ティータイム

出来ると信じたら8割のことは可能

2018-5-29 NEW!

 

TBSテレビでゴールデンの時間帯で放送されている『坂上&指原のつぶれない店』5月20日の放送分はご覧になられましたか?「街中のつぶれそうなのにつぶれない店」は何故つぶれないのか?そんな素朴な?謎を解き明かすなど“お金”にまつわるバラエティ番組なのですが、なんと先日は、あのジャパネットたかたの創業者が登場してきたのです。

 

高い声と独特の語り口でテレビショッピングの人気者となった元ジャパネットたかたの髙田明社長。3年前にジャパネットの社長の座を息子に譲り勇退したかと思いきや、昨年4月、経営不振で3億円以上の赤字を抱え、倒産のピンチに追い込まれていた別会社の社長に就任し、たった一年でなんと25億円の売り上げをやってのけ、大活躍しているというのです。

 

その会社とは高田社長の地元、長崎県のJリーグチーム「V・ファーレン長崎」。火中の栗を拾ったのは、2017年3月のこと。当時、V・ファーレン長崎はJ2で22チーム中15位と成績は低迷。経営的にも17年1月期の決算で1億3770万円の最終赤字を計上していました。累積赤字は3億2460万円まで膨らみ、一時は選手の給料未払いが懸念されるほど経営が悪化していたとのこと。

 

そんな地元・長崎のチームを何とかしたいと立ち上がった髙田社長は、就任前の観客数が平均で4,000人くらいだったものを、11月には満席の2万2,000人に!さらには、Jリーグの2部リーグ「J2」から「J1」に昇格する、という快挙まで成し遂げ、3億円以上の赤字だった1年前から、今年は何と25億円の見込みなんだとか!サッカークラブの経営はもともと全くの素人という高田社長がどうやって、倒産寸前のクラブを立ち直らせたのか…?!

 

髙田社長が「集客」の為に掲げた、4つの「改革」。
◆その1「駐車場を変えた」・・・駐車場を新たに増やし、無料駐車場を試合3時間前に閉門して早い時間の来場を促し、ゆっくり来られる人は最初から有料駐車場に向かうような流れを作って、渋滞緩和の工夫まで行ったのです。
◆その2「電車を変えた」・・・試合当日は電車の本数も増やし、シャトルバスの整備も行うなどアクセス面を改善。
◆その3「駅からの道を変えた」・・・駅から会場まで歩くという人に対して、地元の人の協力を仰いで様々な「おもてなし」を実現。
◆その4「スタジアム周りを変えた」・・・「ジャパネット」のアウトレットセールの屋台を出店するなど、スタジアム周辺に様々な出店を招いて充実させたのです。

 

また、アウェーゲームにも社長自ら足を運んで他クラブのスタジアム設備を研究。試合前には必ず大勢の相手サポーターと会話し、「アクセスはどう?」「駐車場は?」などスタジアムの情報収集を行い、自分のクラブに活かそうとしていたのです。

 

更には、自らが広告塔となり、長崎のローカル番組にも出演して、試合を見に来てもらうよう宣伝。お客さんを増やすための「改革」を、次から次へと実行し、驚きのV字回復をやってのけた髙田社長…流石でした。高田社長のそうした努力は、集客アップを実現し、クラブのJ1昇格へと繋がっていったのです。

 

MCの坂上さんから「3億円の赤字があって、見込みはあったんですか?」と社長就任当時の心境を尋ねられると、「どうにかなると思いました。計算せずに感覚でいくタイプなんです。出来ると信じたら8割のことは可能。出来ないと思うから出来ないのであって、出来ると信じてやり続けるしかないんですよね」と信念を語っていました。

 

【出来ると信じたら8割のことは可能】

 

シンプルですが、大切なキーワードですね。

 

 

 

 

 

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通販なし、お店は1軒だけ…ピカイチな帆布屋さん登場!!

2018-5-22 NEW!

