1953年の今日、8月28日午前11時20分、日本の民放テレビ第1号の日本テレビが
放送を開始しました。・・・ということで今日は民放の日であり、同時にCMも始まったので
テレビCMの日ともなっています
CMと言えば、NHKと最も異なる点のように見え、それが煩わしい人もいますが
CMのおかげで流行りを知ったり、きっかけとなって流行が生み出される事もありますよね
CMに操られる・・・と言うと、悪い印象もありますが、良い方向に向かわせるものもあります
その代表がACジャパン(もと公共広告機構)が作っているCMです
このACジャパン、日本万国博覧会(大阪万博)開催を控えた当時、サントリーの社長だった
佐治敬三さんが、大阪の人々の社会的マナーについて、訪問してくる多くの外国人を前に
「恥ずかしいことが多すぎる」と問題視し、解決できないかと考えた末にアメリカACの存在を
参考に「同じような活動を日本でもできないか」と考えて誕生したものです
佐治さんが注目したアメリカACの作品は「愛…それはあらゆる人種を超えて」だそうです
佐治さんは「広告は人を説得するための最も強力な手段」と考え、広告を手段に商売を
してきた大企業の社長として、公共の問題について社会に訴えていくことで広告に「お返し」を
したいと思ったようです
こうしたACジャパンのCMは、既存の広告枠から企業が自粛の為に穴を開けた場合に
放送されたり、生放送でCMをはさまずに放送することが技術上困難なために入れたり
或いは、これらの事情がない場合でも、テレビ局がCM枠を確保できない時にも放送されます
東日本大震災の時にも、心に残るCMが多数あって、弱っていた日本を強くしてくれましたよね…
心無いCMもありますが、テレビだからこそできる良い事を今後も応援していきたいものです
2002年の今日、8月27日 ソニーがベータマックスの生産終了を発表しました
私はこの戦争の敗者側、ベータマックスを選び応援していただけに印象深い日でした
全国に存在していた小売店・・・松下電器と協力体制に合った販売網の勝利でしたが
今の様に大型量販店の時代だったら、この戦いはどうなっていたのでしょうか・・・
ベータマックスはビデオの標準化戦争でVHSに敗れてしまいましたが、家庭での
ビデオ録画を業界の中核的技術にした功労者であることは間違いありません
ソニーの創業者は言うまでもなく『盛田昭夫』さん
電気炊飯器のプロトタイプから始まった盛田さんの東京通信工業は、後にソニーとなり
トランジスタラジオからプレイステーションに至るまで、革新的な技術や製品を産み出しました
音楽を持ち歩けるようにしたあのウォークマンだって、ネーミングも含め革新的でした
2007年4月2日 あのカンブリア宮殿に出井伸之さんが出ておられますが
テレビでも惨敗となっている日本の電気産業を思って、こんな事を言っておられました・・・
『今のテレビのシェア争いしてたんでは夢は無いですよね、次のネットワークが出てくるのは
確実なわけですから、そういった所でどうやるかっていう先の開発投資は必要だと思うんですけど』
ソニー魂に限らず、日本の技術や独創的で柔軟なアイデアは、まだまだこれからだと信じたいですね
1978年の8月26日 日本テレビが『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』を放送開始
翌年から恒例化し、今年も、つい先日放送されていましたよね
この24時間テレビ、Wikipediaで見ると、アメリカのラスベガスで毎年開催されている
チャリティーテレソン『レイバー・デイ・テレソン』に影響を受け企画されて始まったと
ありますが、実は、そうではないと私は思っています
チャリティー番組の先駆けと言えば、実は1975年3月に近畿放送で放送されていた
『宮城まり子のチャリティーテレソン』が、放送界による本当の先駆け
