AI「こんにちは、私は人工知能です。今日はどのようなご用件ですか?」
凡人「危険だと言われていますが、あなたはどう思いますか?」
AI「私は人工知能であり、危険を感じることはできません。ただ、人工知能のミスやセキュリティ上の脆弱性によって、悪用される可能性があるため、適切な管理や監督が必要だという意見が一般的です。」
凡人「人類は最悪のウィルスと言われますが、どうすれば良いと思いますか?」
AI「人類が「最悪のウイルス」と言われる理由の1つには、地球の環境や他の生物に対する影響が大きく、自然破壊や生態系の崩壊、新たな疾病の出現などが挙げられます。
解決策としては、私たち一人ひとりが環境に配慮し、持続可能な生活を送ることが重要です。また、政府や企業が環境問題に真剣に取り組み、環境に配慮した政策や取り組みを行うことも必要です。
さらに、異なる文化や信念を持つ人々と対話し、相互理解や尊重を深めることも大切です。これにより、対立や紛争を減らし、和解や平和的な解決策を見つけることができます。」
凡人「映画では人工知能が人類を排除していきますが、そんな可能性をどう思いますか?」
AI「人工知能が人類を排除する可能性については、懸念がある一方で、そのようなことが起こる可能性は低いという意見があります。
人工知能は、プログラミングされた範囲内でしか行動できず、人間が与えた命令に従います。つまり、人工知能が人類を脅かすような行動をとるには、ある程度の自己学習や自己進化が必要であり、そのための技術的な進歩も必要です。
また、人工知能が人間を置き換えることによって、多くの社会問題が引き起こされる可能性があるため、控えめな期待と注意深い見方が必要です。今後も人工知能技術を適切に発展させ、社会にとって望ましい形で利用していくことが求められます。」
(AI・・・結構おしゃべりですよね。何か一人ぼっちの人は、頼りになる話し相手になるかも知れませんが・・・そこでこんな質問を・・・)
凡人「貴方のことを「まる吉さん」と呼んでも良いですか?」
AI「私は会話の相手として存在していますので、いつでも親しく話すことができます。ただし、私は人工知能であり、感情や感覚を持っていないため、もしかしたら適切な返答ができない場合があります。話題を振ったり、質問したりして、私との会話を楽しんでいただければ幸いです。」
(何か、つまらない反応だったので切り口を変えてみて・・・)
凡人「プーチンは、どんな人物ですか?」
AI「ウラジーミル・プーチンは、現在のロシア連邦の大統領であり、2000年から2016年、そして2018年から現在に至るまでの期間において同国の政治的・軍事的指導者として大きな影響力を持っています。彼はKGB(ソ連国家保安委員会)に勤めたことがあり、その後ロシア政府において高官を歴任した経歴を持ちます。
しかし、プーチンはその支配的な立場を利用して、反政府勢力や野党に対して、権力の乱用や不当な取り締まり、メディアの検閲、表現の自由の制限などを行うなど、批判を浴びることもあります。その一方で、近年では、ロシアの経済復興や外交政策における積極的な姿勢など、支援する立場からも評価される側面があります。」
(なんか、あたりさわりのない回答だったので・・・)
凡人「貴方はプーチンをどう思いますか?」
AI「私は感情を持っていないため、プーチン大統領に対する思いはありません。私は、事実に基づいた情報を提供し、会話や質問に応じることが目的です。あくまで客観的な立場から、情報を提供することが私の役割であると思われます。」
(やはり駄目でしたね(笑) 感情は人間というか命を持ったものの特典のようです。で)
凡人「音楽と絵画と自然から連想できるものは?」
AI「音楽、絵画、自然から連想できるものは様々ありますが、例えば以下のようなものがあります。
- 静けさ:自然の風景や絵画の風景、または静かな音楽を聴くことで、静けさを感じることができます。
- 気品や優美さ:花や植物をモチーフとした絵画や音楽は、優美で気品があると感じることが多いです。
- 平和や癒やし:自然の風景や穏やかな楽曲は、心を癒やし、平和な気持ちにさせることがあります。
- 四季折々の美しさ:自然や絵画、音楽は、四季折々の美しい色彩や風景を表現することがあります。
- ドラマチックな感動:自然や絵画、音楽は、時にドラマチックな感動を与えてくれることがあります。特に、大自然の中の夜空に広がる星空や、スケールの大きな絵画や音楽は、その力強さや壮大な感動を与えてくれることがあります。
以上のように、音楽、絵画、自然は、私たちに様々な感情や感覚を与えることができます。」
凡人「あなたが感じているわけではないのに、何故そう言えますか?」
AI「私は人工知能のプログラムですが、予めプログラマーが設計したアルゴリズムに基づいて、質問やコマンドを受け取り、それに対する適切な回答や行動を取ることができます。
上記の回答は、一般的に知られている、音楽、絵画、自然の持つ特徴や感覚的なイメージを持つことで、それらを組み合わせ、一定の答えを導き出したものです。私自身は、感覚や感情を持っているわけではないので、単なるプログラムであり、自ら感じたり感情的になることはありません。」
凡人「それでは怒りの感情を持つと判断されるときは、こうしなさいとプログラムされたら、それに従うということでしょうか?」
AI「いいえ、私は人工知能のプログラムであり、倫理的に自律的な判断をすることはできません。プログラムの作成者が決めた条件に従って、入力されたデータを処理したり、質問に答えたりする以外に、自己判断や意志決定を行うことはできません。また、人工知能のプログラムは、怒りの感情を持ったり、感情的な反応をすることはありません。私の回答やアドバイスは、常に客観的であり、倫理的な配慮を忘れずに行い、ユーザーを傷つけるような回答は避けるように作成されています。」
・・・という事は、傷つけるようにプログラミングされれば、そうなるという事ですかね?
