ティータイム

米油 サラダ油 亜麻仁油

2015-8-5 NEW!
カテゴリ:健康と食品

 

今日は米油について書こうと思いますが、まずその前に、先日のブログでサラダ油と

亜麻仁油について、軽く触れましたが、サラダ油が何故怖いのかという事と、

亜麻仁油では熱処理する油の代用は出来ないので、補足をしたいと思います

あっ、先日、注文した亜麻仁油が届いたので、早速試しましたが、本物は美味い!!

 

さて、サラダ油ですが、一般的に以下のようにして作られているそうです

( 『油が決める健康革命-油を変えれば体は変わる』 釣部 人裕 (著)より )

 

まず、大量に入荷した油の原料になる植物の種、木の実、豆などを大型タンク内で

洗浄し、外皮を取り除きます。次に、原料を細かくフレーク状にして、石油系の溶剤を

添加します。そのガソリンのような油を、食用油の素材に混ぜ合わせ、熱して攪拌し

材料から根こそぎ油分を溶かし出すのです。その後更に高温にして有害な化学物質である

石油系の溶剤を一応気化させますが、このとき、溶剤が残ってしまう場合もあるようです

 

次に、油分に水とリン酸を加えて熱し、油分に含まれるレシチンや植物繊維、カルシウム

マグネシウム、鉄などの身体にとって大切な栄養素を、長期保存にとって弊害となるために

取り除いてしまいます。その後・・・

 

更に、製品が出来あがった後の変色を防ぐために、110度という高温で脱色し、この段階で

ベータカロテンやビタミンEと共に、素材の香りまでもが取り除かれてしまいます。そして最後に

これまで高温下での激しい行程で発生した脂肪酸の劣化臭を取り除くために、約250度の

高温で長時間熱して脱臭し、更に保存剤などを添加して一般的なサラダ油ができあがるのです

哀しいかな、この高温で脱臭する工程で、あの有害なトランス脂肪酸が作られてしまうのです

 

今回は、釣部人裕さんの本から抜粋して書かせて頂きましたが、是非お薦めの1冊です

この本に書かれているような知識が、もっと広がる事を切に望んでいます・・・

私も、この本を読んで、思わず年老いた母親宛に米油を贈ったのでありました・・・

 

さて、先日、このサラダ油と比較した良い油の代表《亜麻仁油》ですが、熱を加えると

台無しになってしまう為、炒め物や揚げ物に使える『米油』をご紹介したいと思います

 

米油は、米糠から抽出される植物油で、米糠油と呼ばれることもあり、英語では rice bran oil

と言われます。日本では主食である米を原料にしているため、原料をほぼ国産で賄える唯一の

植物油であり、国産原料を使用していることから学校給食関係者には好評だそうですが

大豆油などに比べると価格が高いので、使用は一部に留まり、生産量もごく僅か・・・

 

長くなってしまったので、米油の詳しい素晴らしさは三和油脂株式会社さんのホームページで

ご覧下さい。こちらがそのアドレスです。http://www.sanwa-yushi.co.jp/ricebranoil.html

含まれる有効成分としては●オレイン酸(42%)リノール酸(37%)その他

●ビタミンE(トコフェロール)抗●トコトリエノール●γ-オリザノール(ガンマ-オリザノール)

●植物ステロール・・・有効成分が非常に多いにも関わらず知名度が高まっていません

 

今はまだ生産量が少ないようですが、健康志向と国産原料に重点をおいて、なんとか

もっと普及して価格も安くなっていくと良いなぁと思ってしまう今日この頃なのでした…

だって、お米を愛する日本人に相応しく、素晴らしい油じゃないですか!!!

 

 

 

 

 

 

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