9月11日の未来EYES『奈良先端科学技術大学院大学』ご覧になられましたか?
機械を使って異なる言語間で会話をする技術、「音声翻訳」。最先端を走る日本の
音声翻訳技術を30年近く研究している、奈良先端科学技術大学院大学の中村哲教授。
パソコンなどの機械を使った自動翻訳は大きく「テキスト翻訳」と「音声翻訳」の
2つに分けられます。音声翻訳で有名な物としてはアップルのiOSに搭載されている
『siri』がありますが、日本人の作るものはランクが違う気がしました。
そもそも、音声翻訳はある言語で話した音声を別の音声に変換するので、テキスト
翻訳に比べて数段難しいものです。 構成要素は3つに分けられ、話した言葉を正しく
機械が認識すること(=音声認識)。その認識した内容を自動的に相手の言語に変換
すること(=機械翻訳)。最後に、翻訳した内容を音声として出力すること(=
音声合成)。
話し手によって言葉の使い方は異なり、その時どきで声の調子も微妙に違いが
生じるので更に認識に時間がかかってしまうそうです。2020年代を目標に日本語と
英語の同時通訳を実現して、世界中の「言葉の壁」を無くし、どんな国の人とも
自由に話ができるようになる事が夢のようです。
話はズレてしまいますが、そんな番組の中で紹介された音声翻訳アプリ 『VoiceTra』
なんと…31カ国に対応した翻訳アプリで、モバイル・サイエンス賞を受賞している
そうですが、これが凄かった。番組を見終わらない内にダウンロードして試してみたら、
話した文章を文字で表示、続いて翻訳したい文章、その文章が意味する文章を表示。
音声ボタンを押すと音声で応えてくれるというもの。
文章で書くと分かりにくいですね(;^_^A ご存知ない方は、どうかダウンロードして
使って試してみて下さい。普段使わない聞いたこともない国の言語にも変換できる
ので、なかなか面白かったです。
我が家は、『こんなのがあれば英語覚えなくても大丈夫!』なんて話が浮上して、
それじゃあ、これは…と、ウチの家内が…『父さんはハゲです』と英語に訳して
もらおうとしたところ…日本語力が足りないようで…
続きは、是非、ご自身で試してみてください…プフッ…