今日は、くるみの日です。「く(9)るみ(3)はまるい(0)」の語呂合せから長野県東御市等の
くるみ愛好家によって制定された記念日です。結構、強引な語呂ですが・・・
原産地はヨーロッパ南西部からアジア西部とされ、北半球の温帯地域に広く分布して
います。樹高は8メートルから20メートルに及ぶそうで、意外に背が高い物もあるよう
ですね。
5月から6月にかけて開花し、その後に直径3cm程度の実を付け、その内側の種子
(仁)を食用としています。脂質が実全体の70%を占めていますが、オメガ3
脂肪酸がナッツ類で最も多く含まれている事は以前お話した通りです。また、
ビタミンEを始め様々なビタミンやミネラルが豊富に含まれており、非常に栄養価の
高いことでも知られています。
非常に硬く簡単には割れないため、専用のくるみ割り器(クラッカー)もあるほど。
尚、チャイコフスキー作曲のバレエ音楽「くるみ割り人形」の人形は、くるみ割り器を
人形の頭にして顎にクルミを挟ませ、噛み割るように見せたものです。髭の生えた
兵隊さんの様なお人形、一度は目にされたこともあるのでは…。
他に、手のひらにクルミを握り込んで転がすのが握力の鍛錬になり、老化の防止に
なるなどの効用もあるとの事で、実際にゴリゴリしている人を見かけた事もあるの
では…(^ ^;)。そう、あの必殺仕置人の大吉…相手の心臓をつかんで、ひねり潰す。
「レントゲン」+「心電図」で見せるのが、奇抜で、殺す前、手に持った硬い
くるみを握りつぶすのが印象的でしたよね。
仙台などで「くるみ餅」(クルミゆべし)と言えばくるみ餡で和えた餅を指しますが、
大阪などにおける「くるみ餅」は植物のくるみではなく、餅を餡で「くるむ」という
語源だそうで、ここで用いられる餡は主に大豆餡だったようです。また、高級化を
図って枝豆餡で作られることもあるとのこと。私は食べた事がないのですが…一度、
食べてみたいものです・・・
歩く
下を向いて歩く
季節ごとの 美しい草花
ところ構わず捨てられた 沢山のゴミ
上を向いて歩く
広く大きな 空
日増しに重く濁っていく 空色
前を向いて歩く
慌ただしく流れる 人の波
自己満足に走り描きされた 荒れた落書き
急いで歩く
落ち着かない周りも 汚れも 気にならない
でも・・・汚れた空気で息が 苦しい
麻痺しながら弱っていく?
ゆっくり歩く
なんと周りは落ち着きがないのだろう
でも・・・薄い酸素でも 苦にならない
毒に染まらずにすむのか?
ゆっくり のんびり
自分のペースが 体にもいい
無理せず 周りも認識しながら
自分を失わず 備えたい
これから 自分に できること
気づいた 人にしか できないことを
詩集『道しるべ』より
今日はプライバシーデー。昨年も同じタイトルでブログを書いておりますが、1年は
早いものです。1964(昭和35)年、三島由紀夫の小説『宴のあと』でプライバシーを
侵害されたとして有田八郎元外務大臣が作者と発行元の新潮社を訴えていた裁判で、
東京地裁がプライバシー侵害を認め、三島由紀夫に損害賠償を命じる判決を出しました。
この裁判が、日本でプライバシーが争点となった初めての裁判で、それに纏わる記念日。
さて、昨年同様、プライバシーと言えばプライバシーポリシーそしてマイナンバー制度
になりますが、昨年との違いは、実際に今年からマイナンバー制度が動き始めたという事。
かれこれ10ヶ月が過ぎようとしていますが、いかがですか? もう何らかの形で提供を
求められた方も居られるのでは…。
弊社でも既に大量のマイナンバー絡みが発生していますが様々です。弊社では、情報
提供のお願いの際に、拒絶される方用の文章もお渡ししていますが、今のところ、
1割程度の方が拒絶されています。驚きなのはそんな拒絶された方の中に公認会計士の
方も居られたことでしょうか。
