ティータイム

不思議なタイトル『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』

2018-1-16 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

先日、タイトルが気になってしまって、久しぶりに恋愛映画を見てしまいました。タイトルは『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で七月隆文さんの小説です。「いい歳をして…」といった感じでしょうか…(^ ^;) ネタバレしない程度に中身に触れますと…

 

*******************************************************
今、人気の福士蒼汰演じる南山高寿は、美大に通う学生。そんな彼が、ある日、通学する電車の中で出会った小松菜奈演じる福寿愛美に一目惚れをしてしまいます。勇気を振り絞って声をかけ、別れ際に「また、会える?」と聞きますが、それを聞いた彼女は突然涙を流し、抱き付いて来たのです。驚く高寿には、この時の彼女の涙の訳を知る由もありませんでした。

 

そうです。いきなり謎めいた行動から始まって鑑賞する側の気持ちをしっかり掴んでいきます。翌日、美大の授業で動物園に行くと、そこで昨日の彼女と再び出会います。その後すぐに2人は意気投合し、交際がスタートしていきますが・・・何故か、初めてのことがあるたびに、彼女は涙を流すのです。高寿はそんな彼女を不思議に思いながらも愛情を深めていきます。

 

ところが、ある日、誰にも見せていない自作小説のヒロインの名前を、彼女が知っていたことに違和感を覚えます。「予知能力でもあるの?」と聞く高寿に、彼女は言います。 「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」・・・。
********************************************************

 

何でしょうか…久々に切ない思いでいっぱいになったのと、タイムトラベルとは違った、新しい感覚の世界を楽しむことができました。忘れかけていた純粋さというか、こみ上げる熱い感情を思い出してみたいという方は、京都市を舞台に20歳同士の男女の30日間(小説では40日間)を描いたこの作品、ご覧になられてはいかがでしょうか。

 

2016年5月23日には、原作小説の発行部数が100万部を超え、2016年12月17日公開の映画。もうレンタルビデオでも観る事は可能かと思われます。ちなみに私はWOWOWから録画して観させて頂きました。歳を気にしてしまうと遠ざかりがちな恋愛映画ですが、たまには良いかなぁと思ったのでありました。
  

 

 

 

 

 

 

 

TOPへ戻る