世界ではトイレが無いために、健康や衛生状況に悪影響を及ぼす暮らしを余儀なく
されている人達が24億人もいると言われています。街中で、トイレに行きたくなれば、
そう時間もかからずに公衆トイレが見つけられる日本では、想像しにくい話です。
今日11月19日は、「世界トイレデー」とし、地球規模で抱える健康・衛生問題への
関心を世界中の人に持ってもらうために国連も正式に認めている記念日です。
現在も世界トイレデーには下水の処理から屋外排泄の根絶まで、多岐に渡る
衛生面の問題提起や政策化を促進するための活動が毎年行われています。
人間が一生の内にトイレで過ごす時間は合計すると約3年にもなるそうです。
世界には公衆トイレも有料であるところが沢山あり、無料で利用でき、手入れが
なされ、蛇口をひねれば飲めるほどの綺麗な水が流れる日本は、本当に恵まれ
ています。
外国人は皆日本に訪れた際、トイレが綺麗な事に驚くそうで、その綺麗さは世界一
とも言われている程です。あの映画『テルマエ・ロマエ』にも出てくるウォシュレット…
元々はアメリカで痔の患者のために発明されたものだったようですが、全く使えるもの
ではなく、今のように快適で清潔なものに仕上げたのはTOTOさん。
『トイレの神様』という感動的な曲を作って、第52回日本レコード大賞で優秀作品賞
および作詩賞を受賞したシンガーソングライターの植村 花菜さん。
みんなが使って、なくてはならない物だから、感謝しつつ、綺麗に使いたいですね。