ティータイム

神仕事で夢を実現させたお話です。

2018-3-29 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

3月10日放送のテレビ朝日『これぞ!ニッポンの神仕事~夢を叶えたリーダーたち』という番組をご覧になられた方は居られますか?

 

今では日本を代表する夢の国、東京ディズニーランド。その開園までに尽力したオリエンタルランド初代社長の川崎さんを紹介。これまでも何度か色々な番組で取り上げられてきた話ではありますが、その諦めない姿勢には、分かっていながらも感動してしまうのです。

 

東京ディズニーランドの第一発案者だった川崎さんは、京成バラ園の買い付けでアメリカに行った際に、カリフォルニア州のディズニーランドを見て衝撃を受け、それが何十年という長い闘いの始まりになっていきます。京成バラ園は、それほど大きな施設ではありませんが、お花の好きな人なら十分に楽しめる施設だと思います。それでも、あのレベルからディズニーランドのレベルには、簡単には繋がらないのが正直な感想…。

 

東京ディズニーランド開園までに尽力した人はもう1人います。それはオリエンタルランド二代目社長の高橋さん。東京ディズニーランドを建てるためには海を埋め立てる必要がありました。当然、海の漁業を生活の支えにしている人たちにしてみれば、有り得ない話です。話すらまともに聞いてくれない人たちを相手に、高橋さんは、海の漁業権を持っている漁師たちを説得しようと、超一流の高級料亭でおもてなしをし、お酒を共に飲みながら、コミュニケーションを通して壮大な夢を伝えていく事で、漁師たちと徐々に距離を詰めて交渉を実らせていったのです。

 

東京ディズニーランドが開園したのは1983年4月15日。開園には、ディズニー社の会長をはじめ、川崎さんと高橋さんが同席し、8年後に川崎さんは永眠されました。ディズニー社から第二パーク構想の打診があり、今のディズニーシーが作られたそうですが、これには今は亡き高橋さんの思いと重なる部分があるというお話。それは漁師たちと交渉を行っていた時、高橋さんが「漁師の皆さんに海を返す」と言ったことと繋がっていくというのです。何とも良い話ではありませんか。

 

東京ディズニーランドの中のワールドバザール。ここの2階のショーウィンドウには、高橋さんの名前と創業者という文字が英語で書かれています。これはディズニー社に多大なる貢献を与えた人物に贈られるディズニージェンドに高橋さんが選ばれた際に、ディズニー社からの申し出で特別に作られたものだそうです。今度行った際には、有り難く見させて頂こうと思います。

 

米国ディズニー社は、日本版ディズニーランドの直接経営には非常に消極的で、フランチャイズ契約を結ぶことで実現した日本版ディズニーランド。この契約では、米国ディズニー側がパークの設計、運営の指導、クオリティー及び版権の管理を行うと共にフランチャイズ契約料を受け取り、オリエンタルランド社側が、パークの建設費や運営費等すべての費用を負担するという方式を採用しました。この契約は、細かな見直しをのぞけば現在までほぼ一貫して同じだそうです。

 

東京ディズニーランド開業後、パリディズニーランド、香港ディズニーランドが開業していますが、2017年現在、一番新しい上海ディズニーランドを含め世界で6つあるディズニーリゾートのうち、パーク運営会社にディズニーが出資しないフランチャイズ形式の運営を行っているのは、東京ディズニーリゾートのみとなっています。これもなかなかすごい事ですよね。

 

番組では、この他、トヨタ自動車のハイブリッドの開発の話も取り上げられていましたが、こちらまで書いていると長くなるので省略させて頂きますね。あっ、でも、責任者の良い言葉があったのでそれだけご紹介させて頂きます。

 

3つの信念

 

1.早く決めてあげる
2.バックアップ案は作らない(失敗が早く分かる)
3.責任は俺が全てとる

 

分かっていても、なかなかできない事。勇気のいる話ですよね。それでも実際に動いていく人たちにとっては、とても大切な事…ですよね。
 

 

 

 

 

 

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何のために診察し、治療にあたっているのか…忘れないで欲しいもの

2018-3-27 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

 3月22日放送のカンブリア宮殿『大復活スペシャル2017"奇跡の大逆転"の舞台裏』ご覧になられましたか?