公認会計士と言えば税務を扱うお仕事もされていますから、本来拒絶されないはずなのに
『えっ?』って思ったものでした。マイナンバーだけでは何も出来ないので、マイナン
バーと写真付きの個人情報を一緒に管理しないことが大切ですが、提供して頂いた方にも
写真付きの証明がなかった方や、情報と拒絶文章の両方をくださる方など様々でした。
提供を求められる際には、何の目的で使用するのかを書かなければならない事に
なっていますから、関係書類にはしっかり目を通されると良いと思います。また、
税務など国が必要とするマイナンバーの記載については『法令で義務づけられている。』
のですが、『強制ではなく、罰則もない。』ので、とりあえず『拒絶する』ことはできる
ようですが、一応義務付けられてはいるので、拒絶するのも小心な私には困難…。
しっかり運用してくれることを願うばかりです。廃止になってくれれば楽になるのですが
今更それはとても考えにくいので、今後、拒絶する人たちに対して、国がどのように
対応していくのかが注目となっていくのでしょうか…。とりあえず、脱税しているのでは
ないかなんて思われたくないので私は要求に応じていこうと思っていますが…。
昨日の事ですが、大関豪栄道が、大関琴奨菊を寄り切りで下し、15戦全勝を果たし
ました。日本人力士の全勝優勝は20年ぶりで、かど番からの全勝優勝は史上初と
なったのです。そんな豪栄道さんの凄いところ・・・
◆年長初優勝 30歳5ヶ月は、年6場所制が定着した58年以降、隆の里の29歳
11ヶ月を抜いて、歴代5位の年長初優勝。
◆新入幕からのスロー初優勝 54場所は、1909年(明治42)夏場所以降、
4番目のスローペース。
◆大関時のスロー初優勝 13場所は、昭和以降の新大関で9位。
◆大関の年長優勝 58年以降、30歳0ヶ月の旭富士を抜いて歴代8位。
◆大阪出身力士の優勝 1930年(昭和5年)夏場所を制した山錦以来、86年
ぶり3人目。
◆かど番優勝 2008年夏場所の琴欧洲以来8人目。14日目での決定は、魁皇、
琴欧洲に次いで3人目。
◆初日から14連勝で初優勝決定 82年秋場所の大関隆の里以来34年ぶり。
それにしても日本人の優勝が20年ぶりというのも、言われて見れば驚きでもあり
また国技であるだけに寂しい気もあったりしますが、何はともあれ、おめでとう!!
ところで、話は相撲から女子テニスに変わりますが、東レ パン パシフィック
オープンテニス、シングルス決勝が昨日行われ、世界ランク66位で18歳の大坂
なおみが元世界ランク1位のC・ウォズニアキ(デンマーク)と対戦しました。
大阪なおみさんは、日本勢では1995年のクルム伊達公子以来21年ぶりの決勝
進出ですが、本人としても、ツァー初の決勝とのこと。結果は残念な結果に
終わりましたが、前回の全米オープンと続き、着々と前進している事が結果として
ハッキリ出ています。
なんと言っても凄いのがビッグサーブで、その球速は205km/hと歴代4位の超高速ぶり。
ちなみに歴代1位はブレンダ・シュルツ=マッカーシーというオランダの選手で
209km/hだそうで、この程度なら大坂なおみさんが抜いてしまうのではないかと…
そんな新たなる伝説をも楽しみにしている私なのでありました。弾丸サーブだぁ・・・
今日9月23日、通常?「秋分の日」は、日本テニス協会をはじめとした、テニスに関わる
多数の団体で結成された日本テニス振興協議会が1998(平成⒑)年に制定した『テニスの
日』です。
テニス愛好者の創出と育成などを目的にしているそうで、この日には、各種のイベントが
全国各地で開催されるとのこと。
ところで今年の秋分の日は、昨日9月22日…。昼と夜の長さが同じになる、と言い伝え
られる国民の祝日ですが、「これまでの秋分の日は9月23日だったような…?」と思
われませんでしたか?
