第二次世界大戦(太平洋戦争)末期の1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分に
アメリカ軍が日本の広島市に対して原子爆弾を投下しました。投下された日が
70年前の今日です。言うまでもなく、実戦で使われた世界最初の核兵器でした…
『NHK世論調査 原爆投下日を7割が不正解』・・・驚きのニュースでした・・・
コンピューターで無作為に1000人余りを選択し、回答を得たものですが
まず、広島に原爆が投下された日付について聞いたところ、「昭和20年8月6日」と
正しく答えられた人は、広島で69%、長崎で50%、全国で30%・・・
戦後70年で約70%の人が忘れてしまうとは・・・
そして、「近い将来、世界のどこかで核戦争が起きる危険があると思いますか」と
尋ねたところ、「かなりある」または「少しある」と答えた人は
広島で70%、長崎で70%、全国で66%・・・またしても約70%の人が・・・
私は広島生まれなので、当然のように知っているのかもしれませんが
世界で唯一の被爆国である日本人が、その恐ろしい日を忘れてしまとは・・・
広島平和記念資料館に行かれた方は、どれくらい居るのでしょうか
とても重苦しいものを受けずにはいられませんが、戦争の悲惨さを知るには
充分に役立つものだし、だからこそ平和を祈れるようになれる素晴らしい施設です
某首相が、福島原発で苦い思いをしたにもかかわらず、原発を海外にまで推進したり
武器をもって対抗できるようにすることが、平和に繋がるという馬鹿げた話をしたり・・・
国民の中にまで、武器をもって戦争になっても守るためには仕方がないという考えが・・・
武器が平和をもたらす・・・おかしいとは思わないんでしょうか
何かしら理由をつけて戦争してきたのが悪しき歴史だったことを忘れ
これが正義だとか、正当防衛だとか理由をつけて・・・また繰り返すのでしょうか
何があっても殺さずの誓い・・・剣心に学びたいところです
今日は米油について書こうと思いますが、まずその前に、先日のブログでサラダ油と
亜麻仁油について、軽く触れましたが、サラダ油が何故怖いのかという事と、
亜麻仁油では熱処理する油の代用は出来ないので、補足をしたいと思います
あっ、先日、注文した亜麻仁油が届いたので、早速試しましたが、本物は美味い!!
さて、サラダ油ですが、一般的に以下のようにして作られているそうです
( 『油が決める健康革命-油を変えれば体は変わる』 釣部 人裕 (著)より )
まず、大量に入荷した油の原料になる植物の種、木の実、豆などを大型タンク内で
洗浄し、外皮を取り除きます。次に、原料を細かくフレーク状にして、石油系の溶剤を
添加します。そのガソリンのような油を、食用油の素材に混ぜ合わせ、熱して攪拌し
材料から根こそぎ油分を溶かし出すのです。その後更に高温にして有害な化学物質である
石油系の溶剤を一応気化させますが、このとき、溶剤が残ってしまう場合もあるようです
次に、油分に水とリン酸を加えて熱し、油分に含まれるレシチンや植物繊維、カルシウム
マグネシウム、鉄などの身体にとって大切な栄養素を、長期保存にとって弊害となるために
取り除いてしまいます。その後・・・
更に、製品が出来あがった後の変色を防ぐために、110度という高温で脱色し、この段階で
ベータカロテンやビタミンEと共に、素材の香りまでもが取り除かれてしまいます。そして最後に
これまで高温下での激しい行程で発生した脂肪酸の劣化臭を取り除くために、約250度の
高温で長時間熱して脱臭し、更に保存剤などを添加して一般的なサラダ油ができあがるのです
哀しいかな、この高温で脱臭する工程で、あの有害なトランス脂肪酸が作られてしまうのです
今回は、釣部人裕さんの本から抜粋して書かせて頂きましたが、是非お薦めの1冊です
この本に書かれているような知識が、もっと広がる事を切に望んでいます・・・
私も、この本を読んで、思わず年老いた母親宛に米油を贈ったのでありました・・・
さて、先日、このサラダ油と比較した良い油の代表《亜麻仁油》ですが、熱を加えると
台無しになってしまう為、炒め物や揚げ物に使える『米油』をご紹介したいと思います
米油は、米糠から抽出される植物油で、米糠油と呼ばれることもあり、英語では rice bran oil
と言われます。日本では主食である米を原料にしているため、原料をほぼ国産で賄える唯一の
植物油であり、国産原料を使用していることから学校給食関係者には好評だそうですが
大豆油などに比べると価格が高いので、使用は一部に留まり、生産量もごく僅か・・・
長くなってしまったので、米油の詳しい素晴らしさは三和油脂株式会社さんのホームページで
ご覧下さい。こちらがそのアドレスです。http://www.sanwa-yushi.co.jp/ricebranoil.html
含まれる有効成分としては●オレイン酸(42%)リノール酸(37%)その他
●ビタミンE(トコフェロール)抗●トコトリエノール●γ-オリザノール(ガンマ-オリザノール)
●植物ステロール・・・有効成分が非常に多いにも関わらず知名度が高まっていません
今はまだ生産量が少ないようですが、健康志向と国産原料に重点をおいて、なんとか
もっと普及して価格も安くなっていくと良いなぁと思ってしまう今日この頃なのでした…
だって、お米を愛する日本人に相応しく、素晴らしい油じゃないですか!!!