 

5月10日放送のカンブリア宮殿『京都オンリーワンのものづくり! 奇跡の老舗かばん店の全貌』の回、ご覧になられましたか?京都に1軒だけという小さなお店がカンブリア宮殿に登場するのは珍しいところ。実は、このお店、通信販売もしていないのです。社員は全員職人を兼ね、売っているのは帆布のカバンが中心。それでも、長年の熱烈なファンに支えられるという老舗。「お家騒動」の辛い時期を経て、自社ブランド「一澤信三郎帆布」を立ち上げ、100年前の創業当時と変わらないビジネススタイルをとっているという【老舗カバン屋さん】が今回の主役です。

 

一澤信三郎帆布さんのカバンは職人の道具袋から時代に合わせて変化し、愛されてきました。会社が軌道に乗ってきた2,000年初頭、先代が亡くなると本来の遺言状の他に、兄が新たに持ち出してきた別の遺言状が登場し、遺言状を巡って裁判にまで発展してしまう兄弟の相続争いが勃発。結果、後から出てきた遺言状が認められてしまい、社長を解任された信三郎さんは職人たちと一緒に「一澤信三郎帆布」を立ち上げ、新たなスタートを切ることになります。

 

地元の人たちの支援や信頼はそのスタートを後押していきますが、共に頑張って支えてくれた社員や、支えてくれたお客様たちは、それまでの取り組みを裏切る事はありませんでした。後に、兄が後から提示してきた遺言書は偽造されたものであることが判明したそうですが、ドラマの様な怖い話、本当にあるんですねぇ。

 

で、そんな、愛される一澤信三郎帆布さんでは、毎年春になると真逆な一澤ビジネスを知ろうとアメリカのビジネススクールの学生たちがお店を訪れてきます。一澤さんの、学校で学ぶのとは正反対のレクチャーに戸惑いながらも興味津々な学生たち。丈夫で長持ち、シンプルなカバン…週末ともなるとごった返す店内の定番は「道具袋」(トート)カバン。袋の角の見事な折込や縫製と、丁寧な手作りの袋は、もちろん生徒たちにダイレクトに伝わりますが、何故、複数店舗展開やネット販売をして、もっと稼がないのか?…は、どこまで伝わったのでしょうか…。同志社小学校は10年以上、一澤製ランドセルを使われているとの事。渋いですよねぇ。

 

いつもの社長の金言は、『時代に遅れ続ける経営』と、何とも皮肉さえ感じてしまう発言ですが、お客様の声や反応を直に聞き、見ていく事で商品は進化し続けられ、大量生産に対応しないからこそ、細部にまで丁寧な仕事ができる…そんな基本姿勢を守り続けている、そんな印象は強く受けることができました。大切なのは、良い物を提供し、お客様に喜んでいただき、その事を次のモチベーションに活かしていくという流れなのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

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奥ゆかしくて美しい創業150年の鈴廣さんの絶品蒲鉾

2018-5-18 NEW!

 

4月26日放送のカンブリア宮殿『創業150年 蒲鉾の価値を次世代に!職人技を武器に勝つ 老舗店の格闘記』の回、ご覧になられましたか?
小田原駅から車で10分という風祭に、連日観光バスが100台停まる人気の施設、それが今回の主役、小田原蒲鉾の名店「鈴廣」本店。

 

ここは、蒲鉾の食べ比べができる蒲鉾バーや、魚カツサンドにチーズといちじくが入った蒲鉾など、変わりダネが買え、蒲鉾バイキングができるレストランでは、蒲鉾の為に開発されたという地ビール「箱根ビール」までお出迎え。蒲鉾作りの体験ができる「かまぼこ博物館」や、文字をプリントしてくれるプリかま等々…まさに“蒲鉾のテーマパーク”。誰もが「蒲鉾ってこんなに美味しいんだ」と再認識させられてしまうようです。

 

そんな美味しい蒲鉾を支えるのは、国家資格を持つ職人(水産練り製品製造技能士…13人もいるのは鈴廣だけ)とその職人技を科学的に研究する「魚肉たんぱく研究所」。鈴廣の創業は江戸時代の末期、慶応元年(1865年)。豊富な魚資源に恵まれる相模湾の近くで誕生しました。明治に入り現会長智恵子の父・7代目鈴木廣吉が屋号を「鈴廣」にします。戦後、壊滅的な被害を受けた小田原蒲鉾復興のため、廣吉は同業者で勉強会を開いたり、蒲鉾に適した魚を全国に探し求め新しいかまぼこ作りに励んだりと挑戦の連続。

 

そして8代目を継いだ昭三と智恵子夫婦は、そんな父・廣吉を越える革新に挑んでいきます。廣吉の猛反対を押し切って、店を現在の小田原郊外に移転。ドライブインのような土産物屋を展開する一方、職人たちの技術を工業化することに挑み、鈴廣を100億円企業にまで成長させていくのです。

 

