今日は、なんと、ノアの洪水の日!
旧約聖書で「ノアの洪水」が起きたのがノアが600歳の時の第2の月の17日
となっているそうな…。随分と長生きだったんですねぇ…
御存知とは思いますが、旧約聖書『創世記』による物語の要約は以下の通り。
神は地上に増えた人々の堕落を見て、これを洪水で滅ぼすと「神と共に歩んだ
正しい人」であったノアに告げ、ノアに箱舟の建設を命じました。
箱舟を完成させると、妻と、三人の息子とそれぞれの妻、そしてすべての
動物のつがいを箱舟に乗せました。
洪水は40日40夜続き、地上に生きていたものを滅ぼしました。
水は150日の間、地上を覆い、その後、箱舟はアララト山の上にとまりました。
40日のあと、ノアはカラスを放ちましたが、とまるところがなく帰ってきました。
さらに鳩を放しましたが、同じように戻ってきてしまいました。
7日後、もう一度鳩を放すと、鳩はオリーブの葉をくわえて船に戻ってきました。
さらに7日たって鳩を放すと、鳩はもう戻ってきませんでした。その事で
ノアは水が引いたことを知り、家族と動物たちと共に箱舟からおりました。
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何度か映画化されるほど有名な話ですが、おかしな点も山ほどある話・・・
でも、細かいところは別として、SFとして映画を見ると、それなりに楽しめる
話になっていますよね。
『創世記』のほか、『シュメルの洪水神話』『ギルガメシュ叙事詩』などにも
登場している物語は、微妙に話が違っているので、読み比べてみたい気もします。
現実的になり過ぎて、夢がなくなってきている昨今・・・忘れかけているものを
取り戻してみるのも良いですね・・・