12月5日放送のガイアの夜明け『 結果を出す〝達人〟』の回、ご覧になられましたか?
驚くほど体系が変化してしまうという印象的なダイエットの宣伝で知名度の高いフィットネス
ジム「ライザップ」。今回はそんな結果にコミットするライザップグループが主役でした。
初めて知ったのですが、フィットネスジムを皮切りにゴルフや英語、料理教室にも参入し業容
拡大を続けているらしいのですが、その一方で、不振企業を積極的に買収し、ライザップ流で
次々と再生しているというのです。
そんなライザップグループが新たに買収したのが、9期連続で赤字が続くカジュアル衣料専門
店の「ジーンズメイト」。畑違いにも見えるアパレル事業の再生に向け、送り込まれたのが、
ファーストリテイリング出身の岡田さん。またまた元ユニクロ社員の登場ですね。
一般的な事業再生では経営陣を一新するケースが多いのですが、今回はあくまで、自らを
“トレーナー”と呼び、現社長をサポートするというライザップ流で再生を目指すというのです。
ブランドの再構築や商品力の強化を始めて、結果が出せるようにしようとする岡田さん。
これまでのジーンズメイトは、商品の買い付けが中心で、売れるものなら何でも並べる戦略。
そのため、商品数は多いが、一貫性のない商品が店頭に並んでいたそうです。そうした戦略を
改め、本格的な自社ブランド「メイト」を立ち上げてシャツやジーンズといった核となる商品を
投入することで見事に目標値をクリアしてくのです。
【三日坊主をいかにして乗り越えるか】…マンツーマンで付き添って【結果を出して再生
させる】…ユニクロの執行役員だった岡田さん…。フィットネスジムとは全く違いますが、
結果を出すための意識の在り方は、同じなのかもしれませんね。見ていて【トヨタ式】が
広がっていった流れを感じてしまいました。
日本を取り巻く経済状況の変化が加速する中、企業の再編が相次ぎ、経営者はこれまで以上に
経営の合理化を迫られていますが、そうした中にあって、「有言実行」をモットーに成果を
上げる〝経営の達人〟。今回、番組では、もう一つ『日本野菜ソムリエ協会』の理事長・福井
さんの「スター農家育成プロジェクト」も取りあげられていましたが、ライザップの印象が
強すぎて、こちらは殆ど記憶に残っていません。申し訳ないです…。
とりあえず、お金と時間と気力があれば「ライザップ」の門を叩いてみたいものです…。