ティータイム

【変化を恐れないチャレンジ精神】で逆境にも負けない!!

2017-8-28 NEW!

 

8月10日放送のカンブリア宮殿『プロ料理人も食品メーカーも大絶賛!変化を恐れず挑戦

する老舗・醤油メーカーのサバイバル術』の回、ご覧になられましたか?

 

多くの飲食店で使用され、料理人からの絶大な信頼を勝ち取ってきたヤマサ醤油。そんな

業界2位のヤマサでさえ、本業の醤油の売れ行きは厳しく、いまや醤油そのものの売上

比率は、全体の3分の1程度にまで落ち込んでいるそうです。それでも順調に売り上げを

伸ばし続けているというのだから凄い事です。その味は、料理人から「玄人好みの味」と

絶賛され、東京の寿司店の7割弱、首都圏の和食店の半数以上が使い続けるほど、信頼

されています。

 

厳しい状況の中でも成長を続けられたヤマサの根幹にあるのが「変化を恐れないチャレンジ

精神」。一流と呼ばれる料理店から愛される老舗のヤマサですが、絶えず新しいことに

挑戦してきた企業だそうなのです。

 

例えば、日本で初めてソースを作ったのが「ヤマサ」なら、麺つゆの容器を初めてペット

ボトル化にしたのも「ヤマサ」。実は、歴代のヤマサの経営者は、鉄鉱山の経営や漁具の

販売、金融業に進出するなど、醤油醸造以外の事業にも果敢に挑み続けてきました。実際、

どれも成功したとは言えない結果でしたが、歴代の経営者は、失敗しても、また新たな

商売に挑み続けてきたのです。そのチャレンジ精神こそ、ヤマサのDNA。

 

12代目の濱口さんも「洋風ソース」や「アロエドリンク」などの醤油以外の新事業を立ち

上げては、失敗を繰り返してきました。しかし、諦めずに何度もチャレンジし、1997年に

「昆布つゆ」をヒットさせ…その後も「昆布ぽん酢」など、市場に無かった商品を生み出し、

ロングセラーを育ててきました。

 

中でも、特に業界を驚かせたものが、「鮮度の一滴 特選しょうゆ」。濱口さんは、酸化

するのが当たり前だった醤油の容器を一変させ、開封しても酸化しない、作り立ての醤油の

味を消費者に届ける画期的な商品を生み出し、変化に乏しかった醤油業界に“鮮度”という

新たな価値観を生み出したのです。

 

黒ずんでいない醤油は本当に美味しそうでした。トンカツでも醤油でイケてしまう醤油派

の私にはたまらないお話です。こうした濱口さんの挑戦によって、本業の醤油以外の調味料

の売り上げ比率は、いまや6割以上というのだから大したものです。

 

社長の金言は

    【企業は常に“前進”すべき】

           ・・・心したい金言です。
 

 

 

 

 

 

 

 

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『年を経て』・・・詩集『道しるべ』より

2017-8-25 NEW!

 

年を経て

 

年を経て
ただ衰退するのは
悲し過ぎる
身体が不自由になるなら
せめて心は自由になりたい

 

年を経て
変わらない人もいる
本当に変わっていないのか
変わらない良さもある
変わりたいこともある

 

失うもの
捨て去るもの
獲得するもの
拾い上げるもの

 

生まれた意味
生きてきた意味
生き続ける意味
いつか終わる意味

 

生意気だけど
動じない ゆとり
包み込む 大きさ
優しい 笑顔
そんなものを極めたい

 

多分 どこまで行っても未熟者
だから しっかり感じて
たっぷり味わって
ゆっくり消化していきたい

 

年を超えた 仙人になれるかなぁ

 

                                                詩集『道しるべ』より

 

 

 

 

 

 

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ボタニカルを活かした、個性豊かな【クラフトジン】流行っているようです!!

2017-8-24 NEW!

