解散総選挙が行われるようですね。
膨大な選挙資金が、また使われてしまうわけです。
それも一票の格差問題を残したまま解散総選挙なんて、おかしな話です。
安倍首相が消費税率の引き上げ延期し、その是非を問う選挙ということですが、
依然として、多くの選挙区が「一人別枠方式」によって過重な議席を割り当てられて
いる状態です。現行制度の下で最も投票価値の大きい宮城5区と2倍以上
格差がある選挙区が、今年1月時点で14もある状態とのこと。
「一人別枠方式」を解消し、単純に議席を県別に人口比例配分すれば、
一票の格差はおよそ1.6倍程度まで是正され、多少の人口移動では最高裁が
問題とする2倍未満に抑えることが可能になるそうです。それがわかっていながら、現
政権はあえて違憲状態を放置したまま、解散総選挙に打って出るのです。
選挙後に違憲訴訟が起こされれば、再び違憲状態もしくは違憲判決が出ることが
確実な状態で、解散総選挙を強行することが、果たして許されるのでしようか。
違憲とされてもそんな意見は知らん顔???
茶番狂言
制度のマジックで、過半数の支持を受けていない自民党が
また大勝して終わるのでしょうか・・・