と全く同じものだった。これが幼い頃の自分の声だと確信した俊也は、父の代から親交のある堀田信二に事情を打ち明ける。堀田はノートを預かり、数日後に俊也を誘って、30年にわたって消息不明の俊也の伯父を知る人物と面会し、伯父の来歴や消息などについて話を聞いた。その人物はギン萬事件と伯父の関わりをうかがわせるようなことを口にした。

 

一方、ちょうど同じころ、大日新聞大阪本社で文化部記者を務める阿久津英士(小栗旬)は、年末掲載予定のギンガ萬堂事件の企画記事に応援要員として駆り出された。イギリスに出張を命じられ、1983年のハイネケン社長誘拐事件について元誘拐交渉人に取材したり、当時イギリスでハイネケン事件を調べていたという中国人を探したものの、空振りに終わる。帰国した阿久津は、事件前にギンガの株価を扱った証券雑誌の記事を見て、仕手筋のやり口を証券関係者から聞いたりするが、事件に直接結びつく話には至らなかった。

 

堀田と俊也は、得た情報をもとに犯人グループが会合を開いたという料理屋に話を聞きに行く。伯父がいたという証言は得られなかったが、板長は堀田が特徴を伝えた別の男はいたと答える。堀田はそのあとで、生島というその男が元滋賀県警察の人物で、伯父とも交友があったと俊也に打ち明けた。

 

成果の出ない阿久津は、「くら魔天狗」と名乗っていた犯人グループの無線交信を傍受録音した人物が愛知県にいたという事件当時の取材記録から、再度その情報を洗うことにした。空振りかと思われた取材は、意外な形で成果をもたらした。そこから浮かび上がった人物が常連だったという料理屋に阿久津が取材に入ろうとするころ、堀田と俊也は生島の家族の消息を知る人物を追っていた。やがて、俊也と阿久津はお互いの存在を知る・・・

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なかなか良く出来た構成で、最後まで夢中になって物語の中に入り込んでいけました。まだご覧になられていない方は、是非、ご覧頂ければと思います。一番思って欲しいのは、何も分からない子供を大人が利用したこと…。その重さに心を及ばせて頂けたならと思います。

 

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THEオータニ・インパクト

2022-1-27 NEW!

 ご無沙汰しております。本当に久しぶりのブログ更新です。コロナも変異と共に良くない影響が続いていますが、皆さんお元気ですか?オミクロン株の急拡大のせいで検査薬まで不足し、事故に遭って救急車で運ばれても83件目でやっと受け入れ先が見つかると、コロナ以外の病気や怪我でも危険な状態に突入しています。本当に皆さんご無事で、今年も何とか乗り切りましょう!!

 

さて、昨年末ですが「オータニ・インパクト〜アメリカを駆け抜けた二刀流の衝撃〜」 - BS1スペシャル – NHKはご覧になられましたか?

 

打っては46本塁打、投げては9勝150奪三振と、全米を熱狂させた二刀流・大谷翔平さん。何が人々の心を捉えたのか?ファンや取材者、様々な人たちの声を通しその秘密に迫ると題した番組は、1年間の大谷フィーバーの総集編と言った感じで、自分の事のように楽しく見させて頂きました。

 

2021年、二刀流・大谷翔平さんの衝撃が全米を駆け抜けました。リーグМVPをはじめとする賞を総なめにし、野球選手としては史上2人目となるタイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選出されました。伝統あるオールスターゲームでは、大谷選手の雄姿を見るためにルールを変更させ、その経済効果は100億円とも200億円とも言われました。そんな大谷選手の何が、ベースボールの母国アメリカ人の心を捉えたのか?衝撃が駆け抜けた1年を、人々の声をもとに振り返っていったのです。

 

コロナ禍にあって、唯一と言ってよいくらい私たちに幸せな時間をもたらしてくれたことは事実だと思います。驚いたのは、野球ファンのみならず、彼に引き寄せられていったこと。野球のいちプレーヤーとしてのみならず、賞金をスタッフに分けたり、ゴミを拾ったり、敵選手や敵のファンにも優しく対応し、腹立たしい心配にも笑顔であいさつするという神対応が盛り沢山でした。

