ティータイム

金言『お米の消費拡大で日本の農業を守る』…『ご飯の「幸福」』です。

2017-9-29 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

9月21日放送のカンブリア宮殿『回転寿司からユニーク炊飯器まで!コメのプロ集団の革新的

おいしいコメビジネス』の回、ご覧になられましたか?長期にわたって政府の管理下に置か

れてきたお米業界。今回の主役【神明】は創業115年のお米卸最大手企業ですが、日本人の主食を

守ろうと、とにかくあの手この手で、保守的だったお米ビジネスの中で、業界を驚かす革新的な

取り組みを続けてきていました。

 

安くて安定した味を楽しめる『ブレンド米』をいち早く一般消費者向けに販売し、ヒットさせ

たのがこの神明。お米はお米屋で買うのが当たり前だった時代に、業界に先駆けてダイエー等の

スーパーでの販売に道を開いたのも、この会社。

 

それにしても驚いたのが、「わずか10分で炊ける炊飯器」。業界最速“10分炊飯”を可能にした

秘密は、特許技術を駆使した特別なお米。無洗米だから、忙しい独身生活の人でも、帰宅後

水を入れて炊飯器に投入しスイッチを入れてしまえば、着替えている間に炊けてしまうという

超便利な世界。さらには、お米農家が「毎日食べたい」と絶賛する、無添加・異臭無しのパック

ご飯も開発。業界最大手ならではのこだわり技術を詰め込み、「炊いたご飯と変わらない」

味を実現しています。

 

また、飲食店も多角経営、自慢のお米を提供しています。サバ料理専門店の「サバープラス」

では玄米と白米を黄金比率でブレンドした特殊なお米を提供。寿司チェーン「魚べい」では、

独自ブレンドのお米を使い、客から「シャリがおいしい」と評判を集めていました。新規で

オープンさせた「直営おにぎり店」では、お米の種類から中に入れる具材・塩とオーダー時

に選択する形になっていて、注文を受けてからの完全オーダーメイド。本当に美味しそう

でした。

 

このように、お米に関するビジネスを川上から川下まで全面展開し、お米を直接消費者の口元

に届ける事業を拡大させたことで、お米の消費が減り続けているにも拘らず、神明の業績を

順調に押し上げてきたのです。

 

素敵だったのは、病気に強いお米の新品種を見つけて、農家に推奨し、収穫したお米を全量

買い取りして、ローソンの店舗へ卸している事。生産者と大手小売りを結びつけ、農家の

収益アップにつなげる取り組みです。さらに、耕作放棄地も何とかしたいと、バナナの栽培を

薦めていて、「どうして、そこまで…」と思えるぐらい素晴らしい取り組みを続けておられ

ました。

 

いつもの社長の金言は『お米の消費拡大で日本の農業を守る』でしたが、説得力のある言葉で

した。村上龍さんの編集後記・最後の一言では『ご飯の「幸福」』と書かれていましたが、

あの握りたての温かい【おにぎり】を食べると、本当に幸せになれるし、それだけに、こう

した【神明】という会社、有難いですよね。今回は【さらに】という言葉を連発していますが、

驚きの連続で、感謝感謝の物語でした。やっぱり日本人は【お米】ですよねぇ・・・。
 

 

 

 

 

 

 

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