今日8月4日も、読んだまんまの箸の日…Wikipediaでは、こんな風に書かれています
『東アジア地域を中心に広く用いられる食器・道具の一種で、二本一対になった
棒状のものを片手で持ち、ものを挟んで移動させるために用いる。』…なるほど
いつもながら、改めて説明を聞くのも面白いものです
さてさて、お箸といえば、日本のものと言いたい気がしますが、御存知のとおり
中国や韓国でも使われており、微妙に日本が異なっています
まず注目すべきは箸の置き方。日本だけが横において、他は縦に置かれるのです
作法のうるさい日本では、左手で箸の真ん中を持って持ち上げ、右手で持ち手の
部分を正しく持って態勢を整えていきますが、どうも縦に置くところは、とがった部分を
他人に向ける事を失礼と考え、自分の方に向けて置いたのではと・・・
単純に置き方だけでそんな風に考えたのですが、実は箸の形も違っていました
中国のそれは、ずんどう型で長く、先が丸くとがってはいません。また、韓国では
小型で細く短い平たい断面になっています
子供用のお箸があったり、夫婦箸などのようにサイズが違うのは日本だけ
他では、汁物にはレンゲを用いるのに対し、日本は器を持って箸で流し込んでいきます
そんな風に考えていくと、箸文化も日本独自の進化をとげて
確固たる地位を? 築いていったんですかねぇ・・・『箸が進む』分かるなぁ・・・
箸置きも、日本のものは実に様々で魅力的なものが多いですよね
地方色を活かした民芸品の様なものや、伝統工芸の技術で作られたもの
デザイン性の優れたものから、さりげなく自然のままを取り込んだものまで・・・
つい地方のお土産やさんに入ると欲しくなってしまうんですよねぇ