昨日7月12日から再び緊急事態宣言に入った東京。3回目の効果が見られないうちに緊急事態宣言を解除し、既に6月中旬には増加に転じていた感染者数…東京の感染者数が再び1,000人を超えるのも時間の問題・・・。こんな展開は多くの人が想像できていたのではないでしょうか…。安心安全と見せかけだけの標語でオリンピックに進む中、飲食店に対しては、とうとう金融機関からの圧力まで要請しようとする酷さ。「もっと厳しいロックダウンをしている国だってある」と言いつつも、これほどまでに国民の努力に押し付けて、支援の足りない先進国はあるだろうか…。何とか窮地を乗り越えようと借入金を行った飲食店も、もう資金が底をついて行くという…。「もっと借りれば良いじゃん」って、そんな風に考えているのだろうか?公助が圧倒的に不足している日本・・・。
ワクチン接種が最大の武器と言っておきながら、これまた計画性のなさから惨憺たる展開の政府政策。
7月5日に基礎疾患を持っているという事で、ようやく接種券が送られてきた私ですが、所属する市区町村の接種予約は、個別会場が全て休止中で受付停止。集団接種会場も受付初日の受付開始時間にログインするも、空席無しと表示。ならば、東京の大規模接種会場の予約をと試みるも、これまた可能日無しと…。職域接種を並行させたせいで、ワクチンが一気に不足し、本来回されるべき地方自治体に回せなくなってしまった?「早く打て打て」と言っていたかと思えば、早すぎるから今度は「適切なスピードに」抑えろと?これまでのワクチンのおかげで感染者が増えていても、高齢者で重症化する人は減っているよう。でも供給の見通しが難しくなった今としては、仮に1回目の接種に至っても、2回目がいつ打てるのか分からないという別の不安も生じてしまう・・・
不安の政府政策…ともすればマイナスの事が頭に浮かんでしまって、精神的なダメージを受けている人も少なくないはず。なのに消費税10%のおかげで政府の税収は増えているとか…国民に反映されずに何処へ消えていくのか・・・。そんな中、明るいニュースとなっているのがメジャーリーグで大活躍している大谷翔平選手。モーニングショータイムと言われるほど、毎朝、大谷翔平選手のホームランに希望を見出している人も少なくないはず。かく言う私も、一番の楽しみが大谷翔平選手に関するニュースとなっている。正に、マイナスの政府政策に対してプラスの大谷翔平選手。
7月13日の今日はオールスターゲーム前夜の「ホームランダービー」に日本人初となる参戦。明日14日は、メジャーリーグ史上初となる打者・投手の両部門での参加。前半戦を終えてホームラン数は2位に5本の差をつけて、両リーグトップ。オールスター戦前の33本塁打は、伝説のスラッガー、サミー・ソーサに並んで歴代トップ。年間60本ペースと噂になっているけれど、私は、ケガなどのトラブルがなければ70本後半から80本台もいけるのではないかとワクワクしている。
あまりの凄さに「スペース・エイリアン」とか「ミスター・エブリシング(何でもできる人)」や「ユニコーン」「スーパーマン」「ビースト」など、普通ではない表現もあり、二刀流として活躍したベーブ・ルースしかなし得なかったことを、目の前で見られる。同じ時代に生きられる事の貴重さを認識しろとまで言われている。「スペクタル」なんて事も言われているけれど、本当に信じられないぐらい凄い。打者としてはホームランを量産し、そのホームランも打球速度・飛距離と圧巻。投手としては160キロを超える剛速球を投げて奪三振ショーを演出。走っては見事に盗塁を成し遂げ、顔も甘いマスクで、二の腕を出せば驚くほどのマッチョ。褒められれば自分の事の様に嬉しくなってしまう昨今。
同僚のスーパースター、トラウトがこう話す・・・
「野球をやっている子どもは誰もが彼の行動を真似すると思うよ。ショウヘイは失敗しても、腹を立てているのを見たことがない。常に笑顔でいる。そしてどんな時も努力を惜しまない。あいつはすべて、モノが違うんだ。かなりクレイジーだよ(笑)」
NHKのクローズアップ現代で知った事ですが結果を出すためには、やはり、それなりの努力も必要。ケガに苦しんだこれまでの努力でマッチョな肉体を手にし、「ブラストモーション」と呼ばれるハイテク機器を使って、「バレルゾーン」ナンバーワンのスイングを手にし、シーズン中も疲れから剛速球に陰りが見えると、すかさず投球フォームの修正に取り組む…。こんな姿勢が政府政策にあれば、どんだけ~か・・・。
何よりも大谷翔平選手の嬉しいところは、本当に楽しそうに野球をプレイし、笑顔もマナーも思いやりも、ピカ一な事。
どうかシーズン終了までケガやトラブルに見舞われず、元気に走り抜けて下さい。マイナスなところが目立つ昨今、どれほどのプラスの力になっているか計り知れないだけに、これからも応援していますよ!!!!
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