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周りから入りたいと思われる会社とは、どんな会社なのか?

2017-9-1 NEW!
カテゴリ:つぶやき

 

働き方改革 日本転換の時第5弾として8月29日に放送されたガイアの夜明け『さらば、

モーレツ社員!』ご覧になられましたか?サラリーマンなら誰もが目指したはずの"出世

街道"。ところが今は…上司への道をためらう社員もいるという今回のお話。

 

「ちょっとでも部下を叱れば『パワハラ』と言われる」「部下の育成に自信がない」…。

人材不足が加速する日本の企業で、どうすれば「上司」は育つのか?すぐ辞めてしまう

若手社員に対して、どう対策を取るのか?そんな具体例が挙げられていました。

 

まず初めは「イクボス・ブートキャンプ」という変わった研修のお話。『イクボス』とは、

「育児を理解する上司」或いは「部下を育成できる上司」を意味しているのだとか。管理

職の社員が、仕事を終えてから、子どもを持つ社員の家庭を訪ねて家事・育児を体験する、

という“実地訓練”。

 

職場に女性スタッフが多いこともあって、ワーキングマザーの割合が高いリクルートマー

ケティングパートナーズ。働くママたちは、仕事と育児を両立させることの大変さを、

会社や職場の人たちに理解してほしいと願っているのですが、「ワーキングマザーに対して

歩み寄ろうとは思うが、当事者の気持ちなんて絶対にわからない」という研修参加の須山

さん。

 

3人の子供を抱えながら働く女性社員の自宅で研修することになって、晩御飯を作ったり

子供の要望に応えたりしていく中で、その苦労を体験し、『調子はどう?』等という

気遣いの必要性を感じ、「働きやすい環境を作っていこう」とまで変化していました。

 

一方、以前から、高い離職率に悩み続けてきたという万協製薬。理由の一つは、上司と

部下のコミュニケーテョン不足だとか。先輩から「お酒の席」に誘われても断り、会社

とも距離を置きたいと考える…。さらに「ゆとり世代」の若手社員たちは、人間関係を

築くのが苦手で、同じ職場の上司に悩みや相談は出来ません。仕事上の悩みがあっても

自分だけで抱え込み、退職まで考えるケースがあるというのです。

 

そんな打開策として万協製薬が打ち出したのが、「プチコミファミリー制度」と呼ばれる

独自のシステム。会社の中に「ファミリー」を作り、若手を含めた社員同士が何でも相談

できる職場を作り出そうというお話。新入社員も含めて、所属や世代が異なるバラバラの

社員で一つのチームを作ります。さらに、その中で入社年度等に応じて「長男」や「末っ

子」などの役割まで決めるそうです。

 

ある新人と家族関係を結ぶための最初の飲み会が行われた後、新人さんは「疲れました…」

と本音を漏らしていました。それが、会社が旅費を出してくれるファミリー旅行などの

イベントを通して次第に溶け込み、ファミリーには自分から話しかけられるようになって

いくというお話。20%近くあった離職率も、こうした取り組みを導入した事で5%以下に

まで減ってきたんだとか…。

 

周りから入りたいと思われる会社にしていかなければ…それが今回の答えだったような

気がしますが…。イクボス研修に関しては、私の家内が「良い研修だ」と、珍しく騒いで

いて、良いとは思いましたが…。後者のファミリー制度に関しては、仕事を終えてまで

会社の人間と強制的に関わらなければならないような展開って、今の若者は喜ぶのか?

という疑問もあったのですが…皆さんは、どう感じられましたか?
 

 

 

 

 

 

 

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