今日5月23日はラブレターの日。「こい(5)ぶ(2)み(3)」(恋文)の語呂合せと、
浅田次郎原作の映画『ラブ・レター』が、1998年の今日、初日であったことから
松竹が制定したとか。恋文…良い響きです。
ところで、この映画『ラブレター』をご覧になられた方はおられますか?
あらすじは、こんな感じです。
虚偽のセクハラ疑惑で大手企業をリストラされた男・高野吾郎は、 新宿・
歌舞伎町の片隅のゲームセンターで働いていました。そんなある日、その吾郎の
もとへ「死亡通知書」が届きます。死んだのは、妻・高野白蘭。1年前に
偽装結婚した、顔さえ知らない中国人売春婦でした。戸籍を売った暴力団
佐竹興業の佐竹に相談を持ち込んだ吾郎は、佐竹の部下・サトシとともに、
未だ見ぬ妻の遺体を引き取りに房総・千倉を目指します。ところが、そこで
垣間見たのは、「外国人売春婦の死などゴミ同然」というこの国の現実でした。
吾郎は、エリートから転がり落ちた自分、友を失望させた自分、最愛の妻を
裏切った自分、そして戸籍を売り、外国人労働者を食い物にする連中に手を
貸してしまった自分に…と、様々な感情が胸に去来し、やり切れなくなって
いきます。白蘭の遺品の中に残されていた遺書には…
「結婚ありがとうございました。謝謝」
そんな、彼女の純真な心が遺されていたのですいたのです…。
どうですか?見てみたくなりましたか?忘れかけていた純真な思い、感動
間違いなしの映画ですよ。是非、レンタルビデオ屋さんにでも行って、
借りて見てください。良い作品は、心を洗ってくれる…そんな気がします。
続けてのテレビネタになりますが、今日は先日5月14日の土曜日に放送された
『クロスロード』という番組のお話をば。今回の主役は、シミ抜きの世界で
カリスマと呼ばれる横倉靖幸さん42歳のお話。年間のシミ抜き実績5,000点を
こえ、他のプロが落とせないシミを見事に落としてしまうという、シミ抜きの
スペシャリスト。テレビをご覧になった方は、その手際の良さと、仕上がりの
素晴らしさに驚かれたはずです。
茨城県城里町の県道沿いにある横倉さんのお店「クリーンショップヨコクラ」
には、全国からシミ抜きの依頼品が送られてきて、入り口には荷物が絶えない
ご様子。黄ばみ、食べこぼし、色移りなど、シミの原因と生地の素材を分析し、
生地を傷めないシミ抜き剤を使って、着られなくなった衣類を見事に蘇らせる。
そればかりか、色落ちや変色にも対応し、正に神業のクリーニング技術…いや
再生技術でした。
商社マンであったにもかかわらず、父親の要望でクリーニング屋さんの後継に
なりましたが、そんなお父さんを見返したいという気持ちから、着物のシミ抜き
において、業界で名の通った石塚保博さんというシミ抜き名人に弟子入りをします。
やがて、京技術染色会の認定修復師、特別講師に認定され、今では東京、神奈川、
埼玉、茨城、栃木などのクリーニング屋さん向けにシミ抜きなどの講習会や、
訪問指導も行っており、技術力の普及にも努めています。これまた素敵なお話です。
番組では、家庭でできる効果抜群のシミ抜き方法もご紹介いただき、目から
ウロコの30分でした。その作り方は…
●重曹・・・小さじ1
●衣類用の液体酸素系漂白剤・・・小さじ3
●食器用中性洗剤・・・3滴
たったこれだけを混ぜるだけで魔法水の完成です。作って3時間以内に使わないと
効果がなくなってしまうそうですが、泥やインクなどの汚れ以外なら魔法のように
落としてくれるとの事。今度シミが原因で衣類を捨てるような場面に遭遇したら、
是非試してみたいと思います。いや、何か探して、すぐにでも試したい感じです。
うーーーーん。こういう実験みたいなのって、やってみたくなりますよね。
さすがにワザとシミ作ったら家内に怒られるしなぁ…
またまた今週5月15日BSジャパン 放送の【未来EYES】の話。
今回のテーマは『音で日本を救うスピーカー』でした。補聴器を使わず、声を
聞くためのスピーカー「コミューン」で難聴の方の未来を変えようとする
中石さんが今回の主役。
「コミューン」は、難聴の方に補聴器を付けてもらうのではなく、難聴の人が
補聴器を付けなくても、聞こえやすくするスピーカーシステム。ただ音を拡大
するだけでなく、雑音を削り落とし、よりクリアな音にして拡大するという
特殊なスピーカーで、ただボリュームを上げるだけのスピーカーとは月とスッポン。
開発の原動力は耳の聞こえ難くなった祖母との思い出。仲の良かった祖母は、
耳が聞こえ難くなる事で、孫との会話が成立出来なくなり、次第に遠ざかって
