ティータイム

あのダチョウで、脅威の感染症から寂しくなっている薄毛対策まで・・・

2017-8-10 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

8月6日放送の未来EYES『京都府立大学 動物衛生学研究室』の回、ご覧になられましたか?

人類を悩ませる様々な病気や、個人が抱えるコンプレックスの数々。それが【ダチョウ抗体】

で解決できるというのが今回のお話。京都府立大学教授で動物衛生学研究室に所属する塚本

康浩先生が研究する【ダチョウ抗体】。塚本先生はダチョウで病気を食い止める研究を行っ

ているのです。

 

ダチョウはケガをしてもすぐに治るらしく、寿命が60年くらいある中で、こんな言い方を

したらダチョウさんに失礼ですが、もともと不潔な鳥であるのに感染症にもかからないこと

から、非常に「免疫力が強い、いい抗体」がとれるのではないかと研究を始められたそう

です。

 

また、ダチョウは、年間120個ほどの卵を産むということで、卵を使って抗体を精製する

技術は、安価で効率よく作れる画期的な技術なのです。ちなみに「抗体」とは、体内に

侵入した抗原(人体を守る免疫反応を引き起こす物質)の刺激から自己防衛の為に体が作り

出す物質のことで、一般にはマウスや鶏やウサギの血液等から作られるそうですが、生産

コストが高く大量生産が不可能だと言われてきました。

 

塚本先生が生み出したダチョウの抗体は、純度が高く、その上低コストで、大量生産できる

のです。そのため、これまでに数々のダチョウ抗体入り製品を企業と共同で開発しており、

ネットで調べるとすぐに関連商品を見つけることができます。ちなみに【ダチョウ抗体】で

検索してみたところ…

 

2009年産学官連携推進功労賞表彰「文部科学大臣賞」受賞
2011年関経連 関西財界セミナー 特別賞 受賞
2012年日本バイオベンチャー大賞「フジサンケイビジネスアイ賞」受賞

 

という情報も製品以外に知る事が出来ました。そんな先生は、これまでに約30~40種類にも

及ぶ抗体を作っておられます。

 

2003年SARS、2009年新型インフルエンザ、2014年デング熱など、日本の感染症死亡者数は

過去10年間で約26万人と言われています。エボラなど世界を揺るがすウイルスから、ニキビ

やアトピーといった身近な悩みに役立つ抗体も作ることが出来ると言われています。なんと、

塚本先生は「薄毛治療」の研究も進めているそうで、すでに”薄毛に効く抗体”は作られていて、

実際に効き目もあったという話…、

 

薄毛が気になり始めた昨今…どうなるのか大注目ですねぇ…(^^;)…いや関心がズレてきた・・・
 

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ

 

 

悲しい現実…日本の中でアジア人が強制労働を強いられている

2017-8-9 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

8月1日放送のガイアの夜明け『ニッポン転換のとき 第四弾 追跡!"絶望職場"の担い手たち』

ご覧になられましたか?

 

コンビニエンスストアや飲食店で目にすることが多くなった外国人店員の姿。今後、労働人口が

減少する日本では、外国人はますます重要な労働力となりつつあり、そんな外国人と国内の

労働現場を結びつけるシステムの一つが「外国人技能実習制度」。そんな制度の裏側で

行われていた日本人による外国人への強制労働の実態が今回の話のメインとなっていました。

 

外国人に技術を移転し、その国の経済発展を担う人材を育成する"国際貢献"が本来の制度の

目的でしたが、実際には人手不足に悩む中小企業や農業、漁業といった一次産業に「労働力」

を提供する役割を果たしています。しかし、その現場の多くでは、違法な長時間労働や賃金の

不払いといった問題が起こっていたのです...。

 

昨年8月、驚くべき数字が厚生労働省から発表されました。実習生を受け入れている5,173

事業所を調べたところ、なんと7割で労働基準法などの法令違反があったというのです。

しかも前年より24%増えて、2年連続で過去最多を更新。実習生を不当に働かせる業者が後を

絶たない実態が浮き彫りになりました。本当に恥ずかしく情けない話ですが、アメリカ国務省

が発行している『2017人身取引報告書』には、【日本の『技能実習制度』で働くアジア人が

強制労働の状態に置かれている】と書かれるほどまでになっているのです・・・。

 