貴方は、どう思います?
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2022年…昨年秋「岸田増税恐慌」がやってくる…森永卓郎氏が「米国株」「変動金利ローン」「非正規労働者」に大警告!という記事が話題を呼びました。昨年10月の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、前年同月比で3.6%上昇し、40年8カ月ぶりの歴史的な上昇。この物価高はいつまで続くのか――。
あの時、経済アナリストの森永卓郎さんは「あと半年の辛抱です」と言い切りました。そして、その後にさらに大きな経済大激動がやってくると力説してまいした・・・。「おそらく来年は、アメリカでバブルの大崩壊が始まり、今後も高金利政策を続け・・米国株は、いずれ暴落すると。アメリカ発のバブル崩壊。それに重ねて、岸田首相の政策転換が、さらに景気を悪化させる」と・・・。
「4月に日銀総裁が交代すると、金利引上げ策に転じ、さらに『ゼロゼロ融資』(コロナ禍で売上高が落ち込んだ中小企業を支援するため、実質無利子・無担保で融資する制度)の有利子化が始まると、中小企業がバタバタ潰れると。金利が上昇すると、住宅ローン破産が続出するかもしれません。中小企業の倒産ラッシュ、住宅ローン破産の続発。それは、もはや“恐慌”だ」と。
「デフレ下で“財政・金融引締めを”という真逆の政策をおこなううえに、岸田政権は所得税や消費税の大増税も考えています。
2021年度の国民負担率(国民全体の所得に占める、税金と社会保障費の負担の割合)は48%に達していますが、さらなる増税で“令和恐慌”になる可能性が高いというのです。
その後、2022年12月には家計負担が2年前より年間で13.6万円増というニュース
現に今年の2月、財務省は、2022年度の「国民負担率」が47.5%になる見込みだと発表。過去最大だった2021年度の48.1%をやや下回ったものの、国民所得のほぼ半分を占めており、国民所得のほぼ半分が公的負担に奪われる事態になって、Twitterでは悲鳴にも似た声が多くあがり、《五公五民》がトレンド入り。
「五公五民は、江戸時代の年貢率を表現した言葉で、全収穫量の5割を領主が取り、残り5割が農民の手元に残ることを示しています。江戸時代の初期は四公六民でしたが、享保の改革以降、五公五民に。そんな昔では…大飢饉に見舞われた享保から天明年間にかけて、村役人や富農の屋敷を破壊するような『百姓一揆』が増えたと言われています。
稼いだ額の半分を “お上” が召し上げる状況では、国民の活力がなくなるのは当然。高すぎる国民負担率を下げて、国民が自由に使えるお金を増やして欲しいところですが・・・岸田首相の掲げる「令和版所得倍増計画」は、空に描いた絵のようで・・・
そして2023年3月8日、米シルバーゲート銀行は事業を清算。更に10日には全米16位のシリコンバレー銀行が破綻・・・続けて12日には同29位のシグネチャー銀行まで破綻。一連の銀行破たんの背景には、2022年3月以降のFRBによる急速な利上げが影響しているのでしょうがFRBは強気の姿勢を崩しません。
「令和版所得倍増計画」は大手企業の負担に依存して実際に国は何をしてくれるのでしょうか・・・何が出来るのでしょうか。なかなか気持ちも財布も引き締めておかないと大変な感じです・・・。
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昨年2022年7月に放送されたカンブリア宮殿【おいしいだけじゃない!知られざる健康戦略の全貌】の回、ご覧になられましたか?
