今日は立春、春の初まりです。
冬至と春分の中間に当たり、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合は、
この日から立夏の前日までが春となるわけですね。
九州など暖かい地方では梅が咲き始めるようですが、
実は、この日が寒さの頂点で、そもそも春とは「寒さが増さなくなった時期」
そんな風に定められたため、春の初頭は寒さが底を打った時期で当たり前。
なので、私のように「暦の上では春なのにまだ寒いなぁ」と言ってしまう凡人は、
5月頃に「見事な五月晴れ」と言ってしまう様に、本義をわきまえないバカ者だそうです。
それでも、つい口から出てしまうじゃないですかぁ…春が付くんだから…
立春は、雑節の起算日(第1日目)となっているそうで、
夏も近づく八十八夜、荒れもせで二百二十日など…
地味に大事な起算日なんですねぇ…。