 

今月の初めだったでしょうか。ワールドビジネスサテライトで[白熱!ランキング]個性競う

クラフトジン!なるタイトルで『ジン』専門のバーまでできているという話を耳にしました。

 

都内の高級スーパー「成城石井東京ドームラクーア店」。今年に入って、売り場を拡げて

いる商品…それが『クラフトジン』。売り上げが非常に好調だそうで、気にしながら酒屋

さんなどを見ていると、確かに扱われている『ジン』の種類が増えていました。

 

『クラフトジン』と言われても、普通に『ジン』でしょ?と思ってしまうのですが、ジン

トニックやマティーニなどのカクテルに使われるあの『ジン』と違って、香りづけに『ボタニ

カル』というものを使っているらしいのです。その土地の個性を生かした素材を使い、オリ

ジナリティあるジンになっているのだそうです。

 

で『ボタニカル』って何?と思ってしまうのですが、植物性の材料のことだそうで、この

ボタニカルの違いなどによって作り手が『ジン』の個性を競い合っているというのです。

成城石井では扱うジンを以前より約2倍の50種類に増やし、売り上げも2~3割増えている

そうです。

 

番組では弊社東京本社のある神保町の『COCKTAIL WORKS』が専門のバーとして紹介され

ていました。取り扱う種類は80種類以上。ジン初心者の姿も多く、一味違う『ジントニック』

にもご満悦の様子でした。酒飲みとしては、くすぐられるものがありましたよ…。今年8月1日

には東京駅、日本橋駅近くに、カクテルワークス東京店もオープンしたとか。

 

そんな状況から大手メーカーの参入もあって、6月にはアサヒビール、7月にはサントリーが

自社開発したクラフトジンを発売しています。今後は、地ビールのように、色々なものが

出てくるかもしれませんね・・・。

 

ちなみに、大阪にも、クラフトジンを中心に、ジンを様々なカクテルで楽しめるジン専門

バー「BAR JUNIPER SECOND」が、300種類以上のジンが揃う「BAR JUNIPER FIRST」

の姉妹店として、昨年11月10日にオープンしています。国内外のジンファンから熱視線を

集めているらしいのです。

 

内装はジンを造る蒸留所をイメージした、近未来の工場のようなスチームパンク調。複式

蒸留器を模したオブジェは冷蔵室で、窓から見えるのはジンのボトルの数々。ジンの規格は、

ジュニパーベリーを加えて蒸留していることだそうで、他のスピリッツと較べて規格が厳格で

ない分、造られるタイプや味わいが幅広く、どんなジンを造るか、蒸留所に創意工夫の

余地がたくさんあるのだそうです。

 

そんなブームの兆しを見せるクラフトジン。WBSが教えてくれたランキングは…

 

1位 3,554円 ヘンドリックス ジン
2位 5,400円 季の美 京都ドライジン
3位 4,310円 アンガヴァ カナディアン プレミアム ジン
4位 6,470円 モンキー 47
5位 4,310円 ザ・ボタニスト
6位 4,824円 No.3 ロンドン・ドライ・ジン
7位 4,536円 シップスミス ロンドンドライジン
8位 4,310円 ジーヴァイン・フロレゾン
9位 4,310円 ジーヴァイン・ノエゾン
10位 7,452円 グランドコントロール Apple

 

ちなみに2位の『季の美』…作っているのは京都市内にある日本で初めてのジン専門の蒸溜所

「ナンバーワンドリンクス京都蒸溜所」だそうで、季の美のボタニカルは和の素材。柚子や

山椒など11種類を使用しているらしく、これを性質ごとに6つのグループに分けて、わざ

わざ別に蒸留します。これによって柚子や山椒の香り、生姜のからさが際立つ和の味わいを

実現したとのこと。

専門バーにも行きたいし、この和の『クラフトジン』…飲んでみたいですね!! いや、ベスト

10…全種飲んで、飲み比べてみたいものです!!  

 

 

 

 

 

 

 

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錬金術で商品を再構築し、大ヒットに繋げていく会社

2017-8-23 NEW!

 

7月27日放送のカンブリア宮殿『売れない時代にヒットを生む!実演販売プロ集団の全貌』

の回、ご覧になられましたか?古くは、ガマの油、バナナのたたき売りと、巧みな口上と

実演を駆使して商品を売る、プロの「実演販売員」…見ているだけでワクワクしてしまって、

つい買いたくなってしまいますよね。ネットショッピングが拡大する時代に、実はそのアナ

ログな販売力が底力を発揮しているというのが今回のお話。

 

水だけで汚れが落ちる布巾「パルスイクロス」や特殊コーティングの包丁「スーパーストン

バリア」など、10億円以上売り上げるヒット商品を数々誕生させている販売員集団。そんな

実演販売員たちを組織化し、成功をおさめているのが、コパ・コーポレーションという今回の

主役。

 