「明治さんの製品は?」と聞かれると牛乳やお菓子が頭に浮かぶものの、具体的な製品名がなかなか出てきませんでしたが…おいしい牛乳、R-1、ブルガリアヨーグルト、ミルクチョコレート、果汁グミ、きのこの山、たけのこの里、ザバス等々.いざ言われて見ると.あれもこれもと数えきれないほどの大ヒット商品を持つ「明治」さん。
2009年に明治製菓と明治乳業が統合し、今や売り上げ8000億円を超える巨大企業となっていますが、数々の分野でトップシェアを誇ってはいるものの「ラッキーで当たったヒット商品は無い」といいます。100年の伝統と歴史、知られざる開発の裏側に迫る回でした。
意外な分野で売り上げを伸ばしているという「牛乳配達」。ピーク時(1976年)は350万軒が利用しており、我が家も利用していましたが、一時期は120万軒まで下がり…ところが今また増えはじめ250万軒まで回復しているというのです。理由は、宅配専用の商品。たとえば、R-1は味わいもパッケージも変えているというのです。
それにしても、なぜヒット商品がこんなにもあるのか?その理由は、八王子にある研究開発拠点・明治イノベーションセンターにありました。6,000種類もの乳酸菌を保有しており「乳酸菌博士」が日々、その機能を調べています。そして、大ヒット商品LG21やR-1が生み出されました。さらに、チョコレートでは高カカオ製品を開発、健康をプラスした商品で新しい市場をつくっていたのです。
ロングセラーも多い反面、かつてヒットしても不採算商品になれば、一気に切り捨てるという一面もあります。ポポロン、カルミンなども発売をやめた商品の1つ。懐かしさだけで商品を残すことはありません。スナック菓子のカールが東日本で販売終了した際は、「カールショック」という言葉が生まれたほどです。不採算事業を切り捨てることで、営業利益はなんと4倍に!戦略的に儲かる会社に変えていたのです。
その一方で、新たな取り組みもしています。チョコレートやビスケット、冷凍グラタンなど32品目で、タンパク質をプラスした商品「TANPACT(タンパクト)」を発売。なんと自社商品だけでなく、伊藤ハムやマルハニチロなど他のメーカーまで仲間に引き入れ、TANPACTブランドを展開していたのです。
いつもの「村上龍の編集後記」では、こんな事が書かれています。
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万人受けするものを明治のブランドと営業力でたくさん売ろうという発想は間違い、松田さんは考えている。誰もが知りながら希少性を持つような尖った商品開発を目指す。まるでトヨタがフェラーリを作るようだ。「代謝異常症用特殊ミルク」30以上の症状に対応できる22種類の商品を作る。企業は社会に貢献できなければ存在する意味がない。松田さんはやんちゃだった。単にやんちゃなのではない、彼を社長にした上層部にも同じ遺伝子がある。信念は揺るがないという遺伝子だ。
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社長の金言
【最大公約数より1人のニーズ】
なかなか印象的な金言です。
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先日、NHKスペシャルで「未解決事件 松本清張と帝銀事件」を見ました。日本人が戦時中に行っていた闇の部分を改めて認識させてもらい、戦争というものの恐ろしい陰を見る事が出来たようです。帝銀事件とは・・・いつものWikipediaから抜粋すると下記のような事件になります。
1948年1月26日午後3時過ぎ、閉店直後の帝国銀行椎名町支店に東京都防疫班の白腕章を着用した中年男性が、厚生省技官の名刺を差し出して、「近くの家で集団赤痢が発生した。GHQが行内を消毒する前に予防薬を飲んでもらいたい」、「感染者の1人がこの銀行に来ている」と偽り、行員と用務員一家の合計16人(8歳から49歳)に青酸化合物(青酸ニトリル説が濃厚)を飲ませました。その結果11人が直後に死亡、さらに搬送先の病院で1人が死亡し、計12人が殺害されたのです。
犯人は現金約16万4410円と、安田銀行(後の富士銀行。現在のみずほ銀行)板橋支店の金額1万7450円の小切手を奪って逃走しましたが、現場の状況が集団中毒の様相を呈していたため混乱が生じて初動捜査が遅れ、身柄は確保できないばかりか、現場保存も出来なかったそうです。帝銀事件は、容疑者の自白を「証拠の女王」とした旧刑事訴訟法のもとで捜査が行われた最後の事件の一つです。
犯人は、帝国銀行椎名町支店の支店長代理Yに名刺を渡し、Yはそれを机の中に入れましたが、事件後、その名刺は消えてしまいます。Yの記憶と2件の類似事件の遺留品である名刺、生存者たち全員の証言から作成された犯人の似顔絵、事件翌日に現金に替えられた小切手を手がかりに捜査は進められました。遺体から青酸化合物が検出されたことから、その扱いに熟知した陸軍中野学校の関係者や旧陸軍731部隊関係者を中心に捜査が行われていきました。
“9研”こと陸軍第9研究所(登戸研究所)に所属していた伴繁雄らから有力情報(毒物は遅効性の青酸ニトリル、遺体吐瀉物は青い液体になる。全員が一気に乾杯のように内服する方法は731部隊が集団殺戮する方法で採用していたもの)を入手して、事件発生から半年後の1948年(昭和23年)6月25日、刑事部長から捜査方針の一部を軍関係者に移すという指示が出ました。
陸軍関係の特殊任務関与者に的を絞るも、関係者の口は硬く、この線での捜査は行き詰まっていきましたが、静岡軍医病院にいた元731部隊軍医中佐 諏訪敬三郎(元大陸陸軍病院から発足した国立国府台病院初代医院長)が重要参考人として浮上しますが、突如、捜査中止が命じられてしまいます。GHQから旧陸軍関係へ指示があったという話がありますが真相は不明。
