今日9月15日は、ひじきの日です
ヒジキは、褐藻類ホンダワラ科ホンダワラ属の海藻の1種で、波の荒い海岸近くの
岩場の潮間帯付近に繁茂し、春から初夏に胞子嚢を付けて成熟していきます
「ひじきを食べると長生きする」と古くから言われており敬老の日にちなんで
9月15日が「ひじきの日」となったそうです…が…
2002年までは毎年9月15日を敬老の日としていましたが、2001年の祝日法改正
いわゆるハッピーマンデー制度の実施によって、2003年からは9月第3月曜日と
なりましたよね。それで、当時、提唱者が存命であったために、日付の変更について
遺憾の意が表明されたほか、高齢者団体から反発が相次いで、老人福祉法第5条を
改正して9月15日を老人の日、また、同日から1週間を老人週間としたそうです…
話が脱線しましたね。
で、ひじきの栄養についてですが、ひじきはカルシウムが豊富で100g当たり
牛乳の約12倍の1400mg、約半分が食物繊維で100g当たり43.3gは、ごぼうの約7倍
鉄分もたっぷりで、100g当たり55mgと鶏のレバーの約6倍…更に低カロリーだから
量も気にせず食べられます…と、まあ、そんなに食べられる物でもありませんが…
ひじきのカルシウムをを効率よく吸収するためには、たんぱく質やマグネシウム
クエン酸などと一緒に摂ると良く、鉄分は、良質のたんぱく質やビタミンCと組み合わせて
食べるのが良いとの事
大豆と組み合わせた『ひじきと大豆の煮物』は、吸収率アップを狙った優れもの
ということなんですねぇ…大豆だけでもかなり優れものですが…
改めて和食の素晴らしさを感じてしまうのでありました…ひじき食べよっと!