 

「2021年はオオタニの年だった」仏メディアも大谷翔平の功績に賛辞!走・攻・守スキルを高く評価「日本のルースがいかに優れていたか」 という記事では「驚異の身体能力ですべてをこなす大谷は、日米だけでなく欧州からも注目を浴びている。」とつづられ、様々なスポーツシーンで彩られた2021年の大谷選手のインパクトはひと際大きく、世界中のスポーツファンの記憶に刻まれ、米国や日本以外の国々でも今季の功績が語り続けられている。と書かれていました。

 

フランスの野球専門サイト『Passion MLB』では、「2021年シーズンはショウヘイ・オオタニの年であったことは、野球ファンなら誰もが知っている」と記事の冒頭から昨年の活躍を評し、大谷選手と同じく投手・野手での実績を残したベーブ・ルースの名前を挙げ、「今シーズンを分析することで、日本のべーブ・ルースがいかに優れていたかがわかる」として、投・打での記録について語っています。

 

記事の中では、大谷選手について「投手として533人のバッターと対戦し、さらに打者として639回の打席に立った」と、今季の出場機会の多さにも触れており、さらに「アメリカン・リーグのMVPファイナリストであるブラディミール・ゲレーロJr.とマーカス・セミエンの対決(打席)数が、それぞれ698回と724回だった。このことからもオオタニのMVP満票選出は納得の結果だ」と綴り、二刀流としてのMVP受賞を讃えていました。

 

不思議に物で、大谷選手が称賛されると、まるで自分の事を褒められているように感じられた方が多かったのではないでしょうか。

 

ベースボール・ダイジェストMVP=受賞
ベースボール・アメリカ年間最優秀選手=受賞
AP通信社プレーヤーオブザイヤー=受賞
MLB・ヒストリック・アチーブメント・アウォード=受賞
プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(最優秀選手)=受賞
プレーヤーズ・チョイス賞=ダブル受賞
シルバースラッガー賞=受賞
「ピッチングニンジャ」の「野球の顔」大賞=受賞
ア・リーグ最優秀選手(MVP)=受賞
オールMLBチーム=受賞
エドガー・マルティネス賞=受賞
テレビ朝日ビッグスポーツ賞=ビッグスポーツ賞受賞
レジェンダリー・モーメント(伝説的瞬間)賞
「正力松太郎賞」特別賞=受賞
Yahoo!検索大賞=受賞
米ヤフースポーツ・ブレークアスリート特集=選出
アジアン・アメリカン・アウォード=ベストアスリート選出
スポーティング・ニュース「スポーツ史上最高のシーズン50選」=1位
地元アナハイムのアスリートオブザイヤー=選出
地元アナハイムの2021年のトップインフルエンサー125人=選出
第12回日本スポーツ学会大賞=選出
AP通信「今年の男性アスリート」=選出
2021年を彩るスポーツシーン42=選出
「スポーティング・ニュース」年間最優秀アスリート=選出
ベースボールカード・シリーズ1のNO・1カード
タイム誌「世界で最も影響力のある100人」に選出
・・・その他にも書ききれないものがあるかもしれません!!!
番外編では・・・
2021ユーキャン新語・流行語大賞=年間大賞受賞
(「リアル二刀流/ショータイム」が満場一致で「年間大賞」に)

 

まさにディープインパクトならぬオータニ・インパクト

 

最後に、球場に来ていた親子の話が印象的だったので・・・

 

客席の親子の話・・・お父さんが、自分のお子さんに言われた一言です。

 

「この瞬間を忘れるな!」

 

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『需要予測』を数式で行う【刀】&小話…大記録目前の大谷翔平選手

2021-9-22 NEW!

 またまた久しぶりの更新になりますが、コロナ禍…皆さんご無事てすか? 久しぶりなので、今回も長々と書かせて頂きます…。
遡る事大昔、2021年8月19日に放送されたカンブリア宮殿【客を惹きつける極意!】の回、ご覧になられましたか?

