人口調査記念日という日が先週の金曜日にありました。
1872(明治5)年に日本初の全国戸籍調査が行われたそうです。
当時の人口は男1679万6158人、女1631万4667人で合計3311万825人。
そして今は…人口推計、昨年8月確定値、今年1月20日公表)
【平成28年1月1日現在(概算値)】
<総人口> 1億2682万人で,前年同月に比べ減少
▲19万人 (▲0.15%)
【平成27年8月1日現在(確定値)】
<総人口> 1億2694万2千人で,前年同月に比べ減少
▲18万人 (▲0.14%)
・0~14歳人口は 1613万3千人で,前年同月に比べ減少
▲14万3千人 (▲0.88%)
・15~64歳人口は 7708万6千人で,前年同月に比べ減少
▲94万9千人 (▲1.22%)
・65歳以上人口は 3372万3千人で,前年同月に比べ増加
91万2千人 ( 2.78%)
<日本人人口> 1億2525万9千人で,前年同月に比べ減少
▲26万9千人 (▲0.21%)
65歳以上の高齢者数は増大し、総人口は減少。こんな状態で、このまま、
人口減少が続いてしまう可能性が高いとか…。
そう言えば、20代と30代の男女2643人を対象にした調査で3割以上が
結婚に興味なしとこたえているそうな…。「1950年の男性の生涯未婚率は
1.5%でしたが、2010年の国立社会保障・人口問題研究所の調査では
20.14%。とりわけ非正規社員など収入の低い男性の未婚化が
進んでいるようで、低収入に苦しむ男性たちにとって、結婚はもはや
富裕層にだけ許されたものになってしまった???・・・。
「65歳以上の人口が7%を超えると高齢化社会と言われますが、日本は
現在25%台で世界でもダントツのトップ。このままいくと2050年には39%
になり、15歳以下の子供の人口(全体の約1割)を合わせると、人口の
半分の現役世代が残りの半分の社会保障費を負担することになるそうです。
ちなみに高度成長期の1965年時には約7割の現役世代が残りの約3割を
養っていたということですから、これと比べると状況の深刻さがよくわかります。
年金の心配もさることながら、日本創成会議の試算では団塊世代が75歳以上の
後期高齢者になる2025年には全国で43万人が必要な介護を受けられない
介護難民になってしまうそうな…。
そんな御時世だって言うのに、相変わらず裏金手にして喜んでいる政治家・・・
途方もないお金をつぎ込んで無駄な施設を作り続ける人達はなんなのやら・・・