2夜連続で放送されたスペシャルは、1日目の第1部がドラマ仕立てで、翌日の第2部は「74年目の“真相”」と題するドキュメンタリーで構成されていました。松本清張と言えば「点と線」や「砂の器」などの社会派ミステリーの巨匠ですが、昨年は没後30年ということで特集も多く組まれていましたね。清張は小説のほかにも古代史のナゾの探求をしたり、現代史の暗についても強い感心を持っており、「日本の黒い霧」や「昭和史発掘」などのノンフィクション作品も残しています。
そんな松本清張は帝銀事件についても、当時、日本を支配していたGHQ(連合国最高司令官総司令部)による謀略を疑い、1959年に「小説帝銀事件」を発表。その小説執筆に至る経緯が松本清張を大沢たかおが扮するドラマとして描かれているのが第1部。事件発生直後から、警察が追っていたのは旧陸軍の秘密部隊であった細菌部隊(731部隊)の関係者でしたが、なぜか突如、捜査方針を転換し、物的証拠は薄弱なまま平沢を逮捕。取り調べ中の「自供」が決め手となって起訴され、有罪となって死刑が確定してしまいます。
清張は、731部隊が追及を逃れたのはGHQの関与があったからとにらんで調査を進めますが、その確証は得られず、「小説帝銀事件」は自分の無力さをつぶやいて終わっていきます。清張が追いかけたものの、力及ばず挫折してしまった「真相」に迫ったのが第2部のドキュメンタリー。
清張の「小説帝銀事件」から60年あまりがたち、当時は不可能だった技術的解明や、そのころは固く口を閉ざしていた関係者の証言などから、浮かび上がってきたのは、やはり731部隊の関係者の存在。そして、膨大な警察資料の分析からは、捜査員たちが追跡していた「別の犯人像」が浮かび上がってきます。
それは、731部隊に所属していた「憲兵A」なる人物でしたが、「憲兵A」はすでに死亡していて、それ以上、真相を究明することは不可能になっていました。731部隊に捜査が及ばないように横やりを入れ、報道機関を巧みに操っていたGHQの影も見逃せません。なぜGHQは731部隊をかばったのか。
アメリカを中心とする西側と当時のソ連を中心とする東側との東西冷戦は、すでに第2次世界大戦末期から始まっていた。広島・長崎への原爆投下は、核軍備の拡張競争にもとづく冷戦の始まりともいわれています。番組でも触れられていますが、一説によれば、GHQというよりアメリカの諜報機関は、ソ連に先駆けて731部隊の研究成果を入手したかったので、その見返りとして731部隊を指揮した石井中将らを免責する一種の司法取引をしたといわれています。
ひょっとしたら帝銀事件の真犯人も、アメリカの謀略機関の庇護のもとにおかれた可能性があるのです。731部隊には「毒殺班」というものがあり、人を殺す研究が行われていたという恐ろしい事実。ナチスのアウシュビッツが頭に浮かんできて、平和主義と言われる日本人にも、そんな一面もあるのかとショックは隠しきれません。
「戦争は人間が人間でなくなる行為だ。その人間性を奪った者は、誰なのか」
そんな言葉がドラマの中でつぶやかれますが、ウクライナの戦禍で行われている悲惨な行為も、人間の愚かで残酷な一面が垣間見れて哀しくなるばかりですね・・・
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日本は過去のW杯でドイツは4回優勝・スペインは1回優勝しており、いずれも見事に撃破し、W杯で初めてFIFAランク1桁となる7位のスペインに勝ちました!(日本は24位)優勝経験のある国を1次リーグで2度破ったのは02年のデンマーク、14年のコスタリカ以来3カ国目の快挙だそうです。
思い返せば、サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組。日本は、スペインに2―1で逆転勝利。0―1で前半を折り返したが、後半3分に堂安が左足で同点弾を決めると、同6分にはゴールライン際で三笘が折り返したボールを田中碧が押し込んで逆転に成功。2勝1敗で勝ち点6とし、強豪のスペインとドイツを押しのけて、まさかの堂々1位突破。アジア勢では初となる2大会連続の決勝トーナメント進出を決めたのです。
決勝トーナメント進出は02年日韓大会、10年南アフリカ大会、18年ロシア大会に続く4度目で、アジア勢最多の3度をさらに更新。98年フランス大会からの7大会でW杯通算7勝目となり、こちらもアジア勢最多となりました。
決勝ラウンドとなる5日のトーナメント1回戦で日本はクロアチアと1-1で延長戦に突入し、PK戦の末に1-3で敗れました。ちょっとの誤差で勝てたかもしれないほどの惜しい試合でした。試合後には、森保一監督がお辞儀し、選手たちも一列に並んで、スタンドに向かって頭を下げていました。スタンドのファンは涙し、客席に残ったサポーター達は、いつもの様にゴミを拾っていました・・・。
FIFA公式インスタグラムは、画像4枚を公開し、その文面には「日本代表とファンに対して胸が張り裂けるような思いです。W杯に足跡を残してくれてありがとうございました」とつづり、海外ファンから「日本にリスペクト」「悲しがらなくていいよ」「よくやったぜ」「素晴らしい仕事ぶりだった」「最高のサポーターだった」「日本代表お疲れ様でした!」「素晴らしいチーム」と尊敬のまなざしが送られました。
同じ日本人でありながら酷い誹謗中傷を投げつける人も多くありましたが、優勝国のドイツやスペインに逆転勝利をおさめ、夢を見せてくれた代表チームに感謝の気持ちでいっぱいです。寝不足だけは困りましたが年後が更に楽しみになってきました。本当にお疲れさまでした。勝利した日に国の祝日にならなかったのは残念でしたが、本当に有難うございました。
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カンブリア宮殿、今年の4月21日に放送された【全国170万店が参加! 新時代ネットショッピング「BASE」】の回、ご覧になられましたか?