夏休みに大人も子供も大興奮!大自然をそのまま楽しむことができる、独自のアトラクションで大人気のテーマパーク「ネスタリゾート神戸」。仕掛け人は、マーケティング精鋭集団「刀」CEOの森岡毅さん。過去に業績不振だったユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)をV字回復させた実績をもち、今年5月にリニューアルオープンした西武園ゆうえんちも手掛けています。「人の本能を刺激」し、客が殺到する仕掛けを作る森岡さん。その独特なマーケティング力の極意に迫ったのが今回の中身でした。

 

オフロードでスリル満点の運転が楽しめる「ワイルド・バギー」や、巨大な玉の中に入って大斜面を転がり落ちる「キャニオン・ドロップ」、鳥のように空を飛ぶ「スカイ・イーグル」など、大人も子供も大興奮のアクティビティがずらりと並ぶ、ネスタリゾート神戸。昨年はコロナ禍で一時休業したにもかかわらず、9月には過去最高の売り上げを達成するなど絶好調のテーマパークで、実はここ、元々は破綻した年金保養施設として知られていたグリーンピア三木。2016年に新たな経営者の元で再出発したが黒字化はできませんでした。原因は、アクセスが悪い上に、客を呼べるようなものが「何もない」から・・・。その再建を託された森岡さんは、「何もない」を逆手に取り「ないものはない」と発想を転換。大自然をそのまま楽しむ「冒険テーマパーク」として生まれ変わらせたのです。すると他のテーマパークにはない面白さに客が殺到。1年足らずで売り上げは3倍になり、見事に黒字化を達成。

 

驚いたのは「必ず客が来たくなる」独得なマーケティング力
森岡さんの自宅を訪ねると、プラモデルや漫画、ゲームなどがズラリ並ぶ。「消費者を本能レベルで深く知るため」に自ら没頭しているとのこと。子どもの頃から数学が好きだった森岡さんは、神戸大学・経営学部に数学のみで入学し、世界最高のマーケティング力を誇るといわれるP&Gに入社。そこは感性が問われる世界でしたが、森岡さんは需要予測を数式として編み出すことで頭角を現し、ヘアケア商品のヴィダルサスーンを大ヒットさせていきます。その後、不振に陥っていたUSJに招かれると、V字回復に成功。「刀」を起業すると、「ネスタリゾート神戸」や「丸亀製麺」、「西武園ゆうえんち」などの集客を任され、次々と成果をあげていったのです。

 

「刀には詳細なデータを集積し、独自の数学マーケティングで分析する『需要予測』のノウハウがあります。それこそが刀が持つ独自の力です。その数字の後ろ盾があるからこそ、大きな投資判断ができますし、大胆な策が打てるのです」(森岡さん)
森岡さんは『確率思考の戦略論』(共著、KADOKAWA)という著書の中で秘伝の数式の一部を公開し、マーケターの間で大きな話題になっていました。ご興味がおありのン他は、是非お勧めです。

 

数字に裏打ちされた「需要予測」のノウハウ。「たまたま賭けに勝っただけ」でないことは、
2017年の創設以来、取り組んできたプロジェクトに触れてみればお分かりかと・・・。

 

・丸亀製麺
全国約800店舗の巨大チェーンに成長したが、2017年から既存店客数が16ヵ月連続で前年割れする負のスパイラルに陥っていた。2018年に刀と協業。すべての店舗で粉から打った出来立ての価値を訴求する「ここのうどんは、生きている。」という新たなブランディングで押し出し、わずか半年で既存店の集客を2割も増やしてV字回復。

 

・ネスタリゾート神戸
破綻したグリーンピア三木をネスタリゾート神戸として再生させるも、慢性的な赤字に苦しんでいた。刀との協業で2018年9月「大自然の冒険テーマパーク」として再々出発。新キャンペーン開始からわずか1年で売上を2.6倍に増やした。コロナ禍の2020年には春の緊急事態宣言で休止を余儀なくされるも、夏から果敢に新エリアをオープンし、秋からは過去最高集客を更新し続け、終わってみれば初の黒字化を達成。

 

・農林中金バリューインベストメンツ
日本最大規模の機関投資家である農林中央金庫グループの一角だったが、一般的な知名度は高くなかった。2019年8月に刀と協業し、金融商品のブランドを「おおぶね」に統一。わずか2年で口座数は7倍、運用規模は13倍に拡大。