外国人実習生の待遇改善や保護活動に取り組んでいるのが、岐阜一般労働組合の甄凱(けん

かい)さん。1986年に中国から留学生として来日。卒業後、日本の紳士服メーカーに就職し、

工場で働く実習生を世話する仕事をしていました。その後、実習生から長時間労働や賃金の

不払いなど様々な相談を受け、外国人実習生のための労働組合を結成したのです。

 

そんな甄凱さんのもとに、岐阜県内で働く中国人の女性実習生5人が助けを求めている様子が

番組では取り上げられていました。2年半にわたって縫製工場で働いてきましたが、1日平均

15時間、土日も休みなく働かされ、体調が悪くても病院にも連れて行ってくれない…。未払い

賃金は、2年半で620万円にも…。

 

技能実習生として日本に来るために子供を本国に残し、借金をしてまで日本に来ているという

のに、職場を選べず3年間帰ることも出来ないばかりか、そこで続けたくないと思っても、

簡単に働き先を変えられない制度のひどさ…。今の時代にこんな事が日本の中で行われていた

なんて、恥ずかしいやら腹立たしいやら…情けないやらで涙が出てくるほどでした・・・。

 

その背景には、日本のアパレル業界でメイド・イン・ジャパンを実現しながらも低コスト化を

加速させているために、下請け企業が、そのしわ寄せを受けているというのですが…。だから

仕方がないとか言える話ではなく、最後まで中国人実習生が救われるのか見ていましたが解決

されるまでには至りませんでした…。

 

もちろん酷い企業ばかりではなく「玉田工業」(石川県金沢市)さんのような素晴らしい企業

も紹介されていましたが、中国人の甄凱さんだけでなく、日本人として力を貸してくれる人は

もっといないものなのでしょうか。悪徳業者に雇われていた弁護士にまで、『お前も同じだ!』

と叫びたい気持ちになりました。

 

システムだけ作って、後の責任を負っていない国に対しても憤りを覚えた1時間で…こんな

情けない現実が日本に蔓延し始めているのでは…と不安さえ覚えたのでした。今年の11月

から技能実習制度は【3年から5年に延長、雇用枠も2倍】になっていくそうです…。今の

ままなら止めて欲しい・・・

 

先進国に相応しい【思いやり】や【気配り】のある日本らしい対応を願うばかりです…。

良い人や良い企業も沢山あります。どうか、こんな酷い企業がなくなってくれますように…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ

 

 

『らしさ』を大切にして欲しい『ふるさと納税』

2017-8-8 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

7月11日放送のガイアの夜明け『どこへ行く?ふるさと納税』ご覧になられましたか?

 

『ふるさと納税』も今年でもう10年を迎えるそうですね。2016年度の全体の寄付額は前年度

比1.7倍の2844億円となり、これまで財政難に喘いでいた地方都市の新たな財源として存在

価値は高まるばかりとのこと。その一方で、返礼品競争の過熱や新たな地域間格差が生ま

れるなど、当初想定していなかった面も出てきているとか。返礼品なる物が過熱してる事は、

恥ずかしながら全く知りませんでした。

 

石川県七尾市が送るのは、「能登の朝どれ鮮魚の刺身詰め合わせ」。能登半島沖の定置網

でとれた魚を地元の鮮魚店がすぐさま刺身にして発送してくれます。鮮魚を丸ごと送る自治

体が多いなか、魚をさばく手間がかからず手軽に新鮮な刺身を食べられるので好評だとか。

 

この七尾市、昨年9月から返礼品を送るようになったそうで、そのため、他と差別化しなく

ては寄付を得られないと、鮮魚の刺身をはじめ「人間ドックと温泉宿泊券のセット」や

「空き家管理サービス」など工夫を凝らした返礼品を打ち出したようです。その結果、昨年

9月までわずか320万円だった寄付金は、開始後10ヵ月足らずで2億円を突破したそうです。

 

