ティータイム

技術は人に奉仕するためのもの…

2016-8-1 NEW!

 

7月26日放送のガイアの夜明け

『自分の力で歩きたい...~患者を救う"極めた技術"~』をご覧になりましたか?

 

「技術は人に奉仕するためのもの」...創業者本田宗一郎の意思を継ぎ、ホンダは

培ってきた技術を医療の分野で発揮しようとしていました。プロジェクトリーダーの

伊藤寿弘さんは、伝説のレーサー、あのアイルトン・セナのマシンを手がけた、

元F1チームのエンジニアです。

 

全く違う部署からの配属ですが、彼のチームが開発しているのは、病気や障害で

歩行が困難な人をアシストする機器の開発チーム。腰に装着し、足の振り上げ

・蹴り出しを誘導していきます。

 

冒頭から杖が無いと歩けない人が、歩行アシストを20分程使って訓練すると、

自力で歩行できるという映像が見せられます。奇跡でした…。本人の笑顔を

見れば一目瞭然の画期的な、夢の様なリハビリ機器です。

 

「より速く、より小さく、より軽く」というF1の使命を背負ってきた伊藤さんたち

開発チームは、歩行アシストのモーターや制御基板を小さく軽くすることを実現。

更に「テレメーター」という、走行中の車とピットのコンピューターを通信で繋ぐ

システムを採用。人型ロボットのアシモ君の歩行技術など、様々な技術の結集です。

 

そんな中、新たな課題として上がってきたのが...「歩行アシストを子どもにも

使えないか」という要望です。障害を持つ子供が自力歩行できると、より筋力が

高まって寿命が延びるのではと期待されています。

 

大人の場合は、過去に歩いた経験のある人だったので、記憶を取り戻す流れでしたが、

生まれた時から、正しい歩き方を経験していない子供に対しては、歩き方そのものを

歩行アシスト機器を通して掴んでもらう必要もあります。

 

実際に歩行アシストでリハビリを受けるのは、車イスか杖が無ければ自力移動できない

小中学生たち。番組でも1人の少年を取り上げて密着していきますが、その効果は、

大いに期待できるものでした。

 

筋肉を使わないまま年齢を重ねてしまうと、骨の成長に対して萎縮したままで硬化し、

高校を卒業する頃には全く歩けなくなるケースが多いという話ですから、本当に

夢のようなアシスト型機器です。

 

「技術は人に奉仕するためのもの」

 

本当に素晴らしいDNAです。
 

 

 

 

 

 

 

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第一次世界大戦開戦日に思う事・・・

2016-7-28 NEW!

 

今日7月28日は、第一次世界大戦開戦日。

1914(大正3)年のこの日、オーストリアがセルビアに宣戦布告し、第一次世界大戦が

始まりました。三国同盟(独・墺・伊)と三国協商(英・仏・露)との対立を背景として

起った世界的規模の大戦争で、セルビアを後援するロシアに対抗してドイツが露・仏・

英と相次いで開戦。その後、同盟側(トルコ・ブルガリアが参加)と協商側(同盟を

脱退したイタリアのほかベルギー・日本・アメリカ・中国などが参加)との国際戦争に

拡大しています。最後まで頑強に戦ったドイツが降伏したのは1918年11月。翌年

ヴェルサイユ条約によって講和成立しました。

 

ことの発端は、オーストリア・ハンガリー帝国皇太子フランツ・フェルディナントが

セルビア人学生ガブリロ・プリンチップに暗殺された「サラエボ事件」です。

1914年当時、日本は日英同盟によりイギリスと同盟関係にありました。開戦に際して

イギリス政府からの要請を受け、連合国側として1914年8月23日にドイツ帝国へ宣戦を

布告し連合国の一員として参戦し第一次世界大戦に参戦したのです。

 

当時の内閣総理大臣大隈重信は、イギリスからの派兵要請を受けると、御前会議にも

かけず、議会における承認も軍統帥部との折衝も行わないまま、緊急会議において

要請から36時間後には参戦の方針を決定しました。大隈の前例無視と軍部軽視は後に

政府と軍部の関係悪化を招くことになりました。

 

日本政府は8月15日、ドイツに対し最後通牒というべき勧告を行いました。日本政府が

参戦に慎重だったことから異例の一週間の期限が置かれましたが、結局ドイツが無回答の

意志を示したため、日本政府は23日に対ドイツ宣戦を布告したのです。

 

日本からオーストリアへ(地理的なセンタ)の直線距離(航空経路)は9155キロです。

 

こんなに遠くの日本が参戦したのは、日英同盟を結んでいたから…。

 

