今日は、ジョン・レノンが銃で撃たれてなくなった日です。奇しくも、昨日…
オバマ米大統領は、ホワイトハウスの大統領執務室からテレビ演説を行い、
今月2日にロサンゼルス近郊で起きた銃乱射事件について「無実の人々の
殺害を狙ったテロ行為」と断定していました。また、その演説の中では・・・
「銃乱射事件で使われた、大量殺害できる武器を誰もが購入できないような
社会を実現しなければならない」と訴えていました。本当に、そんな社会にして
欲しいものです。
ジョン・レノンの殺害事件に関しては、反戦運動やその影響力を嫌った
「CIA関与説」などの陰謀説も推測されたましが、公式には単独犯行として結論づけ
られています。犯人はニューヨーク州法に基づいて仮釈放の可能性がある無期
刑の判決を受けていますが、2014年時点でも尚、仮釈放は認められず服役して
いるとの事です。
ジョン・レノンの殺害犯人・自らの話によると、幼少期から父親の母親に対する
暴力を見ており、自身に対しても愛情はなかったと言い、父親に怯える生活の中で、
育ったようです。大人になった彼は、過度な飲酒と病的な浪費が始まったかと思えば、
一転して節約に夢中になったり、さまざまな衝動的で暴力的な異常行動が続い
ていたようで、精神的に病んでいたとしか思えません。
それでも、こうした恵まれない環境に育ったとしても、心が病んでいたとしても、
簡単に他人の命を奪える環境では困るし、奪う理由にはならないはずです。
勿論、銃規制をするだけでなく、心のケアができる環境整備も積極的に
取り組んで欲しいものです。せっかく与えられて産まれてきた命。幸せな
一生が送れるようにお互いに認め合って、支えあって生きたいですね・・・