 

・西武園ゆうえんち
1988年の年間入場者194万人をピークに2019年には38万人まで減少していた。刀との協業で2021年5月「心あたたまる幸福感」をテーマに昭和の世界観でリニューアルオープン。コロナ禍と5月からの長梅雨という最悪のタイミングでのスタートに思われたが、連日大盛況で大成功の船出を果たす。

 

いずれも大成功を収め、今なお成長を続けるプロジェクトばかり。中でも破綻したグリーンピア三木を買い取ったネスタリゾート神戸や、集客が全盛期の4分の1以下まで落ち込んでいた西武園ゆうえんちは、誰もがしり込みするであろう最難関だと思われていました。思えばその軌跡は、破綻寸前だと思われていたUSJをわずか数年で世界第4位のパークにまで押し上げてみせた奇跡からずっと一貫しており、『需要予測』のノウハウ・・・恐るべしです。様々な状況を『予想以上の成功』と報じるメディアもありますが、我々にとっては『予想通りの成功』なんですと森岡さん。天変地異や紛争の勃発、100年に一度の疫病などは計算に入れられないので、「刀」の需要予測は100%完璧なわけではありません。しかし様々なデータを数学的に分析することでかなりの精度で正確な予測ができ、経営資源を集中して備えるべきシナリオを明確にできるとのこと。それが他のマーケターとの圧倒的な違いとなっているのです。

 

「我々は口先だけのコンサルではありません。知恵を出すだけでなく、ちゃんとリスクをとって事業の中へ踏み込んで実行するところまでやる。つまり一緒に汗をかきます。USJ時代の6年間で私が手がけたプロジェクトの成功率は98%でした。刀はこれまでの4年間で100%の成功率です。世の経営者の方々には、もっと数学マーケティングの存在と威力について知っていただきたい。経営者が数学そのものを知る必要はありません。実際の分析は得意な人に計算して貰えばよいのです。ただし、数学で解き明かしたビジネスで勝つ法則は、私の本『確率思考の戦略論』で、文系の方にもわかるように書いていますので理解していただきたい。家電にたとえるなら、中身の機構を理解するのではなく、そんな便利な家電が存在することと、その使い方を知っていただきたいのです。需要に見合った投資をするとはどういうことか。長期で事業を捉えて持続可能な仕組みを作るとはどういうことか。それを理解するだけで事業の成功率は格段に上がります」(森岡さん)

 

そんな森岡さんの座右の銘は・・・「数字に熱を込めろ!」・・・でした。

 

小話・・・負けるな大谷翔平!!
話は全然違いますが、投手として、あと1勝することで、ベイ・ブルースの記録を103年ぶりに越えようとしていること。ホームランキングまで手の届くところに居ながら不振にあえいでいること。そんな諸々に注目していない人は居ないのではないかと思っています。いや、興味ない人も居るのでしょうが(笑)・・・。

 

とにかく嫌な話ばかりの今だからこそ、沢山の喜びを振りまいてくれて来た大谷翔平さんを応援せずにはいられないのです。
思えばオールスター・・・。二刀流として基本ルールまで変更させて出場したホームラン競争では、ヘトヘトになるまで大振りして、その後の不振は、そのせいではと短期的には思ったものですが、実際の不振はヤンキースで見られた主審の判定だと思うようになっています。選球眼の良い大谷選手が主審の判定前に明らかなボールと判定して動いたことがきっかけと言われたりもしていますが、実際のところ、主審による明らかなボールをストライクと判定するシーンが、対大谷選手には多い気がしてならないのです。(まさか、人種差別がここにもなんて思いたくもありませんし・・・) 結果として、ボールをストライクと判定されて三振に終わるよりも、ボールでも振っていくしかなくなる大谷選手は、バッティングフォームの悪化と、選球眼の劣化を招いてしまったのではと・・・。

 

それでも、【目標達成シート】を用いて成長してきた大谷選手なら、きっとそんな状況でも抜け出すことができると信じています。まだ若いし、今年が最後のチャンスな訳でもないのだから、最悪主審対策をしっかり考え、落ち着いて自分らしく前進していって欲しいと応援しています。大谷ファイト!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

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大谷翔平選手で話題となった【目標達成シート】

2021-8-11 NEW!