代表の吉村さんは『宣伝屋は信用出来ない』と言われたことに悔しさを覚え、会社を設立

されたそうです。実演販売の知名度を上げ『実演だからこそ伝わる』強みを前面に出して

いったのです。怪しい印象を与えがちだった昔の実演販売でしたが、吉村さんがスタイルを

変え、組織化したことで創業20年にして、年商22億円というから驚きです。

 

「うちは、実演販売業界のリーディングカンパニー」そう語る、吉村さんが育成した一人が、

レジェンド松下さん。現在は週に7本の通販番組に出演する売れっ子の実演販売員で、得意

の商品では1日1億8千万円を売り上げたこともあるそうです。

 

かつての実演販売の人材育成は、いわゆる徒弟制度で、教わったものを弟子が引き継ぐ形で、

口上は丸暗記、売る商品まで師匠と同じというのが、一般的だったのですが、代表の吉村

さんは、どんな商品でも対応できるように、実演販売のスキルを理論化し、教科書まで作成。

多くの実演販売員を育ててきました。この吉村理論を学べば、どんな商品でも対応できる

というのです。

 

実際の売り場で吉村流理論の実演販売をウォッチングして見えてきた秘密のメソッド…

「空卓を打つ」・「陣寄せ」など素人が知らない秘密のテクニックが明かされていきます…

「視覚」「聴覚」「身体感覚」に訴えてコストアピールしていく…。

わしづかみにされたお客の心は買わずにはいられなくなってしまう訳です。テレビショッ

ピングの外野には嫌気がさしますが、目で見て体感できる販売…伝わりますよね。

 

そんなコパ・コーポレーションの「売る力」を見て、販路を持たず、広告も打てない中小

メーカーが殺到しているそうです。累計425万枚を販売する、コパ最大のヒット商品「パル

スイクロス」。これは、レジェンド松下が売れずに埋もれていた商品を発掘し、現場の目

から改良を加えて、新たな商品としてテレビ通販で実演販売して大ヒットさせたとの事。

今では、そのメーカーも生産が追いつかないほどのうれしい悲鳴をあげていました。

 

吉村さん曰く『うちは卸売業です。販促活動として実演販売士を派遣していますが、派遣で

稼げるのは7%にすぎない。』あの「パルスイクロス」のように販路がない中小企業の役に

立てるので『良いものであれば喜んで売らせて頂きます』そう話されていました。

 

『商品をトコトン使い倒して、メーカーと一緒になって売れるものにしていく』…『売る

現場からもの作りが始まる』・・・頼もしい会社ではありませんか!!

 

村上龍の編集後記ではこんな事が話されていました。

『「売る」という行為には、利益を超えた「快楽」が潜んでいる気がする。価値を伝える

ことに成功したときに、モノは売れる。・・・彼らは、自ら徹底的に試してみて、自信が

ある商品しか売らない。優れた商品と優れたコミュニケーション能力、販売のプロとして、

無敵だ。』・・・【無敵の販売士たち】

 

商品を売るという基本的な在り方…再確認できた気がします。 

 

 

 

 

 

 

 

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オバマ元大統領広島訪問は、本人の念願でもあった…

2017-8-22 NEW!

 

8月8日(火)アナザーストーリーズ 運命の分岐点『オバマ大統領広島の地へ~歴史的訪問

舞台裏』の回、ご覧になられましたか?

 

2016年5月27日、オバマ元大統領が、現職のアメリカ大統領として初めて広島を訪れ、

被爆者と抱擁を交わした歴史的な日。このブログでも5月31日「折り鶴、そして、オバマ

さんからの抱擁」と題して書かせて頂きましたが、あの歴史的訪問が、いかにして実現した

のか?そんな話が今回の中心でした。

 

オバマ元大統領は、大統領に就任した頃から広島訪問を考えていたそうです。天皇に頭を下げ

ただけで国内から抗議を受けた経験を持つオバマさんにとって、周囲への配慮が必要とされる

ものの、日米両国に傷の癒えない人達がいたからこそ何とかしたいと思っていたに違いあり

ません。

 

広島訪問の一番の原動力は、実はオバマさんの長年の意思そのものだった事が知れて、益々

オバマさんのファンになりました。核なき世界についての理念や取り組みを評価されてノー

ベル平和賞を受賞されましたが、それを機に日本からも広島訪問への積極的なアプローチが

なされたそうです。核兵器を使った唯一の国として“道義的責任”に向き合おうとしたオバマさん。

 