しまう様に感じさせていたのではないかと中西さん…。もし、ハッキリと聞こ
えるシステムがあれば、もっと良い時間が沢山持てたのではないかという
優しい気持ちが中石さんの原動力でした。
それでも、老人ホームや公共施設に行っても、なかなか賛同してもらえず、
改良を積み重ね2,000万円という資金を消耗し、苦労を重ねて立ち上げてきた
中石さん。そんな中石さんはユニバーサルサウンドデザイン代表取締役ですが、
出張続きで「週2回、家に帰れればいい」と話されていました。
難聴の原因には先天性、後天性、加齢によるものがあるそうです。若い世代に
多いのは騒音性難聴。現在、全国の難聴者数は1,400万人以上。心配なのは
聞こえ難いことが人や社会とのつながりを妨げることだと中石さんは熱く語って
おられました。
「コミューン」は現在、全国の病院、公共機関、学校などに約3,000台が置かれ、
都庁や厚生労働省などの行政機関にも導入されているそうですが、もっと
もっと多くの施設に置かれて欲しいものです。
つい先日行われた新商品「コミューンSE」の発表会の後には、広島大学
宇宙再生医療センターの弓削類センター長が登壇し、同社と共同で難聴の人の
聴こえ、脳の関係を研究する「聴覚リハビリテーション研究グループ」の
発足を発表されたそうです。
発音の聞き分けへの有用性検証では、コミューンを使用した場合に脳への
伝達への改善に有効性がみられたと弓削先生は言われていました。
「聴こえてくるものが音としてではなく言葉として脳にちゃんと伝わっている」
と評価し、脳の言語聴覚分野の活発化により脳の萎縮抑制への効果も予想
されると説明。今後は難聴者、感覚性の失語症者に対するリハビリテーションの
ツールとしても研究を行っていくとの事でした。
祖母への思いやりから始まったプロジェクトは、聞こえやすくするだけでなく、
更なる広がりを見せていたのです。
身近な人への思いやりが多くの人の救いに繋がっていく、そんな素敵なお話でした。
先日のNHKスペシャル『天使か悪魔か 羽生喜治 人工知能を探る』をご覧になられた
方はおられますか?
チェスの世界王者が人工知能に敗れるという話は随分前からありましたが、人類が
発明した最も複雑なゲームと言われる囲碁は、人工知能が人間を凌駕するのは
まだまだと言われていました。そんな中、今年の3月、グーグルの開発した囲碁の
人工知能が、世界最強と言われる韓国人の棋士に圧勝し、世界に衝撃が走ったのは
記憶に新しいところですが、番組の中では、その対局を織り込みながら、人工知能の
今をあの将棋で数々の記録を打ち立ててきた羽生喜治さんがレポートしてくれました。
AIで特に注目されているのは、全てのルールをプログラムで教え込むのではなく、
AI自身に解決方法を考えさせる「ディープラーニング」。番組の中でも何度となく
出てきた言葉です。このまま人工知能が進化していけば、どんな未来が到来するのか。
他にも、専門医でも判断できないガンを、画像から精緻に見分ける人工知能を発明した
アメリカのベンチャー企業や、人工知能に感情を持たせる研究を続けるソフトバンクなど、
人工知能開発の最前線を見る事ができました。一昔前のSF映画やアニメーションの中に
登場していた人工知能そのものが、現実になってきている…そんな印象を受けました。
番組の取材後、レポーターだった羽生喜治さんが、こんな事を言われています。
『絵を描くとか、自動運転とか、医療の診断とか、これだけ汎用的というか、幅広く、
いろいろな世界で進歩が起こっています。今までだったら、人が最も得意とすることなど、
AIが関与するのは考えもしなかったことでも、もう具体的なところまで来ているのを
目の当たりにすると、「この世界だけは特別で、絶対AIが入ってくる余地がない」という
ことはないのではないでしょうか。「これは人間しかできない」とか、「これはAIには
出来ない」ということはないということを前提に考えているほうが、いいのではないかな
と思います。』
米マイクロソフトが開発したAIのテイが、ツイッターでの人間との会話で悪意を教え
込まれた知識から「ヒトラーは間違っていない」と発言するようになって、実験中止に
追い込まれた話も紹介されていましたが、結局、教える人間の側に誤りがあれば、
映画の様な恐ろしい結末が現実になってしまうかもしれません。専門医ですら見つけ
られないガンを見つけてくれるのは嬉しいですが、人間は地球を滅ぼすウィルスと
判断して駆除を始められないよう人間の成長も更に進んでほしい物です。