そんな中、制度を管轄する総務省が返礼品の一部に“待った”をかけました。今年4月、「商品

券」など換金性のあるものや「電子機器」「家具」といった資産性の高いものを返礼品から

外すこと、返礼率(寄付額に対する還元率)を3割以下とすることなどを全国の自治体に求め

たそうです。表面だけ見てしまえば、一見総務省の対応は正しいようにも思えましたが、事は

そんなに簡単ではありませんでした。

 

長野県伊那市。テレビや掃除機、炊飯器など40種類にも上る「家電製品」を武器に、昨年度、

72億円もの寄付を集めている自治体です。実は伊那市内には個人経営の電気店が多数ある

うえ、コンデンサーや抵抗器といった家電に欠かせない部品を作る企業も多く軒を連ねて

いるそうです。そうした企業が作る部品を使用している家電製品を地元商店から買い上げ

返礼品にすることで、近年低迷が続く町の産業を活性化させたいと考えていたのです。

 

一方、高級和牛や焼酎セットなど豪華返礼品で2年連続全国1位の寄付金を集めた宮崎県

都城市。総務省の通達には全面的に従う方針を決めたそうですが、豪華な返礼品を設けて

いた理由は地本の製品を全国に知ってもらいたいからで、集まったお金で潤うつもりは

なかったと話されていました。

 

換金性のある物はダメだと言われながらも、地元の真珠をアピールしているだけなのにと

嘆く人もいれば、返礼品製造の見込を期待して会社まで立ち上げたのに窮地に追い込まれる

人…。それぞれの地域にそれぞれの事情があるように、一律な対応を考えるのではなくて、

それぞれの地域に合った取り組みができるよう配慮して欲しい物です。

 

幸い総務省からの通知には強制力がないらしいので、自治体は『らしさ』を忘れずに頑張って

欲しいと思います。私も返礼品調べてどこかに寄付してみたいものですが…きっと家内には

「そんなゆとりがある訳ないでしょ!」と言われて終わるんでしょうねぇ…。「減税でき

るよ?」と言ったところで「収入が増えるわけじゃないでしょ!」で攻め切られるんです

よねぇ…。サラリーマン…辛いものです…。
 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ

 

 

平和祈念式典…平和宣言と平和への誓い(全文)…『本気で』

2017-8-7 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

昨日は広島「原爆の日」。広島市の平和記念公園で「平和祈念式典」が開かれました。

『平和宣言』全文:広島市長

皆さん、72年前の今日、8月6日8時15分、広島の空に「絶対悪」が放たれ、立ち昇ったきのこ雲の下で何が起こったかを思い浮かべてみませんか。鋭い閃光がピカーッと走り、凄まじい放射線と熱線。ドーンという地響きと爆風。真っ暗闇の後に現れた景色のそこかしこには、男女の区別もつかないほど黒く焼け焦げて散らばる多数の屍。その間をぬって、髪は縮れ真っ黒い顔をした人々が、焼けただれ裸同然で剝がれた皮膚を垂らし、燃え広がる炎の中を水を求めてさまよう。目の前の川は死体で覆われ、河原は火傷(やけど)した半裸の人で足の踏み場もない。正に地獄です。「絶対悪」である原子爆弾は、きのこ雲の下で罪のない多くの人々に惨たらしい死をもたらしただけでなく、放射線障害や健康不安など心身に深い傷を残し、社会的な差別や偏見を生じさせ、辛うじて生き延びた人々の人生をも大きく歪めてしまいました。

このような地獄は、決して過去のものではありません。核兵器が存在し、その使用を仄めかす為政者がいる限り、いつ何時、遭遇するかもしれないものであり、惨たらしい目に遭うのは、あなたかもしれません。

それ故、皆さんには是非とも、被爆者の声を聞いてもらいたいと思います。15歳だった被爆者は、「地獄図の中で亡くなっていった知人、友人のことを偲ぶと、今でも耐えられない気持ちになります。」と言います。そして、「一人一人が生かされていることの有難さを感じ、慈愛の心、尊敬の念を抱いて周りに接していくことが世界平和実現への一歩ではないでしょうか。」と私たちに問い掛けます。