今日8月4日も、読んだまんまの箸の日…Wikipediaでは、こんな風に書かれています
『東アジア地域を中心に広く用いられる食器・道具の一種で、二本一対になった
棒状のものを片手で持ち、ものを挟んで移動させるために用いる。』…なるほど
いつもながら、改めて説明を聞くのも面白いものです
さてさて、お箸といえば、日本のものと言いたい気がしますが、御存知のとおり
中国や韓国でも使われており、微妙に日本が異なっています
まず注目すべきは箸の置き方。日本だけが横において、他は縦に置かれるのです
作法のうるさい日本では、左手で箸の真ん中を持って持ち上げ、右手で持ち手の
部分を正しく持って態勢を整えていきますが、どうも縦に置くところは、とがった部分を
他人に向ける事を失礼と考え、自分の方に向けて置いたのではと・・・
単純に置き方だけでそんな風に考えたのですが、実は箸の形も違っていました
中国のそれは、ずんどう型で長く、先が丸くとがってはいません。また、韓国では
小型で細く短い平たい断面になっています
子供用のお箸があったり、夫婦箸などのようにサイズが違うのは日本だけ
他では、汁物にはレンゲを用いるのに対し、日本は器を持って箸で流し込んでいきます
そんな風に考えていくと、箸文化も日本独自の進化をとげて
確固たる地位を? 築いていったんですかねぇ・・・『箸が進む』分かるなぁ・・・
箸置きも、日本のものは実に様々で魅力的なものが多いですよね
地方色を活かした民芸品の様なものや、伝統工芸の技術で作られたもの
デザイン性の優れたものから、さりげなく自然のままを取り込んだものまで・・・
つい地方のお土産やさんに入ると欲しくなってしまうんですよねぇ
今日8月3日は、読んだまんまのハチミツの日です
蜂蜜といえば『くまのプーさん』も大好物な栄養補助食品
蜂蜜には良質なビタミンが豊富に含まれていますが、美容効果の他
沢山の優れた効能がある為に、「蜂蜜の歴史は人類の歴史」ということわざがあるほど
私たちの生活の中で有効活用されています
蜂蜜には強力な殺菌作用があり、細菌内部の水分を減少させて繁殖を抑えたり
成分として含まれるグルコン酸に殺菌消毒作用があって、蜂蜜自体、人の力によって
加工された保存食でもないのに、賞味期限が2年以上もあります
その他、擦り傷や火傷の治療、口内炎の治療、二日酔いの予防や解消
喉や不眠症、整腸作用や動脈硬化の防止にも効くそうです
ディズニーの『くまのプーさん』でもそうですが、蜂に刺されても欲しくなる気持ち
何となく分かりますし、疲労回復にも効果的ですよね
人類も初めは、プーさんのように、野生のミツバチの巣から蜂蜜を採集していましたが
やがて蜜蜂を飼育して採集する(養蜂)ことを身に付け、今では世界全体で年間約120万tもの
蜂蜜が生産されているそうです
ローヤルゼリーやプロポリス、マヌカハニー、まだまだ見逃せない話もありますが
その辺を書くと長くなりますので、本日はこの辺で・・・
なんかパンケーキ(ホットケーキ)食べたくなってきましたねぇ・・・
1987年の今日、7月31日 北海道の釧路湿原が28番目の国立公園に指定されました
釧路湿原は、面積は19,357 haにおよぶ、日本一大きな湿原で、1967年湿原そのものが
国の天然記念物に指定されています。そのため立ち入りが厳しく制限されており
北海道で最も、開発が進む前の北海道らしい景観を維持できています
湿原の大部分はヨシ-スゲ湿原ですが、ミズゴケ湿原も一部あり、食虫植物の
モウセンゴケやコタヌキモが生育しています。また、丹頂鶴やエゾセンニュウ
ベニマシコなどの多くの鳥類の繁殖地・休息地となっています。中でも丹頂鶴の
夏季繁殖地が湿原を含む道東各地に広がっていますが、冬には釧路湿原へ
戻ってきて越冬します。また、日本最大の淡水魚であるイトウやキタサンショウウオ
などの希少な動物も多く、貴重な自然の残る領域で、私の好きなエリアでもあります
中でも、釧路市丹頂鶴自然公園は大好きな場所で、あの美しい丹頂鶴を間近に
見ることが出来る貴重な場所として、北海道に行くときは欠かさず行きたい所です
