ティータイム

マニュアルではない個々の『おもてなし』

2016-12-14 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

12月1日放送のカンブリア宮殿、『リゾート再生の達人がさらなる進化!「日本旅館を

世界へ」』ご覧になられましたか?

 

日本の観光業は、今、変革期を迎えているとか。2010年に861万人だった訪日外国客数は、

今や2000万人に激増し、政府は、2020年の訪日外国人目標を4000万人に倍増させようと

しています。

 

東京には、世界の有名ホテルが立ち並ぶ一方、全国的に日本旅館は苦戦を強いられて

いますが、そんな中で、成長を続けているのが星野リゾート。我が家でも『一度は泊まって

みたい星野リゾート』として、憧れの宿となっています。勿論、まだ未体験ですが…

 

去年秋に開業したばかりの日本旅館「星野リゾート 界・鬼怒川」。鬼怒川と言われると、

関東人にとっては、お馴染みすぎて足が向かなくなっているかと思いきや、星野リゾート

のおかげで変わりそうな気配も…。客室は、畳に低めのベッドとソファ。現代人に合わせた、

温泉旅館。調度品や食事に栃木の地域性を活かし「鬼怒川」の魅力をまるごと楽しめる

ようになっていました。

 

運営している星野リゾートでは、日本旅館の伝統である〝女将制度〟を廃止。スタッフ

一人一人が女将となって、自主的に細やかな“おもてなし”をして行くので、本当に心に

染みるおもてなしが、管内の様々なシーンで見られるようになっています。

 

そんな星野リゾートも、世界を見据えた動きが、東京で始まっていましたた。2016年7月、

東京のビジネス街・大手町に「星のや東京」をオープン。1泊1室72000円~(食事別) 

これまで、地方リゾートを得意としてきた星野が、初めて都市型の旅館に挑んだのです。

 

ヨーロッパにはない日本のスタイルだと海外メディアからも注目され、ホテル投資カン

ファレンス(HICAP)において最優秀賞「Reggie Shiu Development of the Year」を受賞

しました。

 

軽井沢の老舗温泉旅館4代目の後継ぎとして育てられた星野社長。アメリカ留学を経て、

実家の旅館改革に取り組みますが、父親の反発を招き対立し、とうとう株主総会で父親

から31歳の若さでで社長の席を奪ってしまいます。

 

星野社長のやり方に反発した社員たちは、次々に辞めてしまい、人材難に陥った社長は、

社員のやる気を引き出すために、現地スタッフが自ら発案する地域らしいサービスを

心がけるようになって、今の星野リゾートの基盤ができていきました。

 

世界有数のリゾート地、バリ島。この地でも、もう一つの新たな挑戦が始まっていました。

来年1月20日にオープンする予定の「星のや バリ」。「星のや」ブランド初の海外進出

です。勿論、ここでも、星野リゾート流の細やかなおもてなしを実現できるサービス

スタッフ教育を行っています。

 

日本流を押し付けるのではなくて、バリ人のスタッフが考えるバリならではの・・・

『おもてなし』を創り出そうとしているのです。その地に根ざそうとする日本流の

『おもてなし』これからも楽しみです。いつか泊まってみたいです・・・。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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