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聞き慣れたポリフェノールって、実は、何?

2016-4-12 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

ポリフェノールは、ポリ(たくさんの)フェノールという意味で、分子内に

複数のフェノール性ヒドロキシ基を持つ植物成分の総称だそうです。

ほとんどの植物に含有され、その数は5,000種以上に及び、光合成によって

できる植物の色素や苦味の成分で、植物細胞の生成、活性化などを助ける

働きを持っています。

 

ポリフェノールの効果といえば抗酸化力。植物も動物も紫外線を必要以上に

浴びたり、ストレスが続くと体に活性酸素がつくられます。活性酸素には

酸化力&殺菌力がある為、体にたまってしまうと健康な細胞を傷つけ、

深刻な病気や老化の原因になると言われていますが、ポリフェノールは

そんな活性酸素を体から取り除いてくれる働きがあります。

 

高い抗酸化力だけでなく、ポリフェノールは多くの食品に含まれている為、

毎日摂取しやすいというメリットがありますが、最近ではサプリメントや

特定保健用食品などにも多く利用されているので、自分が改善したい症状に

効くポリフェノールを選ぶことができ、よりそのパワーを実感しやすいよ

うになっています。具体的には…

 

◎アントシアニン(赤ワイン) → 疲れ目予防、視力改善、肝機能、心臓病、認知症予防
◎タンニン          → 血中コレステロールの抑制
◎ルチン(そば)       → 血管強化、動脈硬化、高血圧予防、アレルギー改善
◎エラグ酸          → メラニン色素の生成抑制(美白)
◎カカオマス(ココアなど)  → 疲労回復、ストレス、ピロリ菌除去
◎海藻ポリフェノール     → 有害物質の排泄促進効果
◎カテキン(緑茶)       → コレステロールの減少、血糖値の正常化、抗菌作用
                ・抗ウィルス作用
◎ウーロン茶重合ポリフェノール→ 脂肪の吸収を抑制、メタボ解消
◎クルクミン         → 解毒作用、胆汁分泌促進、抗酸化作用
◎コーヒークロロゲン酸    → 脂肪燃焼、代謝、抗ガン作用
◎イソフラボン(大豆)    → 更年期障害の緩和(女性ホルモンのバランスを調整)、
                美白、骨粗鬆症予防、がん細胞増殖抑制

その他にもまだまだありますが、効果はさまざまな為、改善したい悩みや

症状に合わせて選ぶことができます。

 

もともと、人間の体内にはSOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)

という抗酸化酵素が備わっていますが、40歳を境にSODは減少していく

傾向にあるので、年齢と共に意識して摂取すると良いとの事です。

 

気になるポリフェノールの1日の摂取量ですが、日本人は特にポリフェ

ノールが不足と言われます。1日の摂取目安量は、1500mg。現在の

日本人の平均摂取量は、1010mgという事ですから、意識して摂取して

いく事も必要なようですね。ただし、ポリフェノールは水溶性です。

つまり沢山摂取しても体内に蓄積出来ません。摂取して体内で効果を発揮し、

存在している時間は3~4時間。できるだけ、1日3食の食事にバランス

よく摂取することが望ましいですね。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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