予約不要で、患者を断らない循環器内科医、三角先生。体に優しい「心臓カテーテル治療」で日本一の症例数を誇るすご腕ドクターは、世界に類を見ない"6元同時治療室"での神業で命を救い続けています。もう一人は、「眼」の最先端現場に立つ坪田先生。「老眼革命」や「ドライアイ」、さらには角膜治療の第一人者で、現代人の眼を守るため、最新治療を次々と編み出している先生です。

まず、1人目は三角先生。心筋梗塞など心疾患による死者数は年間20万人近く、日本人の死亡原因では2番目に多い心疾患。この三角先生のいる千葉西総合病院の診療科は予約不要で、緊急時にはその日のうちに治療までしてしまうということ。その裏には、「心臓は待ってくれない」という信念があるからだとか。

心臓カテーテル治療は年間約3,000例、8年連続で日本一の症例数となっています。それを可能にしているのは、宇宙船のコックピットのような、治療室。宇宙戦艦ヤマトが好きだったから、それをヒントにという所、なかなかユニークでした。

中央に位置する指令席からは、扇状に配置された6つの治療室が見渡せるのです。これら複数の部屋で同時に治療が進行し、三角先生はモニターを通して、それを指揮し、治療に当たっていくのです。

実はこの千葉西、私の母親が心臓を患った時も、緊急手術で助けてくれた病院。私の父親も同じく、この病院でカテーテルの手術を何度か受けています。ただ、同じ病院内でも他の診療科の先生は…正直、あまり良い印象を持っていません。

施設は凄く立派できれいな病院ですが、患者にきちんと寄り添えない先生もかなりいます。私や私の家内に関しては、行かなければ良かったという方が多く、実体験なのです。ただし、「心臓を患った時は、この病院がそばにある」という安心があるのは、恵まれている事だと思います。

2人目の先生は、ドライアイを提唱し、アイバンクの先駆者である南青山の眼科医、坪田先生。元々はメガネなしで暮らしていたほど目が良かったという方が患者として登場。今は老眼のほか、遠視、乱視、白内障も患っており、それを一気に治すという夢のような手術が紹介されていました。

保険が効かないので、両目で120万円の手術費用というのに驚きましたが、こんな手術、保険が適用されたら私も是非受けてみたいです。この方は、術後わずか20分で、「わ、見える!」あれほど困っていた眼の悩みが一発で解決されていたのです。そのうれしそうな笑顔こそ、何よりの答えだった気がします。

今回特集で取り上げられたお2人とも、アメリカでの臨床・研究経験が豊富で、何より患者の事を第一に考え治療に当たってくれるという事。長く医者を続けていく中で、パターンにハメて、患者の話もろくに聞かず診断し、目も合わさないで診察を終えてしまうような先生が多くいるような気がします。

なぜ、医者になったのか、何のために診察し治療に当たっているのかを、忘れないで欲しいものです。最後に三角先生と坪田先生の金言をご紹介して終わりたいと思います。

・「簡単な治療はない」

・誰もやらないことに 挑む価値がある
 

 

 

 

 

 

 

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様々な部署の立て直し経験が観光列車【ななつ星】に活かされた

2018-3-26 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

3月1日放送のカンブリア宮殿『観光列車王国!JR九州 逆境をバネに挑む 新たな鉄客商売』の回、ご覧になられましたか?

 

JR九州が約30億円を投じて造った超豪華クルーズトレイン“ななつ星 in 九州”。特別なデザインと、地域に基づくストーリーを兼ね備えた列車で、浦島太郎の竜宮伝説をテーマにした「指宿のたまて箱」や温泉リゾート由布院の魅力を凝縮した「ゆふいんの森」など、12種類が運行しているのだそうです。

 

列車を「移動手段」から「観光資源」へと変貌させたことで、数多くのテレビ番組にも取り上げられ、誰もが一度は乗ってみたいと思われた事でしょう。

 

