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生産者と消費者が絆で結ばれる生協『生活クラブ』

2018-3-12 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

3月8日放送のカンブリア宮殿『消費者が欲しいものは消費者自身で作る!安心&絶品!唯一無二「生活クラブ」の全貌』の回、ご覧になられましたか?我が家はパルシステムを利用していますが、全国に様々な生協がある中の一つ「生活クラブ」は、どうやら異端とも言われる生協なんだとか…。50年も前から先進的に「安心・安全」に徹底的にこだわり【生産情報公開】を徹底。

 

そんな「生活クラブ」は、組合員が市販の牛乳に不満を持てば自分たちで牛乳工場を建設し、流通する鶏肉に不満があれば自らこだわりの品種の生産まで始める筋金入りの集団。実は、私はこの番組で、初めて、その存在を知る事になりました。牛乳工場が稼働するまでの苦労話では、農協と闘う人たちの事を思い出させてもくれました。

 

最近、東京や神奈川で増えているというスーパー「デポー」。人気の秘密は、他では売っていない様々な商品で、国産トマトをじっくり煮詰め水を一滴も加えずに作った絶品のケチャップに、天然の羊腸に平田牧場の豚肉をつめた旨味あふれるソーセージ。さらに牡蠣を丸ごとすりつぶした調味料…どれも合成保存料や着色料などを一切使わずに自然のおいしさを生かした商品ばかりらしく、我が家が求める『安心・安全』そのもの。

 

実は、このデポーを運営しているのが、「生活クラブ」らしいのです。生活クラブの商品は9割以上がオリジナルのPB商品。しかもその商品、消費者である組合員自身が関わって作られたものばかりで、消費者が欲しい「安全でおいしい商品」を、素人の組合員が生産者と二人三脚で開発する独自のスタイル。

 

生産者の都合で作られる一般の物とは違って、消費者の意向も加わっていく事で、【一生使いたい食材と調味料】という印象を与え、毎年1万人のペースで組合員を増やしているそうです。それゃ、消費者の気持ちも受け入れてもらえたら、良いものができるに決まっているじゃないですかぁ。

 

また、驚いたことに、生活者クラブの組合員の中には、地域に喜ばれる事業を起こす“主婦起業家”が大勢いるとか。なんと、この生活クラブ、組合員の企業までサポートしているのです。原材料にこだわったおいしいパン屋さんや、地域の高齢者に支持される宅配弁当店…既にその数600あまり。これは35年前に組合員の間で始まった「ワーカーズ・コレクティブ」という運動だそうで、自分たちが「社会を良くする主役になる」という顧問の河野さんの考えから来ているようです。

 

驚く事に災害時には、被災して漁業ができなくて困っているところへ組合員から漁船をプレゼント。酪農家には、大量に使われるタオルが組合員から送られているとか。生産者と消費者(組合員)が一体となっているようで、深い絆すら感じさせられる『生活クラブ』…素敵な人たちの集まりでした。我が家は、番組を見終わって、さっそく資料請求させて頂きましたよ。あのトマトケチャップ食べてみたいです!!
 

 

 

 

 

 

 

 

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