経歴詐称が問題になったコメンテーターのショーン・マクアードル川上氏
早くも話題からは消えていきましたが、古舘さんは「冷静にとらえるなら、
様々なところを確認できていないでここまできたのは、テレビをご覧の
方々に申し訳ない思いです。深くおわびをさせていただきます」と経歴の
確認をせずに起用を続けてきたことを謝罪していました。
また、古舘さんは「うそがあったとするならいけないこと」としながら
「残念。詳しいデータをもとに、斬新な切り口でコメントを歯切れよく
くださっていたので悔しい」とも話していたそうです。3月いっぱいで
報道ステーションを引退する古舘さん…最後の最後でケチが付いた感じです
最初にショーンK氏を見た時は、また随分とルックスの良い人が出てきた
ものだと思っていましたが、テレビってのは、そんなもので視聴率を
稼げればという意図も多々あるのでしょうね。
芸能ネタに触れるのもどうかと思いつつも、これだけルックスや知識も
ある人が、何で経歴まで偽る必要があったのかと、そればかりが残念な
気がします。正直に生きなければ、どこかで破綻するものですよね。
少し前にNHKで放送された『プロヘェッショナル 仕事の流儀』
既にこのブログでもご紹介させて頂いた『るろうに剣心』の回に触れた
作曲家の佐藤直紀さんですが、2度目なので、今日は番組の中で触れられた
3つのキーワードについて書きたいと思います。
依頼に応じて、曲調やスタイルを自在に変え、同じ人の作品とは思えない
ほど豊かな曲を産み出してみせる佐藤さんは、自らを作曲家ではなく、
「作曲屋」と例えていました。正にプロヘェッショナル。作曲の中で、
佐藤さんが貫く流儀…それは、映像を何度となく見続け、映像の中に、
作り手の伝えたい意図やイメージを、ひたすら読み解いていくこと。
映像を見て、その空気や匂いを感じ取って、どんな音楽が一番はまるかを
探り続けるのだそうです。
● あがいてあがいて、あがき抜く
自分を追い詰める。追い詰めて追い込んだ時にアイデアが生まれたり
越えられない壁を乗り越えられたり、視点を変えられたり…よく聞く話です。
佐藤さんは、自分に音楽の才能があると思ったことはないといいます。
まだ駆け出しの頃は、仕事先からいつも、「佐藤さんの個性が見たい」と
言われたそうな。自分の個性とは何か?佐藤さんは悩み続けたそうです。
転機が訪れたのは、10年目につかんだ映画の仕事。求められる曲のレベル
の高さに、佐藤さんは悪戦苦闘しました。ひたすら映像を見続け、体から
絞り出すように、何度も曲を直し続けたそうです。そうして出来上がった
映画は大ヒット。以来、どんな仕事でも最後まであがいて、注文に応えて
きた佐藤さん。いつしか、そのメロディは「佐藤節」とも呼ばれるように
なっていきました。
●「個性は出そうと思って出るものではない。とことんあがき続ける中で
にじみ出てくるものが、個性になるのではないか。」
去年夏、佐藤さんは3年にわたって放送されるNHKの大河ファンタジー「
精霊の守り人」の音楽を作ることになりました。既に第1回が放送されま
したよね。そのテーマ曲で求められたのは、パワー。そして、一度聞いたら
忘れられないメロディ。
45歳の佐藤さんは、自分が作曲家の第一線に立てるのはあと10年が限界だと
考えているそうです。自分に課しているのは、「次の曲は、一つ前の曲を
超える」ということ。常に最高の音楽を目指す覚悟で、1曲1曲に挑んで
いるとのこと。「いいものを作らないと次はないという覚悟は当然あります。
一番新しい作品に関しては、これまでの僕の音楽の中でベストを作りたい。
そこを目指しています。」
● 最新作を最高傑作にする
正にプロヘェッショナル…作曲屋でした。全く生きる世界の違う人ですが
仕事に対する姿勢は、見習わなくてはならないですね。
渡り鳥は、約1万1千キロ!広い太平洋を飛ぶ間、無着陸で休むことなく
飛んでいきます。その類まれなるスタミナの秘密…それが彼らの胸肉に
含まれる「イミダゾールジペプチド」成分です。