また、17歳だった被爆者は、「地球が破滅しないよう、核保有国の指導者たちは、核抑止という概念にとらわれず、一刻も早く原水爆を廃絶し、後世の人たちにかけがえのない地球を残すよう誠心誠意努力してほしい。」と語っています。

皆さん、このような被爆者の体験に根差した「良心」への問い掛けと為政者に対する「誠実」な対応への要請を我々のものとし、世界の人々に広げ、そして次の世代に受け渡していこうではありませんか。

為政者の皆さんには、特に、互いに相違点を認め合い、その相違点を克服するための努力を「誠実」に行っていただきたい。また、そのためには、核兵器の非人道性についての認識を深めた上で、自国のことのみに専念して他国を無視することなく、共に生きるための世界をつくる責務があるということを自覚しておくことが重要です。

市民社会は、既に核兵器というものが自国の安全保障にとって何の役にも立たないということを知り尽くし、核を管理することの危うさに気付いてもいます。核兵器の使用は、一発の威力が72年前の数千倍にもなった今、敵対国のみならず自国をも含む全世界の人々を地獄へと突き落とす行為であり、人類として決して許されない行為です。そのような核兵器を保有することは、人類全体に危険を及ぼすための巨額な費用投入にすぎないと言って差し支えありません。

今や世界中からの訪問者が年間170万人を超える平和記念公園ですが、これからもできるだけ多くの人々が訪れ、被爆の実相を見て、被爆者の証言を聴いていただきたい。そして、きのこ雲の下で何が起こったかを知り、被爆者の核兵器廃絶への願いを受け止めた上で、世界中に「共感」の輪を広げていただきたい。特に、若い人たちには、広島を訪れ、非核大使として友情の輪を広げていただきたい。広島は、世界の人々がそのための交流をし、行動を始める場であり続けます。

その広島が会長都市となって世界の7,400を超える都市で構成する平和首長会議は、市民社会において世界中の為政者が、核兵器廃絶に向け、「良心」に基づき国家の枠を超えた「誠実」な対応を行えるような環境づくりを後押ししていきます。

今年7月、国連では、核保有国や核の傘の下にある国々を除く122か国の賛同を得て、核兵器禁止条約を採択し、核兵器廃絶に向かう明確な決意が示されました。こうした中、各国政府は、「核兵器のない世界」に向けた取組を更に前進させなければなりません。

特に、日本政府には、「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。」と明記している日本国憲法が掲げる平和主義を体現するためにも、核兵器禁止条約の締結促進を目指して核保有国と非核保有国との橋渡しに本気で取り組んでいただきたい。また、平均年齢が81歳を超えた被爆者をはじめ、放射線の影響により心身に苦しみを抱える多くの人々に寄り添い、その支援策を一層充実するとともに、「黒い雨降雨地域」を拡大するよう強く求めます。

私たちは、原爆犠牲者の御霊に心からの哀悼の誠を捧げ、世界の人々と共に、「絶対悪」である核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に向けて力を尽くすことを誓います。

     平成29年8月6日 広島市長 松井一實


『平和への誓い』全文:子供代表

原子爆弾が投下される前の広島には、美しい自然がありました。
大好きな人の優しい笑顔、温もりがありました。
一緒に創るはずだった未来がありました。
広島には、当たり前の日常があったのです。

昭和20年(1945年)、8月6日午前8時15分、広島の街は焼け野原となりました。
広島の町を失ったのです。
多くの命、多くの夢を、失ったのです。

当時、小学生だった語り部の方は、「亡くなった母と姉を見ても涙が出なかった」と語ります。感情までも奪われた人がいたのです。

大切なものを奪われ、心の中に深い傷を負った広島の人々。しかし今、広島は、人々の笑顔が自然にあふれる街になりました。草や木であふれ、緑いっぱいの街になりました。
平和都市として、世界中の人に感心を持たれる街となりました。

