6月25日放送の『Innovative Tomorrow』株式会社GHELIA COOの清水 亮さんの回、ご覧になられましたか?いつもの様に30分という短い枠でしたが、中身の濃い番組でした。ところで、この株式会社GHELIA…どんな会社かと言うと、同ホームページには、以下のように書かれていました。
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AI時代の本格的な到来をにらみ、最先端の深層学習技術を誰もが自在に使いこなすことのできるOSおよびハードウェアを含む統合AIプラットフォームを開発し、広く多くの人々がAIの恩恵を受けられるようにすることを目的としています。
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誰もがAIを作れるツールを作れれば、頭の固い私でも、何かしら発明できるのでは?と思えたりもして…。この清水さん、forum8さんのホームページでは株式会社UEIの代表取締役社長兼CEOの方で紹介されているのですが、こちらの紹介文もなかなかのものでした。
・・・で、気になる清水さん、6歳からプログラミングをはじめて、2004年IPA 天才プログラマーに認定される切れ者。以前はプログラミング教育、ゲーム開発に携わっていたそうです。そんな清水さんは、人工知能の進化には、3段階あって➡【計算】➡【知識】➡【直感】というステップを踏んできたと言います。
グーグルなど情報検索は【知識】を手に入れた第2世代。今の状態は【直感】を手に入れることが出来るようになった第3世代だというのです。AlphaGoはグーグルによって開発されたコンピューター囲碁プログラムですが、AlphaZEROはディープラーニングに適応したAIで、チェスや将棋など、自分で学ぶことができるので、どんなゲームにも対応可能なんだとか。
そこでパックンの質問。「直感を得ることで驚異的に進化し始めたAI が人間の仕事を奪うのでは?」それに対する清水さんの答えはこうでした。
「『人を思いやる心』…人間に残された優位性は『真心』。AI 化によって、人間が本来やらなければならないことに集中できるようになる。奪われるのではなくて解放されるのです。」…と。「AIを育てるのは人間、人間にとって価値あるものはAI には分からない。」とも。
幼少期の原点は、映画【スターウォーズ】に出てくる会話をするR2D2だったとか。AI とゲームの類似性から、ゲームプログラミングの世界…そして、今日に至ったようです。今、清水さんは単純作業の自動化を企業に提案する事業を展開しています。がん細胞を見つけるAIも開発しているとのこと。今後の開発は、人間の知的能力を助けるAI。AI が人の状態を教えてくれれば、どう関われば良いかが分かるので、人のストレスを減らせるようになるというのです。ストレス社会の現代。早く実現すると良いですねぇ。
いつもの『思考のコア』…『自分自身に問うもの』は、こうでした。
『人類を前進させているか?』・・・凄いですね。とても凡人の私には言えないセリフです。『成功は無数の人たちの屍の上に成り立っている』作ったプラットフォームをどうビジネスに繋げるか。「細かい見返りを期待していると成功しない。見返りの期待は成功の障害になる。新しいビジネスの作り方とは、そういうもの」と。まったく格言の連打で打ちのめされた感じです。
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