要請を受けてから、御前会議なし、議会における承認も軍統帥部との折衝もないまま、

緊急会議において要請から36時間後には参戦の方針を決定…。昨年の安保法案の決め方を

思うと、また、こんな愚かな事が起こらない事を祈るばかりですが、先日の選挙を見れば

自民が圧勝…。故大橋巨泉さんの訴えが聞こえてくるようです…。

 

昭和20年(1945)8月15日に第二次大戦が終結し終戦記念日となりました。

昭和57年(1982)には、この日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とすることが

閣議決定されています。

 

殺す側も殺される側も、正当化されてしまうような戦争。老若男女関係なく無差別に

殺戮が行われるテロを憎む人は多いけれど、理由付けして行う戦争だって、やっている

事が同じに見えるのは私だけでしょうか…。

 

どうかまた同じ過ちを繰り返しませんように…。
 

 

 

 

 

 

 

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『一本の糸』の思いが感じられる大島紬

2016-7-27 NEW!

 

毎週木曜日に放送されている大好きな番組の1つで『世界!ニッポン行きたい人応援団』

という番組から、今回はお話したいと思います。

 

今回はアメリカのノースカロライナ州に住むナサニエルさんが招待客。本やインター

ネットでニッポンの伝統的な織物を目にして以来、素朴で美しい色や柄の手つむぎや

手織りに魅了されたと言います。そのハマり様は、ネットを駆使して勉強し、自ら

綿花を育て紡績するばかりか、機織り機まで購入して、日本風の藍染にチャレンジ

してしまうほど。

 

そんなナサニエルさんは、日本に行けたら、伝統的な織り方や染め方について本物を

ぜひ見てみたい、特に奄美大島の「大島紬」に触れてみたいというのが夢でした。

夢が叶って招かれたのは、藍染めの本場である奄美大島で、昔ながらの伝統技術で

大島紬の染めを行う金井工芸他の皆さん。

 

大島紬は、糸を染める前から決められた図柄に合わせて、染めるための編み込みを行い、

編み込んだものをトコトン染めていきます。絣(かすり)むしろと呼ばれる絹糸の束を、

車輪梅というバラ科の樹木の染料で染めたあと、泥田につけます。すると、泥の鉄分と

車輪梅のタンニン酸が反応して色が変化し、大島紬独特の黒色に染まるのです。

 

染めが終わるまでの気の遠くなるような作業。これを泥染めと言い、染めた後は不純物が

出なくなるまで川で30分以上もみ洗いして、やっと泥染めが完了。この後、染めない

部分を縛っていた木綿の糸を解いて、やっと一本の糸に。

 

緻密に糸を一本ずつ染め分けるには大変な苦労がありますが、機織り機で寸分の狂いも

なく大島紬を織っていく作業も気の遠くなる作業でした。職人さんでも一日たった

20cmしか織ることができず、一反約12.5メートルを織るのに、なんと3ヶ月もかかり、

高度な染めの物は3000万円を超えるとか…。一本一本の糸を染めていくため、何と

リバーシブルで使える優れもの。日本人でありながら、知らなかった事ばかりの

1時間でした。

 

日本の文化に魅せられて、思いを寄せてくれる海外の人が居てくれることに感謝し

同じ日本人として誇りに思い、改めて日本の素晴らしさに気づかせてくれる・・・

そんなこの番組が長続きしてくれる事を願っています。明日28日は和菓子に惚れた

外国人が招かれるようで、これもまた今から楽しみです。 

 

 

 

 

 

 

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今日は・・・幽霊の・・・日・・・

2016-7-26 NEW!

 

1825(文政8)年、江戸の中村座で「東海道四谷怪談」が初演されました。

東海道四谷怪談(通称「四谷怪談」)は、浪人民谷伊右衛門に毒殺された妻

お岩の復讐話で有名ですよね。

 

不義密通をはたらいた男女が殺され、戸板に縛られ神田川に流されたという

実在の事件をヒントに四世・鶴屋南北が作った話です。

 

夏と言えば怪談話ですが、日本の怪談話は、海外のものに比べて、ドロドロ、

ジメジメしていて、見た目の怖さというよりも、深層心理に染み渡るような

重~い怖さ…ですよね。

 

でも、最近の若い人たちは、この『四谷怪談』や『番町皿屋敷』『牡丹灯籠』

と言った『日本三大幽霊』が登場する怪談を知らないという人も出てきています。

若い人は、『リング』とか『螺旋』とか『トイレの花子さん』?ですかねぇ…

 

さて、せっかくの幽霊の日なので、怪談話を一つ・・・

 

『悪の十字架』

 

それは、となりの町のできごとだった・・・。

夜遅く、男の子がお腹がいたくて目が覚めたんだ。

そして親を起こして、泣いて腹痛を訴えた。

 

5キロ離れた所に古びた小さな病院があったな。

・・・父親はそう思った。

そして、自転車の後ろに息子を乗せ、

懸命にこいで病院にたどり着いたんだ。

 

ドンドンドン!!