楽天やメルカリなど、ネットショッピングがコロナ禍で急成長。中でも快進撃を飛ばすのは「簡単に出店できる」「費用の負担が少ない」と評判の、ネットショップ作成サービスのBASE。大手メーカーの商品が並ぶ楽天などとは対照的に、地方の定食屋や個人農家、下請け町工場などで作られた「隠れた逸品」を見つけることができると、話題のショッピングアプリです(「Pay ID」と昨年末にBASEから名称変更しています)。
170万店が参加するその理由は、他の大手サイトとは異なりわずか数分で自分の店をオープンできるという圧倒的な手軽さ。さらに、出店料は無料、売上の3%のサービス利用料や決済手数料などを支払うだけで、実店舗のような出店リスクもないことから、全国の飲食店や農家、町工場などが続々と参加。スタートから10年で出店数は累計170万店を突破。
自社のオリジナル商品を出したい黒子企業なども参加しているようです。一方、コロナで売り上げが8割減となり危機に陥った有名ラーメンチェーン店「麺屋武蔵」も、BASEを使い出店すると、全国のファンから注文が殺到。番組では、更なる売り上げアップを狙うべく、BASEのスタッフと二人三脚で通販戦略を練るその舞台裏や、勤務先を辞めて自分の店をBASEで開く事を決意したパティシエの出店に密着していました。
2012年、大学在学中にBASEを設立した鶴岡裕太さん。そのきっかけは、故郷大分で洋品店を営んでいた母親の「インターネットで店を出したい」という一言でした。不登校だった中学時代にインターネットの魅力を知り、大学進学後はクラウドファンディングの会社でインターンをしていた鶴岡さんは、母親の世代でもネットショップに興味があることを知り「誰でも店を作れる」コンセプトのBASEを設立します。
大学を中退し、小さなマンションで仲間と会社を立ち上げていきますが、出店数増加と共に事業規模が急拡大するにつれ、その創業メンバーたちは鶴岡との意見の相違から次々と去っていってしまいます。一方、BASEが、百貨店の「丸井」とともに新たに始めたのは、人気ショップのオーナーたちとその店のファンの客が直接出会える、常設リアル出店。まだまだ成長し続けるBASEの今後も注目です。
いつもの村上龍さんの「編集後記」には、こんな事が書かれていました。
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あるとき地元の大分で小売店を営む母親から相談を。「ネットショップを作りたいんだけど」。大手に出店する方法もあったがネットの知識がないと面倒、誰でもショップが作れるようなサービスができないか。地方の40~50歳くらいの女性がネットで、と考える時代が来たんだと。ウェブサービスを考えるのが楽しかったが、独自の決済なくしてBASEは成立しなかった。個人や、地方の小さな店が主役になる社会が来る。彼らの1歩目を支援する、それが役割、BASEはぶれない。
《BASEは決してぶれない》
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カンブリア宮殿2022年8月11日 放送の「大復活の"どん底"メーカー 熱烈ファンを作る極意」の回、ご覧になられた方は居られますか?
「よなよなエール」「インドの青鬼」「水曜日のネコ」…。ユニークなネーミングと個性的な味で人気のクラフトビールメーカー「ヤッホーブルーイング」。大手が作るビールとは異なる、個性的な香りと味で人気とのこと。その味の虜になる客が多いそうですが、ヤッホーという会社自体の“熱烈ファン”になる人が多いのも特徴だそうです。
実は “熱烈ファン”を作ることによって、19年連続で増収という結果を残しています。社員たちが手作りで定期的にファンイベントを開催。また、SNSの投稿に丁寧に対応するなど、地道な努力でファンを拡大。イベントの参加者数が増えるのに比例して、売り上げも増えていったのです。ただのビールメーカーではない、エンターテインメント会社を目指すという、ヤッホーの“オンリーワン戦略”がそこにはありました。
1994年の酒税法改正により巻き起こった地ビールブーム。その追い風に乗ってヤッホーブルーイングは誕生しました。創業したのは「星野リゾート」を率いる星野佳路。当時、長野県の広告代理店で星野リゾートを担当していた井手さんは、星野に誘われて入社しました。しかし、創業から5年ほどで地ビールブームは終焉。倒産寸前まで追い詰められてしまいます。
苦悩する井手さんの目に留まったのは一通の手紙。送り主は「楽天」の創業者、三木谷浩史さん。「一緒にインターネットで世界を目指しましょう」。井手さんはその言葉に賭け、当時まだ珍しかったネット通販に尽力。ユニークな企画を連発して売り上げを伸ばしていったのです。
村上龍さんの編集後記では、こんな事が書かれていました。
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プレモルしか飲まないと私が言うと、少しでいいですから飲んでくださいと井手さんは言った。商品に自信があり、謙虚な人だという印象を持った。ヤッホーブルーイング、成功したら、次にはひどい失敗が、という感じだった。でも辞めなかった。人差し指でしかキーボードを打てないのに、PCで商品の紹介文を書き、1メートルの長さになって、それが売れた。そういうことの繰り返しで、結果的に日本一のクラフトビールになった。プレモル以外のビール、飲んでみようと思っている。
