富士重工が4人乗り軽乗用車「スバル360」の発売を発表したのが
1958年の3月4日(公式発表は3日となっていますが、4日と書いてある
ところもあったので、まあ、どうでも良いとして・・・)
スバル360発売以前の1950年代中期、日本における国産乗用車は
複数の大手メーカーから発売されていましたが、1000cc級であっても
当時で100万円程度で、大卒でも、初任給14,000円程だった庶民にとっては
縁のないものでした
限られたスペースで居住性を確保するための日本人らしい箱詰めアイデアが活かされ
その結果、量産型の軽自動車としては史上初めて大人4人の乗車を可能とした
当時365,000円程の車…
比較的廉価で、十分な実用性を備え、1960年代の日本において一般大衆に広く歓迎されて、
日本最初の「国民車(大衆車)」と考えられ、「マイカー」という言葉を誕生・定着させ、
日本の自動車史のみならず戦後日本の歴史を語る上で欠かすことのできない「名車」と評価されています
模範となったフォルクスワーゲン・タイプ1のあだ名となっていた「かぶと虫」との対比から、
このスバル360は「てんとう虫」の通称で庶民に広く親しまれたとのこと
今や軽自動車が世界の主流となろうとしているほどだから
さすが弁当箱の日本産といった感じですかね???