あけてください! 子供が腹痛で泣いています。

お願いします!

ドンドンドン!!

 

すると、ドアが開き、中から年老いた女の人が現れた。

こんな真夜中に、どうしましたか? 先生はおらんよ。

明日またお出でなさい。

 

明日は何時にあくんですか?

10時にあけますよ。

 

そうか、あくの10時か・・・。

 

あくのじゅうじか・・・

 

悪の十字架・・・

 

 

 

 

 

 

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今日は最高気温記録の日だそうですが・・・

2016-7-25 NEW!

 

今日は、1933年 山形市で40.8度の最高気温が記録された事を記念して作られた

『最高気温記念日』でだそうですが…気象庁で過去の記録を調べてみると・・・
 

 

 

 

 ・・・ということで既に記録は打ち破られていて、今後も地球温暖化とともに

ますます上昇し更新されていく事を思うと、この記念日の意義が分からなく

なってしまいます・・・

 

1933年の頃の記録は、異常気象で済んだ話も、これからは通常気温となって・・・

 

・・・とは言うものの、東京近辺は、今年はまだ、それほど暑くもなく、

そうした点では救われているものの、水不足が気になり始めているので・・・

なんとも上手く行かないものです・・・作物も、これで高値にならないことを

今から祈るばかりです・・・

 

 

 

 

 

 

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箸の気持ち ・・・ 『道しるべ』より

2016-7-22 NEW!

 

箸の気持ち

 

私なら米粒一つだって簡単につかめますよ

外食ではスプーンやナイフの為に、隅に残ったご飯が

心に引っかかったことがありませんか

 

スープは苦手ですが、他は全て自由自在

・・・だったはず・・・

なのに、今では残った米粒一つの為に私を使える人が殆どいない

 

思えば米粒さんも可哀想・・・他の食べ物だって・・・

掴んで欲しいのに、スプーンの様にすくったり、フォークの様に突き刺したり

ひどい時は、かたい物を強引に横で押し切ろうと・・・

 

短い命の仲間はたくさんいます・・・使い捨ての仲間も

目的に合わせているのだから仕方ないでしょう

でも・・・

私らしく使って欲しい・・・

 

何年もすり減っても使ってくれた昔のように

私が口に運べる物も大切にして欲しい

中には私を、ペットの様に持ち運んでくれる人もいる

大切に洗い、寝床で眠らせてくれる人もいる

そんな事まで望まないけれど・・・箸らしく活かされたい

 

私の能力を最大限引き出してもらえたら・・・どんなに幸せだろう

またいつか、箸置きという枕の上に、2本で一対の私を横たわらせて…

大切な人のおもてなしが出来ますように…

 

 

詩集「道しるべ」より 
 

 

 

 

 

 

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『自由に生きられる』事を映画『あん』から教えられ・・・

2016-7-21 NEW!

 

先日、ドリアン助川さんが書かれた『あん』という映画を見させていただきました。

きっかけは和菓子の源『あん』が好きだからという軽い感じだったのですが、全然

違った意味で中身のある良い映画で、是非、ご紹介したく、書かせて頂きました。

 

あらすじはこうです。

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桜の咲き乱れる公園に面したどら焼き屋で、辛い過去を背負う千太郎(永瀬正敏)は、

雇われ店長として、どら焼きを焼いていました。物静かで、そんなにやる気に燃えて

いる訳でもない主人公。

 

ある日この店を徳江(樹木希林)という手の不自由な老婆が訪れ、バイトに雇って

くれと千太郎に懇願してきます。ところが、バイト代は少しで良いから働かせて

欲しいと言ってきた彼女を、いい加減にあしらい、帰らせてしまう千太郎。

 

手渡された手作りのあんも、一度はゴミ箱に捨ててしまうのですが、何故か気に

なって取り上げ舐めた途端に、彼はその味の佳さに驚きます。徳江は50年小豆を

愛情をこめて煮込み続けた『あん』の達人だったのです。

 

店の常連である中学生ワカナに話すと、薦められて、千太郎は徳江を雇うことに

します。すると瞬く間に徳江のあんを使ったどら焼きの美味さが評判になり、

やがて大勢の客が店に詰めかけるようになります。

 