更に全国的な展開を成し遂げたのが萩本欽一さんのラジソン(ミュージックソン)
同じく1975年の12月24日の正午から24時間で始まりました
「目の不自由な方へ音の出る信号機を!」または「目の不自由な方へ通りゃんせ
基金を!」をテーマに募金を呼びかけるとともに、放送を通じて障害者への理解促進と
思いやりの育成を図る目的の下で、各地からの中継を交えながら放送しています
24時間テレビが始まったとき、そこにも総合司会として欽ちゃんがいましたが
ラジソンの募金額と24時間テレビの募金額の差を見て、テレビの力を痛感したものです
24時間テレビといえば、出演者の報酬で紙面を騒がせた事もありますが・・・
確かに募金活動は、報酬をあてにしたり、売名行為をする為のものであって欲しくは
ありませんが、桁違いに集められた募金が有効に使われるのなら、人気の芸能人を
お金で集め、テレビの影響力を最大限利用した番組も大きく受け止めて大歓迎です
私はラジソンの心意気が好きなので24時間テレビはほとんど見ませんが
その24時間テレビが欽ちゃんにマラソン依頼したときのエピソードがユニークです
欽ちゃんにマラソンランナーのオファーが来てギャラの提示した時のこと…
欽ちゃん 「そんなんじゃ走れねぇ!!全然足らない!」
スタッフ ギリギリまで値段を上げて提示
欽ちゃん 「これで限界か?本当にこれ以上は無理なんだな?」
スタッフ 「...はいこれ以上は無理です...」
欽ちゃん 「わかったこれでやってやる。」
欽ちゃん 「このギャラは全額募金に回せ!」
・・・番組がくれるんなら、みんなでその後に寄付すれば良い・・・ただ、それだけの話かな
先日、車の点検整備中の2時間という僅かな時間を利用して
初めてQBハウスに行ってみました
1996年11月1日、千代田区神田美土代町に1号店「QBハウス・神田美土代店」を
オープンし、以後全国各地に店舗を展開している「安い早い」が売りのお店です
お店の「QB」は、クォーターバックに由来しているそうで、私が行ったのは地元の
イオンの中にあるお店
カットにかける時間は約10分という謳い文句で、カットだけを行い、ヒゲ剃り
シャンプー等はしません。店外から見える場所に、混雑状況が色で見分けられる
「色灯」が設置されていて、緑なら「すぐできる」、黄なら「5 - 10分待ち」、赤は
「15分以上待ち」を意味しています。この様子はサイトからも確認できて
時間の合間をぬって散髪したい人にはもってこいです
省スペースで効率化を目指す事で低価格化を実現していますが、とてもユニークでした
頭を洗わないため、水周り関係の設備が不要で余計なスペースが削ぎ落とされることで
土地代も安くすみます。お店に入るとまずは自販機でチケットを購入。選択の余地はなく
1,080円のカット一本です。切るためには水を使って癖毛を寝かせる必要がありますが
それは腰にぶら下げたスプレーボトルを活用していました。髪を洗わない代わりに切った
髪が残らないように掃除機の様な吸引する道具を使って髪の毛を吸い上げていきます
散髪後の床に落ちた髪の毛も、壁に埋め込まれた吸引ポイントに髪を寄せてスイッチを
押すだけで髪を吸い込んで行き塵取りも必要とせず、片付けまでスピーディー。
1998年度ニュービジネス大賞、および1998年度ASIAN INNOVATION AWARDSを
受賞していますが、納得のおみせで、掃除機を頭にあてられる事も思うほど
不愉快なものではありませんでした
おかげで私は僅かな2時間という中で、散髪を終え、昼食をとり、買い物まで済ませる
事が出来ました。ただ、やっぱり吸引しきれない髪もある様で、店員さんも終わり際に
『今日は早めに髪を洗って下さい』と言っていました
待ち時間も含めて18分という短い時間でしたが、とても楽しませていただきました
そんな所を楽しんでしまう私は、変でしょうか???
