3月25日放送の『アメリカ・ペンシルベニア州出身のタジ・ゴルマンさん』の回、ご覧になられましたか?
アメリカ出身のタジ・ゴルマンさん。幼少期に続いたイジメは、13年間クラス替えのない状況で続いたそうですが、素敵な笑顔の持ち主で、今では全くそんな事を感じさせない、とっても素敵で格好良い方でした。家内と同じ感覚でしたが、スリムで引き締まった様子は、テニスのジョコビッチ選手に似ているなんて思ったりも…。
長い間、イジメにあっていたゴルマンさんの心を癒やしてくれたのは海だったそうですが、大学を卒業すると、憧れのスペイン生活を目標に、就職に有利ということで全く文法の異なった言語を習得しようと中国語か日本語で迷われたそうです。結局、日本人と親しくされた時期があったことで日本を選択。日本語をしっかり習得するために5~8年の計画で来日することになったのです。
勤務地の希望欄に「海の近く」と書くと運命の平塚へ配属。語学を学ぶ最中、憧れのスペインにも旅行に行き、スペインの良さも充分確認していきますが、思いやりや協調性のある日本が自分に合うと、そのまま平塚に住んでしまうのです。なんと既に18年!憧れだったスペインよりも日本が良いと言って頂けるのって、なんか嬉しいですよね。
海の大好きなゴルマンさん。平塚の海を歩いているかと思いきや、砂浜に落ちているゴミを拾っていきます。なんとゴルマンさんは、積極的に海のゴミ拾いを呼び掛け、自ら実践しており、全く人が集まらなくて一人だったとしても活動を行ってきたとの事。台風など、海が荒れた後のプラゴミなどは本当に酷く、日本人ですらなかなか出来ない取り組みを、外国からやって来られた方に取り組んでもらうのは感謝の気持ちと同時に恥ずかしい気持ちすら抱いてしまいました。
番組の後半でいつもの様に「好きな漢字」を披露して頂くと「学」という文字を提示されました。「学ぶこと」は「楽しい」と。そして、「日本人に敢えて物申すとしたら?」という質問には、「ビーチクリーン…家庭ゴミがゴミの集積所に集められても、カラスに荒らされて、やがて、それが川に流れ、海に流れ…海を汚してしまいます。そうならないように、しっかりと対策をするべき」と…。そう言えば、姉妹サイトの方でも、つい昨日「プラごみが尊い命を奪っていく・・・」というタイトルで、ブログを書かせて頂いておりますので、そちらも読んで頂けると嬉しいです。
日本社会の「思いやり」や「支えあい」「協調性」が素晴らしいと話してくれたゴルマンさんに恥じない、環境にも思いやりを実践できる日本になっていくと良いですよね。
ところで、今回、このブログを書くにあたって、色々と調べていたら、このタジ・ゴルマンさんに関するもので、「遺伝研のゴルマン・タジ先生が出演します」という書き込みが国立遺伝学研究所のFacebookにあったのです。番組の中では触れられなかったかと思うのですが(単に私が聞き逃していただけかもしれませんが…)、まさか弊社の仕事に関連していたとは衝撃でした。(すみません。単なる総務なもので、こういった情報には全く疎くて…ゴルマンさんではなくて、ゴルマン先生と書くべきだったのかもしれないのですが、番組の流れからの記事ですので、ご了承ください。)
ということで、こんな面白そうな本も見つけたので、ついでに、ご紹介させて頂こうかと・・・。
【遺伝研メソッドで学ぶ科学英語プレゼンテーション[動画・音声付き] ―感じる力、考える力、討論する力を育てる】(Amazon.co.jpによる詳細はこちら)
https://www.amazon.co.jp/dp/4907623178/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_9WOPCbX11SZEV
ちょっと読んでみたくなるタイトルではありませんか?
余談…随分と久しぶりのブログとなっておりますが、実は利き腕の肘の腱鞘炎に見舞われてしまって、悪戦苦闘しているところです。中高年に増えてきている症状なのだそうですが、半年経過するも、なかなか改善されず、既に病院も4つ目になろうとしています。だいたい姉妹サイトと交互に 書いておりますので、未更新だったときは、姉妹サイトも覗いてみてください。
※姉妹サイト「BLACKBOX」は、こちらです。