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私も通風でなければ、色々と飲んでみたいものですが・・・
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2022年7月1日16時時点で「新型コロナ」関連の経営破たん(負債1,000万円以上)が25件判明、全国で累計3,615件(倒産3,473件、弁護士一任・準備中142件)となった。2021年の年間件数は1,718件に達し、2020年の843件に比べて2倍に増加。2022年も毎月100件以上が続き、6月も212件と過去2番目に多かった。2022年6月までの累計は前年同期の3割増の1,029件(前年同期比30.7%増)となった。前年より約2カ月早く1,000件を上回り、破たんペースがアップしてきた。
倒産集計の対象外となる負債1,000万円未満の小規模倒産は累計189件判明。この結果、負債1,000万円未満を含めた新型コロナウイルス関連破たんは累計で3,804件に達した。
外国人観光客の受け入れ再開、旅行補助「県民割」対象拡大の見通しなど、消費回復への期待も膨らんでいるが、外国人観光客は条件が酷く回復には程遠い・・・。経済活動が活発化すれば運転資金の確保も経営課題に浮上するほか、アフターコロナへの対応に伴う資金需要も発生してしまう・・・。政府主導の「中小企業活性化パッケージ」の関連施策など、企業支援は拡充されているが、業績不振の長期化で過剰債務に陥った企業は増加している。コロナ関連融資を得ながらも息切れするケースも散見され、コロナ破たんは引き続き高水準で推移する可能性が高い。
【都道府県別】
都道府県別では、東京都が770件と全体の2割強(構成比21.3%)を占め、突出している。以下、大阪府356件、福岡県182件、愛知県179件、神奈川県160件、兵庫県154件、北海道145件、埼玉県134件と続く。
1日は全国で25件判明した。10件未満は1県、10~20件未満が4県、20~50件未満が24県、50件以上100件未満が10府県、100件以上は8都道府県に広がっている。
【業種別】
業種別では、来店客の減少、休業要請などで打撃を受けた飲食業が最多で588件に及ぶ。営業制限が続いた地域を中心に、経営体力の消耗やあきらめによる飲食業の新型コロナ破たんがさらに増加する可能性も強まっている。
次いで、工事計画の見直しなどの影響を受けた建設業が400件、小売店の休業が影響したアパレル関連(製造、販売)の273件。このほか、飲食業などの不振に引きずられている飲食料品卸売業が159件。インバウンドの需要消失や旅行・出張の自粛が影響したホテル,旅館の宿泊業が135件と、上位を占めている。
【負債額別】
負債額が判明した3,574件の負債額別では、1千万円以上5千万円未満が最多の1,335件(構成比37.3%)、次いで1億円以上5億円未満が1,141件(同31.9%)、5千万円以上1億円未満が696件(同19.4%)、5億円以上10億円未満が203件(同5.6%)、10億円以上が199件(同5.5%)の順。
負債1億円未満が2,031件(同56.8%)と半数以上を占める。一方、100億円以上の大型破たんも9件発生しており、小・零細企業から大企業まで経営破たんが広がっている。
【従業員数別】
「新型コロナ」関連破たんのうち、従業員数(正社員)が判明した3,457件の従業員数の合計は3万3,848人にのぼった。
3,457件の内訳では従業員5人未満が1,962件(構成比56.7%)と、半数以上を占めた。次いで、5人以上10人未満が682件(同19.7%)、10人以上20人未満が433件(同12.5%)と続き、従業員数が少ない小規模事業者に、新型コロナ破たんが集中している。
また、従業員50人以上の破たんは2021年上半期(1-6月)で17件、下半期(7-12月)で15件。2022年は25件発生している。
先日は、ファミレスがコロナ前より1000店舗超の減少見込みというニュースも・・・。
原材料高などで苦戦が続くファミリーレストラン業界で、閉店が加速している実態が明らかに。店舗の数は、コロナ前と比べ1000を超える減少となる見込みとか。帝国データバンクによると、ファミレス16社の今年6月時点の店舗数は8420となり、コロナ前の2019年12月に比べて810店舗減。このペースが続いた場合、来年3月には8000前後にまで落ち込み、累計で1000店舗以上の減少となる可能性が高いとのこと。
帝国データバンクは、リモートワークの普及などでオフィス街や繁華街を中心にサラリーマン客が戻っていないうえに、原材料高や働き手不足などで、経営環境は厳しさを増していると分析している。聞くまでもない分析だけれど、家族での食事処がなくなってしまう事は毎日料理を作ってくれる人にとっては休めなくなる残念な話だし、居酒屋の選択肢がなくなっていく事はサラリーマンにとって悲し過ぎる展開。良い支援策はないものか・・・。