ところが喜びもつかの間、店のオーナーが、徳江がかつてハンセン病であったとの

噂を聞きつけ、千太郎に解雇しろと詰め寄ってきます。そして、その噂が広まった為か

客足はピタリと途絶え、それを察した徳江は店に来なくなってしまいます。

 

素材を愛した尊敬すべき料理人、徳江を追い込んだ自分に憤り、酒に溺れてしまう

千太郎でしたが、ワカナが彼を誘い、ハンセン病感染者を隔離する施設に向かいます。

そこにいた徳江は、淡々と自分も自由に生きたかった、との思いを語るのです。

 

『私は、ワカナちゃんと同じぐらいの時に、兄に連れられてここへ来たの』

『家から持参した服さえ燃やされて、私は家族も思い出も奪われて閉じ込められた…』

そんな感じの話をすると、もう。ただ死ぬのを待っているような雰囲気をかもし

出していました。

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働くときの様子、死を待つ様子…樹木希林の演技の素晴らしいこと…圧巻でした。

差別や偏見で奪われた自由、それは命を奪うのに等しいほど、残酷な仕打ちです。

思慮深く、小豆にさえ、思いをかけられる徳江の生き様を通して、差別や偏見の

罪深さを思い知らされました。

 

・・・と同時に、自由に生きられるのに、自ら扉を閉じてしまう事を哀れむ徳江の

『もっと自由に生きて良いんだよ』

・・・という優しいメッセージを受け取ったのでした。

映画のラストシーンは、桜に包まれる中、主人公に与えられた『自由』が映し出され

ていました。人間の醜さと、優しさと、差別と自由と…見始めは軽いきっかけでしたが、

終わってみれば、心に染みる、本当に良い映画でした。
 

 

 

 

 

 

 

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日本の大切な心を、改めて見つめ直す

2016-7-20 NEW!

 

カンブリア宮殿で、先日『日本の伝統行事』という村上龍さんの書かれた本が

紹介されていました。急激に拡大する“日本版ハロウィン”の市場規模は1,000億円を

超えたそうです。そんな中、村上龍さんが持った疑問は「ハロウィンの経済効果は

出すのに、なぜ七夕や月見は無視される?」という事。確かにその通りです。

そんな思いからか出版されたのが、日本独自の「伝統行事」を、改めて日本の資源と

捉えた『日本の伝統行事』。

 

日本の良さを見つめ直し、再確認していく中で、埋もれてしまった大切なものを

発掘し、活かして伝え、残していくこと…。最近は、そんなテレビ番組も多く、

●毎週火曜日放送のTBS『所さんのニッポンの出番』

●毎週木曜日放送のテレビ東京『世界!ニッポン行きたい人応援団』

●毎週月曜日放送のテレビ東京『YOUは何しに日本へ?』

・・・いずれも外国人の目を通して、日本を再確認させてくれる番組として、とても

楽しみにしている番組です。さきがけは『YOU・・・』でしたかね・・・

 

本当は素晴らしいのに、身近にあり過ぎて、その素晴らしさ素敵さに気付かないって

ありますよね。ご紹介した3つの番組は、日本人でありながらも知らなかった事を

外国人に教えてもらうという展開で、まだまだ日本の良さを分かっていないと

見るたびに思わされてしまいます。『ニッポン行きたい・・・』では、本当に一般の

日本人以上の専門知識を持った外国人が登場して驚かされっぱなし・・・

 

ところで、先の『日本の伝統行事』…読んでみたいと調べたところ、あの坂本龍一さん

監修「日本の童謡と唱歌集」CD3枚も付いていて、村上龍さんの執筆された文書全てに

英訳が併記されているとのこと。英語の勉強にもなりそうですね。更に膨大な絵と

写真も入っているとか。

 

誰もが口ずさめる懐かしい童謡・唱歌が、坂本龍一さん他、現代の音楽家、演奏者

によって蘇るという魅力も加わっているようですが、如何せんお値段が税込4,860円と

良いお値段(;^_^A。坂本龍一さん監修のCDが3枚入って、この値段なら安いとは思う

ものの・・・小遣い制の私には少々負担が大きく、なかなか高めのハードルです。

 

なので、こんなサイトを見つけたので、こちらをご参考になさって下さい。

私もご参考にさせて頂こうと思いますです。

 

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村上龍『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』公式サイト

    - 日本の伝統の美しさを見つめ直す時がきた。

       http://jte.ryumurakami.com/

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安心安全な食品提供に尽くす『らでぃっしゅぼーや』

2016-7-19 NEW!

