ティータイム

どん底から、復活ののろしを上げる飲食チェーン!!

2018-11-16 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

10月30日放送のガイアの夜明け『外食王4 どん底から起死回生!』の回、ご覧になられましたか?正直、私は、名前を知っていても中身をよく知らないお店ばかりで申し訳ないのですが、『ドムドムハンバーガー』『サブウェイ』『クリスピー・クリーム・ドーナツ』の3種が登場していました。

 

まずは、日本初のハンバーガーチェーンという『ドムドムハンバーガー』。「マクドナルド」の日本上陸より1年早い1970年に誕生していたそうです。当時の親会社はダイエー・・・そう言えば、当時はダイエーも「社長」がよくテレビに出てきて勢いのあった時代でしたよね。そんな、ダイエー店内のフードコートを中心に出店し、ピーク時は全国400店舗以上を展開していたと言いますが、私の記憶には殆どなく…ダイエーの衰退とともに、店舗も激減していったそうです。

 

そんなドムドムが、昨年、ホテルなどを運営するレンブラントホールディングスの傘下に入って再出発することになったのです。このレンブラントHDという会社、2011年の創業以来、今年4月の時点で、2件の企業・事業再生を手掛け、66の事業所を運営しており、企業が見失ってしまった経営体制の再構築や営業面での支援などを行って、「企業が個々に有する課題を解決し、収益性・成長性を取り戻した上で、再び社会貢献できるようにしていくことで、今後の成長ドライバーとして国内外の展開を図っている会社なんだとか…。

 

路面店の復活第1号が紹介されていましたが、これまでメインだった主婦や家族連れから、若者にシフト。店づくりもWi-Fiやコンセントを完備し、ゆっくり滞在してもらえるようにしていきました。また、商品も学割セットをはじめ、スイーツバーガーなど他のチェーンにはない、独自性あふれるメニューを打ち出しています。かつてのドムドムを知る、メニュー開発担当の浅田祐介さんは…「これからは店も商品もどんどん変えていく」と気合十分。甘いスイーツハンバーガー、興味津々です。

 

アメリカ生まれのサンドイッチチェーン「サブウェイ」。世界110ヵ国以上で4万店以上を展開し、あのマクドナルドの上を行く世界最大のファストフードチェーンで、“ウり”は、食材などを選べ、自分の好きなサンドイッチにカスタマイズできるという点。特に、野菜の種類が豊富で、しかも増量までできるのです。日本では1992年に1号店がオープンして以降、健康志向の人を中心に支持を集めてきましが、何故か日本では、ここ数年、苦戦されているとのこと。

 

その原因の一つは、他社との差別化。これまで売りにしてきた、野菜を中心とした“健康志向”が、他のファストフードやコンビニなどでも、今や当たり前になってきているからなんだとか…。そこで今年、【肉】をテーマとした、新しいメニュー開発に乗り出し、これまでやってこなかった他社とのコラボ商品まで作るというのです。社長さんは、「巻き返しのためには日本の客にあうオリジナル商品が必要」と不退転の決意で臨んでいるそうですが・・・

 

私はちょっと違う気がしています。名前は知りながらも店に入ろうとしなかった私は、好きなものが選べるという所がハードルで入れなかったからです。元から広がっているヘルシー志向を更に強化し、いくつかのお任せコース…例えば「デトックス・チョイス」「スキンケア・チョイス」「エナジー・チョイス」みたいな選択をして注文すると、お店の人が、その傾向に合わせてセットしてくれるみたいな…。内気な癖に面倒臭がりな私にとっては、そんな感じで注文できるのなら是非入ってみたいと思うのですが…サブウェイさん、如何ですか?もし、改革に効果が見られなかったら、私の意見…チョイスしてみませんか?

 

最後に登場しいてきたのが2006年、アメリカから上陸した「クリスピー・クリーム・ドーナツ」。東京・新宿に出来た1号店は行列をなし、“ドーナツブーム”を巻き起こしました。訪問先へのお土産として買っている人も多かったですよね。その後、全国に続々と出店し、ピーク時には64店舗まで増えましたが、「スイーツ」の移り変わりの波にのまれ、店舗数は3年間で一気に約40店舗にまで減少。外食産業の厳しさが伝わってきます。

 

そこで、クリスピー・クリーム・ドーナツジャパンを新たに任された社長さんは、本場アメリカに頼らない“日本流改革”を打ち出していきます。それは、日本人好みの商品や、地域ごとの立地や客層に合わせた店舗づくりでした。【地域ごとの立地や客層に合わせる】…大切なキーワードですよね。その結果、既存店の売り上げが13か月連続でプラスに。復活の兆しが見えてきたそうです。

 

そんなクリスピー・ドーナツは、再び出店攻勢に出ようと、初進出の北海道からのろしを上げました。北海道での知名度は殆どゼロ。任された店長さんは、オープン前の告知として、自慢のドーナツを無料配布するという驚きの戦略に打って出ます。「ただなら貰って食べてみようか」と、用意した配布用ドーナツもあっという間になくなっていきます。そして、10月19日オープン…。緊張した中、当日を迎えると、結果は大成功・・・営業前から長蛇の列になっていました。

 

【流行】やら【食材】やら【環境】やら・・・様々な要素に影響を受けてしまう外食産業。潰れていくお店も数多くありますが、負けずに頑張っているお店、知恵を絞って踏ん張り、美味しいものを世の中に広めていって欲しいものです。今回、3種のチェーン店を見て思った事…【頑張っているなぁ】と…本当に心からそう感じました。今後の展開に注目したいと思います。

 

 

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