昔、『所さんの目がテン!』でも放送していましたが、人間が活動すると
活性酸素が発生し、肉体的な疲れでは筋肉細胞が錆び、精神的な疲れでは
脳細胞が錆びることが分かっています。
疲労回復に一番いいのはやはり睡眠ですが、実は疲労回復にものすごく
役立つ食材が鶏の胸肉で、冒頭でお伝えした抗酸化物質イミダゾールジ
ペプチドが豊富に含まれています。このイミダゾールジペプチドの特長は
以下の通りです
・活性酸素による細胞のサビを防ぐ抗酸化作用がある
・抗酸化作用が他の抗酸化物質に比べて長時間持続する
・精神的な脳疲労にも効果がある
・特に自律神経の中枢など疲れやすい所にも効果がある
一般的な栄養ドリンクは、酸化ストレスを除去することで働く『イミダ
ゾールジペプチド』と違い、気分を高揚させることで、疲労感をごまかす
働きをします。その場しのぎで、決して体に良いとは言えませんよね。
『イミダゾールジペプチド』は200~400mgを毎日摂取するのが理想と
されています。具体的には『所さんの目がテン!』でもやっていましたが、
鶏胸肉の約100gに対して、200mg分の『イミダゾールジペプチド』が
含まれているのだそうてです。
『イミダゾールジペプチド』を摂取するのに一番適したメニューは鶏胸肉を
じっくり煮込んだ「スープ」とのこと。鶏胸肉を熱水で約30分煮込む
ことで『イミダゾールジペプチド』がスープに抽出されるのだそうです。
肉を食べ続けるのは難しいですが、スープならいけそうですよね。
様々な実験結果から、「イミダゾールジペプチド」が最も力を発揮する
のは摂取開始数日後から、継続摂取した2週間後以降ということが分かり、
疲れた時に取るだけでは、抗疲労効果も存分に発揮されないとのこと。
「疲労」が抜けないと嘆いている人は、ぜひ2週間続けてみてください。
覚醒剤取締法違反の罪で起訴され、17日の保釈後に千葉県松戸市内の病院に
入院していた元プロ野球選手の清原和博被告。実はこの松戸の病院は、私の
母親が心臓手術で命を助けてもらった事のある、家からも、そう遠くない病院
だったのです。窓から外の様子を伺う清原被告の姿を見ると、どうしても
西武ライオンズにデビューした頃の若かりし勇姿を思い出してしまって…
何とも言えない寂しい気持ちになってしまいます…。
勾留中に糖尿病の治療のため複数回、病院に行っていたことが分かった清
原被告ですが、なんと「血糖値900」と報じられるほど、以前から重症の
糖尿病を患っていたそうです。正常の血糖値は食後ですら140未満ですから、
どれほど悪い数値か…。
「国民健康・栄養調査」によると、糖尿病が強く疑われる人の割合は、
男性の15.5%、女性の9.8%と言われており、昨年2015年12月の厚生労働省
「患者調査」によると、糖尿病の患者数は316万6,000人となり、前回
2011年調査の270万から46万6,000人増えて、過去最高となっています。
生活習慣病では、「高血圧性疾患」が1,010万8,000人、「高脂血症」が2
06万2,000人、心疾患が172万9,000人、「がん」が162万6,000人、
脳血管疾患 117万9,000人という結果です…。
そんな糖尿病の人にお勧めできる食べ物の代表例は、キノコ類・海藻類
・玄米等。キノコ類は、非常にカロリーが低くて糖尿病にお薦めの繊維も
豊富に含んでいます。海藻類も同じく食物繊維を豊富に含んでおり、
低カロリー。その上海藻に含まれる食物繊維は水溶性なので腸内で溶けて
糖質をつつみ込み、吸収を抑えてくれます。食物繊維と言うと水溶性も
不溶性も気にせずに捉えてしまっているケースが多いようですが、この
水溶性はとても大切です。また、GI値の低い食材=血糖値の上昇しにくい
食材として、玄米や蕎麦等もお薦めとなっています。
清原被告には、麻薬も糖尿病もしっかり克服してもらって、麻薬が如何に
良くない物かを経験から訴え、撲滅の為に頑張ってもらいたい…そう思います。
連休終わってしまいましたね。連休はいかがでしたか?