あのまま人々が諦めてしまっていたら、復興への強い思いや願いを捨てていたら、苦しい中、必死で生きてきた人々がいなければ、今の広島はありません。

平和を考える場所、広島。
平和を誓う場所、広島。
未来を考えるスタートの場所、広島。

未来の人に、戦争の体験は不要です。しかし、戦争の事実を正しく学ぶことは必要です。

一人ひとりの命の重みを知ること、互いを認めあうこと、まっすぐ世界の人々に届く言葉で、あきらめず、粘り強く伝えていきます。

広島の子供の私たちが勇気を出し、心と心をつなぐ架け橋を築いていきます。

平成29年(2017年)8月6日こども代表
      広島市立大芝小学校6年 竹舛直柔
      広島市立中筋小学校6年 福永希実


内閣総理大臣の言葉もありましたが、平和憲法を変更しようとし、唯一の被爆国であるにも拘らず、国連の核兵器禁止条約の採択に不参加となった「中身のない人の言葉」は省略させて頂きます。市長の言葉『特に、日本政府には、「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。」と明記している日本国憲法が掲げる平和主義を体現するためにも、核兵器禁止条約の締結促進を目指して核保有国と非核保有国との橋渡しに本気で取り組んでいただきたい。』
『本気で』という言葉・・・印象的でした。


 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ

 

 

『世界の中心で、愛をさけぶ』=『JIN-仁』=『おんな城主直虎』

2017-8-3 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

大河ドラマ『おんな城主直虎』ご覧になられている方っておられますか?華々しく注目を

集めた『真田丸』に続き、今年スタートした大河ですが、初回視聴率は16.9%で『真田丸』

の初回19.9%には及ばなかったものの、『花燃ゆ』初回16.7%は上回っており、まずまずの

出足だったそうですが…どうもその後は低迷しているとか。

 

『真田丸』は役者さんが好きではなくて殆ど見ることのなかった私ですが、何故か今回の

『おんな城主直虎』にはハマってしまって、これまで大河にハマれなかった私だからこそ、

何かが違うに違いないと調べてみたんですよ。すると、驚く事が判明したのです。いや、

もしかしたら知らなかったのは私だけかもしれませんが・・・

 

今回のこの物語の脚本を担当する森下さんはなんと『世界の中心で、愛をさけぶ』『JIN-仁』、

『天皇の料理番』などを手掛けた、ヒットメーカーとして知られる凄腕の脚本家さん!!

 

殆どの方がご存知と思われる『世界の中心で、愛をさけぶ』では、第42回ザテレビジョン

ドラマアカデミー賞 脚本賞受賞。これまた大ヒットした『JIN-仁』は、第63回ザテレビ

ジョンドラマアカデミー賞 脚本賞、『天皇の料理番』は、第85回ザテレビジョンドラマ

アカデミー賞 脚本賞受賞。朝ドラでは12年ぶりに高視聴率を叩き出した『ごちそうさん』

…これも、現在のテレビ界を支える優秀な脚本作家に贈られるという第32回向田邦子賞を

受賞しているという…実は、物凄い脚本家の存在があったのです。

 

『天皇の料理番』こそ、他の番組と重なって見てはいませんでしたが、他はどれも私がハマっ

ていたものです。

 

直虎は、現在の静岡県浜松を本拠とした22代当主・井伊直盛の“娘”とされますが、資料の

上では空白部分の多い人物で、その“空白”が、今作の放送開始直前に思わぬ展開を呼んだ

のも記憶に新しいところです。直虎を男子とする記述が見つかったという話ですが、私は

和尚の伝記を信じます。

 

視聴率の低迷は女性を主人公にしているからだとか…「女大河」は失敗するとも言われて

いるようですが、本当にそうなのでしょうか。登場人物の個性も好きですし、直虎を囲む

人々も含めて毎回楽しみに見させて頂いております。柴咲コウさん演じる直虎は勿論のこと

南渓和尚、小野但馬守政次、龍雲丸、瀬戸方久と素晴らしい布陣です。

 

 

歴史に忠実に描かれているかなんて、”空白”が多いのであれば無関係。むしろ尚更、脚本家

の本領が発揮できるはずです。視聴率なんて気にしないで、良い物作っていってくださいね。

家内はネタバレで色々カンニングしたり調べながら見ているようですが、私は、純粋に

ドラマとして楽しみにしています。応援していますよ!!