広島でのスピーチにあった『閃光と炎の壁』という被爆者が語った言葉は、オバマさんが

盛り込みたいと強く望んで実現したそうです。自分の手で折られた折り鶴も・・・オバマ

さんの心がよくうかがえる話です・・・

 

『私達は愛する人々の事を考えます。朝、子ともが見せる笑み。食卓越しに触れる伴侶の手。

…核兵器のない世界を…だからこそ、私たちはここに来た。』…亡くなったアメリカ兵の

ために頑張った森さん。…あのオバマ大統領に抱き締められた被爆者…戦後、彼が続けた

活動が、後にアメリカ大統領広島訪問への大きな道を作った話も、知る事が出来て本当に

良かったです。

 

一方…『核』を推進するトランプや『核の保護』に頼って条約に賛同しなかった安倍…武器で

平和をもたらそうと考える人たちは、本当に哀れで悲しい人たちです…。ここのところNHKの

スペシャル番組では戦争にまつわるドキュメントが続けて放送されてきましたが、もっと、

愚かな人たちにも『見て』『知って』『考えて』欲しいものです。

 

改めてオバマさんのノーベル平和賞受賞式、スピーチの終わりから…

 

『現実の世界では、今日もどこかで、劣勢にあっても断固として平和を守る兵士がいる。

この世界では、今日もどこかで、政府の残忍さに対して勇気を持って抗議の行進をする、

若き女性がいる。今日もどこかで、貧困に喘ぎつつも我が子に教える時間を作り、僅かな

小銭を掻き集めてその子を学校に行かせる母親がいる。残酷な世界にも、その子が夢見る

余地はあると信じているが故に。

 

彼らを範として生きようではないか。抑圧は常に存在するのだと認めつつも、正義を追求する

ことはできる。手に負えない腐敗を認識しつつも、尊厳を追求することはできる。曇りなき

目で見れば、今後も戦争は起こるであろうことは理解できるが、それでも平和を追求する

ことはできる。 我々にはそれが可能である。

 

何故ならば、それこそが人間の進歩の物語だからである。それこそが全世界の希望である。

それこそが、この試練の時に我々が地上で為すべき仕事なのである。』
 

 

 

 

 

 

 

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客の声に耳を傾け、研究し続ける花王さんに脱帽!!

2017-8-21 NEW!

 

8月17日放送のカンブリア宮殿『花王』の回、ご覧になられましたか?

『日本中の家庭をキレイに!果てしない「便利」への挑戦』と題して「アタックやメリット、

キュキュット、マジックリン、ビオレ、リセッシュ、クイックルワイパー等々…日本全国の

一般家庭で、1年間に平均約40個が使われているという花王。かなり浸透しているんで

すね…。気になる年商は1兆4,500億円…と今も成長を続けています。

 

原動力は、消費者のちょっとした違和感や要望に執念を傾け、商品を改良し続ける“改善力”。

花王の消費者センターに寄せられる「声」は年間22万件。その声は若いママのメールから、

おばあちゃんの達筆すぎるハガキまで…即日データ化され、社長以下全部門で毎日閲覧

されるシステムをとっているそうです。

 

研究畑を歩み、大ヒット紙おむつ「メリーズ」を作られた、社長の澤田さん。その口癖は

「本質研究」。容器、泡、香り、髪、皮膚…様々な分野の本質を研究し、そのメカニズムを

解き明かすことこそ、客が欲しいと思う商品を正確に作り出せると考えているのです。

 

そんな花王が誇る基礎研究所には、日本でもトップクラスの研究者が集まっているそう

です。同業では突出した、年間500億円を越える研究開発費で、毎年膨大な数の学術論文と

特許を発表し、顧客の細かいニーズを、凄腕研究者たちが解決することで商品を改良し、

次々とヒット商品を連発しているのです。

 

村上龍さんの編集後記では、こんな事が語られていました。

『「花王は技術が軸だ」メーカーなのだから当然と言えば当然だが、技術を生む基盤である

研究、それも、必ずしも応用を前提としない基礎研究の蓄積は、おそらく他に類を見ない。

しかも各研究部門、開発、営業、販売など、すべてが見事に連携している。「花王」は、

「全力士の中でもっとも稽古量の多い横綱」のような、そんな企業だ。「面白さを通り

越して立派」なのだと見識を改めた。』

 

基礎研究の重要性、納得のいく今回でした。いつもの社長の金言は・・・

   【本質研究の蓄積が感動的な商品を産む】

 

それにしても研究開発費の金額には驚かされました・・・(^ ^;)

 


 

 

 

 

 

 

 

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見えて当たり前の視界が閉ざされるとき

2017-8-18 NEW!