どうせ散発なんて気に入るようにはならないものだし、そんな所に時間とお金を
費やしたくない私には、申し分ないお店でした。女性には・・・無理なんでしょうねぇ…
今日8月20日は、蚊の日・・・何それって思いますよね。なんでも・・・
マラリア原虫がハマダラカにいることが発見された日にちなんでいるそうです
そう言えば、昨年の夏、東京の代々木公園を中心として、8月以降に160名の
感染が確認されたデング熱・・・今年は、どうなっているんでしょうか・・・
デング熱は感染してもほとんどは1週間以内に回復するそうですが、まれに・・・
デング出血熱と呼ばれる重い合併症を引き起こして死に至ることもあるそうで・・・
そう聞くと怖くなってしまう小心者の私でありますが・・・どうすることも出来ません
他にも日本脳炎、黄熱病、西ナイル熱、マラリア、チクングニア熱等など様々で・・・
外出するときは、 長そでや長ズボンで肌の露出を少なくし、虫よけスプレーや
蚊取り線香、殺虫剤などを利用するのが有効とは分かっているものの・・・
こう暑くては、特に汗かきな私なんぞは、それだけで具合が悪くなってしまいそう
色の濃いものに近づくという習性が蚊にはあるらしいので、白色などの薄い色の
洋服を身につけると良いと、随分前に所さんの『目がテン』で実証していましたが
それだけ・・・・・・
あとは運を天に任せるしかなさそうです・・・
ちなみに、成虫は気温が下がる秋には死んでしまうのに対して、卵は冬を越すそうです・・・
あぁ恐ろしや恐ろしや・・・
ハイク 819 という事で、今日は俳句の日
正岡子規研究家で京都教育大学教授の坪内先生方が提唱し、1991年に制定
御存知のとおり、俳句は五・七・五の形式の世界最小の定型詩ですが
実はこの『俳句』というもの、明治20年代に正岡子規が作った造語だそうです
「俳諧の発句」を縮めたもので、松尾芭蕉や小林一茶などがやっていたのは
実は「俳諧」であって、まだ当時は「俳句」という言葉はなかったのです
今はテレビでも指導する番組が人気を集めていたりもしますし
色々なテーマについて、自由な俳句が流行っているので馴染み深くなりましたよね
『はーい、東京までプリーズ』
…それゃ、ヒッチハイク
『最近夜になるとブイブイ鳴らす奴、来ないね~』
…それゃ、バイク
おふざけでないよ!
はい、くくくっ…
こりゃどうも、お時間も宜しいようで…
追伸…おっと、今日行われた仙台育英 VS 早稲田実業
7対0で仙台育英が勝ったようですね。初の東北勢優勝も
夢ではなくなってきたかも知れませんねぇ。
今日8月18日は、高校野球記念日だそうです
1915年のこの日、高校野球の前身である第一回全国中等学校優勝野球大会の
開会式が大阪の豊中グラウンドで行われました。第1回大会の参加校は10校
当時は5日間で優勝決定まで至ったようです
甲子園で試合が行われるようになったのは、1924年の第10回大会からのこと
学制改革によって1948年から全国高校野球選手権大会となりましたが
今や、夏にはなくなてはならないイベントとなっています
そして今年、第97回大会も、今日が準決勝で、順当に行けば明日が決勝
大会前から話題の中心にいた早稲田実業も残っていますが、めずらしく
関東勢が西東京・東東京・神奈川と3チーム残っています
唯一残っている東北勢が名門の仙台育英・・・
関東在住の私ですが、東北勢悲願の初優勝を応援したいと思います
生中継は仕事で見られませんが、きっと、どの試合も熱い戦いとなることでしょう
それが高校野球の一番の魅力ですから・・・がんばれ~!!!
