5月4日放送のカンブリア宮殿『激闘の箱根!日本一の温泉地を作り上げた"乗り物屋"の執念』
ご覧になられましたか?
年間2,000万人が訪れ、入湯客数日本一を誇る温泉地…我が家でも、みんなのお気に入りと
なっている富士山がよく見える箱根が今回の舞台。実は、その人気を支えてきたのが、登山
電車や海賊船など魅力あふれる乗り物を走らせ、ロマンスカーで都心から客を運ぶ乗り物屋
さん。気にしていませんでしたが、全て小田急電鉄が裏で支えていたんですね。
首都の大動脈としての役割を果たしながら、今やドル箱観光地となった箱根を作り上げてきた
裏には、『箱根山戦争』なる知られざる驚きの格闘もあったようです。日本一の急勾配を上る
登山電車にロープウェイ、芦ノ湖の海賊船…箱根ゴールデンコースと呼ばれる箱根のドル箱
ルートで乗り物を運行する、小田急電鉄。
寂れゆく他の温泉地とは違い、小田急は、箱根を観光事業の最重要拠点に位置付け、10年で
200億円を投資し、その魅力を磨き続け、箱根を日本一の温泉地に育てあげたのです。一度
だけでは回り切れないほど色々な見どころが盛り沢山な上に、日本一の山『富士山』も、上手く
その背景を飾っているではありませんか。
小田急電鉄が、観光と共に執念を燃やしてきたものが、首都の大動脈(年間乗車客数7億人)
としての小田急線。新宿までの所要時間を短縮させるため、長年かけて進めてきた「複々線化」
これにより小田急線の魅力をさらにアップさせ、収益アップを目指しているというのです。
私も昔は町田に住んでいたのですが、小田急線にも愛着がありましたよ。都会の人々の「日常」
を支え、余暇への「欲望」をかき立て、箱根へ誘う…しっかりストーリーが出来上がっている
んだから、上手くいかない訳がありません。流石の小田急です。
年間87万枚を売り上げる小田急の大ヒット商品「箱根フリーパス」。そのフリーパスを利用
するリピーターを箱根に連れてくるロマンスカーは、小田急にとって並々ならぬ思い入れの
ある車両。1935年に「週末温泉特急」として運行を開始して以来、小田急の箱根戦略の中心を
担ってきました。その車両は、新幹線のモデルとなるほど、時代の最新技術を取り入れた車両
だったそうで、先頭車両の最前列に座ってみたいと、子供ながらに思ったものです。
今までマイカーで訪れていた箱根ですが、今度は箱根フリーパス使ってみたいなぁと思ったの
でありました(^ ^) ・・・とは言うものの・・・今度は、いつ行けることやら・・・