世界一を目指して作られた豪華クルーズトレイン"ななつ星 in 九州"は、今や倍率20倍の人気を誇る観光列車となりましたが、JR九州の躍進を支えるのは、鉄道事業だけではないそうです。船舶、外食、不動産に農業など多岐にわたり、非鉄道業で営業収益の6割を担うまでに成長しているとか。なんと東京にも【うまや】というお食事処があるそうで、本当に多角経営ですよね。

 

そんな全国各地で講演の依頼が絶えないという九州旅客鉄道 代表取締役会長の唐池さん(籠池ではないですよ…)。逆境と屈辱がバネになったと語る唐池さんは、31年前の国鉄分割民営化後入社したJR九州でのキャリアは、苦難の歴史だったそうです。

 

船舶事業への異動を命じられたり、2度に渡る赤字続きの外食事業の立て直しをさせられたり…様々な部署を立て直し、切り開いてきたやり手の会長さん。その影響か、新規事業を立ち上げると、率先して手をあげる会社に成長しています。唐池さん曰く、優秀な人間から外に出すようにしているそうです。

 

そんな成功を呼ぶ人材登用術もそうですが、様々な苦労や経験が、より地元愛を強め、鉄道だけでなく農業まで始めてしまうような、九州全体を押し上げようとする動きに繋がっていったのでしょうね。

 

【ななつ星】乗ってみたいですよねぇ・・・
 

 

 

 

 

 

 

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メンタルが才能に追い付いてきた大坂選手の快進撃が止まらない!!

2018-3-23 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

昨日22日の日本時間4時、女子テニスのマイアミ・オープン、シングルス1回戦が行われ、世界ランク22位の大坂なおみ選手が、あの元世界ランク1位の怪物セレナ・ウィリアムズを6-3, 6-2のストレートで破りました!!

 

憧れのセレナとの初対戦となったこの試合、最初は大坂選手に緊張が見られたらしいけれど、すぐに自身のペースを取り戻し、終始セレナをリードする形だったとか。終わってみれば、試合時間はたったの1時間17分と、怪物相手に完全勝利!! 嬉しいじゃありませんか!! 夜帰宅してからは、あちらこちらのスポーツニュースで一目でもとあがきましたよ・・・

 

パリバ・オープンでは、元1位のシャラポワ、元2位のラドバンスカ、現在6位のプリスコバ、1位のハレプ、そして、決勝でも11位のカサキナといった強豪の面々を撃破して、絶好調のまま優勝を飾りましたが、その勢いのままにグランドスラムで23回の優勝を誇る怪物セレナまで破ってのけたのです。ファンとしては大満足の今日この頃です。

 

大坂選手が、今年から新しくコーチとして迎えたバジンは、長年セレナのヒッティングパートナーを務めていたというのも、きっとプラスに働いていますよね。メンタルが弱くて勝ちを目前に突然乱れてしまったり、試合中に泣いてしまう事もよくありましたが、メンタル強くなって、ネットプレーも上達しました。

 

大坂選手には対戦したい憧れの選手が3人いました。シャラポワ、ヴィーナス、そして、セレナ。そのうち2人とは対戦していたので、憧れのセレナとの対戦は夢が叶った瞬間でもあったのです。そんな憧れのセレナに勝利した大坂選手は試合後のインタビューでこう話していました。

 

「コートに入ってすごく緊張した。対戦できて夢のようだったし、非常に光栄です。勝つことができて嬉しかった」と。快進撃の続く大坂選手ですが、2回戦では世界ランキング4位、第4シードのスビトリーナと、またしても強敵の選手と対戦することになります。

 

残念なのは、これだけ大坂選手が強豪相手に快進撃を続けているというのに、テレビで観戦することができないという事。NHKは男子の部は放送しても女子の方はやろうとしない。これって男女差別ではありませんか?このままじゃ、まずいっしょ。

 

大坂選手については2016年9月1日にも「期待の大坂なおみ選手」というタイトルで・・・

http://www.aeplan.co.jp/blog/detail/422

このブログでも書かせて頂いておりますが、日本のテニス界で今、最もグランドスラム奪取に近い注目すべき選手。どこでも良いからテレビ局も、もう少し配慮してくれませんかねぇ…。観たいなぁ…次の試合・・・
 