丹頂鶴自然公園は、青森県鶴田町にもあるそうですが、釧路が先のようです
開拓民が入った当時は丹頂鶴も乱獲され、僅か20~30年の間に、その姿を消しました
1924年、釧路湿原に僅かに残っていた10数羽の丹頂鶴が見つかると、この地域は
禁猟区となり、国の保護政策が始まります。1935年には国の天然記念物に指定され
「釧路国丹頂鶴保護会」が結成され、保護活動が始まり、全国から寄付を募るなど
資金難に苦しみながら、1958年8月、釧路に鶴公園が誕生したのです
丹頂鶴は、私も絵のモデルとしてよく描きますが、白と黒と赤のバランスが
とても美しく、羽根を広げた様は日本を代表する鳥に相応しいものがあります
また、求愛のダンスや飛翔する姿も美しく、見ているだけで気持ちの良いものです
この夏、御旅行で近くに行かれる際は、是非、お勧めです
今日、7月30日は、梅干の日だそうです
昔から「番茶梅干し医者いらず」などと言われ、梅の効能が語り継がれてきました
紀州梅効能研究会さんでは、梅の効能を、科学的なデータに基づいて解明し紹介しています
インフルエンザ予防、胃がん予防、糖尿病予防、食中毒予防、動脈硬化抑制
血液浄化作用、抗酸化活性作用、疲労回復効果、食欲増進効果
虫歯予防、カルシウムの吸収促進、高血圧化の抑制、鎮痛作用・・・
日の丸弁当で慣れ親しんできた梅干ですが、本当に色々な効能が分かってきたんですね
焼酎のお湯割りに梅干を入れてみたり、梅酒も美味しいですよねぇ・・・
猛暑の続くこれからの夏には、特に活躍してくれる食品ではないでしょうか
今日は、帰宅したら梅酒で一杯いかがですか ?
御存知のとおりNサラダ油にも1.6%のトランス脂肪酸が含まれています
Y無添加サラダ油には8.5%ものトランス脂肪酸が含まれています…
無添加と聞くと、つい手が出てしまう昨今なので怖いところです・・・そして、
天麩羅油で天麩羅を揚げる時も、高温処理の際に0.2%のトランス脂肪酸が出来てしまいます
トランス脂肪酸に関しては国の機関が真剣に対策を取ってくれない限り
私たちの対応にも限界がありますが、だからこそ、良い油を心がける事が大切になります
一昔前に販売停止で話題になった花王のエコナも問題を指摘したのは海外でした
そんな中、良い油の代表として注目されているのが亜麻仁油
なんじゃそれ? と言った感じですが、アマの種子を圧搾、又はこれをつぶして
溶媒で抽出することで得られるそうで、代表的なオメガ3系脂肪酸であるα-リノレン酸を
はじめとする不飽和脂肪酸に富み、栄養サプリメントとしても販売されています
このオメガ3系脂肪酸は他の食材では、鮭、青魚、大豆製品、緑黄色野菜からもとれますが
含有量が少ないため、多く含んでいる亜麻仁油が注目されている訳です
脂肪の中には、体内で作ることができずに食べ物から摂らなければならない
必須脂肪酸があり、その代表がオメガ3系とオメガ6系の脂肪酸ですが
現代人の食生活では一般的な植物油や動物の脂に含まれているオメガ6系脂肪酸は
摂りすぎが心配なほどですが、食の欧米化や魚食の機会が減ったことなどから
オメガ3系脂肪酸の摂取が減って、両者のバランスが崩れてしまっています
亜麻仁油は変質しやすいので、低温圧搾方式で搾ったものが良いといわれています
低温圧搾方式は、化学的な溶媒を使用せず加熱も行わないため、もっとも安全で
上質の油を搾ることができる方法です。加熱には向かない油なので、利用法を
良く勉強して、上手にオメガ3系脂肪酸を摂取していきたいものですね
この亜麻仁油については、もっか私も勉強中ですので、また、改めて
ご紹介できればと思っています。ちなみに加熱に使う油はオリーブ油やごま油が良いようです
今日7月27日は、フィンランドでいう『お寝坊さんの日』
家で一番遅くまで寝ていた人を水に投げ込むなどして起こす日ということで
200年間眠り続けたというエフェソスの7人の眠り男という言い伝えから来ているとか…
梅雨もあけて猛暑・熱帯夜が続くと、少し涼しくなってくる朝方に
ようやく眠りについたかと思えば間もなく目覚ましの音…
眠いやらだるいやらで、意図的に寝坊してしまいたくなってしまいますよね?