 

叶えたい目標を明確にし、それを達成するための具体的な項目を可視化したフレームワークとして、大谷選手の活躍と共に話題になったのが【目標達成シート】。どんなものなのか、じっくりご覧になられましたか?

 

大谷翔平選手は、プロでもなかなか投げられない球速160キロを高校時代に成し遂げ、ルーキーイヤーに投手で3勝、打っても3本塁打という「二刀流」の活躍を見せたプロ野球選手。岩手県・花巻東高校から2013年にドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団したのち、2018年からメジャーリーグチームのロサンゼルス・エンゼルスと契約し、今年の活躍はスポーツの垣根を越えてしまって、世界中に知れ渡るほどとなっています。

 

そんな大谷翔平選手が高校一年生の時に作成したのが、今回ご紹介する「目標達成シート」。高校時代の監督・佐々木洋氏からの教えにより作成したこのシートは、強い目標(夢)を中心に置き、周囲9×9の合計81マスに細分化した目標を書き込んだものです。

 


大谷選手が中心に書いた夢は「8球団からのドラフト1位指名」でした。ご覧頂ければ分かるように、中央の目標(夢)を達成するために必要な要素を8つ外周に記入。「体づくり」「人間性」「メンタル」「コントロール」「キレ」「スピード160キロ」「変化球」「運」。更にこれらを達成するための具体的な目標を、それぞれ8つずつ記入したのです。

 

大谷翔平選手は目標達成シートを作成する際、なるべく具体的に、また少し高い目標を書き込むようにしたと話しています。ひとつの大きな目標を達成するために必要な要素を細分化し「叶えたいこと」への道のりを明確にしていったのです。一度にすべての要素をクリアしていくのは難しいもの。そこで具体性を高めると、目標を見失わずに進めます。また、共通する項目が出てくれば、それがより重要となる事も良く分かります。

 

目標達成シートは、目標設定や現状分析、行動指標の確立など様々な場面にも活用できます。この9×9の81マスで構成される目標達成シートは、「マンダラチャート(マンダラート)」とも呼ばれるフレームワークです。マンダラチャート(マンダラート)のベースとなっているのは、予想できた方も居ると思いますが、仏教の考え方や教えを表現した「曼荼羅」です。規則性を持って複数の偶像を配置した曼荼羅では、すべての偶像が相互に影響しあって1つの世界を形成している、点を表現しています。

 

目標達成シートを作成する際のポイントとしては、目標と目的の違いを理解しておくこと。目標は目的を達成するために必要な「目印」であり、目的は最終的に到達したいゴール。つまり「目的」という最終地点に到達するための過程に必要なのが「目標」という事になります。

 

大谷選手の目標達成シートで特に注目したのが【運】というところ。疎かにしがちですが、こんな所にまで目を配ってきたからこそ、人としても高い評価を受け、万人に愛されるようになったのでしょうね。こんな記事・・・『メジャー球宴史上初“リアル二刀流”で勝利投手の大谷翔平をスター集団がサイン攻めで称賛の嵐…「全員が彼に畏敬の念を抱く」』や『【MLB】大谷翔平が“太っ腹” 総額1650万円を球団職員30人に贈呈、HR競争の賞金活用』など・・・自分の事の様に嬉しくなってしまうものです。

 

オールスター明け、ホームランダービーでフォームが崩れたか、調子が良くないように見えてしまいますが、こんなシートを作れる大谷選手なら、復活するのも時間の問題と思いたいところ。まだまだワクワクさせてもらえそうです。

 

オリンピックが終わり、コロナ感染は、これまで以上の拡大を続け、政府の対応も相変わらずの無策で、自宅療養が拡大されて、重症化によって亡くなられる方も益々増加していくのでしょうか。にも拘らず、治療薬の制限も緩和される事なく、受け入れ施設が拡大されるわけでもなく、ワクチン接種も量も充分ではなく・・・それゃ内閣支持率も下がる一方な訳です。

 

昨年は支援金もいくらかありまたが、2年目となると支援金も少なく、中小は益々困難になっています。大谷選手の様なスーパーなニュースや、オリンピックで全力を尽くして元気をくれるような、そんな良い知らせが、もっともっと欲しいし、長いトンネルも早く抜け出したいものです。皆さん、気持ちが折れがちになりますが、負けないで乗り切っていきましょうね!!!
 