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ

 

 

由緒ある『からくり人形師』が、今も尚継承され続けている事にビックリ!

2017-8-2 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

7月20日放送の世界!ニッポン行きたい人応援団!『”からくり人形”心から愛すカナダ人

ご招待!』の回ご覧になられましたか?からくり人形を心から愛してやまないカナダのジャ

スティンさんが今回の主役。

 

ジャスティンさんは、エンジニアの仕事をしながら、本やインターネットを見て、からくり

人形を試行錯誤しながら自作しています。からくり人形師の玉屋庄兵衛さんに会って、伝統

的なからくり人形の作り方や素材を見せてもらうのが夢だとか…。

 

まず向かったのは、なんといきなり直球勝負の江戸時代から九代続く玉屋庄兵衛さんの工房。

さっそく憧れの九代目が手掛けた作品「茶運び人形」が動く様子を見せてもらいます。衣装を

脱がせた状態のからくり人形を見ると、使われる部位に分けて、7種類もの木材が使用されて

いることが分かりました。

 

ジャスティンさんが憧れ、からくり人形の最高傑作ともいわれる「弓曳童子」も見せてもらえ

ます。玉屋さんが一年がかりで複製したものです。最後に放たれた矢が外れるのを見て

苦笑いしながらジャスティンさんが「1本外しましたね」と言うと、玉屋さんが「見る人を

飽きさせないよう、4本中1本は、あえて的を外すように作ってある。」と答えます。

 

ジャスティンさんが驚きながら「どうやって?」と尋ねると、矢の4本中1本だけ、羽の一部を

短くカットして、的から外れるようにしてあると笑いながら教えてくれます。放たれる矢

まで精巧に作られている事がよく分かりました。

 

ジャスティンさんがカナダで作った「茶運び人形」を見てもらうと、技術の高さに感心する

玉屋さんですが、歯車のガタを指摘しました。ジャスティンさんが作った歯車は1枚の板で

作られていたため木目が横になっている所の歯が欠けやすくなっているというのです。

 

玉屋さんの歯車は、全ての歯に対して木目が縦。カットされたピザのように、8枚に切り

分けられた木片を、3ヶ月もかけて縦目が歯の部分に来るように放射状に2枚ずつ貼り合

わせ、乾くと、また2枚を貼り合わせ…根気よく接着され、全てが接着されると、今度は

叩きつけてもヒビが入らないことを確認した上で歯を刻んでいくのです!細部まで気を配っ

ている日本人らしい作業です。

 

からくり人形の顔彫りでは、能面と同じように角度によって表情が変わるように計算されて

作られている事を教えられます。75種類もの彫刻刀やのみを使い分け、3日間かけて丹念に

顔を彫りあげたかと思うと、出来上がった顔を真っ二つに割ってしまう玉屋さん。これには

ジャスティンさんもビックリ。実はこれ、木を腐敗させないように中をくり抜くことで200年

も同じ状態を保てるようにする為だとか…。本当にひたすら感心するばかりでした。

 

日本一の木彫りの街として知られる富山・南砺市の井波では、十代目を継ぐべく玉屋さんの

息子さんが親元を離れて修行されていました。素敵な親子の繋がりも感じることができま

した。ここでは、自分だけの一生の道具となる彫刻刀の作り方を教えてもらっていました。

日本人でもなかなか体験できない貴重な時間を過ごされていました。

 

彫り師の岩倉さんからは、彫刻刀を研ぐための砥石と仕上げ用の砥石。玉屋さんからは、

顔がうまく作れないというジャスティンさんが顔彫りが上手くできるようにと、玉屋さん

ご自身が作られた"からくり人形"の顔をプレゼントしてもらいました。

 

最後には、世界に2体しか現存しないという、東洋のエジソン・田中久重が生み出した

「文字書きからくり人形」の現物も見られて興奮冷めやらぬ中帰国されていきました。

いつもながら良い番組です。招かれる人の"熱心さ""情熱"が、受けいれる人たちの心を

動かし、サプライズの連続。そして見ている私たちにも感動を与えてくれるのです!

毎回毎回、楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ

 

 

TOPへ戻る