 

8月13日放送のザ・ノンフィクション 【ある日、視力を失って…】ご覧になられましたか?

ある日突然失明してしまうという体験を強いられてしまった小林さんが今回の主人公で

した。あだ名はコバさん。大学卒業後にアウトドア用品の会社で働いていたコバさん。

そんなコバさんに目の異変が起きたのは28歳の頃で、その頃はまだ、恋愛結婚した妻と

充実した毎日を送っていたそうです。

 

当初はメガネをかければ良いと思っていたくらいの異変でしたが、メガネ屋にいくとすぐに

病院の検査を勧められ、判明したのが『網膜色素変性症の一種で治療法のない難病』。この

異変で、あれもこれもできなくなるという中で「次は何ができなくなるんだろう」という

思いが大きくなっていって、発想や思考がネガティブになっていったそうです。

 

奥様は突然目が見えなくなったコバさんを見て戸惑うばかりだったそうです。遺伝性の

難病と分かると自分を責め続けた72歳のお母さん。病気が理由で3年連れ添った奥様とは

離婚されていました。コバさんは、病気をきっかけに会社もやめています。可哀想とか

残酷とか…そんな言葉にするのは嫌ですが…なんとも、言葉が浮かんできません…

 

コバさんの気持ちを救ったのは、若い頃にハマっていたクライミングでした。クライミングは

コバさんに再び生きる希望を与えてくれました。一方、自分は息子に何をしてあげられる

のかと考えたお母さんが72歳で始めたのがクライミングでした。息子のやっていることを

理解したいという思いからでした…。

 

目の不自由なコバさんがクライミングをする為には、目の見える人の助けが必要です。クラ

イミングのガイドは、時計の針の方向を声で伝えることで誘導していきます。目に障害を

持つ人にも楽しんでもらいたいと考え、ガイドを始めたコバさん。選手として練習を重ねた

結果、日本人初の世界選手権優勝を成し遂げています。

 

そして、また49歳のコバさんが参加されるパリ開幕の世界選手権の様子が流されていきます。

障害者の参加は20カ国77人。多くの選手がトランシーバーを使ってガイドから指示を受けて

上っていく中、コバさんはトランシーバーを使わずに、ガイドの直也さんの肉声で挑戦して

いきます.結果はみごと優勝。世界選手権2連覇です。凄い事です…。

 

目の不自由なコバさんが街中を歩いている時に、周りの音に敏感に反応して立ち止まる姿や、

歩きながら様々な障害物に遭う姿を見ていると、なんと不自由な人への配慮のない世の中

かと痛感させられました。杖を突いている人を見かけたら、手を差し伸べてあげる事、声を

かけて誘導してあげる事。せめて、走って近くを横切ったりしない事、誘導版の近くに

看板を置いたりしない事…。できる事から、できる人から、取り組んでいきたいものです…
 

 

 

 

 

 

 

 

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週休3日制が広がっているって御存知でしたか?!

2017-8-17 NEW!

 

既に宅配便業界求人などで話題となっていたらしい「週休3日制」。今「人手不足」を背景に、

「週休3日」の導入に踏み出す企業が増えているというお話でした。既に導入された現場では、

「育児や介護との両立がしやすい」「プライベートが充実」「採用が好調」などのメリットが

あがる一方、「必要な要員の増加」「残業代の減少による給与の目減り」など、様々な課題が

見えてきたり、そんな中でも、社員の収入アップや、企業の業績アップにつながった例も

あったりと…私自身の『時代遅れ感』満載の30分でした。

 

大手宅配会社の募集で話題を呼んだ「週休3日制正社員」。国の調べによると、週休3日以上

の休みを導入している企業は、全体の5.8%。10年前の倍に広がっているとのこと。ボードで

紹介された企業はこちらです。

 

 