 

 

 

 

 

 

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過酷なレースに挑む物凄いチーム・イーストウインド

2018-3-22 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

NHKで放送されているGREAT RACEのシリーズは、これまでもブログでご紹介させて頂きましたが、今回はグレートトラバース外伝ということでNHKの再放送で『田中陽希 世界の頂点に挑む』パタゴニアンエクスペディションレースを、またまたご紹介させて頂きます。

 

このレース、「世界の果ての冒険レース」として知られ、なんと10日間にも及ぶ過酷なレースが、湿地帯や湖、氷河や強風吹き荒れる海岸沿いなどで行われます。メンバーは男女を含む4人のチーム制で、トレッキング34キロ、マウンテンバイク272キロ、トレッキング76キロ、マウンテンバイク110キロ、カヤック6キロ、トレッキング56キロ、カヤック17キロ、トレッキング41キロ。総距離612キロにも及ぶとんでもないレース。

 

未踏の荒野を、当日配布される地図とコンパスだけで移動するオリエンテーリングと同じ形態で、非常に過酷なコースのため、「最後のワイルドなレース」、「世界でもっとも過酷なアドベンチャーレース」、「アドベンチャーレースのダカール」とも称されています。

 

そんな「まとも」ではない過酷なレースに参加しているのが、田中陽希さんを含むチーム・イーストウインド。このチーム・イーストウインドは、2010年から過去4回にわたりパタゴニア・エクスペディション・レースに出場しており、回を重ねるごとに順位を上げて、2012年、2013年と2位に食い込んでいます。残すは、優勝のみという展開での2016年の大会でした。

 

キャプテンを務めていたのは田中正人さんでしたが、今回は途中マウンテンバイクで転倒し、動けなくなって救護車で搬送されてしまいます。レース途中でありながらも1週間の安静が宣告されて、普通ならそこで終了のはず。ところが、この種のレースは信じられない展開ばかり。

 

首にコルセットをしているにも拘らず、レースを継続すると…。しばらく頑張るものの、地に足をつくだけで首まで痺れが起きるようになって、とうとう動けなくなってしまいます。それでも、コース途中で休むところもなく、中継地点までなんとか辿り着いてレースも終わりかと思いきや…。悪天候で再開までに時間があると告げられて、案の定、再開するとまた参戦…。無茶苦茶です。

 

4人制のチーム参加だけに、それぞれが支えあって前進していくところは、単独のレースとは違った良さがありました。結果は治療中の20時間を加算されたにも拘らず、トータル157時間26分で2位!!ゴールできたのは20チーム中わずか4チーム。なかなか根性のある日本チームでした。それにしても簡単に諦めない人たち…凄いですよねぇ…。
 

 

 

 

 

 

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お化けとの交流が感動を生み出していく『双葉荘の友人』

2018-3-20 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

つい先日ですが、第八回WOWOWシナリオ大賞受賞作のドラマW『双葉荘の友人』を見ました。

 

プロ・アマ問わず優れたシナリオ作品を発掘し、脚本家の育成を通じて広く映像文化の発展に貢献することと、その映像化を目的に創設された「WOWOWシナリオ大賞」。2014年に行われた「第8回シナリオ大賞」は、応募総数482編。そんな中で大賞を受賞した川崎クニハルさんの「双葉荘」を映像化したのが『双葉荘の友人』ということになります。

 

監督には、山田洋次監督作品の助監督を長年務め、脚本家でもある平松恵美子さん。丁寧な人物描写が本作でも発揮され、分かりやすく、ゆるやかな時間の経過を楽しむことができます。テラスハウス「双葉荘」では、見えないはずのものが見える・・・。作者の川崎さんが若いころに体験した実話をベースにした“ロマンティックミステリー”です。

 

物語はこんな感じで始まっていきます。

2000年3月。舞台監督の川村正治と雑誌編集者の妻・美江は、横浜の街を望む高台のテラスハウス「双葉荘」に移り住むことになります。大家の高飛車な態度は気になったものの、隣の部屋に住む住人との相性は良く、ご近所付き合いをしながらの新しい生活が始まっていきます。