私は、ビューティフル・マインドという映画を見たので、そのお話
について今回は書きたいと思おます。
この映画は、ノーベル経済学賞受賞の実在の天才数学者、ジョン・ナッシュ
の半生を描いた物語です。第74回アカデミー賞では作品賞、監督賞、
助演女優賞、脚色賞を受賞し、ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)
脚本賞、主演男優賞、助演女優賞を受賞しました。主演は、あのラッセル・クロウ。
このジョン・ナッシュの専門分野は微分幾何学で、リーマン多様体の研究に
関して大きな功績を残したそうです。1994年にゲーム理論の経済学への
応用に関する貢献によりラインハルト・ゼルテン、ジョン・ハーサニと共に
ノーベル経済学賞を、2015年に非線形偏微分方程式論とその幾何解析への
応用に関する貢献によりルイス・ニーレンバーグと共にアーベル賞を受賞
しています。
映画は、彼の天才数学者としての偉業と成功、及び後の統合失調症に
苦しむ人生を描いています。残念ながら昨年5月23日、ジョン・ナッシュ
(86歳)はアメリカ・ニュージャージー州で発生した交通事故で亡くなった
そうです。
ここのところ続いている偉人シリーズの数学者や物理学者の映画と比べると、
統合失調症の表現から恐怖や嫌悪感のような物を感じてしまった為に、
今一つ、私は受けとめ難かったのですが、最後にノーベル賞候補に
あがって、周りの人に認められていくシーンは、本当に感動的でした。
昨日に続いてガイアの夜明け。今日は15日に放送された
『"大学革命"はじまる!』から
少子化によって学生の数が大幅に減少していく一方で、逆行するように
大学の数は年々増加しています。淘汰されて減っていると思っていましたが
そんな事ではなかったようです。そのため、私立大学の四割が定員割れを
起こしている状態との事。
そんな中、企業と組んで積極的に製品開発を行う大学が出てきているとの事。
他の大学との差別化を図るため、学生たちに、より実践的な授業を
提供しようというのです。生き残りをかけて始まった"大学革命"。
驚いたのは一昔前までは早稲田・慶應が大学では1番人気だったのに、
今では近畿大学が志願者数トップの座を奪ったという事。番組の中では、
何故トップを取れるまでになったかが良くわかるように、実践で活躍する
学生達の勇姿が描かれていました。
近畿大学と言えば、世界初のマグロの完全養殖で一躍名を馳せた、
大阪の大学。他にも徳島大学も紹介されていましたが、柔軟で熱心な
大学生と企業が接点を持つ事で、即戦力としての人材も育つし、
企業は新鮮なアプローチを見つけられ、学生にとっては教室内で
勉強しているよりも視野も広がって様々な進路選択の道が見えてくる。
こんな産学連携が様々な大学にも取り入れられて行けば、より未来も
開けていくのかなぁと…昨日に続いて、またまた頼もしい若者達に感心し、
今回はそれを支援する先生達にも感心してしまうのでありました。
実践的な授業、私の時代にも欲しかったなぁ・・・
先週の3月8日放送、『ガイアの夜明け』"革命児"が家電を変える!を
ご覧になった方、おられますか?
最初に登場したのが、三洋電機から洗濯機と冷蔵庫事業を引き継いだアクア。
"中身が見える"透明の洗濯機を作れ!では、一風変わった商品を次々と発売
している家電メーカーですが、CEOの伊藤さんは2014年に就任以来、
「家電業界において新参者だからこそ、革命を起こせる。閉塞感のある
家電業界で既成概念にとらわれないモノ作りをしよう」と社員に意識改革を
即してきた。だからこそ、これまでも面白い家電を創り出している。
見ていて思ったのは、どこの社長さんだか忘れてしまいましたが、
『出来るか否かではなくて、どうやったら出来るかを考えろ』そんな事を
話した社長さんでした。今後も面白い物を創ってくれそうです。
後半に出てきたのがまだ若い女性一人・・・
女性一人の家電メーカーあらわる!と題して登場した、昨年8月、第1弾
として一挙に17種類もの製品を発表したベンチャーの家電メーカー
「UPQ(アップ・キュー)」。本当にたった一人なんですよ・・・
中澤さんがたった一人でモノ作りができる秘密は、工場に商品のアイデア
だけを渡し、設計から生産まですべてを任せていたこと。中国にある工場を
訪れ、工場と交渉。製造を依頼するだけでなく、開発途中の製品をチェックし、
改善点を指示していく。製品ごとに、様々な工場に設計や生産を依頼するので、
一度に多くの製品を生み出すことができるという訳。彼女は自分一人で、
その場で判断していくため、開発のスピードが速いという特徴がありました。
それにしても若い彼女の中にあるバイタリティ- …会社が作らないなら
自分でやる!・・・まだまだ日本のモノづくりも宝が沢山眠っているようですね。
今年の彼岸入りは、明日の17日で、彼岸明けが23日。春分の日は20日です。
そんな事より…先日、ある旅番組で僧侶が出雲大社を訪れた際、こんな
事を言っていました。
『は』は彼岸(ひがん)から来ており、あちら側を表し、『し』は此岸(しがん)
と言ってこちら側を表しています。橋も柱もお箸も梯子も、この考え方を
基に生まれた言葉なんだと…具体的には…
『橋』(はし)は、あちら側の岸とこちら側の岸を結ぶもの。
『柱』(はし・ら)は、上と下を結ぶもの。
『お箸』(お・はし)は自分と食べ物を繋ぐもの。
そして、『梯子』(はし・ご)は、離れた所と今いる所を足場=格(こ)と
呼ばれる段で繋いでいるものと…
たしかに『は』と『し』が入っているではありませんか!!