その後、現社長・博晶が取り組む蒲鉾の科学的研究をはじめ、消費が激減する蒲鉾業界で「老舗にあって老舗にあらず」の精神で、『日々、恒に革新を怠るな』を意識し、鈴廣は蒲鉾の進化に挑み続け、蒲鉾業界が下がる一方という中、売上を5倍にまで伸ばしてきたのです。

 

蒲鉾イベントである「小田原蒲鉾桜祭」では、蒲鉾細工やすり身で作った蒲鉾たこ焼き等も見る事が出来ました。たこ焼き好きな私としては、是非食べてみたい一品です!超特選蒲鉾【古今】一本約4,000円もする蒲鉾も是非…(^ ^;)。村上龍さんは編集後記で、こんな事を話されていました。「私見だが、日本酒のつまみとしては、刺身より上だ。奥ゆかしくて美しい、日本女性のようだと思う。確固たる自立があるが、余計な自己主張がない。」面白い表現ですよね。

 

 

 

 

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亡命して、日本で女性版「赤ひげ」になられた素敵な方

2018-5-10 NEW!

 

5月7日放送のワタシが日本に住む理由『チェコ共和国・首都プラハ出身の中島恵利華さん』の回、ご覧になられましたか?

 

今回主役の恵利華さんが生まれたのは、チェコがまだ社会主義だった1951年のチェコスロバキア。激動の最中出会った日本の映画「赤ひげ」に感銘を受け、勉強嫌いだった彼女は医師を志します。クラシック音楽を学びにチェコに来る日本人から日本語を学び、日本語を勉強するために始めた文通がきっかけとなって、3年後に公務員の研究職である秀治さんと結婚。

 

社会主義と民主主義の夫婦の誕生は、簡単なものではなく、28歳で初来日するも、チェコが民主化する前だったので、帰れば処刑されることも十分考えられ、日本で帰化し、日本で生きていく…故郷には帰らないことを決意しての来日でした。亡命という言葉が出てきましたが、本当に一大決心です。

 

チェコで医師免許は取っていましたが、日本では通用しないので、更に3年間大学に通って日本の医師免許を取っていきます。きっと、この頃には、勉強嫌いではなくなっていたのでしょうね。ところが、医師免許を取得しても、外国人の女性で子供が2人という条件では、雇ってくれる病院はありませんでした。そうして出した結論がご主人の故郷・新潟での「めぐみ皮膚科」の開業でした。

 

恵利華さんは、更に池の平で旅館「おやど山恵」を経営しながら、そこでの診療も月2回しているとか。病院に来る人達は、恵利華先生のフランクな口調に心を開いて接していきます。皮膚科なのに、「目薬ないか?」とか「尻が痛い」からと湿布薬とか…。田舎だから薬局に行くのも大変なので、院内処方までされていました。言葉の乱暴さからも、さながら、外国人女性版「赤ひげ」先生といった感じでした。

 

日本在住39年、ご主人の事を「オヤジ!」と呼んだり「お前!」と呼んだり、言葉だけ聞いていると、本当にピックリしてしまうのですが、彼女を支えるご主人とのやり取りも楽しく見させて頂きました。秀治さんのチェコまで行ってしまう行動力や、ニコニコしながら恵利華さんに感謝している様も、とても素敵でした。

 

最後に司会から聞かれる定番の「あえて日本に物申すとしたら?」という質問には、「田舎の医療に対して、もっと国は支援すべきだ」と話しておられました。全く、その通りですよね…。そんな日本で、亡命してきた外国人女性が、田舎の医療を支えているのですから、本当に感謝しなくてはなりません。きっと先生は、皮膚科だけでなく、いろいろな病気に対応してアドバイスできるように、勉強も続けているのでしょうね…。本当に、有り難い話です!!

 

 

 

 

 

 

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螺旋状の堀・水路で拡大していった大江戸・東京

2018-5-7 NEW!