それもそのはず、近年、秋分の日は23日がずっと続いており、23日以外になるのは
1979年9月24日以来での33年ぶり。今年のように22日になるのはなんと、1896年以来の
116年ぶりだそうです。
昼と夜の長さがほぼ同じになるという春分・秋分の日は、太陽と地球の位置関係で決まる
祝日で、近年の体育の日とは、また違いますが、固定されていない祝日なのですね。
日付が動くのは、地球が太陽の周りを365日と約6時間かけて1周するためで、4年に
1度のうるう年で調整しても、少しずれが出てしまうようで、今年のように22日が
秋分の日になるこもあるようです。違和感ありすぎですが・・・
別に昼と夜の真ん中でなくても良いから、銀行の金利みたいな変動式の制度はやめて、
祝日は固定式の方が分かりやすくて、私は良いかなぁ…(~_~;) 皆さんは如何ですか?
今日は、世界アルツハイマーデーです。1994(平成6)年、国際アルツハイマー病協会の
国際会議で、患者やその家族への支援を進めること等を謳った宣言が採択されました。
アルツハイマー病及び関連の諸障害に関する世界的普及を図るとともに、地球規模での
理解と把握につとめ、患者と家族への支援を推進するための努力と働きかけを行う日と
なっています。
アルツハイマー病は、認知機能低下、人格の変化を主な症状とする認知症の一種であり、
認知症の60-70%を占めています。症状は進行する認知障害(記憶障害、見当識障害、
学習障害、注意障害、視空間認知障害や問題解決能力の障害など)で、生活に支障が
出てくる病気です。重症度が増し、高度になると摂食や着替え、意思疎通などもできなく
なり最終的には寝たきりになってしまう怖い病気です。
ところで、話がくだらない昨日の話に戻ってしまいますが、『お父さんはハゲ』の解決が
出来なくて、ハゲを意味する他の言い回しを家内と考えていたら、話が次第にズレ始めて
『頭が薄い』…『髪の毛がパヤパヤ』『パヤパヤハゲ』と家内。
『えっ?パヤパヤハゲって?』
・・・と私が尋ねると方言だったようで、「まばらに毛が生えている様子」を言い、毛髪だけ
でなく、雑草がパヤパヤ生えている、といった使い方もするそうです。パヤパヤとは、
いかにも小馬鹿にした感じで、嫌な表現です…笑えますが…。
ついでに、飛び出したのが訳の分からない話…
麺処でのオーダー『かけうどん、蕎麦で』
喫茶店でのオーダー『アイスコーヒー、ホットで』
『ストレートティー、レモンで』
まさか、意味不明なこんなオーダー、した事ないですよね?
9月11日の未来EYES『奈良先端科学技術大学院大学』ご覧になられましたか?
機械を使って異なる言語間で会話をする技術、「音声翻訳」。最先端を走る日本の
音声翻訳技術を30年近く研究している、奈良先端科学技術大学院大学の中村哲教授。
パソコンなどの機械を使った自動翻訳は大きく「テキスト翻訳」と「音声翻訳」の
2つに分けられます。音声翻訳で有名な物としてはアップルのiOSに搭載されている
『siri』がありますが、日本人の作るものはランクが違う気がしました。
そもそも、音声翻訳はある言語で話した音声を別の音声に変換するので、テキスト
翻訳に比べて数段難しいものです。 構成要素は3つに分けられ、話した言葉を正しく
機械が認識すること(=音声認識)。その認識した内容を自動的に相手の言語に変換
すること(=機械翻訳)。最後に、翻訳した内容を音声として出力すること(=
音声合成)。
話し手によって言葉の使い方は異なり、その時どきで声の調子も微妙に違いが
生じるので更に認識に時間がかかってしまうそうです。2020年代を目標に日本語と
英語の同時通訳を実現して、世界中の「言葉の壁」を無くし、どんな国の人とも
自由に話ができるようになる事が夢のようです。
話はズレてしまいますが、そんな番組の中で紹介された音声翻訳アプリ 『VoiceTra』
なんと…31カ国に対応した翻訳アプリで、モバイル・サイエンス賞を受賞している
そうですが、これが凄かった。番組を見終わらない内にダウンロードして試してみたら、
話した文章を文字で表示、続いて翻訳したい文章、その文章が意味する文章を表示。
音声ボタンを押すと音声で応えてくれるというもの。
文章で書くと分かりにくいですね(;^_^A ご存知ない方は、どうかダウンロードして
使って試してみて下さい。普段使わない聞いたこともない国の言語にも変換できる
ので、なかなか面白かったです。
我が家は、『こんなのがあれば英語覚えなくても大丈夫!』なんて話が浮上して、
それじゃあ、これは…と、ウチの家内が…『父さんはハゲです』と英語に訳して
もらおうとしたところ…日本語力が足りないようで…
続きは、是非、ご自身で試してみてください…プフッ…
ひとりぼっち?