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「世界競争力年鑑2020」34位、「国民はそれほど馬鹿なのか」、「ビジョンハッカー」

2021-6-18 NEW!

ご無沙汰しております。相変わらずのコロナ禍で、通常とは全く違う状況が続いておりますが、更にオリンピックも重なり始めて、日本は何処に向かっているのか、不安な日々にストレスばかりが蓄積されている感じです。 なのでズルズルと長くなりますがご了承ください。

 

 

少し前になりますが、こんな記事を目にしました・・・。
【IMD「世界競争力年鑑2020」日本の総合順位は30位から34位に下落】
【世界競争力年鑑】とは、国の競争力に関連する統計データと企業の経営層を対象とするアンケート調査結果を63カ国から収集し、作成される競争力指標で、全ての分野を合わせた競争力総合順位のほか、四つの大分類「経済状況」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」「インフラ」の順位、更に各大分類に5個含まれる小分類の順位として公表されるものです。

 

【世界競争力年鑑】における2020年の総合順位を見ると、1位のシンガポールから始まって、日本の総合順位は63カ国・地域中34位で、アジア・太平洋地域でも14カ国・地域中・・・なんと10位・・・。G7でありながら、こんなに酷いとは…。ちなみに主な順位は・・・1位 シンガポール、2位 デンマーク、3位 スイス、4位 オランダ、5位 香港、6位 スウェーデン、7位 ノルウェー、10位 アメリカ、11位 台湾、20位 中国、23位 韓国、29位 タイ・・・34位 日本・・・。

 

日本の総合順位の変遷を見ると、同年鑑の公表が開始された1989年からバブル期終焉後の1992年まで1位を維持し、1996年までは5位以内の高い順位を維持した。しかし、金融システム不安が表面化した1997年に17位に急落し、その後は一時的に上昇する年はあったものの、基本的には20位台の中盤前後で推移しました。その後、2019年には30位となり、最新版の2020年では過去最低の34位まで落ち込んだのです。

 

日本の状況を項目別に見ていくと、「経済状況」は11位(前年16位)、「政府の効率性」は41位(前年38位)、「ビジネス効率性」は55位(前年46位)、「インフラ」は21位(前年15位)である。経済状況の順位はやや上昇したもの、「政府の効率性」「ビジネス効率性」「インフラ」の順位は更に悪化しているのです。特に「ビジネス効率性」は2015年以降、大幅な順位の下落が続いています。

 

競争力年鑑では、先に挙げた統計とアンケート結果から作成される競争力指標のほか、経営層を対象に自国の強みと認識する項目を選ぶアンケート調査も行っています。この結果を見ると、質の高いインフラや労働力(高い教育水準、熟練労働力、労使関係)が強みと認識されている一方、税制や政府の競争力、開放性・積極性の評価が低いのです。なお、強みと認識される項目は、前年調査から大きな変化はないものの、「強い研究開発力」が約13%ポイントの低下となっている点が注目されます。

 

先日、こんな記事もありました。
【菅総理と玉川徹氏どっちが正しい? 「国民はそれほど馬鹿なのか」】

 