 

先日、4月29日放送のNHKスペシャル シリーズ「大江戸」を観ました。近年、日本の首都、東京のルーツとなる「江戸」をめぐり、新たな発見や研究成果が相次いでいるそうです。150年前にその名を失った江戸の知られざる姿を、ドキュメンタリーやドラマ、超高精細CGなど多彩な演出で描いていく3回シリーズ。その第1回目が「第1集 世界最大!!サムライが築いた“水の都”」・・・

 

今の東京の基盤は、その殆どが江戸時代に築かれていたという事実に驚かされます。世界的に見ても画期的な上下水道を敷き詰めて造りあげていく「水の都」の発想力と、実現させていく諦めない武士の姿勢。江戸は、徳川家康が幕府を開いてから100年ほどで、パリやロンドンの2倍近い、世界最多の100万の人口を抱える巨大都市となっていくのです。近年、江戸初期の都市計画を描いた図面や、幕末の写真ネガが多数発見されていくことで、その変遷が分かってきたというのです。

 

番組ナビゲーター役で登場する松平 健さんが、また楽しく見られるように面白さをかもし出していました。時代劇の中で殿様役や金さん役などを演じてきた松平さんですが、その分かりやすい特性を活かしていきます。江戸好きな喫茶店のマスターが、常連客の木村佳乃さんと江戸の話をするうちに、つい熱くなって興奮すると、江戸の人物が憑依するという特異体質役。例えば、家康が憑依したり、商人(あきんど)や町火消(まちびけし)が憑依したりして、江戸の人物になってしまうのです。

 

…とは言うものの、松平さんを含めた喫茶店のシーンは、あくまでも番組中のティーブレイクの様な役割を果たしているだけで、メインの話がとにかく面白い物でした。何よりオーストリアで見つかった大量の写真や、家康が描いたという江戸の都市計画図、螺旋状の堀や埋め立てに使われた大量の巨石の話など、CGを交えながらの演出で、本当に楽しく見ることができました。

 

第2集は、「驚異の成長!!あきんどが花開かせた“商都”」で、5月27日、

第3集は、「不屈の復興!!町人が闘った“大火の都”」と題して7月1日放送の予定です。

面白いので、今回の再放送も含めて是非、観ていただきたいと思います。面白さ、保証しますよ。

 


 

 

 

 

 

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【終活】への理解が深まった『THEドキュメンタリー 終活』

2018-4-26 NEW!

 

ある調査によると『【終活】という言葉を聞いたことがある』という人は全体の9割以上に登る一方、『すでに【終活】を実施している』という人は全体の1割に満たなかったとか。確かに年齢を重ねるにしたがって気になってきた言葉であり、【エンディングノート】なるものは、実際に吟味して親類に差し出したことはあるものの…いざ、自分となると…。

 

今回、番組の中心となって登場したのは、末期ガンから奇跡の生還を果たした小西博之さん。懐かしい欽ちゃんファミリーの一人です。「生きるための活動なら分かるけど、何で死ぬための活動しなきゃならないんだ」と反対側の意見を強く抱いての登場です。「死ぬ事を念頭に置いた活動など、やっとガンを乗り越えてきたのに縁起でもない」という当たり前の考えの様な強めの意思表示です。

 

冒頭で対談する事になったのは『ソナエ』という雑誌を出している【終活】のパイオニア的存在との対談です。ぱっと見、強面の小西さんですから、いきなり否定的な発言で対談相手にプレッシャーをかけはじめた時は、これで対談になるのかと心配させる展開でした。

 

背景としては、一人暮らしが増えてくると、自分の死んだ後の事を考えなければならい世の中になってきたという事。葬儀の小規模化。親の墓と子供の暮らす場所が離れることで生じてしまう、お墓の引っ越し…。最後のお守りを用意しておくことで、何も気にせず生きられるようになる事が目的で、大切なのは、元気なうちにして欲しい活動であって、死を目前にしている状態では出来ない活動なんだと話されていきます。

 

少しずつ、話を聞くうちに【終活】の本当の意味を理解し始める小西さん。そうすると自身の親ともお墓のことで今のうちに話をしておかなければと行動を起こしていきます。

 

【エンディングノート】…その存在も、理解していなかった小西さんですが、説明を聞くうちに「こういうことを考えると親とか子供に優しくなれるね」と感心していきます。そして、とどめは【葬儀VTR】。実際にどの様なものかを観せられると、「いいね!いいね!」を連発。「暗い葬儀がお祝い事になるじゃないか!」と絶賛です。

 

対談を終えて漏らしたのは「死ぬことに自分で心を閉じていた」そう話したのです。終活は死ぬ準備ではなくて、一度リセットして、感謝するため、ありがとうのためだと話す小西さん。これまで大切にしてきた思い入れのあるバイクも、息子にあげる気持ちになれました。物への執着心が無くなるということか、細かい事が決まっていくと楽になって、残りの人生を心安らかに過ごすことができる・・・いわば「お守り」のような物なんだと笑顔で話すようになっていたのです。