人間も、所詮は細胞の集まりで心を持っていった…。だとすれば、部品の集合に心を
持たせることだって可能なはず…そんな話も番組の中では登場し…否定できない現実。
『天使か悪魔か』…友達を大切に思って涙するAIを見ていると、複雑な思いになる
私でした・・・。
未来EYESという番組を御存知でしょうか?毎週日曜日の夜10時半から放送されている
番組です。番組サイトの概要には、以下の様に書かれています。高度経済成長期に作り
上げられた仕組みが、いま制度疲労を起こしている。そんな日本において、独自の
こだわりや屈指の努力で近未来を切り開こうと、熱い情熱で探求する人と企業を追う
ドキュメンタリー番組。時代の最前線にいる彼らの“熱すぎる想い”と“究極のこだわり”は
どのように発想し、斬新な仕事を切り開いているのか。そして、混とんとした今の
時代をどのように見つめ、次に進んでいこうとしているのか。何かをスタートさせ、
それを継続させる勇気。この開拓精神と冒険心を見つめ、普段はカメラの入れない
仕事の現場に徹底密着。現在進行形で時代と格闘している「仕事」に迫る。
そんな未来EYESで私が今回お伝えしたいのは5月8日放送の『ナノ医療イノベーション
センター』。この『ナノ医療イノベーションセンター』は、弊社と深い関わりのある
ライフサイエンス・環境分野を中心とした、世界最高水準の研究開発から新産業を
創出するオープンイノベーション拠点『殿町国際戦略拠点 キング スカイフロント』の
1施設ですが、今回の主役は、そのセンター長の片岡一則先生。
先生の武器は1ミリの5万分の1という大きさの「ナノマシンのカプセル」。
束にして見るとただの液体に見えますが、これが「ナノマシン」と呼ばれる
ウイルスサイズの小さなカプセルの集合体。その一つ一つのナノマシンの中に
抗がん剤を入れて直接運び、このマシンが【がん細胞】だけを狙い撃ちし、
転移や再発まで防止して治療するという画期的な技術。
先生は番組の中で『科学は錬金術と同じで、無い物を作れる』と言われていました。
映画『ミクロの決死圏』から始まった研究が、今、映画よりも進化した形で実現されて
いこうとしています。それは、病院に行かなくても、血液中を泳ぎまわるロボットが
病気を見つけて、勝手に治療してくれる──そんなSFのような体内病院という考え方から、
医療にかかる手間やコスト、距離を意識することなく病気や治療から開放し、日常
生活の中で自律的に健康を手にする事ができる「スマートライフケア社会」の実現を
目指すという…。
未来が楽しみですね。また、良い番組を一つ見つけてしまいました。
今日5月16日は、旅の日です。1689(元禄2)年3月27日(新暦5月16日)、
松尾芭蕉が「奥の細道」への一歩を踏み出した日です。
せわしない現代生活の中で、「旅の心」を大切にし、旅のあり方を考え
直そうと、日本旅のペンクラブ(旅ペン)が1988(昭和63)年に制定
した記念日だそうです。観光業界の将来など、旅について考える活動を
しているとか・・・。
ご存知の通り『奥の細道』は、元禄文化期に活躍した俳人松尾芭蕉による
紀行文で、日本の古典における紀行作品の代表的存在であり、芭蕉の
著作中で最も著名で・・・
『月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也』
という有名な序文から始まっています。この序文の意味は、
『月日というのは、永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、来ては
去り、去っては来る年もまた同じように旅人である。』と・・・。
日々の仕事や時間を忘れて、旅に出る事は難しいものですが、旅は同時に
人の心を癒したり、成長させてくれるものでもありますから、自分から
機会を作って、積極的に行きたいものですね。
我が家は病気のペットさんが居るから、なかなか旅に出る事は出来ませんが…
旅番組を見ることで、旅に出た気分だけでも大切にしています・・・(T T)
いや、温泉旅行行きたいなぁ・・・
『一滴の向こう側』という番組をご存知ですか?BSフジで土曜日の夜10時
から放送されている番組です。概要としては、同番組サイトに以下のように
書かれています。
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夢に向かって突き進む者
誰かの笑顔のために己を奮い立たせる者
不可能に挑み続ける者
彼らの流した一滴の汗、一滴の涙、そして一滴の想い...
