ティータイム

玄米の栄養と効果

2016-11-4 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

今更ですが、我が家では、何か月か前から『玄米酵素水』というものに家内が

はまってしまい、にわかに、玄米が話題になってきています。まずは、その玄米と

白米の栄養素の比較から見て見ましょう。

 

●玄米・白米1食分(160g)当たりの栄養成分
 
          玄米      白米
エネルギー   265Kcal    269Kcal
タンパク質    4.48g      4g
脂質       1.6g      0.48g
炭水化物    56.96g      59.36g
食物繊維     2.24g     0.48g
ビタミンE    0.8mg      不明
ビタミンB1   0.26mg     0.03mg
ビタミンB2   0.03mg     0.02mg
ナイアシン    4.64mg    0.32mg
ビタミンB6   0.35mg     0.03mg
カリウム     152mg     46.4mg
マグネシウム  78.4mg     11.2mg
リン        208mg     54.4mg
鉄         0.96mg     0.16mg

 

玄米には主に以下の効果があると言われています。
1. 便秘解消
2. アンチエイジング
3. ガン予防、ガン治療
4. デトックス効果

 

玄米は白米に比べて食物繊維が“5倍”近く含まれており、 これは玄米1食分で

キャベツ120gに相当します。また、抗酸化作用がある“ビタミンE”も豊富に

含まれています。玄米に含まれる食物繊維や“フィチン”という成分は、 体内の

毒素を排出する効果、いわゆるデトックス効果もあるということで、ダイエット

にも良いと言われているわけですね。

 

また、色々調べていくと、玄米のマイナス面についても書かれていました。

1. ミネラルの欠乏
2. 残留農薬が多い
3. 消化に悪い
4. 不味い

 

特に気になる「1」のミネラルの欠乏ですが、栄養豊富なのに何故と気になって

しまいますが、「玄米には“フィチン酸”が含まれており、これは体内のミネラルと

結合して排泄されてしまうため、ミネラル欠乏症となってしまう」という事の

ようです。

 

ところが、この意見には間違えがあるようで、玄米に含まれているのはフィチン酸

ではなくて、フィチン〔フィチン酸+ミネラル〕という既にミネラルと結合した

もので体内のミネラルを排出する作用はないそうです。良かった良かった。

 

また、2番目の残留農薬が多いというのは、玄米を精米して白米にする工程で取り

除かれる米ぬかに残留農薬が多くみられるという事からなんですが、実際には、

玄米の残留農薬の危険性はハッキリしていないようで、気になる側としては

無農薬の物を選べば良いだけなので、結論からするとプラスマイナスで、プラス

と言ったところです。

 

と言うわけで、大いに玄米への興味が増大してきた我が家としては、玄米が中核を

占めている『マクロビオティック』を改めて見直してみようかと話しているところ

です。

 

ちなみに、『玄米酵素水』なるものを講演会で聞いてきた家内は、熟成させる玄米

ご飯の炊き方も覚えてきて、お赤飯の様なモチモチした玄米も食べられるように

なってきました。私は、もともと白米に6対4ぐらいの割合で玄米を入れるのが好き

でしたので、それまで『匂いが嫌だ』と言っていた家内が変貌をしてきたおかけで

食生活も更に面白くなっていきそうです。検証…続けていきますよ!!
 

 

 

 

 

 

 

 

 

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