表で言う上の5社は、8時間労働を10時間労働にして4日にすることで基本給与は同じ。下の

3社は労働時間は8時間のままにしたために、基本給与は減少と言った感じになっています。 

 

休みが増えた分収入が減ってしまう?仕事がたまって、出勤日は帰りが遅くなる?そんなに

休んで会社の業績は大丈夫なのか?「週休3日」による収入減を本業以外の仕事、いわゆる

副業でカバーする人も出ています。それだったら週休2日制の方がとも思ったのですが…

 

都内のIT企業に勤める、中村龍太さん、53歳。外資系企業の営業マンとして猛烈に働いて

きましたが、4年前、この企業に「週休3日社員」として転職してきました。会社の休みは

土日、そして月曜日。中村さんは主に月曜に副業を行っています。それは農業。農業生産

法人に所属し、希少種のニンジンを栽培。販路の開拓も担います。住んでいるのが妻の実家

で農家のため、農機具や農地への投資はかかりません。天気や自分の体と相談しながら、ゆっ

たりとしたペースで働けるのも気に入っています。

 

中村さんが転職を決意できたのは、副業のおかげです。当時、娘2人は大学生で、妻は専業

主婦。「働き方を変えたい」という思いはあったものの、収入が大きく減るため、踏み切れ

ませんでした。しかし、副業を足せば以前の収入の6割はカバーできると分かり、50歳を

手前に決断したのです。

 

同じ日に2つの仕事を回る場合、ケガをした時の労災はどうなるのか?問題は色々ありそうで

すが、収入が減らないのであれば大歓迎です…。働き過ぎと言われる日本人。古い考え方

からすると頑張って働いてきたからこその目覚ましい発展だった気もしますが、ダラダラと

仕事をするよりもリフレッシュしながら短期集中した方が良い仕事ができるというデータも

出てきており、何とも複雑な心境です。

 

そりゃ週休2日制より週休3日制の方が、自分の時間が多くなるのは大歓迎ですが・・・

今後、どのような展開を見せていくのか…気になるところです・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

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あのダチョウで、脅威の感染症から寂しくなっている薄毛対策まで・・・

2017-8-10 NEW!

 

8月6日放送の未来EYES『京都府立大学 動物衛生学研究室』の回、ご覧になられましたか?

人類を悩ませる様々な病気や、個人が抱えるコンプレックスの数々。それが【ダチョウ抗体】

で解決できるというのが今回のお話。京都府立大学教授で動物衛生学研究室に所属する塚本

康浩先生が研究する【ダチョウ抗体】。塚本先生はダチョウで病気を食い止める研究を行っ

ているのです。

 

ダチョウはケガをしてもすぐに治るらしく、寿命が60年くらいある中で、こんな言い方を

したらダチョウさんに失礼ですが、もともと不潔な鳥であるのに感染症にもかからないこと

から、非常に「免疫力が強い、いい抗体」がとれるのではないかと研究を始められたそう

です。

 

また、ダチョウは、年間120個ほどの卵を産むということで、卵を使って抗体を精製する

技術は、安価で効率よく作れる画期的な技術なのです。ちなみに「抗体」とは、体内に

侵入した抗原(人体を守る免疫反応を引き起こす物質)の刺激から自己防衛の為に体が作り

出す物質のことで、一般にはマウスや鶏やウサギの血液等から作られるそうですが、生産

コストが高く大量生産が不可能だと言われてきました。

 

塚本先生が生み出したダチョウの抗体は、純度が高く、その上低コストで、大量生産できる

のです。そのため、これまでに数々のダチョウ抗体入り製品を企業と共同で開発しており、

ネットで調べるとすぐに関連商品を見つけることができます。ちなみに【ダチョウ抗体】で

検索してみたところ…

 

2009年産学官連携推進功労賞表彰「文部科学大臣賞」受賞
2011年関経連 関西財界セミナー 特別賞 受賞
2012年日本バイオベンチャー大賞「フジサンケイビジネスアイ賞」受賞

 

という情報も製品以外に知る事が出来ました。そんな先生は、これまでに約30~40種類にも

及ぶ抗体を作っておられます。

 

2003年SARS、2009年新型インフルエンザ、2014年デング熱など、日本の感染症死亡者数は

過去10年間で約26万人と言われています。エボラなど世界を揺るがすウイルスから、ニキビ

やアトピーといった身近な悩みに役立つ抗体も作ることが出来ると言われています。なんと、

塚本先生は「薄毛治療」の研究も進めているそうで、すでに”薄毛に効く抗体”は作られていて、

実際に効き目もあったという話…、

 

薄毛が気になり始めた昨今…どうなるのか大注目ですねぇ…(^^;)…いや関心がズレてきた・・・
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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悲しい現実…日本の中でアジア人が強制労働を強いられている

2017-8-9 NEW!

