1996年、この日2月10日、米IBMの高性能コンピューター・ディープブルーが
チェスの世界チャンピオン、ロシアのガルリ・カスパロフ氏に勝利した
ニュースでも大々的に取り上げられたが、コンピューターが
公式ルールでグランドマスター(名人)に勝つのは、それが初めてだった
一方日本でも、『団体戦形式の「将棋電王戦」』なるものがあるが
残念ながら最高峰の棋士の参戦が対コンピューターでは実現できず、
過去2回団体戦を行って、いずれもプロ棋士側が負け越してしまった
そして、プロ棋士の負ける姿は見たくないという声もあって
現在の団体戦は今年を最後に終了し、2016年からは
人間とソフトがペアを組んで戦うタッグマッチ形式による棋戦となる予定とのこと…
それじゃあ、面白くも何ともないじゃないかと言いたい私ですが
羽生善治四冠をはじめタイトルホルダーの参戦を望む声が多くても
「公式戦の日程などを考えても現実的にはかなり困難」と
日本将棋連盟の谷川浩司会長が語られているそうな…
今年で最後なら、最後ぐらい本気のメンバーで何としても調整し
『やっぱり将棋はチェスとは違うね』
そんな展開を見せて欲しいものです…
夢の対戦を実現してくれんかなぁ…