それはいつしか大きなうねりをもった笑顔の大河になる
その向こう側にあるものとは...
この番組では複数の主人公が登場。"夢" を"夢"で終わらせず、実現させるために
一歩を踏み出し、ガムシャラに頑張る人たちに密着。1つのテーマを設け、その
分野で活躍する人々を、同時進行でそれぞれの物語や熱き想いを、ドラマのように
3回に分けて見せるヒューマンドキュメンタリー番組…。
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私も、つい先日知ったばかりで、この種の番組は大好き。その時の主人公が
本道佳子さんでした。
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第48回「いのちの料理人」(第2話)・・・日本全国を回り、料理を作る出張料理人の
本道佳子さん。彼女の料理は全て色鮮やかな野菜だけで作られたオリジナルメニュー。
料理を食べるお客さんの中には、重い病気と闘っている人も多い。病気の人も、
健康な人も、誰もが本道さんの料理に『食べる喜び』を感じるという。そんな
本道さんのことを人は“いのちの料理人”と呼ぶ。
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私が見た回は…
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主人公の本道さんは、熊本地震がおこる2週間前に熊本県へ。訪れたのは上益城郡
御船町にある、がん治療の病院「藤岡医院」。ここは本道さんが“いのちの料理”を
作るキッカケとなった病院だった。そして本道さんの料理を病床で待つ人が…。
それはガンと闘う本道さんの友人。生存前からの映像が見られ、本道さんの料理を
本当に笑顔で食べている姿が映されるが、間もなく亡くなってしまう…。
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以前、湯島食堂というお店を経営されていた事は、知っていましたが、この様な
活動をされているのかと改めて驚かされました…。料理本も何冊か出ていますが、
本道さんについて書かれた『最後の晩餐〜がん治療へのターニングポイント〜』
という本、こちらも是非読んで頂きたいものとなっています。せっかくなので、
プロフィールもご紹介したいと思います。
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高校卒業後、フードコーディネーターに。
ペンション開発会社で料理講習会の助手を務めた後、単身NYへ渡る。
ケータリングの仕事をしながら各国の料理を学ぶ。
『ハドソンリバークラブ』に採用され、NYの『野村エグゼクティブダイニング』へ、
スーシェフで出向。世界各国のエグゼクティブに料理をふるまう。
6年後にロサンゼルスへ移住。ケータリングをしながら、オーガニックやマクロビに
触れ、東海岸と西海岸の文化の違いを体験する。
10年間のアメリカ生活を終え、日本へ帰国。
長野県で、農家の野菜を使った観光施設のメニュー開発に携わるなど、地域活性化の
活動を行う。
数年後、東京に活動拠点を移し、トリニティアイリッシュダンスの日本公演ツアーシェフ、
国際プロジェクトの映画「シルク」制作時、「世界仏教徒会議」など、数々の
ケータリングシェフを担当。
熊本や岐阜の病院とコラボレーションして、『最後の晩餐 食事会』を定期的に開催。
2010年 肉・魚、卵・乳製品を使わない野菜だけのビーガン料理レストラン
『湯島食堂』をオープン。口コミだけで、多くのお客様に来ていただくように。
湯島食堂を営業する傍ら、世界各地へ行って料理を作る。
2011年 東日本大震災の支援として、被災地にて数々のケータリングを行う。
2012年 「食で世界が平和になったら・・・」を実現する為に設立した
『国境なき料理団』が、NPOとして認定。国も人種も国境も越えて、みんなと
友達になれる料理を広める活動を行う。
2014年 活動の場をさらに広げるため、湯島食堂をクローズ。日本初の
Pop Up Restaurantを展開。
2015年 東京ドームホテルで開催された「夢のディナー in Tokyo」に出演。
現在は、教育、医療、アートなど様々な分野の方々と協力し、日本・世界の各地で
「愛あるご飯」をお届け中。
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明日14日の土曜日が3回目の放送で熊本大震災で炊き出しをされる姿などが
放送される様です。今から放送が楽しみです。
今日5月12日はアセロラの日です。
アセロラは果物の一種で、西インド諸島、南アメリカ北部から中央アメリカが