起きても寝ぼけてしっかり動けない人も見かけますが
良い眠りを手にする事はなかなか難しいかなぁと思ってしまいます
とは言うものの、約束があれば守らなければならないし
生活があれば働いて収入を得、しっかり生活を支えなければなりません
起きるためには、充分な睡眠時間と、質の良い眠りを手にしなければなりませんよね
家の中でも熱中症になってしまう昨今、眠るためにも努力が必要なんですねぇ…
昨日、帝国データバンクが出版関連業者の経営動向調査結果を発表しています
ITmedia eBook USERさんが配信されたものを引用させていただきますが…
(参照もと…http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1507/24/news049.html)
それによると、出版業界全体の総売上高において、2013年度と2008年度で
比較したところ、約20%減少。減少率が最も高かったのは出版社、次いで書店経営業者…
紙媒体も扱い、広告代理店をしている弊社としても気になる話…
2013年度の出版関連業者数は2672社で、2008年度から17.6%減少
減少率が高い順に書店経営業者、出版社、出版取次業者とのこと
2013年度に黒字を確認できた出版関連業者の比率は35.6%
2008年度が39.8%だったので微減ではあるけれど、業態別で見ると
最も悪化が著しかったのは出版取次業者、次に書店経営業者、出版社
2008年度と2013年度で利益比較が可能だった1327社を見ると
増益となった企業の割合は44.0%、減益が56%
同 ITmedia eBook USERの記事では、今年の4月8日にもこんな記事が
掲載されていました…
(参照もと…http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1504/08/news141.html)
『帝国データバンクによると、2014年度(2014年4月~2015年3月)に倒産した
出版社は前年度から5割増と大幅に増えた。書籍販売が落ち込む中、昨年4月の
消費税増税で消費者心理が冷え込んだことも追い打ちをかけた』
なんか暗い話になってしまいますが、それでも『増益となった企業の割合が44.0%』
しっかりとある訳だし、又吉さんの芥川賞じゃないけれど、話題だってない訳じゃない…
神保町の本屋街でも喫茶店を併設するところが登場したり、色々と工夫しています
マイナスに受け止めないで、これからの出版業界の進化に注目したいところです
私なんかは、端末で見るのは便利だとは思うけれど、じっくり読みたいときは
やっぱり紙媒体の方が良いし、読んだ後も、良い物は飾っておきたくもなります
出版業界にもどんどん革命児が登場して、新しい風を吹き込んで欲しいものです
幕末の動乱に揺れる京都に名を轟かせる、凄腕の暗殺者剣心
剣心は、その神速の剣技と驚異の暗殺成功率から「人斬り抜刀斎」の異名を持ち
幕府要人や佐幕派の武士達を震撼させていました…
明治維新が起こると武士の時代は終わりを告げ、剣心は、以前とは打って変わって
人の命を奪うことを良しとしない「不殺(ころさず)の誓い」を掲げて日本各地を旅しながら
弱き人々を『逆刃刀』という剣で守り助ける流浪人(るろうに)として…
『逆刃刀』…剣心が所有する日本刀で、その名のとおり、通常の刀とは刃と峰が逆向きに
打たれた構造で、普通に使用すれば常に峰打ちの状態となって殺傷力を持たない
そんなるろうに剣心の実写版、ご覧になった方は居られるでしょうか
闘うシーンのスピード感、剣さばきの美しさ…あの殺陣師というかアクション監督の
谷垣健治さん、素晴らしいですね。あの黒澤明さんの殺陣を見たときの
興奮と同じぐらい剣の流れが美しく、何度も見入ってしまうほどでした
当然、その後海外からのオファーも殺到しているようで…
そして、映画の中で流れる音楽…これがまた素晴らしい…
音楽担当は佐藤 直紀さん…実は、この映画を見るまではよく知らなかったのですが
調べてみると、実に様々な音楽を手がけていて、これまたビックリ!!
主な作品としては『海猿』、『ALWAYS 三丁目の夕日』、『ハゲタカ』
『BALLAD 名もなき恋のうた』、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』、『寄生獣』
『暗殺教室』『GOOD LUCK!!』『龍馬伝 』『岳-ガク-』『外交官 黒田…』切がありませんね…
この作品を通して、ちょっと注目のお二人にも出会えて
映画を見る楽しみがまた一つ増えたのでありました
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