先日、息子の高校の卒業式に行ってきました
小学校・中学校と行くことはありませんでしたが
ちょっと変わった卒業式で有名だったもので…
噂では当日の保護者席は出席者が多いために
場合によっては立ち見になるということで
当日は受付時間の10分前には学校に着くように出かけました
ところが既に大勢の列を成していて、会場に入ってみると
良い席は殆ど埋まっていて、噂が嘘だと思っていた自分の甘さに愕然…
まずは気も引き締まる卒業式のはずが、生徒が仮装して出るというところ
どんな格好で出てくるものかと思いきや…今年は意外にまともだったようで…
男子はスーツか、羽織袴、女子はスーツかワンピース…にとどまらず…
女子の羽織袴、パーティードレス…
式もつまらないまま終わるのではなくて卒業式の答辞が30分超え…
それは舞台でした…
いきなり羽織袴姿の女の子がマイクを握ると乗りの良いロック音楽…
続けて演劇やらコーラスやら、合間合間には3人組の漫才…
一番終わりにはまじめな歌や出席者へのメッセージも送られましたが…
予想以上にぶっ飛んだ卒業式でした…
それでも、この学校にとっては自主自立を尊重し
卒業式も卒業生が作り上げるという伝統を受け継いできたものだったので
決して、今風ということでもなかったようで…
結局、儀式の嫌いな私には3人組の漫才が一番印象に残って…
楽しかったんですが…なんとも複雑な気持ちで家路に着きました
まわりの方々への『感謝の気持ち』が伝わりにくかったかなぁと…
自主自立といえば凄そうに聞こえるけれど
柱や芯・核になる部分は、バッチリ押さえたいかなぁ…
そんな事を思ってしまう親父なのでありました…