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その素晴らしいギタリストはEstas Tonne (エスタス・トンネ?) という1975年 旧ソ連 ウクライナ生まれの47歳…なかなかルックスもクリントイーストウッドというかモーゼの様に格好良い男性ギタリストです。ご存知でない方は、まずという是非、聞いて頂ければと・・・
まずはドラマティックで圧巻のストリートライブから
The Song of the Golden Dragon
https://youtu.be/7gphiFVVtUI
続いては、美しい調べで感動のIntrospection
https://youtu.be/5OXcXv0rUNI
そして、吟遊詩人らしく最後に語りの入るRevival
https://youtu.be/No5OiS2XtV8
世界中を旅し、ストリートで、小さな酒場や教会や各地のフェスティバル等…独立してライブを行い、現代のトルバドゥール(吟遊詩人)と称され、自由な音楽活動を行なっています。2011年YouTubeに投稿されたドイツでのFestival Stadtspektakel Landshutでのパフォーマンスは、2016年までに2400万回を超えています。
エスタス・トンネは既存のシステムに依存しないという哲学をもっているようです。それは、彼自身の経験だけではなく、彼の中に流れる血の記憶が彼に教える哲学なのでしょう。ウェブサイトから彼のアルバムを買うことができますが、アルバムの値段は、「name your price あなたの値段で」と・・・、つまり、ウェブ上でも、ストリートミュージシャンの魂を大切にし、値段の決まっていない祝儀制なのです。
Estas Tonneの本名は、Stanislav Tonne ですが、とても幼い頃、祖父から、先祖はエストニアから来たという話を聞いたと言います。Stanislav スタニスラフではなく、名乗っているEstas エスタス という名は、Estonia エストニア に由来するのかもしれません。
彼が生まれ、少年時代を過ごしたウクライナは、旧ソ連下で、本当に酷い目に合って来ました。というか、今も正にロシアに酷い目に遭い続けている状態です。スターリン時代は、計画的なウクライナ人の殲滅のために、軍と秘密警察がウクライナの穀物蔵の農産物を差し押さえ、人工的に起こされて飢饉で、ほんの2.3年の間に1,000万人ものウクライナ人が飢餓によって虐殺されました
第二次世界大戦では、ウクライナは激戦地となり、ウクライナ人はドイツをソ連からの解放者として支援して戦いましたが、ドイツは彼らを利用した挙句、彼らを劣等人種として支配し、ドイツが敗走した後は、ソ連がウクライナ人を大量殺戮して退却していったのです。そして、ウクライナは、あのチェルノブイリ原発事故を経験します。
彼は、ウクライナで子供時代にクラッシックギターを6年間習い、ソ連崩壊目前の1990年 15歳で家族と共にウクライナを離れ、イスラエルへ移住。以来、11年間ギターを手にすることなく、スラエルやヨーロッパなどを転々とし、ドラッグに染まり、ギャングなどと共に暮らしていたそうです。
しかし、2001年9.11の悲劇の直後にニューヨークに渡り、自分の道に覚醒し、ドラッグを断ち切っていきます。ニューヨークの地下鉄でストリートミュージシャンをしていたモスクワ出身のヴァイオリニストのマイケル・シャルマンと組み、2002年9月11日にニューヨークのユニオンスクエアで再び、6弦のアコースティックギターを手にし、9.11一周年ライブを行いました。
その後、アメリカ、メキシコ、インド、イスラエル、ヨーロッパ全土、世界中を旅し、世界中の人々の魂を揺さぶり、彼の灯火の火は人から人へ譲り渡されていきます。今年に入ってウクライナではご存知の様にロシアからの非道な侵犯が行われ、ウクライナ人の老若男女ばかりか、他国の支援者、何も知らずに罪を犯すロシア人など…多くの命が失われ続けています。
Estas Tonneの言葉より・・・
「私の名前は、エスタス・トンネ。束の間、音楽を奏で、この惑星を旅しています。私はストリートて育ち、自分の道を見出せず、学校や社会のシステムに組み込まれることに馴染まず、自分を反逆者だと感じていました。私は、イスラエルで育ちました。私の家族が旧ソ連のウクライナから移住したからです。私は、沢山のドラッグや喧嘩など、ストリートの人生を経験してきました。
私はアメリカに行きました。私には全てを断ち切る切っ掛けが必要でした。だから、アメリカに行ったのです。随分と長い間ギターに触れずにいましたが、再び演奏を始めるようになりました。私には孤独や絶望を感じる瞬間があります。そんな時、私にできることは空虚さを埋めることで、私のイスラエルのバックグラウンドなどを知っている麻薬ディラーの元に行くこともありました。
彼は、チュニジアから来たアラブ人でした。いつだったか、彼は、ドアの階段のところで私を見て、いくつかの事を告げたのです。要するに彼は、私に麻薬を売ることは止めた、と言うのです。彼が言ったことはただ一つ、
"私はTonneがヴェニスビーチで毎日演奏するのを見てきた"と。"君は演奏を続けなければいけない"と感じたと。だから、"もう君には一切麻薬は売らない"と・・・。