 

小西さんの年齢は、私とほぼ同じ…。番組の後半では、銀座終活座というところで実際に御自身の【葬儀VTR】を撮影されていました。番組では、他にも登場人物がありましたが、年老いて伴侶に先立たれた人が、遺品を整理していく中で【終活カフェ】で相談したり、断捨離をすることで、自分の身に何かあった時に、自分の子供にまで、余計な苦労をさせたくないと考えたり…。ほかにも【生前契約】という「りすシステム」が扱う正式な委任契約が紹介されたりと中身の濃い展開でした。

 

家内が母親を亡くした時に、家内の父親に「エンディングノート」を渡したことがあります。家内の母親のお墓は、未だに仙台に作るか私の家の近くに作るか決めかねている状態です。少しでも早く、元気な時に話し合う機会を作って、笑顔で話せるように展開していく事、大切かもしれませんね。身近な年寄りだけでなく、つい先日も右ひざの半月板が断裂して足腰への負担が更に拡大している私。小西さんではないけれど、自分自身に関する【終活】にも、しっかり目を向けて…一歩踏み出す勇気が必要かもしれませんかねぇ…
 

 

 

 

 

 

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中古住宅…新古物件…優秀な日本の住宅なんとかなりませんか?

2018-4-24 NEW!

 

3月6日放送のガイアの夜明け『ニッポン転換のとき〜住宅編『中古』に価値がある!〜“新築信仰”に挑む〜』の回、ご覧になられましたか?

 

都会へ出て来た人たちが抱える、「実家の相続問題」。親が亡くなったり、施設に入ったりして実家が「空き家」となって、それを相続した人が頭を抱えるというのです。駅から遠く、築年数が古い、人口が少ない地方にある...。誰も住まなくなった"古巣"を、売却したくてもできないケースが多いらしいのです。

 

日本全国の「空き家」はいま、およそ800万戸。それが15年後には、2,100万戸までになると言われているそうで、なんと、3戸に1戸が「空き家」の時代が、もう目の前に迫っているらしいのです。一方で、今も続く、新築の戸建てやマンション建設。それゃ誰だって【中古】って響きより、【新】しい家が良いと思いますよね。

 

欧米のように【歴史】ではなくて【中古】と表現してしまえば…。ちなみに、中古住宅流通のシェアが極端に低い日本は海外と比較するとこんな感じ。かなり前のデータになってしまいますが、2003年の中古流通シェアが、イギリス88.8%、米国77.6%、フランス66.4%であるのに対し、日本はわずか13.1%…。

 

欧米では適切な修繕さえしていれば住宅の価値が上がり財産として積み上げられていくのに比べ、日本ではいくらお金をかけて修繕しても建物の時価が築15年程度で消滅してしまいます。優れた建築技術で頑丈な住宅なのに…ですよ。私も、移転する為に住宅を売った事がありますが、悲しくなるぐらい建物に価値を見出してもらえませんでした。

 

日本の戦後から根強く残る「新築信仰」は今、転換を迫られています。問題解決の決め手がないなか、ある企業が新たなビジネスで、「空き家問題」の解消へ向けて動き出していました。4年連続で中古物件の販売数ナンバーワンに輝く企業。地方の空き家の再生を手がける「カチタス」という会社です。

 

カチタスの年間の取り扱いは3,800戸と、2位の10倍以上の規模を誇っています。カチタスが手がける物件は殆どが築30年以上で劣化の激しいものばかりですが、台所やトイレ、風呂場などの水回りは基本的に全部取り替え、リフォームして販売していることが売りだとか。価格も1,000万円台で買い取って、遠距離には欠かせない駐車場などを完備していく事で、リフォームした家の97%が、1年以内に売れるというのです。

 

ちなみに15年でほぼ価値がなくなってしまうと言われる中古物件…。中古住宅の売れ筋は、一般的に新築後10年までと言われているのです。1年を過ぎて誰も居住していない物件は「中古住宅」として取引されるシステム…不思議な感じがしますが、新築後2年未満であれば中古物件と言わず新古物件と記載する例も出てきているようで、なんとも困った日本の価値観が見え隠れしていますよね・・・。

 

ふと見回すと、我が家の周りにも空き家がちらほら・・・気にするとあちらこちらに空き家がある事に気づきます。ふと気が付くと居ないはずの家に誰かが入り込んでいたり、空になった家から不審火が出たり・・・治安の面から考えても、国や地方公共団体からの対策も望まれるところです・・・。リフォーム技術やそのアピール戦略、もっともっと頑張って欲しいですよねぇ・・・。

 

 

 

 

 

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才能とは努力を継続できる力…重みのある言葉です

2018-4-17 NEW!