 

やがて、正治は気持ちの入らない舞台監督の仕事を退職し、美江の計らいで自宅でのライター業を始めることになっていきます。

ある朝美江を送り出した正治は、家の中に不穏な気配を感じます。誰もいないはずの家に人影が…。それは26年前に「双葉荘」の同じ部屋に住んでいた倉田誠司という画家の“幻影”でした。驚く正治に反応する倉田。似たような境遇の2人は次第に交友を結ぶようになります。

 

・・・とまぁ、こんな具合に始まっていくのですが、このお化けとのメモを通しての会話がなかなか面白く、過去と現在が同じ場所にリンクしていく様は、これまでにない感覚でした。お化けにハマり過ぎて夫婦仲が壊れかけたり、事件が発生して双葉荘に招かれた理由が分かっていき、「普通ならここで終わるようなぁ」というところから感動の真実に展開していったり…と流石のシナリオ大賞でした。

 

素直に面白かったです。機会があれば是非どうぞ。
 

 

 

 

 

 

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『ワタシが日本に住む理由』…とても面白い人が登場しました!

2018-3-19 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

BSジャパンで放送されている『ワタシが日本に住む理由』という番組を御存知でしょうか。
番組自身の紹介文はこんな感じです。

 

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海外からの観光客が新記録を更新するなど日本への関心が高まっています。では、日本の素晴らしさを誰が一番知っているか?それは、日本に一生住むと決めた外国人たちに違いありません。「なぜ、あなたは日本に住むのか?」その問いに対し彼らは、猛烈と語りだします。

 

「伝統文化・伝統工芸」「自然の美しさ」「日本製品の質の高さ」「日本人の性格」「和食の素晴らしさ」などなど…。
俳優の高橋 克典さんとテレビ東京アナウンサーの繁田 美貴さんがほのぼのとした雰囲気の中、進行を務めていきます。
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これまでも日本に惚れ込んで暮らしているユニークな外国人が沢山登場していましたが3月12日に登場してきた「クリス・フィリップスさん」は、ズバ抜けてユニークな方でした。

 

ニュージーランド・カイコウラ出身のクリス・フィリップスさんですが、オーストラリアのホテルで働いていた時、職場で日本人に出会い、意気投合して来日。行き当たりばったりな生活で、一時期は橋の下で暮らす浮浪者に近い状況も体験したとか…。

 

様々な職や地域を点々とする中で、雪国独特の衣装「角巻」に惚れ込み、なんと新潟県・雁木の街、高田の町家を購入してしまいます。
毛布に襟を付けたような角巻…。雁が飛んでいる光景のように屋根が段々になっている事から名づけられたという雁木造(がんぎづくり)。雪よけの屋根のことで、風情があり、商店街のアーケードにも似ていました。

 

フィリップスさんは、そんな魅力にあふれた高田の町家が使われていた、当時の生活を再現した民宿を開くため、自力で準備を進めています。日本人以上に日本の古き良きものを愛用するフィリップスさん。

 

冬目前に家を購入し、暖房のない家では、帰宅するとすぐに家の傷んだ木材を火種にお湯を沸かし、そのお湯を水と混ぜて、やっと手洗い。部屋に入ると小さな火鉢に火をつけて、そこに手をかざして温まる…。そんな生活が毎日続いているせいか、番組のためにホテルに泊まったら、暖かすぎて眠れなかったと話しておられました。

 

番組ではいつも、日本に惚れ込んで住んでいる外国人に、番組の後半で『日本に対して何か物申すことはないか』と聞いていきますが、いつもの様にそう尋ねると「ないですね」ときっぱり言い切ったフィリップさん。近所のおばさんたちに挟まれてのお食事会は、本当に楽しそうで、幸せそうでした。どんな民宿になるのか、その後も見てみたい気がしました。

 

 

 

 ※余談ですが、弊社が若い研究者向けに立ち上げたサイトでもブログがスタートしています。

サイトはこちら・・・

https://www.labinnew.net/blog/

宜しければ、こちらもご覧ください。

 

 

 

 

 

 

佐伯真魚…教海…如空…空海…遍照金剛…弘法大師…法師温泉

2018-3-16 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

3月3日放送の諸説あり『弘法大師 空海の野望』の回、ご覧になられましたか?

