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アインシュタイン深掘りの巻…①権威への反発

2018-10-25 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

少し前になりますが、今年の2月1日放送のザ·プロファイラー『天才科学者の栄光と悲劇~アインシュタイン』の回、ご覧になられましたか?…と言いつつも、私自身、見たのは2回目の再放送10月2日の録画でしたが…

 

アインシュタインと言えば知らない人はいないと思いますが、その人物像について、深く知る機会はあまりありませんでした。そんな意味でも、今回のこの番組は、とても興味深く鑑賞する事が出来ました。

 

かつて、チャップリンは、ある人物にこう語りかけたそうです。

 

「私が拍手喝采を浴びるのは、私のしていることが誰にでも理解できるから。
あなたが拍手喝采を浴びるのは、あなたのしていることが誰にも理解できないから。」と。

 

チャップリンがこう語りかけたのが、今回の主役アインシュタイン。言われるまでもなく相対性理論で知られる、あの舌を出した写真が印象的な天才です。

 

昨年、2枚のメモが2億円余りで落札されたお話は、ニュースでも取り上げられていましたから、ご存知の方も多いかと思います。そのメモは、アインシュタインが東京のホテルに滞在した際、ベルボーイにチップ代わりに手渡したもので、そのうちの1枚には、こうありました・・・

 

「意思のあるところに道は開ける。」

 

20世最大の天才と呼ばれたアインシュタインは、相対性理論以外にも数多くの理論を打ち立て、現在のスマートフォン、パソコン、DVD、カーナビ・・・こうした身近な製品にも、アインシュタインの理論が応用されているそうです。

 

このように、アインシュタインが数々の理論を打ち立てることができたのは、従来の科学の『常識を疑う姿勢』にあったというのが、今回の話の始まりであり、その出発点は、権威に対する反発だったと・・・。

 

1879年、アインシュタインは、ドイツにあるユダヤ人家族の長男に生まれました。一人空想にふけるのが大好きで、”退屈な神父”と呼ばれるほど無口な少年だったそうです。分かりやすい表現ですよね。アインシュタインはこう語っています。

 

「私は言葉で考えようとはしなかった。まずは映像が浮かび、それを言葉に書き換えようとした。」

 

子供の頃、アインシュタインが熱中したのは、トランプを組み合わせて積み上げ、家を造ることでした。私なんぞがやっても5階がいいところですが、なんとアインシュタインは、14階まで作る集中力と粘り強さを持っていたと言います。科学に興味を持ちだしたのは5歳の時で、コンパス(方向磁石)の針が常に一定の方角をさすことに衝撃を受けてからだそうです。5歳ですかぁ・・・。5歳ですよ。

 

「物事の背後には、深く隠された何かがある。」

 

1885年、アインシュタインはユダヤ人でありながら、家が近かったからということでカトリックの小学校に入ることになります。しかし、ユダヤ人はたった一人。当然の様に「いじめ」にもあい、孤立していきます。

 

「自分がアウトサイダー(部外者)だと自覚するには、十分なものだった。」

 

アウトサイダーだと自覚したアインシュタインは、その後、自分の研究を進める時にも他のグループに参加したり、他の人がするようなことをしたりせず、人と距離を置くようになりました。それでも成績は良く、12歳の頃には独学で幾何学や代数学を学ぶほどに。12歳ですよ。しかも、独学って・・・マジですかぁ・・・。この時期、科学の本に熱中したことがその後の彼に大きな影響を与えていきます。

 

「科学の本を読むうちに、聖書の話の大半は真実ではないと確信した。この経験から、あらゆる権威に対し、疑いの目を向けるようになった。」

 

なるほど、それが権威に対する反発の始まりでもあった訳ですね・・・(***つづく***)

 

さて、今回も、姉妹サイトと2度目の連続ものという展開で書かせていただきます。ただ、姉妹サイトの方は、時々暗号解読のパスをかけており、そのパスを解く問題が、その前の回のブログに出題されていますので、同じ問題を、こちらにも書かせていただきますね。

 

今回はシーザー(カエサル)の換字式暗号を扱っています。ちなみにこの換字式暗号は、アルファベットの順番をずらして、文字をお置き換えていく方法で、シーザーの換字表(或いは、カエサルの換字表)と呼ばれるものです。ヒント付きですので、ネットで換字表さえ見つければ、簡単に解けると思います。

 

ということで、問題は、こうです。お馴染みシーザーの換字表(カエサルの換字表)から10文字シフトで・・・

 

【dkmdsmc】  を正しい文字に戻してお答えください。
 

 

 ※姉妹サイト「BLACKBOX」は、こちらです。

 

 

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