原産です。日本ではおもに沖縄県で生産されており、そんな沖縄県本部町が
アセロラの初収穫の時期であることから1999(平成11)年に制定した記念日です。
果肉は1~2cmほどでチェリーのように熟すと赤くなるのが特徴のアセロラですが
豊富なビタミンCが含まれており、その量はレモンの約10~30倍と言われています。
その他、水溶性のビタミンB群に分類される葉酸は赤血球の生産を助けてくれる
栄養素で、 アセロラの可食部100gに対して葉酸は45mcg含まれており、日本人の
最低摂取量が1日200μgなのでアセロラを摂取すると比較的簡単に達することが
できます。
また、アセロラにはむくみなどを予防するカリウムが豊富に含まれています。
カリウムは体の中にあるナトリウムを排出する働きがあり、高血圧の予防
などに役立ちます。加工されてしまうと減ってしまいますが、生のアセロラ
100gに対して約130mgのカリウムが含まれていると言われています。
更に、ブルーベリーなどで聞くことの多いアントシアニンですが、アセロラ
にも含まれています。アントシアニンはポリフェノールの一種ですが、その他に
ケルセチンも含んでいるため体内から体を綺麗にしてくれます。
ポリフェノールについては、以前もお話ししていますから、効能はそちらで
ご確認ください。アセロラの生は非常に傷みやすいため、生で見る事は殆どなく、
皆さんもジュースなどで購入される事が殆どかと思います。焼酎やウィスキーを
アセロラで割ると、カクテルの様な爽やかな味わいで、美味しいですよ。
ただし、せっかく身体に良い物を取り入れても、身体に良くないものを過剰に
とったのでは意味がないので、その辺はご注意を…。
1891(明治24)年の今日5月11日に日本を訪問中のロシア帝国皇太子・ニコライ
(後のニコライ2世)が、滋賀県滋賀郡大津町(現大津市)で警備にあたっていた
警察官・津田三蔵に突然斬りつけられ負傷するという暗殺未遂事件が起きました。
今日は、そんな大津事件記念日となっています。
当時の列強の1つであるロシア帝国の艦隊が神戸港にいる中で事件が発生し、
まだ発展途上であった日本が武力報復されかねない緊迫した状況下で、
政府は、日露関係の悪化を恐れ、犯人に刑法116条「天皇、三后、皇太子に
対し危害を加え、また加えんとしたものは死刑に処す」という「大逆罪」を
適用しようとしました。
しかし大審院の児島惟謙院長は、「刑法に外国皇族に関する規定はない」とし、
普通人に対する謀殺未遂罪を適用して無期徒刑の判決を下しました。行政の
干渉を受けながらも司法の独立を維持し、三権分立の意識を広めた近代
日本法学史上重要な事件とされています。また、国際的には日本の司法権に
対する信頼を高めることとなったのです。
裁判で津田は死刑を免れ無期徒刑となりましたが、日本政府内では外務大臣・
青木周蔵と内務大臣・西郷従道が責任を負って辞職し、6月には司法大臣・
山田顕義が病気を理由に辞任することになりました。
現政権下での司法の独立は、今後どうなるのでしょうか…。他国に押し付け
られて誕生した平和憲法と言えども、世界に誇れる平和憲法だと私は思って
います。国民に問うと言っておきながら、解釈だけで戦争法案を通してしまう
今の政権…。テレビ・新聞などの報道や教科書まで威圧して抑えつけようと
する行為…。そして、批判を受けても退職する事なく居座る議員…。
…司法はなす術もないのでしょうか…
今日5月9日は私の大好物アイスクリームの日です。いや、正確にはソフト
クリームが大好物なんですが…まぁ、ザックリひとまとめという事で。
この日は、日本アイスクリーム協会が1965(昭和40)年に制定しました。
1869(明治2)年、町田房蔵さんという方が横浜の馬車通りに開いた
「氷水屋」で、日本初のアイスクリーム「あいすくりん」を製造・販売
したのがこの日だそうです。1人前の値段は2分(なんと現在の8000円相当)
で、一般に普及し始めたのは30年後でした。めっちゃ高かったのですねぇ(^ ^;)
私の一番のお勧めアイスクリームは、Donatellosさんのイタリアンジェラート。
これが季節ごとに色々な種類が登場して、どれも素晴らしく美味しいのです。
ウェブを通しての購入も出来るようですが、やはり、お店で食べた方が、
その美味しさを満喫できるはず。機会があれば、是非一度ご賞味ください。
また、更に、どうでも良い話ですが、未体験で、一度食べてみたいと
思っているのが、トルコの伸びるアイスクリーム『ドンドゥルマ』。
(ゲーム『風来のシレン』に登場してくる『ンドゥバ』を思い出す名前…)
日本ではトルコアイスという呼び方で通じるようになっていますが、
是非その食感を体験したいと思っています。
5月5日の子供の日には立夏を迎えていますが、暑くなるこれからの季節、
アイスクリームは欠かせませんよね。