先週末の19日、ニュースでこんな事が報道されていました。
【インフルエンザ、大流行の兆し全国で患者171万人】
19日の厚生労働省からの発表によると、全国約5千の定点医療機関から1月14日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関当たり26.44人で、前週の16.31人から大幅に増えたとのこと。大流行の発生を示す警報レベル(30人)が目前に迫り、厚労省はマスクの着用や手洗いなど感染防止対策の徹底を改めて呼びかけているらしいのです。
ここまでは、いつものニュースの様な印象でしたが、今回のニュースの中で気になった話が、医療現場で病気でも熱が出ないという事例が増えているという話。高い熱が出ると考えられているインフルエンザも、成人の2割、そして高齢者の5割は38度以上まで熱が出ないらしいのです。
知らない間にインフルエンザにかかって、知らない間に拡散してしまう可能性がある訳ですよね…。『それじゃ、どうやって判断すりゃ良いの??』…って思いますよね。ニュースで伝えていた見分けるポイントは、筋肉痛や関節痛の症状がある場合や、熱が高くないのに脈の速い場合などとのこと。
…うーん、ちょっと分かりにくい感じです…。なので、やっぱり、徹底して、しっかり、うがいをし、正しく手洗いも行って、拡散しないよう努めたいですね。"しっかり""正しく"ができていない人が多いので、その辺から、確認しておきたいですよね。
国立感染症研究所によると、14日までの1週間に全国の医療機関を受診した患者数は推計で約171万人。前週は約124万人。年齢別の推計は40代が約23万人、5~9歳が約21万人、20代、30代、50代がそれぞれ約18万人。都道府県別で1医療機関当たりの報告数が最も多かったのは、宮崎県の52.83人。福岡県(41.58人)、大分県(41.21人)、鹿児島県(40.58人)、沖縄県(40.23人)と続き、東京都は22.84人、埼玉県が29.46人、愛知県が32.41人、大阪府は21.56人。
すべての都道府県で前週より報告数が増え、16県が警報レベルの基準を超え、大流行が始まっているとのことです。インフルエンザは主に、他人のせきやくしゃみの飛沫に含まれるウイルスを吸い込むことで感染するのですから、マスクは避けられないですね。
ビジネスマンは人と会って話すときにマスクをしたままでは失礼と外してしまう人が未だに多く見られるようですが、しっかり事情を説明した上で、やはりマスクを外さず、インフルを拡散しないのが本当のマナーですよね。今日は大雪警報の出ているところも少なくないようですし、早めに帰宅して雪とインフル対策をとっていきたいです。
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