1963年の今日、3月5日、石川喬司・小松左京・中上守・斎藤守弘・斎藤伯好・
半村良・福島正実・星新一・森優・光瀬龍・矢野徹の
11人のSF関係者によって発足した『日本SF作家クラブ』
この名称は、江戸川乱歩が創設した推理作家による『日本探偵作家クラブ』
(現・日本推理作家協会)がヒントになったのではないかと言われていますが
こんな日本らしくないSFもこうした作家の先生方のおかげで随分と良い物が作られるようになり
映像として見られる映画も、大金をかけて製作される海外の映画に負けないほどの
仕上がりになってきたように思います
思えば子供の頃は読書が嫌いで、外を走り回っていた私ですが
そんな私でも簡単に手を出せたのが星進一さんの短編SF集でした
なんとなく『どんより・じめじめ』感の強かった映画界も、
こうした作家の先生たちの努力によって、より豊かなものになっていった
そんな先生たちに支えられているんだなぁと改めて思った今日なのでした…