 

カンブリア宮殿、『らでぃっしゅぼーや』の回、ご覧になりましたか? 美味しくて

安心安全な野菜を日本中の食卓へ!と題して、1988年創業の『らでぃっしゅぼーや』が

取り上げられていました。全国に16万世帯の会員を抱える、有機・低農薬野菜宅配の

最大手となっており、我が家も、家内が難病にかかってから、そんな会員の一軒となりました。

 

全国の2,600の農家と契約し、品質だけでなく、農薬の使用状況や畑の状態にいたるまで

関わり、家庭に届けられる梱包の中には、それぞれの生産者の名前から住所に至るまでの

情報も同梱され、安心安全なものを安定的に供給しようとしています。農家を出てから

36時間以内にこだわりの野菜を家庭に届けているというのも嬉しいところです。

 

更に今取り組んでいるのが、全国で絶滅に瀕している「伝統野菜」の復活。これまで

出荷量が少ないため流通に乗りにくかった伝統野菜を掘り起こし、レシピを添える等の

細かい対応までして顧客へ販売しています。手のかかる伝統野菜を付加価値の高い商品

として広めることで、農家の収入増につなげ、野菜の更なる魅力を伝えようとするだけ

でなく、伝統野菜の存続を守るという役割まで荷い始めていました。

 

もともとはNPO法人が立ち上げられた『らでぃっしゅぼーや』ですが、「こだわりの

生産者を守り、安心安全な野菜を家庭に届ける」という理念は今でも受け継がれています。

そんな『らでぃっしゅぼーや』も2008年ごろから徐々に売り上げが減少。2012年には

NTTドコモグループに入ることになります。このグループに入ったことはプラスでした。

 

現在、社長を務める国枝さんはかつてNTTドコモ九州の社長さん。顧客獲得合戦の

最前線でビジネスをしてきた国枝さんが、『らでぃっしゅぼーや』の現場で見たものは、

「生産者を大事にする」ということを大事にするあまり、ないがしろにされがちな

顧客目線でした。徹底した顧客目線でビジネスをやってきた国枝さんは、すぐに改革に

乗り出し、客の電話での音声によるクレームを全役員で聞き、改善策を練り続けています。

 

更に、配達だけでなくセールスもする自社ドライバーたちに対して表彰制度を設ける、

などなど。セールスドライバーと言うと佐川を思い出してしまいますが、そんな改革を

続けることで、国枝さんが就任してからわずか2年の間にV字回復を果たしています。

 

社長の国枝さんはさらなる新商品に動きだしており、それが「10分料理キット」。

あらかじめ野菜がカットしてあり、さらに調味料や具材もパックされているので、あとは

炒めるだけ。パッケージを開けてから10分で酢豚などの本格料理ができるというもので、

しばらく購入から遠ざかっていた家内もこれには注目。

 

野菜は勿論、季節の有機野菜、調味料も天然素材にこだわっているので、添加物の多い?

他社の物とは引き寄せられる気持ちの度合いも全く違ってきます。手間をかけて生産

された食材ですので、どうしても値段が高くて、ここ数年、我が家も購入していません

でしたが、ちょっと手を抜いて時間を作りたい時など、良いかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 

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お中元・・・由来の記念日・・・

2016-7-15 NEW!

 

日本の古くからの風習として、夏にはお中元、冬にはお歳暮なるものを

お世話になった方々に贈るという事が繰り返されてきましたが、実は今日は…

そんな『中元』の日と言って、半年生存の無事を祝い、祖先の霊を供養する日

となっています。

 

元々は正月15日の上元、7月15日を中元、10月15日の下元をあわせて「三元」

とする中国の習慣が伝わったもので、この日は、地官大帝の誕生日であり、

さまざまな罪が赦される贖罪の行事が催されるそうです。また、地官大帝は

地獄の帝でもあるため、死者の罪が赦されるよう願う行事も催されるとの事。

 

日本では「盂蘭盆会」と日が重なったことから、祖先の霊を供養し、両親に

食べ物を送るようになりました。この習慣が、目上の人、お世話になった人等に

贈り物をする「お中元」に変化したのだそうです。

 

時代も変わって、年賀状同様に、このお中元やお歳暮を贈る習慣も消えつつあり、

弊社でも5〜6年前から、贈らないようになってきました。経費節約もありますが、

元々日本の心に根ざしたものではなかった事を思えば、残るべき習慣が残っていく

そういう事のように思えるのです。必要なのは形よりも心にある…そんな気がします。

 

 

 

 

 

 

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