今日は11月12日…『いいひふ』〔良い皮膚〕の日だそうですが、書きたいのは
昨日のチーズの日。昨日は家内の具合が悪くて、病院への付き添いでお休み
してしまった為、用意していたネタを1日遅れで使わせていただきます(^ ^;)
実は日本人とチーズの歴史は非常に古く、1300年もの歴史があるそうです。
西暦700年の10月(新暦では11月)に文武天皇がチーズの原型のようなもの『蘇』を
作らせるよう命じたとあって、この時の由来で記念日が決められ、11日になった
理由は11月11日が覚えやすいからということでした。昨日の11月11日は、並びの
分かりやすさから、実に多くの記念日となっているので、覚えやすいからという
理由も、別におかしなことには見えなくなります。
さて、それにしても不思議なのが、「何故こんなにまでチーズが日本に普及したのか」
ということ。日本人の好む味の中に『旨味成分』があり、中でも、『グルタミン酸』に
対する嗜好がずば抜けて強いと言われています。
例えば、日常よく使用する調味料では、味噌、醤油とともにグルタミン酸が旨味
成分の筆頭成分です。また、出汁に使用する昆布も、旨味の主成分はグルタミン酸。
日本人の日常の食生活は、グルタミン酸の旨味なしでは成り立たないと言えるほどです。
つまり、日本人好みの旨味成分と言えるグルタミン酸が、調味料なみに多く含まれる
からこそ、チーズが、短期間で普及した…そんな風に考えられるというのです。
なんか、説得力ありますよねぇ。
さて、そんな中、昨日チーズの日には、それにちなんだイベントも多く行われ、
沢山の来場者を集めたようです。あと1週間もすれば、ボジョレー ヌーヴォーも
解禁となります。
暖炉の前にチーズとワイン…なんとも、憧れのシチュエーションですねぇ…