テレビネタが続きますが、5月30日放送の『未来世紀ジパング』をご覧になられましたか?
今回取り上げられたのはフィリピンでしたが、そこには、ココウェルという素敵な日本
企業が関わっていました。
1993年、日本で大流行したナタデココ。当時ナタデココの一大供給下がフィリピンでしたが
ブームはわずか半年で終焉。日本の一時期の流行りのために、大量生産を目指して投資した
多くの生産者が、損失を抱えたまま廃業に追い込まれ、潤うはずだったブームが、逆に
多くの失業者を生む羽目になるという苦い過去がありました。
10数年前、フィリピンに環境問題を勉強するために留学たココウェル社長の水井さん。
その時にフィリピンのゴミ山を見学し、そこでゴミの中から鉄くずやプラスチックなどを
集めて、それらを売って生計を立てている子供たちや周辺の人達を目にしたのです。その
状況を見ていて感じたのが環境問題以前の貧困問題。地方をもっと元気にして地方に
仕事を増やさなければならないと思ったそうです。
地方に何があるか?と考えたときに、頭に浮かんだのがココナッツ。たくさん生えて
いるものの、有効に利用できていなかったので、その利用価値を日本で広めたら
「フィリピンにもっと仕事を生み出せるんじゃないか」と思って立ち上げたのが、
『ココウェル』というココナッツ専門の会社。
ココナッツの成分として話題のココナッツオイルはアルツハイマーに効果があるという
事が一番注目されていますが、中鎖脂肪酸という脂肪酸がたくさん含まれていて、脂肪
燃焼がすごく早く、エネルギーになりやすい為、脂肪として溜まりにくいとも言われます。
他にもガンやウイルスをやっつける効果があると言われていたり、沢山の健康効果が
あると言われているそうです。
身体に良い物を、こうした会社から購入することで、自身は健康になり、同時に
フィリピンの人達の生活改善にも貢献できる。こんな素敵な話、なかなかないですよね。
世界には、こうした貢献をしている多くの日本人がいますが、この水井さんも本当に
素敵な人で、同じ日本人として誇りに思います。応援しています。