かつて 静かな ひとときが 恋しかった
でも 静かな ひとときが ずっと続くなんて・・・
言葉を発しても 何も返ってはこない
声を出す必要も なくなってしまった
見えるものは・・・・・・・・・
たしかに 見えるものはある
でも 手にとることができない
広い世界に たったひとり 放り出されたようで
存在することさえ 苦しくて 悲しくてたまらない
自分が生き続けることに 何の意味があるのだろう
そう もう 何の意味もない
ここにいて 空気を吸うことも
迷惑なんだと思えてしまう・・・・・・・・
そう・・・思えてしまう・・・
いつまでも静かな一時が・・・
どこまでも・・・どこまでも・・・
ひとりじゃ生きてゆけない・・・
『聞こえる? 語りかける言葉が』
ふと気がつくと・・・
風の音・・・
虫の鳴き声・・・
鳥のさえずり・・・
生きているのは人だけじゃない・・・
人がいなくても自然の仲間がいる・・・
人だって またやって来る
たまには 動かない静かな時間も大切だよ
貴重な時間でしか知る事のできないものを
確かな自分の心に刻んでいこう
休んで 力を蓄えて 歩きたくなるその時を
あせらず 投げ出さず 待ってみよう
力や助けを求めている生き物の為に
貴方の心を活かして行こう
詩集『道しるべ』より
まだ記憶に新しいところですが、9月2日未明、ニュージーランドでM7.1の地震が発生
しました。その時、にわかに東日本大震災の様な巨大地震がまた来るのではないかと
予想する話が浮上していたのを御存知でしょうか?
忘れられないデータとしては、2011年2月22日 ニュージーランドでM6.3の地震 →
15日後 →3月9日 宮城県で震度5弱 →2日後 →3月11日 東日本大震災が…。
ちなみに「ニュージーランドの地震」と「日本の地震」と近年で時期が近いものを
抽出すると…
●2009年7月15日 ニュージーランドの地震(M7.8)
2009年8月9日 東海道南方沖地震(M6.9・深発)
2009年8月11日 駿河湾地震(M6.5)
2009年8月13日 八丈島東方沖地震(M6.6)
●2010年9月4日 クライストチャーチの地震(M7.0)
2010年9月29日 福島県中通りの地震(M5.8・震度4・群発)
●2011年2月22日 カンタベリー地震(M6.3)
2011年3月11日 東日本大震災(M9.0)
●2011年6月13日 ニュージーランドの地震(M6.0)
2011年6月23日 岩手県沖地震(M6.7)
●2011年7月7日 ニュージーランド沖の地震(M7.8)
2011年7月10日 三陸沖地震(M7.3)他多数
●2011年11月18日 ニュージーランド北島の東海岸沖(M6.0)
2011年11月20日 茨城県北部の地震(M5.5)
2011年11月21日 広島県北部の地震(M5.5)
2011年11月24日未明 福島県沖地震(M6.0)
2011年11月24日夜 浦河沖地震(M6.1)
●2011年12月23日 クライストチャーチ近郊の地震(M5.8,M5.9)
2012年1月1日 鳥島近海の地震(M7.0)
●2013年7月21日 ニュージーランド南島沿岸(M6.5)の地震
8月4日 宮城県で震度5強
これらから、ニュージーランドで大き目の地震が起きたあと1ヶ月以内に、日本では
「それなりの地震」が起きているというのです。・・・という事は…9月2日から2週間が
過ぎようとする間も無くの…日本での地震の有無が心配になってきます。
3.11の時も含めてニュージーランドで発震があると2~3週間後に日本周辺でも発震が
あるというパターンの多さから言えるだけで、そもそもプレートが違うから無関係だ
と話す人もいるし、たまたま両方とも地震の多い国なだけで、特に2011年は、
こじつけと受け止める事もできます。
面白いのは逆に1947年3月25日のニュージーランド地震の約3ヶ月前、1946年12月21日
には昭和南海地震(M8.0)、そして1995年2月5日のニュージーランド地震から3週間
遡った1月17日には阪神淡路大震災が起きていたそうな。前後が逆転していていて、
こうなると、どれがどれの影響だか分からない状態…。
それでも人間だから気になる自分もいる訳で、プレートが違っていようが地球は1つ、
無関係な訳もないとも思えるので、とりあえず、今日から1週間ぐらいは特に危機感を
持って、万が一に備えたいと思います…。
どうなんですかね?皆さんは、万が一に備えて充分な対策が取れていますか?