 

 

4月2日放送のNHK プロフェッショナル 仕事の流儀『史上最強の軌跡スペシャル 棋士・羽生善治』の回、ご覧になられましたか?前人未到の「永世七冠」を達成し、棋士初となる「国民栄誉賞」を受賞した羽生善治さんの特別編です。

 

これまでに勝ち取ったタイトル数は通算99期。佐藤天彦名人に挑む名人戦の七番勝負が4月11日から始まりましたが、羽生さんは、つい先日史上2人目となる通算1,400勝の大台に達し、更に七番勝負を制するとタイトルの獲得数が前人未到の通算100期となります。凄すぎます!

 

「プロフェッショナル」では、2006年・08年に羽生を主人公とした番組を放送。若くして天才と呼ばれた陰にあった「苦悩」、ライバルとの「死闘」を通して浮かび上がる勝負師としての生きざまを生々しく記録してきました。今回は、その2本を再編集し、羽生さんのインタビューを新たに交えながら、47歳の心境も語られていきます。

 

羽生さんの若い頃は、何十手も先まで読むことに力を注いでいたようですが、30代になってからは「手を読むことより、勝負の流れを読むことのほうが大切」ということで、考え方も変わってきているようです。

 

面白かったのは、安全策を講じて無難な手ばかり指していては、得るものが何もないという姿勢。たとえ勝負には負けたとしても、常識外れの果敢な挑戦をするほうが得られるものがあるというのです。

 

羽生さんと共に幼いころから競ってきた森内九段との対戦では、そうしたお互いのやり取りで、対戦中にお2人がこらえきれずに笑みを浮かべるシーンがありました。素敵ですよね。頼もしい限りです。

 

そうそう、この森内九段…昨年平成29年「秋の褒章」において、紫綬褒章を受章されています。紫綬褒章は、長年にわたり学術・芸術上の発明、改良、創作に関して事績の著しい者に授与されるもので、将棋界での褒章受賞者は14人目になるとのこと。

 

羽生さん、森内さん、そこに、新しい新星の藤井くん。こうした人たちが同時に見られる時代に遭遇できているのは、それだけで、ある意味幸運なのかもしれませんね。

 

番組の中で、羽生さんが残された名言…

 

『才能とは努力を継続できる力』

 

『プロフェッショナルとは…その人がその時点で持っている全てを出し切ることができる人』

 

凡人の私には、ほど遠い世界ですかねぇ・・・
 

 

 

 

 

 

 

 

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メガネの安売りではなく、目の健康を売る

2018-4-11 NEW!

 

4月5日放送のカンブリア宮殿『目の健康を売る!苦境メガネチェーン華麗なる復活劇』の回、ご覧になれましたか?

 

2,000年代以降、JINSやZoffなどによって、メガネの低価格化の波が押し寄せ「数は売れても利益は出ない」という状況に苦しんできたメガネ業界。そんな業界にあって「メガネを売る」より「目の健康を売る」という独自路線で、8年連続赤字という危機から復活を遂げた「メガネスーパー」が今回の主役。

 

低価格をうたうチェーン店が増えるメガネ業界の中で、一式平均価格35,000円という高値を維持しているメガネスーパー。店内を覗いてみると…平日の昼にも関わらず、40代以上の中高年が連日のように詰めかけています。その理由こそ、社長が独自に構築した「トータルアイ検査」にありました。

 

メガネスーパーでは、眼科医が使っている検査機械を導入し、お客の目の詳細なデータを把握。目にかかる負担を軽減させるメガネを提案しているのです。しかも、この検査を受けた客の多くが、目や体の疲れを感じなくなったと答えるとか。「夜間視力検査」「両眼視検査」「眼年齢検査」など、40にも及ぶ独自の検査を設けることで、飽和状態にあったメガネ市場に新しいマーケットを生み出していたのです。

 