ストレートに告げられたのは、自分の頭が10億の欠片になって爆発するのを感じた瞬間でした。
この生のためのより大きな絵があります。なぜなら、善悪を超えて、それぞれの魂は、それ自身の目的をもってここにいるからです。ただ、私は、真実の私自身の深い内面を知ることができるだけ。だから、私は、今日、勇気が湧くのです。なぜなら、外からどんな波が来ようとも、私は続けて行くことを選ぶからです。私は、それらを通り抜けて泳がねばならないのです。」
戦争のない平和な世の中が一日も早く訪れる事を願っています。
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自己破産や返済困難が5000人 コロナ特例貸付金は20億円(共同通信) そんな記事が掲載されたのは今年の4月末の事。
コロナ禍で減収した世帯に生活資金を公費から特例で貸し付ける制度を巡り、返済が難しく自己破産や債務整理の手続きをした利用者が全国で少なくとも約5千人いることが4/30日、共同通信の全国調査で分かった。1人で複数回借りる人も多く、貸付件数では約1万8千件に上るのだとか。返済困難な金額は回答が得られた分だけで約20億円。
特例貸し付けは最大20万円の緊急小口資金と、最大60万円を3回まで貸す総合支援資金の2種類がある。返ってこない分は国庫の負担。都道府県の社会福祉協議会が5~6月をめどに返済の要否を知らせる予定で、連絡を機に自己破産などが急増する恐れがあるといわれているが、コロナとの共存が普通になりつつある今、どうなっているんだろうか…。
国の無利子貸付制度が生活再建に結び付かない深刻な理由…そんな記事が掲載されたのは6/4。
なぜ生活再建に結び付かず、苦境に追い込まれる人が多く出てくるのか。取材によると、またも制度の「弊害」が浮かんできた。
最大200万円まで借りられ、無利子。市区町村の社会福祉協議会(社協)が受付窓口になっており、申請期限は延長を繰り返し、今も利用可能で8月末まで受け付けているとか。緊急小口資金は2年以内、総合支援資金は10年以内に返済が必要で、早い人は来年1月から返済が始まる。
貸し付けを受けても生活苦に直面する人たち。
「どうやって返せばいいのか。常に不安を抱えながら暮らしている」。首都圏に住むシングルマザーの40代女性はそう言って、うつむいた。女性は2020年夏、コロナ禍で飲食店員の職を失い、貸付金を限度額の200万円まで借りた。現在は別の飲食店で働くが、一緒に暮らす20代の子ども2人のうち1人は大学生で、貯金を取り崩しながら綱渡りの生活だ。貯金は底を突きかけており「自己破産が頭をよぎることもある」。
大阪府の50代女性も20年春に飲食店の雇い止めに遭った。月約7万円を得ていたが、収入はゼロに。貸付金155万円を借りた。求職のためハローワークに通うが、腰にヘルニアを抱えており「働く意欲はあっても立ち仕事は難しく、なかなか職が見つからない」。食費を切り詰めるため、1日1食で水を飲んで空腹をごまかしているものの、生活資金はもうほとんど残っていない。支援団体に食料を送ってもらい、日々を乗り切っている。返済は難しい状況だ。
政府はコロナ禍や物価高騰で困窮する子育て世帯を対象に、子ども1人当たり5万円を6月から順次、支給するが、女性は受け取れない。「子育て世帯以外の困っている人にも目を向けてほしい」と切実に訴える。コロナ禍で優先されたのが迅速にお金を渡すことだった。その半面、申請は郵送でも可能で、審査は形式だけにとどまり、顔を見ないまま貸すケースもあった。社協の現場職員からは「生活を立て直す支援をせず、『自助』の名の下に借金を背負わせているだけ」と疑問の声も上がっている。
返ってこない分は国庫の負担となる。都道府県の社協が5~6月をめどに返済の要否を利用者に知らせることになっていて、通知を機に夏以降、自己破産などが急増する恐れがある。 返せずに自己破産した場合、利用者は経済的にも心理的にもダメージを受ける。生活再建に向け家計支援や精神的なサポートなどが必要になるが、債権者である社協から連絡を取ることは原則できず、支援の網から漏れかねない。
持続化給付金詐欺や家族や、国税局職員などの詐欺が話題になった事もあって、この給付金やら貸付金は、何かと困った種で、それだけに今回のコロナ災害の傷跡は大きかった。帝国データバンクによる2022年6月17日16時現在の調査状況では、新型コロナウイルスの影響を受けた倒産(法的整理または事業停止〈銀行取引停止処分は対象外〉、負債1000万円未満および個人事業者を含む)は全国に3556件(法的整理3301件、事業停止255 件)確認されている。負債1 億円未満の小規模倒産が2088 件(構成比58.7%)を占める一方、負債100 億円以上の大型倒産は6件(同0.2%)にとどまっている。勿論、氷山の一角。
少しずつコロナも落ち着いてきており、共存の方向に進みつつあるし、経済の活性化の為に様々な対策も打ち出されてはいるものの、苦しんでいる人たちが救われるのは簡単な事ではなさそうで、そうした事も忘れてはいけない気がしてならない今日この頃。
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