『おーっ』とは、1度思ったのですが、彼岸の彼は、『ひ』で、『は』
じゃないし、調べてもそんな繋がりは出てきません。
一度は感心しただけに、なんとか気持ち良く終わりたいと思って、
もがいてみたのです…
彼岸について調べてみると、修行によって迷いを脱し、此岸を渡りきった
悟りの境地を意味する彼方の岸「彼岸」であったと説明されています。
ここまでは良かったのですが…ここまでで終了…
そこで説明文から強引に導き出してみたのです…
彼岸(極楽浄土)は、西方の『遥か彼方にある』と考えられていました。
つまり、『遙か彼方の極楽浄土』の始まり『は』から、『彼岸ひがん』の
『ひ』が…という事で、勝手に納得する事にしました。(かなり強引だ…)
…とは言うものの、どなたかお分かりの方、ご教授ください。
本当は、全く納得いかないもので…。
あぁ、こういうのって、スッキリしないですよねぇ…
先日、最初のコンピュータを作った天才数学者の映画を見ました。映画の
タイトルは『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
映画は第2次世界大戦時、ドイツの世界最強の暗号エニグマを解き明かした
天才数学者アラン・チューリングの波乱の人生を描いた伝記ドラマです。
劣勢だったイギリスの勝利に貢献し、その後コンピューターの概念を創造し
「人工知能の父」と呼ばれた英雄にもかかわらず、戦後悲劇の運命を
たどったチューリングを、ベネディクト・カンバーバッチが熱演しています。
1927年、若きチューリングは寄宿学校でいじめられる等の不遇の日々を
送っていました。チューリングは友人クリストファーに触発され、暗号の
世界にのめりこんでいきます。しかし唯一の友人クリストファーは結核で
死んでしまいます。
映画のラストでは涙をこらえられないほどの心に訴えられるものを頂きました。
1941年にエニグマ暗号が解読できるようになったことで、ドイツ海軍の
Uボートの位置などを正確に把握することが可能になり、イギリス軍や
連合軍は情報戦に勝利し、終戦を2年ほど早めることができたと言われています。
チューリングは電子計算機を友人の名からクリストファーと名付けていましたが、
イギリスでは、軍事機密として処分され、その存在が一般に知られるように
なったのは半世紀後だったのです。この映画を見ると、時代背景も
よく知ることができます。中身の濃い映画ですし、是非、一度はご覧
頂きたい作品です。チューリング…可哀想な主人公でした…。
今日は、数学の日。日本数学検定協会(数検)が制定していますが、円周率の
近似値3.14に因んでいるそうです。現代文明を支えている数学の一層の
発展を願って祝う日とのことです。でもって、今日はそのまんま、同時に
円周率の日でもあります。勿論、この理由は円周率の3.14からですよね。
中学生の時だったでしょうか。数学の先生が30桁ぐらい円周率を黒板に
書き始めて、先生はこれを覚えているのかと感心し、同時にもっと知りたく
なって、自分で調べて120桁ぐらいまで覚えたのを覚えています。
パイ=3. 1415926535 8979323846
2643383279 5028841971
6939937510 5820974944
5923078164 0628620899
8628034825 3421170679
8214808651 3282306647
0938446095 5058223172
5359408128 4811174502
8410270193 8521105559
6446229489 5493038196 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんなのを中学時代に覚えて満足していた頃が懐かしいです。不思議に
今でも結構覚えているものです…他の事は直ぐに忘れてしまったりするのに…
いつだったか、この円周率を、小学校では約3として扱うなんてバカみたいな
事がありましたが、今は元に戻って約3.14として扱っているようです。雑誌て、
延々続く円周率を見つけた時は、どこまで覚えられるかなぁと数学に興味を
持っていったものでした。
何をきっかけとして物事に興味を抱いていくかはそれぞれですが、私の
場合は、この円周率をきっかけとして数学が好きになっていったんですよね。
意味のなさそうに見える物にこそ、逆に面白いものが見つけられる…
そんな事ってありますよね。