1990年の今日5月15日 大昭和製紙名誉会長・齊藤了英さんが
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの『ガシェ博士の肖像』を
絵画史上最高のなんと約125億円で落札した恐ろしい記念日…
なんとなく日本人に絵画って合わない気もしますが意外に人気のようで
先日、私の好きなマグリット展に行って来ましたが
同時にルーヴル美術館展も開催していて大変な混みようでした
そもそもマグリットはダリやキリコとともにシュルレアリスムの巨匠ではあるものの
シュルレアリスム自体それほど知られているわけではないので
さほど混雑していないだろうというのが甘かった・・・
尚且つルーヴル美術館展と同時開催だったために
国立新美術館は大混雑…チケットの購入もさることながら
大行列で入場制限がかかるほど…
マグリット展は、それ程混んでもいませんでしたが
現代のポスター広告に大きな影響を与えているだけあって
お土産コーナーは大混雑…意外な来館者の多さで
好きな絵も適切な距離からゆっくり見ることができませんでした
パンダ初来日じゃないけれど、日本人って行列すきなんですかねぇ…
分かって見に来ている方がどれほどいるのか…なんて思ったりして…
大きな絵画でも作品から1メートルぐらいの距離で列を成して進まれると
離れては人影で見えず、列に入れば近すぎて全体が見えず…
思うに…はなから『これぐらいの距離から…』と分かるように
ガイドラインを引いてしまったら良いのかもしれませんね…
ただし、そんな事をされると専門家にとっては
近づいて技法を探ることができないので困るのも確かなんですが…
ちなみにこの『マグリット展』は、6月29日(月)まで
『ルーヴル美術館展』は、6月1日(月)まで
それぞれ国立新美術館にて行われております
どちらも、かつてないほどの作品数を集めていますので
混雑して見難くても見に行く価値はありますかねぇ…