 

8月1日放送のガイアの夜明け『ニッポン転換のとき 第四弾 追跡!"絶望職場"の担い手たち』

ご覧になられましたか?

 

コンビニエンスストアや飲食店で目にすることが多くなった外国人店員の姿。今後、労働人口が

減少する日本では、外国人はますます重要な労働力となりつつあり、そんな外国人と国内の

労働現場を結びつけるシステムの一つが「外国人技能実習制度」。そんな制度の裏側で

行われていた日本人による外国人への強制労働の実態が今回の話のメインとなっていました。

 

外国人に技術を移転し、その国の経済発展を担う人材を育成する"国際貢献"が本来の制度の

目的でしたが、実際には人手不足に悩む中小企業や農業、漁業といった一次産業に「労働力」

を提供する役割を果たしています。しかし、その現場の多くでは、違法な長時間労働や賃金の

不払いといった問題が起こっていたのです...。

 

昨年8月、驚くべき数字が厚生労働省から発表されました。実習生を受け入れている5,173

事業所を調べたところ、なんと7割で労働基準法などの法令違反があったというのです。

しかも前年より24%増えて、2年連続で過去最多を更新。実習生を不当に働かせる業者が後を

絶たない実態が浮き彫りになりました。本当に恥ずかしく情けない話ですが、アメリカ国務省

が発行している『2017人身取引報告書』には、【日本の『技能実習制度』で働くアジア人が

強制労働の状態に置かれている】と書かれるほどまでになっているのです・・・。

 

外国人実習生の待遇改善や保護活動に取り組んでいるのが、岐阜一般労働組合の甄凱(けん

かい)さん。1986年に中国から留学生として来日。卒業後、日本の紳士服メーカーに就職し、

工場で働く実習生を世話する仕事をしていました。その後、実習生から長時間労働や賃金の

不払いなど様々な相談を受け、外国人実習生のための労働組合を結成したのです。

 

そんな甄凱さんのもとに、岐阜県内で働く中国人の女性実習生5人が助けを求めている様子が

番組では取り上げられていました。2年半にわたって縫製工場で働いてきましたが、1日平均

15時間、土日も休みなく働かされ、体調が悪くても病院にも連れて行ってくれない…。未払い

賃金は、2年半で620万円にも…。

 

技能実習生として日本に来るために子供を本国に残し、借金をしてまで日本に来ているという

のに、職場を選べず3年間帰ることも出来ないばかりか、そこで続けたくないと思っても、

簡単に働き先を変えられない制度のひどさ…。今の時代にこんな事が日本の中で行われていた

なんて、恥ずかしいやら腹立たしいやら…情けないやらで涙が出てくるほどでした・・・。

 

その背景には、日本のアパレル業界でメイド・イン・ジャパンを実現しながらも低コスト化を

加速させているために、下請け企業が、そのしわ寄せを受けているというのですが…。だから

仕方がないとか言える話ではなく、最後まで中国人実習生が救われるのか見ていましたが解決

されるまでには至りませんでした…。

 

もちろん酷い企業ばかりではなく「玉田工業」(石川県金沢市)さんのような素晴らしい企業

も紹介されていましたが、中国人の甄凱さんだけでなく、日本人として力を貸してくれる人は

もっといないものなのでしょうか。悪徳業者に雇われていた弁護士にまで、『お前も同じだ!』

と叫びたい気持ちになりました。

 

システムだけ作って、後の責任を負っていない国に対しても憤りを覚えた1時間で…こんな

情けない現実が日本に蔓延し始めているのでは…と不安さえ覚えたのでした。今年の11月

から技能実習制度は【3年から5年に延長、雇用枠も2倍】になっていくそうです…。今の

ままなら止めて欲しい・・・

 

先進国に相応しい【思いやり】や【気配り】のある日本らしい対応を願うばかりです…。

良い人や良い企業も沢山あります。どうか、こんな酷い企業がなくなってくれますように…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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