今回は、真言密教の開祖として知られる平安時代の高僧、空海が主役。

 

全国には「弘法の湯」「弘法の水」など、様々な伝説が語り継がれ、「弘法大師」の名で今なお日本人に親しまれています。ところが、空海ほど、波乱と伝説に満ちた僧はいないそうで、弘法大師にまつわる伝説は、日本全国に5,000以上あるというのです。

 

今回のお話では「空海は天才土木技術者だった!?」「空海は水銀を探し歩いていた!?」「空海は漢字手本で練習していた!?」…という3つの伝説について取り上げられていました。平安時代の超人にして2,000年に一人の大天才と言われるようですが、ダムの強度を高めるアーチ構造も空海が導入したという話ほか…納得のお話でした。

 

空海の死後87年?経って弘法大師の名前を醍醐天皇から贈られ、空海は分からなくても、弘法大師ならという人も多いようです。故郷である四国において空海が山岳修行時代に遍歴した霊跡は、四国八十八箇所に代表されるような霊場として残り、それ以降霊場巡りは幅広く大衆の信仰を集め、多くの外国人も訪れるようになっています。

 

話は少しずれてしまいますが、法師温泉に行かれたことはありますか?我が家は一度、訪れた事がありますが、風情のある良い温泉でした。「国登録有形文化財」に指定された別館もそうですが、入ってすぐの玄関がなかなかのもの。弘法大師巡錫の折の発見と伝えられる法師乃湯は、優しさを感じられる良い温泉で、家族みんな大満足でした。

 

この法師温泉、群馬県利根郡みなかみ町永井にある一軒宿の温泉で、辿り着くまでは不安になるほどの山道ですが、辿り着いた時の光景は、記念写真を撮らずにはいられない素晴らしいものでした。ついでに、こちらがお宿の公式ホームページになります。

http://www.hoshi-onsen.com/index.html

 

 

なんか、結局、温泉の話がメインになってしまいましたね(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

陸王と重なる熱い「下町ボブスレー」の心意気

2018-3-15 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

2月27日放送のガイアの夜明け『下町ボブスレーの"真実"』の回、ご覧になられましたか?平昌オリンピックは、既に終わりましたが、そんな平昌オリンピックを目指して、東京都大田区の町工場がジャマイカ代表と組んで取り組んでいた「下町ボブスレー」が、今回のお話。

 

ボブスレーは"氷上のF1"とも言われるそうですが、そのソリの開発には、フェラーリ、BMWなど、世界の名だたるメーカーが参戦しているとのこと。巨額の資金を投じ、しのぎを削っているらしいのです。そこに、ニッポンの町工場が技術を結集して挑む「下町ボブスレー」。

 

2014年のソチでは日本代表に採用されなかったものの、その後、ジャマイカ代表とともに2018年平昌オリンピックを目指していたらしいのです。リーダーは、自身も町工場を営む細貝さん。前回の雪辱に賭ける職人など40社の技術を結集し、最新のソリを仕上げてきました。

 

昨年11月、カナダのウィスラーで行われた北米選手権。乗り込んだジャマイカの女子代表ジャズミン選手は、2位を獲得と良好な滑り出し。ところがその後、成績は安定しませんでした。そして12月、ドイツのヴィンターベルクで行われたワールドカップで、不測の事態が…。

 

なんと、フェンレイター選手が乗っていたのは下町のソリではなく、BTCというラトビアのメーカーのソリだったのです。輸送機関のストライキで下町のソリが届かなかったから、というのが理由でしたが…。実は、ボブスレー会のレジェンドである元ドイツ代表のサンドラ選手がコーチに就いたことで異変が起こっていたらしいのです。

 

その日を境に、ジャマイカ側の「下町ボブスレー」に対する評価は、厳しさを増していきます。「遅い」「振動が多い」…指摘を真摯に受け止め、突貫でソリの改良を進める町工場の職人たち。結局、色々な背景があってジャマイカ代表が、「下町のソリを平昌オリンピックで使用しない」との通告を受けてしまいます。4年越しの夢は、実現目前でまさかの結末に...