1948年の今日8月17日、横浜ゲーリック球場で日本初のプロ野球公式戦での
ナイトゲームが実施されたことを記念して作られた記念日です
1920年が日本のプロ野球の始まりということですから、ナイトゲームが
開催されるまで28年の月日を要したという事ですね…
当時、横浜ゲーリック球場は連合軍に接収されていましたが、引き続き野球場として
利用され続け、連合軍により他の球場に先駆け照明施設も設置されていました
プロ野球初の試みのためにこの球場を借り受け、対戦カードは比較的人気の高い
東京巨人軍対中日ドラゴンズ戦が組まれたそうです
仕事帰りでも、見られるようになったのは、本当にありがたいことですよね
ところで先日、米大リーグ、マリナーズの岩隈選手が、本拠地シアトルで行われた
オリオールズ戦で、ノーヒットノーランを達成しましたね…海の向こうでの
日本人の活躍…何度聞いても嬉しいものです
大リーグの日本人投手としては、あの野茂選手がドジャース時代のロッキーズ戦
それに、レッドソックス時代のオリオールズ戦で達成して以来、2人目ということ
そんな中、大御所の金田さんが、またこんな事を言われていました・・・
ノーヒットノーランは今の投手が達成しても大した事ないと・・・
中5日、6日のキチッとしたローテーションで放ったら・・・自身ならもっとできた・・・
いろいろ思っても、素直に喜び、賞賛したい・・・そんな気がした今日この頃でした・・・
2000年の今日、8月12日、国連によって制定された記念日が国際青少年デー
目的はアースデイなど他の政治的な記念日と同じように、既知の危険にさらされた
人々を取り巻く一連の文化的・法的問題へ注意を促すためとされています
毎年違うテーマが決められ、この日は政府やその他の人々の注意を世界の
青少年問題へ向ける機会という意図があるので、国家公務員や地方公務員
青年組織らによってコンサート、ワークショップ、文化的イベント、会議などが
世界中で行われるのです・・・
青年と言えば・・・自民党の武藤衆院議員がツイッターで、安全保障関連法案の
反対運動をする学生団体「自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs=シールズ)」
について「自分中心、極端な利己的な考え」と非難していることが報道されていましたよね
私は、若い人たちのこの動きを『まだまだ捨てたものじゃない』と頼もしく思っていたのですが…
この情けない議員も36歳…勉強不足は、はるかに本人な気がします
また一方では、これを受けて・・・麻生副総理が6日の自民党麻生派の会合で
安全保障関連法案に関し「自分の気持ちを言いたいなら法案が通ってからにしてくれ」と
述べて、審議に悪影響を与える不用意な発言を慎むよう求めたそうな…こちらは実際に
カメラの前での発言だけに、国民もここまで馬鹿にされているのかと呆れるばかり…
こんなのが上にいるから、下までおかしくなってしまう…
2015年度の国際青少年デーのテーマは「市民としての青少年の社会参画」です
大人の都合が優先される世界にあって、青少年が地域社会で政治的、経済的
また社会的に関われる機会が少ないため、それを改善する努力を促そうというのですが…
この自民党の動きは、国連の活動にも反しているような気がするのは私だけでしょうか…
今日8月11日は、ガンバレの日だそうです
何それ??って思ったんですが・・・
1936年8月11日に、ベルリンオリンピックの女子200m平泳ぎ決勝で
ラジオの実況をしていた日本放送協会の河西三省アナウンサーが
前畑秀子選手に「前畑ガンバレ」と20回以上連呼し、日本中をわかせたことに
由来しているそうです。そして、日本人女性初の金メダリストになったようです。
ところで、この頑張るという言葉・・・語源は何かと調べてみると
広辞苑は「我に張る」説を述べていて、大辞林には「我に張る」説と「眼張る」説の
両説並記しているかたちで、どうもはっきりしないようです
意見が分かれると・・・一気に冷めてしまう私ですが
とにかく、頑張れと人から言われるのは嫌だけれど
自分からは頑張ろうという気持ちは持ち続けたいと思っています
頑張っている人は沢山いるし、頑張っているかもしれないのに
それ以上『頑張れ』なんて、なかなか言えませんよね
むしろ、頑張らなくて良いよって・・・もっと言える人が良いかなぁ・・・