ティータイム

関わる人達が幸せに見える会社『ダイソー』

2017-6-15 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

6月11日放送の『がっちりマンデー』《ダイソー》の回、ご覧になられましたか?100円ショッ

プの元祖として業界トップを走り続けるダイソー。経営計画なし、ノルマなし、会社は社員が

全てで、社員の健康が第一と語る社長の会社は、日本国内に3,150店舗、海外26の国と地域に

1,800店舗の合計4,950店舗を展開。年商は4,200億円、今も右肩上がりでグングン伸びています。

 

ダイソーの本社があるのは広島県東広島市。なんと私の生誕の地ではありませんか。そんな

広島の本社では、『楽しく働くにはまず身体が基本』という社長の考えから、毎朝ラジオ体操

から1日が始まります。体操が終わると、今度は社員総出でお掃除。声を掛け合いながら部署

も立場も関係なく、総務部の齋藤部長もゴミ集め…

 

…午前10時、今度は近くの倉庫に移動。なぜか皆さんスポーティーな格好をして、ダイソー

名物「デバン」? 毎日メーカーから届く荷物は専門のスタッフが受け取り作業をしていま

すが、毎週1回、普段倉庫で働いていないさまざまな部署の社員さんが集まり自ら受け取り、

運び、積んでいきます。

 

ダイソーの商品仕入れを統括する商品仕入本部の岡谷さんが話すには、「社長が昔から言って

いるんですけど、『こういった作業一つの仕事を皆で寄ってたかってやれ』と。」今もこう

いう形で皆で一致団結して取り組む…。とにかく「体を動かす!」「声を出す!」「みんなで

やる!」、年商4,000億円を超えても創業時から変わらぬダイソーの伝統がそこにはありました。

 

矢野社長、ここに至る道のりは順風満帆ではありませんでした。ハマチの養殖業から百科事典

のセールス業やちり紙交換、運転手、土木作業など9回も転職を繰り返します。そんなある日、

たまたま目にしたのが日用雑貨の移動販売。

 

1972年、トラックで雑貨の移動販売をする会社、ダイソーの前身、矢野商店のはじまりです。

夫婦2人でたくさんの値札を毎日付け替えるのは大変…『全部同じでええか!』…こうして

今の100円均一方式が生まれたのです。これがもう大当たり!今ではグローバルな会社に成長

しました。

 

今では、これまで人の手で全部やっていた在庫管理や仕分け作業をオートメーション化。昔は

お店が発注してもいつ着くか読めないところがありました。このシステムができて必ず出荷

した翌日には店舗に届くようになったので、店舗の納品スケジュールが管理できるように

なったとのこと。

 

奥様との二人三脚で値札付けに四苦八苦。すべてを100円にした45年前から人一倍裏方のお仕事

に苦労してきた矢野社長。仕入れと配送をスムーズにする倉庫の自動化は長年の目標だった

のです。広島の小さな雑貨屋さんが今や従業員1万人と元気で儲かる会社になりました。

 

『頭は悪いし、顔も悪いし、足も短いから…』と、社長らしからず、自分の事を悪く言う

ばかりの方でしたが、本当に涙もろく笑顔で社員に愛される社長さん、そんな印象でした。

 

社長曰く『仕入れは格闘技』そう語って、厳しい注文を出す社長さんですが、品物を持ち込む

メーカーは『安くても世界中にある店舗で大量に売れるから…』と大喜び。なんか、登場する

人達が皆、幸せに見えるから不思議です。今後の夢はと聞かれても『倒産させないことが夢』

…と…物凄く謙虚な方でした。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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