古賀茂明さんによる記事です・・・
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「6月9日に2年ぶりに行われた党首討論。弁論能力では野党第一党の立憲民主党・枝野幸男代表が菅義偉総理よりはるかに上だ。しかし、最大の論点、コロナ対策については、菅氏が、「ワクチン、ワクチン」と叫ぶだけで、全くかみ合わない。五輪も補正予算も時間不足で、実のある論戦ができずに時間切れ。枝野氏圧勝を予想した向きには肩透かしの結果だった。この結果に菅氏はほっと胸をなでおろしていることだろう。いや、むしろ、計算通りだとほくそ笑んでいるかもしれない。」
これまで菅総理は、国会でも記者会見でも、質問にまともに答えることができず、それが支持率にも響いてきた。最近では、これが日常化して、どんなにふざけた答弁でも、ニュースとしての価値がなくなるほどにまでなった。
夏の間は、コロナで人がたくさん死ぬかもしれないが、気にしなくて良い。五輪でお祭り気分となり、さらには、GoToも一部地域限定で開始を宣言すれば、雰囲気は一気に変わる。9月までにはワクチン接種の拡大で死者や重症者が減り、高齢者を中心に安心感が一気に広まる、という「思い込み」が菅氏を支えている。
9月の自民党総裁選での再選が最重要課題の菅総理にとって、できればその直前に衆議院の解散総選挙を行い、そこでまあまあの結果を出して無投票再選に持ち込みたい。したがって、ワクチンの効果は、9月までに出ればなんとかなると考えているのだ。
しかし、仮にワクチンの接種が順調に進んで、9月に感染が多少落ち着いても、国民がそれまでのコロナ対策の拙さを許してくれるだろうか。ことは自分たちの命や暮らしに関わることである。この点について、テレビ朝日コメンテーターの玉川徹氏は、「日本人ってそんなもんですかね。もうオリンピックの2週間ですっかり忘れて、あー良かったねって言って投票するんだろうか」と述べている。国民はそんなにバカではないと言いたかったのだろう。逆に言えば、菅総理は、玉川氏とは逆のことを考えているということだ。菅総理の余裕の裏にあるもう一つの要因。それが、菅氏が安倍前総理から引き継いだ哲学である。
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記事を書かれた古賀茂明さんは、今から7年前の2014年7月18日にこうツイートされたそうです。
『安倍さんの政治哲学:「国民は馬鹿である」 1.ものすごく怒っていても、時間が経てば忘れる  2.他にテーマを与えれば、気がそれる  3.嘘でも繰り返し断定口調で叫べば信じてしまう  私たちは、そんなに馬鹿なのでしょうか?』

 

安倍政権では、とんでもないスキャンダルや失政で内閣支持率が落ちてもすぐに回復し、不利だと言われた選挙でも必ず自民党が大勝してきました。スクープされた嘘で、後から証拠が出てきても知らんぷり、関連者の自殺…人の命が失われたって知らんぷり・・・。国民は今もそれほど馬鹿なのか。分かっていても、それでも自民党なら安定して任せられる…なのか?そんな国民の「気持ち悪い」までの安定志向が、【世界競争力年鑑】の総合順位まで下げているんじゃなかろうか・・・

 

これまた少し前になりますが、NHKスペシャルで【ビジョンハッカー 世界をアップデートする若者たち】という番組が放送されました。

 

マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏の語る【ビジョンハッカー】。1980年代以降、インターネットによるグローバル社会を作り上げた立役者の1人です。経営から退いた現在、社会問題の解決に取り組む若者を、積極的に支援しています。その原点は、学生時代の体験にありました。

 

「僕は両親が寝た後、こっそりと大学の研究室に通っていた。そこにあったコンピュータは、ものすごく大きいものだった。君たちのポケットにあるスマホの8千分の1の能力しかなかったけれど、どんな魔法が使えるのか知りたくていじりまくったんだ。何かを変えたい、良くしたいと夢中になるのは、若者の特権だよ」

 

新型コロナによって、グローバル資本主義が行きついた先で様々な矛盾が噴きだしている今。かつてのゲイツ氏のように、社会システムを根本から変えようという若い世代が、世界各地で活躍しています。その名も【ビジョンハッカー】。スマートホンを武器にしながら、仲間や資金を集め、軽やかに行動しています。これまでの世代が解決できないままの問題に立ち向かう若者たち。今回のNHKスペシャルでは、そんな世界各地のビジョンハッカーを追っていました。姉妹サイトの方で次回書きたいと思っていますが、興味ある方は、是非、再放送で見てみて下さい。

 