 

それでも、ここからがあの『陸王』を思わせる神対応。下町ボブスレーを採用されなかったにもかかわらず、町工場の人たちはオリンピックでジャマイカの選手を応援しに行ったのです。思いは、少なからず届いたはず…。『いくら技術があっても、すぐに受け入れられるものではない』という現実の厳しさは、痛感できたものの、心意気が動かすこともあるはず…そんな思いを抱かせてくれた素敵なお話でした。

 

『下町ボブスレー』がんばれ!!

 

そうそう、余談ですが、今回のお話に絡んでいたジャマイカのボブスレーチーム。実は、『クール・ランニング』というタイトルで映画化もされています。南国ジャマイカのボブスレー男子4人乗りチームが、カナダのアルバータ州カルガリーで1988年に行われた冬季オリンピックに初出場した実話を基に制作された作品。なかなか面白い映画でしたので、興味ある方は、こちらも是非どうぞ。

 

ついでにもう一つ・・・せっかく日本の町工場が頑張っているのですから、日本代表が使っていく流れにはならないものでしょうかねぇ・・・うーーむ 

 

 

 

 

 

 

外国人にも支えられた3.11…因果応報

2018-3-13 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

3月6日放送のアナザーストーリーズ・運命の分岐点『外国人から見た3.11』の回、ご覧になられましたか?あの2011年3月11日、日本のために行動し、支援してくださった多くの外国人たちの知られざる物語が今回の題材。東日本大震災における、海外から支援の手は128にも及び、震災発生の翌日から次々到着した救援隊や救援物資。今回初めて見る映像もありました。

 

アメリカ軍による救援作戦「トモダチ作戦」では、最大時、将兵2万4千人が投入されました。アメリカ海軍第7艦隊に所属していたトム・バーク氏は、空母「ロナルド・レーガン」の艦長。韓国での合同軍事演習に向かう途中で震災の一報を聞いたバーク氏は、高度に政治的・軍事的判断で決められている空母の進路を、急遽、軍としては通常有り得ない、日本に向かうという決断を独断で下してくれます。

 

万が一その間に不測の事態が起きれば、責任を問われるという事も覚悟をしての行動だったのです。それでも、そうした勇気ある決断があったからこそ、地震後 僅か40時間という短さで駆けつけられるという奇跡を成し遂げたのです。お蔭様で救援物資の輸送には大貢献。放射能の恐怖が流れる中も、この艦長は自らヘリに乗って先陣を切っていくのですから、凄い人です。

 

番組では更に世界に正しい情報を伝えようと福島第一原発に肉薄したジャーナリストジャーナリストのデイヴィッド・マクニールさんの話。東京はゴーストタウンとなっている等、間違った情報も混在する中、海外に正確な情報を発信しようと福島第一原発の至近距離に迫り、被災地の窮状を伝えてくれました。自分の家族と離れてまでの素晴らしい行動です。

 

また、台湾で募金を呼びかけた当時中学生の少女…。日本で震災が発生したと聞き、涙した台湾の少女は、自分にも出来ることはないかと考えたそうです。遡る事1999年。台湾中部で2,400人以上が亡くなった災害時、世界で最も早く被災地に駆けつけたのが日本でした。真摯に復旧を助け義援金を送った日本人の姿を多くの人々が覚えていてくれたのです。

 

そして 最も被害が大きかったのが少女の中学校がある東勢地区だったのです。テレビ各局も 日本への募金を呼びかけ、チャリティー番組を制作。こうして 200億円を超える義援金が集まったそうです。因果応報…仏教用語で、原因としての善い行いをすれば,善い結果が得られ,悪い行いは悪い結果をもたらすとすることわざ。善悪の原因に相応する楽苦の結果と考えると、自らの日頃の行いもしっかりしなければダメですよねぇ…。

 

何よりも、これまであまり報道されてこなかった外国人による支援の実態…感謝の気持ちで一杯になります。有り難うございました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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