更にこのメガネスーパー、身体を動かすのが大変だったり、遠くて来店できない人の為に、2年前に専門のチームを作り「眼鏡の出張訪問サービス」を行うようになったとのこと。依頼先の老人ホームなどの談話室に、メガネや補聴器など150種類の商品を持ち込み、スタッフが出張訪問。店にある機材も持ち込み、得意の手厚い「アイケア検査」を行っています。客の目の健康のためなら、たとえ依頼者が1人であっても受け付ける出張訪問サービス。高齢化社会にあるこれからに欠かせない存在となっていくのでしょうね。

 

いつもの村上龍の編集後記では、こんな事が書かれていました。

 

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星﨑さんは「鬼の経営」とか「剛腕」と評されることが多い。だが、企業再建に限らず、「力ずく」で、できることなどない。必要なのは、緻密な戦略と、辛抱強いコミュニケーション、その二つに尽きる。有名商社を含め経歴は華麗だが、地道な努力の継続だけが結果を生むと熟知している。今でも自転車でチラシを配布していて、「コツがある」と、うれしそうだった。心底、好きなのだと思う。チラシ配りだけではなく、必要だと思うことを淡々とやるのが好きなのだ。そういう人だけが、会社の強みを発見し、可能性を、現実化する。
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ポスティングを社長自らが行うなんて、なかなか見られる光景じゃありませんよ。

徹底的なアイケア…トコトンまでの目の検査がたった1,080円で受けられるというのですから、それだけでも一度受けてみる価値ありといった感じですね。
 

 

 

 

 

 

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老舗の土鍋と新興家電メーカーのコラボで奇跡の炊飯器が…

2018-4-10 NEW!

 

4月3日放送のガイアの夜明け『シリーズ ニッポン家電の逆襲①「新参者」の挑戦』の回、ご覧になられましたか?

 

2010年に誕生した新興家電ブランド「siroca(シロカ)」が今回の主役でした。かつては、安さを武器にした“ジェネリック家電メーカー”と評されていたそうですが、近年は「丁寧に、 美しく、 拘って」をテーマに“拘り家電”を世に送り出しているようです。

 

コンパクトながら全自動を実現したコーヒーメーカーは45万台のヒット。更には一昨年発売した高級オーブントースターは、スイッチを入れるとあっという間に高温に達し、外はカリカリ中はしっとりのトーストが焼けて、民生機ながらカフェチェーンの「プロント」に採用される程の味を実現したとか。そんなシロカが、新たな市場で勝負に出ようというのです。それが今回の話の中心、炊飯器市場。

 

コメの品種別に炊き上げたり、客の好みに近づけていける大手メーカーの高級な炊飯器の他、「バルミューダ」や我が家も欲しくてたまらない「バーミキュラ」といった新興メーカーも個性的な商品を送り出しています。その激戦区でシロカは意外な会社とタッグを組み、勝負に出たのです。

 

そのパートナーは天保3年創業の伊賀焼窯元「長谷園」。「抜群に美味しいご飯が炊ける」と人気を集め、土鍋は数カ月待ちという既に大ヒットの商品。その究極の土鍋を使った、炊飯器を作るというのです。土鍋で炊くご飯は美味しいのですが、火加減が難しく手間もかかります。大手メーカーでは効率を重視するなどして長谷園が望むものを、そのまま受け取っては貰えないだろうと、長谷園側も敢えてシロカと組むことにしたのです。

 

土鍋と家電…全く繋がらないイメージですが、よくぞ作り上げたものです。開発担当が長谷園七代目当主に「よく頑張ったな」とOKを貰えた時の嬉し涙…感動ものでした。皮肉にも、出来上がった製品は、あの「バーミキュラ」と同じ価格という展開でしたが、老舗の支えを武器に、今後の展開が楽しみです。

 

2010年代に入り日本の家電業界は大きく変わっています。三洋電機は消滅、シャープは台湾・鴻海傘下に入り、東芝の白物家電は中国・美的グループ、テレビ事業は中国・ハイセンスへと譲渡されました。日本の家電の終わりを感じた人も少なくないでしょう。無駄に規模を拡大、必要以上の高機能化は消費者に飽きられ、さらには価格で中国・韓国メーカーに勝てません…。

 

そんな中、ここ数年の間に家電系ベンチャーが続々と登場し、存在感を増しています。消費者が本当に欲しい機能に特化した家電は人気を集め、価格が高くても売れているようです。どうも我が家は、その高くても買う流れには乗っていけませんが…乗れるものなら乗りたいなぁと・・・。なんか、悲しくなってきますねぇ・・・。

  

 

 

 

 

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