・・・で、最後に何で、こんな話を取りあげたのか・・・。悲しいかな、自民党でテレビに出て来るのは大昔の異物の様な気持ち悪いお爺さんばかり。こんな人たちに日本の将来を任せ続けるのですか?政府を変えるのが一番早い?安定を望んだことで、世界から大きく遅れた社会になってしまった?デジタルの遅れが、どれほど世界的に遅れていたかも、コロナ禍で痛い程思い知ったはず。いざデジタル庁と言ったところで、その先頭も傲慢で、自民党らしい酷い人物でした。国民の意志を無視し、嘘をつき、嘘がバレても開き直る・・・そんな政党を、これからも野放しにしていくのですか?自民党にだって若い政治家はいますが、上に媚びているばかりで、体質は変わり様がない・・・。

 

私は、お年寄りの駄目な政治家を退けて、新たな可能性にかけたいと思いますよ。【ビジョンハッカー】、変えられるのはスマートホンを武器にできる【志ある若い人】たちなんだと思っています。簡単に繋がれる時代だから、声をあげていきましょうよ!!

 

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スーパードライ生ジョッキ缶 アサヒビールの熱い志

2021-5-3

 4月29日放送のカンブリア宮殿【新時代の幕開け!アサヒビールの戦略に迫る】の回、ご覧になられましたか?

 

アサヒビールが常識をひっくり返す新商品を発売しました。おなじみスーパードライの「生ジョッキ缶」タイプです。ビール好きの方で、まだ知らないという方は居ないと思いますが、缶のフタが全開すると泡が自然に出てきて、居酒屋やレストランで出てくる生ジョッキのような味わいが家庭で楽しめるというものです。泡も非常に細かく、今までの様にコップに注いで飲むと、かえって泡が荒くなるので、そのまま飲んで欲しいという、洗い物も増えずに手間いらずの優れもの。コロナ禍の今、居酒屋に行けずに生ビールの禁断症状が出かけている人には、家呑みに是非欲しい一品。

 

1987年の発売以来、アサヒビールの屋台骨となったスーパードライですが、近年は若者のビール離れ、コロナによる外食不況などにより苦戦を強いられています。その反撃ののろしがスーパードライ生ジョッキ缶。「こんな商品、今までに無かった」とすでに大きな話題になっています。お試し販売としてローソンで扱われるや否や、大騒ぎとなって、店頭販売が始まると大騒ぎになって、あっという間に完売。生産が追い付かなくなって、一時休止状態に追い込まれる次第です。

 

コロナ禍・・・お酒を扱うお店は目の敵にされ、売上も大きく落ち込んでいます。そんな中にあって、レストランと共存共栄を目指すアサヒビール。素敵な事にコロナと闘う飲食店を陰ながらバックアップしていました。飲食店に新人が入ると聞くと、営業担当がさっそく出向き、ビールサーバーの使い方・洗浄方法からグラスの拭き方まで、ビールを美味しく飲むノウハウをレクチャー。さらに、支援給付金など支援制度の活用方法からテイクアウトを始める店の容器の相談まで、ビールだけにとどまらない様々な相談に応じているのです。

 

新型コロナも第4波を迎えていますが、ワクチン接種率が経済協力開発機構(OECD)加盟37カ国中、何故か最下位という恥ずかしいレベルの日本。何度か緊急事態宣言を行ってきましたが、この1年以上もの間、場当たり的な…表面的な対応に終始追われていたかのような政府や知事さんたちの、あまりの対応の不十分さに、ほとほと嫌気がさしていますが、こうした民間の動きには、本当に心動かされるものがあります。自粛しろ、動くな、休業しろ・・・と命令に近いお願ばかりで、具体的で充分な支援のない事を思えば、どれだけ財源のない民間の方が心強い事か・・・

 

社長の塩澤賢一さんの座右の銘…「降り止まない雨はない」。今だからこそ、心の中にしっかり置いて、この苦境を乗り越えていきたいものです。

 

ついでになりますが、先日【2030年 未来への分岐点】というNHKの特番を見ました。『第1回 暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦』『第2回 飽食の悪夢〜水・食料クライシス〜」と、未来の為に、今すぐ行動を改めなければ…と思わせてくれる良い番組を見させて頂きました。今、自分の立つ場所・環境をしっかり理解して、未来に活かせる生き方がしたいものです。

 

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