例えば壁にヒビが入っている様な地下鉄の…走る電車の中にいる時に巨大地震が起きたら…
家族と遠く離れた出張先の初訪問地で巨大地震が起きたら…
ビルに埋もれる事も想定して、人に気付いてもらうための呼び笛や三角巾、携帯の
補助バッテリー、それに使えるアプリぐらいは携帯にダウンロードしておきたいですよね。
私の場合は、こんなアプリを落としていますが…
随分前に落としたアプリですが、今なら、もっと面白い物があるかもしれません。
こんな機会に検索してみてはいかがでしょうか??
9月4日放送の未来アイズ ご覧になられましたか?
この回は、脳波や心電・筋電などの生体信号の研究をしている、慶應義塾大学 理工学部
システムデザイン工学科 准教授 満倉先生が主役でした。
脳で考えたことをコンピュータで文字にしたり、脳で考えたとおりにパソコンのマウスや
車椅子までも操作してしまう。そればかりか『「美しさ」「心地よさ」「面白さ」などの
感性を脳から読み取る』研究も進めてられており、音楽を聴いたり、雑誌を読んだり、
乗り物に乗ったりしながら、どのように感じているかが自動的に分かってしまうとのこと。
こんな事が出来るようになってきたんですね。また、人の顔の画像を認識する研究も行って
いる満倉先生。画像の中の顔を認識したり、顔から顔の向き・年齢・表情を推定できる
ように研究し、これらの技術をロボットに実装させるなど実際に応用できるように研究を
進められていました。
脳波の組み合わせから心の状態がわかる。辛い時に、明るい気持ちにする電気信号を送る
『人間ガソリンスタンド』のようなものを作りたいと日々研究・開発に邁進する満倉先生
でしたが、話す事が出来なくなったお年寄りに使われているシーンでは、話せなくても
気持ちを感じ取る事ができて、看病されている家族の心の負担を救っていました。
以前、NHKの「サイエンスZERO」で放送された、記憶のメカニズムに関する話と合わせて
行くと、ちょっと『怖い』とも感じてしまった科学の進歩…。
サイエンスZEROでは、どのようにして新しい記憶がインプットされ、どのようにして
保管されていくかがメインとして扱われていましたが、番組の後半では『記憶を操る』を
テーマに、『人工的に記憶を連合』させて、将来的にはPTSやうつ病の治療に役立たせ
たいと語られていました。
良い形で活かされれば良いけれど…悪用されれば、都合の良い記憶に刷り込む恐ろしさも
想像できます…。SF映画で何度か扱われた事のあるネタで、悪徳政府に従順かどうかが
自動的に判断され、一度反乱分子と判断されると、記憶を書き換えられて従順にされて
しまうといったもの…。
科学の進歩は、活かし方1つで救いの神にも、災いの神にもなり得るもの。うつ病など、
心の病が増加している現代だからこそ、この2つの研究で、救われる多くの人がいる事は
間違いありません。是非、良い形で活かされることを願うばかりです。